2009年12月の31件の投稿
2009年12月31日 (木)
2009年12月30日 (水)
久方ぶりの再会忘年会
月曜に夫は仕事納め、火曜の日中に息子も塾を終え、午後は仲良し3人でWiiマリオ三昧。やっとこ清々した私はというと、夕方から新宿で今年最後の忘年会に参加した。サンフランシスコの出版社で働く友人が帰省したので、彼女を囲んで5人の知り合いで久方ぶりに飲むことになったのだ。
一次会は和食ダイニング“凛火”。二次会は“aria blu”というカラオケ店で声優体験!…をするはずが、声優体験できる部屋は空いておらず残念無念。それでも、最近のカラオケはこんなに進化してるんですねぇ~とビックリ。皆さんアニメ・コミック業界の最前線で仕事しているので、いろいろと面白い業界話が飛び出し興味津々だった。北米の人はなぜあまりマンガを読まないか?とか、米欧の不況ぶりの深刻さとかいう真面目な話のほか、来年の劇場アニメ一覧表を眺めながらの趣味談義やら、あのアニメがもうすぐ終わるとか、NHKのチャンネルが1つ減るとか、水面下で動くオリジナルアニメ制作の話などなど。。。二次会にはもう1人の友人も駆けつけて、しばらく前に“ちゃんこ鍋”を囲んだメンツが勢ぞろい。皆さん元気にご活躍のご様子だった。
11時半ごろ帰宅すると、とっくに寝ていると思っていた息子が、家人と「容疑者Xの献身」を見ながら起きていた。まったくもって、私がいなくてもやることをやって、きっちり寝ていてくれるようにならないと、復職なんて覚束ないなぁ…と軽く溜息。
今日はひたすら大掃除大掃除~
2009年12月29日 (火)
「見える光と見えない光」
月曜日、午前中に塾の前半だけ出席し、午後はサイエンス倶楽部の代替実習に参加した息子。座学よりは実験の方が断然楽しいらしく、もうすぐ6年生だというのにまったく緊張感なし。
代替実習のテーマは“電磁波”だった。最初は、ペットボトルやボールペン、鳥の羽などを通して光を見て、虹が見える様子を観察。その後、偏光板を使って“簡単ステンドグラス”を工作したとのこと。これは持ち帰ってきたのだが、セロテープだけで結構きれいな万華鏡状態ができ、楽しかった。また、赤外線チョロQで遊んだり、ブラックライトを使ってハガキやお札、合成洗剤などを観察したようだ。赤外線は、直接肉眼では見えないのに、カメラのレンズを通すと光って見えるとかで、私も実際に見せてもらって驚いた。これって、推理小説のトリックに使えそうだなぁ~。
午前午後とあれこれ頑張ったため、さすがに帰路はヘロヘロになっていたようだけれど、自分で決めたことだから、泣き言は言わずに偉かった!
