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2009年9月11日 (金)

睡魔を吹き飛ばせ!

 子どもの2学期が始まり、私にもようやくまとまった時間が戻ってきたということで、論文基礎力の講座を一気に進めようと頑張っているのだが、いかんせん、どういうわけか睡魔に襲われる。ページを繰っても法律用語のオンパレードで文字文字文字。机上の勉強にせず、できるだけ現実に引き寄せて考えるように心がけているのに、解説を読んでいるとウツラウツラしてしまう。単調な高速道路を運転している気分。
 いかん! こんなことでは時間の無駄だ! ということで、ちょっと気分転換することに。「法律文化」というページに、「大物実務家連続講演会」の動画がアップされているので、その中の「激動の時代、弁理士はどう動くべきか」(元日本弁理士会会長 佐藤辰彦氏)というのを1時間かけて聴いた。面白かった。日本メーカーが、DVDプレーヤーの技術で先んじたにもかかわらず国際的なシェア争いには負けてしまった背景、加速する垂直統合、「ヘルシア緑茶」の4P(Product・Price・Place・Promotion)計画、広がりつつある特許審査ハイウェイ……単なる出願代理業務に甘んじず、経営者の立場に立った戦略的知財活用を考えられるようになるべきだとのお話しや、様々なタイプの弁理士像がありうるというお話し……どれも、試験勉強には出てこないがモチベーションアップに繋がるものばかりだった。
 現場での目下の懸案は、「どう権利化するか」ということ以上に「どうブラックボックス化するか」ということが重要な気がした。

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