2009年12月28日 (月)
「年末年始の過ごし方」説明会
予備校からの案内で、「もう時間がない! 年末年始の過ごし方」という師匠による説明会があると聞き、日曜の午後に出掛けた。
「外出すると知人に会う」症候群の私、この日もなんと、池袋の街で偶然にも知人と遭遇して驚いた。「いやぁ、お久しぶりです!」とお互いにびっくりしつつ簡単に近況報告。「コミケ間近なんで忙しくって(笑)。もう入稿は終わってるんですけど、今日も友達とこれから打ち合わせなんです」とのこと。夏も冬もコミケに参加し続けている筋金入りのオタク君だ。名刺交換してそそくさと説明会会場へ。
会場には5~60人ほど人が集まっていた。資料の中に、平成21年度の意匠と商標の論文試験問題があり、「まさか発言を求められたりして…」と冷や汗が出た。それでも、生講義の臨場感はいいなぁと思った。鬼気迫る生徒諸君の顔が見えるし、先生に差されそうな緊張感でアドレナリンが~(笑)。
しかし、本説明会の対象が中上級者だったためか、論文の問題文読解方法の解説がメインで、まだ短答さえ通っていない私には敷居が高かった。「とりあえず最低限、本試験までに過去3年間の試験問題に当たり、それらを社会的妥当性の観点から解けるようになったら、さらに過去の問題に遡るべし」と師匠。残すところ150日ちょっとという中で、新規に開設される講座などの紹介もあった。先生方の分析によると、試験の難易度は2010年度が底になり、その後はまた難しくなっていくだろうということで、「なんとしても来年の試験で何らかの前進をして欲しい」とおっしゃっていた。年末年始も様々なプログラムが準備されていて、(遊んでいるのは私だけだぁ…)とガックリ。
帰宅すると、知的財産教育協会から、合格体験記投稿の記念品が届いていた。ちょっとずつの前進を喜ぶべきか、真剣味に欠ける取り組みを猛省すべきか、いずれにせよ、時間だけは待ったなしで刻一刻と流れていくんだなぁ~(汗)。
2009年12月27日 (日)
短基礎答練<第7回>
先週金曜、短答基礎力完成講座の商標法1回目の答練<第7回>をやってみた。制限時間60分で22分を残して終わりにしたが、久しぶりの答練で頭の切り替えに時間がかかった。最初の4問を連続して間違え、15問中10問正解で正答率は66.6%。つまらない間違いばかりだったけれど、細かいところがうろ覚えのようで、まだまだの感。
□ 商品や役務とすることができないもの
……自社の宣伝のためのチラシ配布・株券・銀行券・住民票の交付etc
□ 商品や役務とすることができるもの
……両替・速記・翻訳・当選金付証票の発売・前払い式証票の発行etc
□ 区分の補正が認められても、区分数が増えた場合、手続補正書の提出のほかに追加の手数料納付をしなければ登録にはならない
□ 団体構成員の権利は一切移転することができない(地位に連動するものは相続できない)
ポカばかりしていて師匠に合わせる顔がないが、今日、池袋で師匠の臨時説明会があるという。「これまでの学習をじっくり振り返り、来年からの学習計画を見直していく」ための説明会だとか。これまでWeb講義でお世話になっているものの、直接顔を合わせてご挨拶したことがないから、家族の同意を得られたらちょっと顔を出してみよっかな?
2009年12月26日 (土)
おやつクリスマス・パーティー
金曜日の朝、無事にクリスマス・プレゼントをもらって、興奮しながら登校した息子。どうやら学校内でも皆プレゼントの話題で盛り上がっていたらしい。
終業式を終えて帰宅し、お昼ご飯を食べるとすぐに公園で友達と待ち合わせたとかで飛び出して行った息子だが、1時間もしないうちに戻ってきて「家でマリオやることにした」と言う。お友達のお母さんから電話が入り、「すみません~、お世話になります~、5時に迎えに行きますので~」とお墨付きをもらったのをいいことに、3時のおやつタイムにプチ・クリスマス・パーティー。シャンメリーとソーダゼリーとミニアメリカンドッグで乾杯! まぁ、明日から二人とも塾三昧の予定だから、終業式の日くらい羽を伸ばさせてあげました。
イヴとクリスマスの晩は、普段よりちょっとだけオシャレ・ディナー。……といっても、鶏モモの丸焼き。最近すっかりパプリカとズッキーニが好きになってしまった私は、煮たり焼いたり炒めたり……ほとんど食べられない息子はいい加減うんざりしているようだけれど、お野菜なのに不思議と満腹感があっていい感じ。「girard」というold wineでいただきました。
2009年12月25日 (金)
サンタクロースと年賀状
クリスマス・イブの日、朝食を食べながら息子が言った。
「あのさぁ、お願いがあるんだけど、今晩ボクの枕元にビデオカメラ仕掛けてくんない?」
―― 毎年この季節になると繰り返されるサンタの謎解明のためらしい。去年は「サンタは世界中の大人を操っている」という遠隔操作説を力説していた息子だが、今年はついに物的証拠を確保しようとしている。それを聞いた夫は「サンタはカメラには映らないんじゃない? ずっと起きて待ってたら来ないみたいだし、姿を見られそうな場所には来ないんだよ」とか真顔で言っている。「じゃぁいいや」と即座に折れる息子。サンタの正体よりはプレゼントの方が重要とみえる。願い通りのプレゼントが来たら、サンタも元気に頑張ってるってことでいいんじゃない?
すでに先週の土曜日あたりから気分は冬休み状態で、遊ぶ気マンマンの息子。トランプ・花札・立体四目並べ・五目並べ・遊戯王カードなどなど、ずらりと机上に並べている。「年末はいろいろやらなきゃいけないことがあるんだから、ちゃんとそれを片付けてから遊んでよ!」と釘を差し、とりあえず年賀状だけは書かせた。今年は初めて息子も10枚超えを果たし、年賀状を書きたいお友達や先生が徐々に増えているようだ。「この子の家、ポストに行くより近いんだから、直接届けよっかな~?」とか「コイツにはクイズ出してやろう」とか言いながら、宛名もコメントも自ら手書きしていた。
最近では、年賀状は書かない主義の人も多いので、出すべきか出さざるべきかと悩むことも多いのだが、一年のうちの年末年始くらいしか思い出してもらえない正体不明のサンタ同様、「元気に頑張ってます」という気持ちだけ添えて、せっせと家内制作を続けている。世界中の子どもたちにプレゼントを準備するサンタさんの慌しさと似てなくもないな。。。
日没後、友人から宇宙経由のクリスマス・カードが届いた。去年はこの宇宙経由で親戚にカードを送ったのだけれど、もらう方が断然ロマンチック! 21世紀のサンタクロースは、宇宙規模で働いているらしい(笑)。
就寝前に、プレゼントが家の中にないかと家宅捜索を始めようとする息子を制し、GoogleトップにあったNORADの「サンタクロースを追いかけよう」のサイトを見せた。芸が細かくて楽しいサイトだった。さて、息子のもとにもサンタは来るのか?!
2009年12月24日 (木)
「レイトン教授と永遠の歌姫」
私は一体、こんなところで何をしているんだろう……?
年賀状書きの予定だった水曜日、なぜか息子と二人映画館に座っている私。家人が論文の締め切りに追われて年賀状書きどころではないらしく、みんな揃って作業できないならいっそ遊んでしまえ!と、家を飛び出したのだった。
「レイトン教授」シリーズのゲームは全部クリアしている息子。設定の隅々まで知り尽くしているので、映画「レイトン教授と永遠の歌姫」も楽しみにしていた。
レイトンシリーズは、とにかく世界観がいい! そして英国紳士のレイトンと、未来の英国紳士ルークがまたいい! 今どき珍しく、子どもに安心して見せられる作品。ストーリーは毎度、結構ありえない発明品などが出てきて奇想天外なのだけれど、「あれがなくちゃ面白くないじゃん」とのこと。息子にとっては、レイトン教授はちょっとした大人のお手本のような存在らしい。気に入った当初は、私に親切にしては「ま、英国紳士としてはね」とレイトンを真似てジェントルマンを気取ったりもしていた。是非これからもどんどんレイトン先生を見習って、立派な紳士を目指してほしい(笑)。
2009年12月23日 (水)
久々の図書館訪問
火曜日は、久々に図書館で勉強することにした。家にいるとついつい、パソコンを立ち上げてあれこれ検索して遊んでしまうからだ。
約一年ぶりに行った近所の図書館の読書室。以前なら、ふらりと行って自由に入れたのに、いつのまにやらシステムが変わり、受付で司書さんから席札をもらって入らなければならなくなっていた。初回利用では登録も必要だったため、書類に必要事項を記入して登録してもらった。司書さんが項目打ち込みをしている間、「システム、変わったんですねー。以前は自由に入れたのに」と言ったら、「申し訳ありませんがそうなんですぅ」と恐縮している。「この方がいいと思いますよ! 前は昼寝に来ている人がいっぱいいましたから(笑)」と返すと「そう言っていただけると助かります~」と笑顔が返ってきた。
36席ある読書室は確かに、以前と比べて真面目に読書や勉強に勤しむ風の人の割合が増えていた。「飲食・昼寝 禁止」という注意書きも大きくリニューアル。うつらうつらと読書を楽しめる空間ではなくなってしまったが、私にとっては指定席制の方が快適だ。どうせビジネスライクにするのなら、いっそコンセントやインターネットも完備して、1時間100円くらいで利用可にしてもらえれば、Web講義も読書室で聴けるのになぁ。
などとあれこれまた余計なことを考えながら勉強したのだが、ちょっと暖かすぎるのが玉に瑕。油断すると心地よすぎて睡魔に襲われる。考えてみれば、「昼寝禁止」って言われても、したくないのに気付くと寝てるってこと、結構あるよなぁ? 今度行くときは半袖で行こう(笑)。
夕方、お道具箱や絵の具箱その他大荷物を抱えて帰宅した息子。その荷物の中に一枚の賞状が入っていた。夏休みに提出していた俳句が入選したのだそうだ。毎年夏の旅行中に詠んで提出していたのだけれど、初の入選だ。しかししかし、どんな句を詠んだのだったか、さっぱり記憶にない。確か知床のホテルであれこれ考えたのだが……?? 来年はどこかにメモしておこう(笑)。
2009年12月22日 (火)
年内最後の保護者会
土曜日曜とハードに遊んだせいか、月曜の朝、眠そうな顔で息子が言った。
「ダメって言うだろうけどさぁ、正直言って学校行きたくない」
はぁはぁそうですか。私自身もまだ、土曜のジャンプ・フェスタでの腰痛が残っているため、気持ちはわからないではない。それでも「予想通り、ダメです」と言って送り出した。午後からは私も小学校の保護者会で登校しなければならなかったのだけれど、「行きたくないなぁ」という気持ちの自分自身にもダメ出しをして出掛けた。
冷たい空気に触れたら多少身体がシャンとして、クラスのお母さんから学芸会の写真などをいただいたりして背筋が伸びてきた。
最初の全体会では、校長先生から「思春期で難しい年頃ということもあり、この学年はまだまだ落ち着いているとは言いがたい状態」と厳しいお話しがあった。ただ、お隣の学校のひどい“イジメ”の話を聴いていたため、「そこまでヒドイ状態ではないのでは…?」と楽観的に耳を傾けつつ、「直接的な暴力は収まってきたのですが、それが言葉の暴力に変わってきている」などという分析を聴くと、心中穏やかではなかった。
しかし、クラス会に移行して担任の先生が「この一年でお子さんが成長したな、と思う点を一言ずつお願いします」と建設的な方向へ思考を誘導してくださったので助かった。多くのお母さんが「反抗期で大変」という話をされていたのが印象深かったが、普段からヘンクツ王子の我が息子は、まだ目立って“反抗的”と思うようなことはない。成長過程で避けては通れない道なのだろうから、適度に覚悟しておこう、と思う。
今年、息子が頑張ったな、と思うことは、
・25m位しか泳げなかったのに、ひと夏で250m平泳ぎで泳ぎきれるようになったこと
・運動会や学芸会などのイベント練習に熱心に取り組んでいたこと
・学校の準備を、私に言われなくても多少自分でできるようになってきたこと
・宿題の自主学習を一日も欠かさずしっかりやっていること
などだ。まだまだ、こちらが促してやらないと何一つ前に進まない感じではあるが、それでも自分の“意志”らしきものの芽生えは感じる。先生からは「反抗期とはいえ、“危険なことはしない、人に迷惑をかけるようなことはしない”という2点だけはお家でも徹底してください」とお話しがあった。
保護者会を終えて帰宅してみると、思いのほかご機嫌な息子が、むしゃむしゃとおやつのパンを食べていた。塾のテストも嫌がらずに元気に出掛け、ホッと胸をなでおろしたのだった。
2009年12月21日 (月)
恒例クリスマス・パーティー
日曜日は、毎年恒例の四家族合同クリスマス・パーティーだった。今年は皆それぞれに忙しかったこともあり、ある程度は自宅から調理調達する半持ち寄りパーティーにしたのだけれど、一番時間にゆとりのある私が頑張って、少しでも忙しいママさんたちを楽させてあげられれば…とおこがましくもラタトゥユやアップルパイ、タコのオリーブオイル漬け、ソーダ寒天などを持参した。しか~ししかし、日頃から手抜きばかりの私が付け焼刃で頑張ってみても高が知れていて、当日テキパキと素敵なテーブルに仕上げてくれるのはやはり、ホスト家のママさんや他のママさん達だった(汗)。私は毎年もっぱら単純作業を担当させてもらい、超簡単レシピがあると教えてもらうのだ(その道のプロの方なのに、毎年本当にありがたい!)。
今年のメインは、おいしいグレイビー・ソースでいただくローストビーフと、グリュイエールチーズたっぷりの贅沢キッシュロレーヌ! おいしそうなご馳走を前にしたら、忙しいママさんたちを楽させてあげたいという気持ちよりも食欲が勝り、ドカンと腰を据えて舌鼓を打ち続けてしまった情けない私。デザートのベリー・パイがまた見目も美しくて素晴らしく、どれも大好物ばかりの幸せな夜となった。
子どもたちも年々大きくなり、ついに来春は年少の二人のお子さんも小学生だというから驚き。子どもが元気でみんな揃って集まれるのは、本当に幸せなこと。大人にとっては、家族や友人の健康が何よりのクリスマス・プレゼントかもしれないなぁ~。
2009年12月20日 (日)
ジャンプ・フェスタの大行列!
土曜日は、息子がどうしても幕張メッセで行われるジャンプフェスタに連れて行けというので、寒い中、午前中からのこのこと出掛ける羽目になった。
海浜幕張駅に着くとスゴイ人! 入場に60分待ちとか100分待ちとか、冗談のような表示がされていておののいた。展示と物販の2箇所に分かれて並ぶ仕組みになっていたが、息子は迷わず展示の列へ。恐れていたほどは待たされずに入場すると、入り口で巨大“銀さん”がお出迎え。ジャンプ・キャラクターの巨大像がそこここに置いてあって、それだけでもファンにはたまらない模様。
息子はそんなものには目もくれず、一直線にスクウェア・エニックスのブースへ走り、“クロストレジャーズ”のイベントに参加した。
昼過ぎに展示スペースを離れ、軽食を取った後、「そろそろ帰ろっか?」と一度は駅に向かったのだが、途中で突然の変心。「やっぱり物販スペースも見てみたい」と言い出したからさぁ大変! 戻って並んでみたら、やはり100分待ちの表示。今度もそう待たずに入れるかと思いきや、寒風吹きすさぶ中、待てど暮らせど列は進まず、ようやく屋内に入れたときには既に120分が経過(涙)。そこからさらに待たされて、息子念願の遊戯王カードが買えたのは180分後だった。。。その間ず~っと立ちっ放しだったため、私の足腰はもうガクガクで、自分の身体ではないような感じだった。富士登山の嵐の中で遭難した人も、さぞ寒かったろうなぁ…と実感されるほど、全身冷え切ってしまった(疲)。
ともあれ、普段の息子なら、人混みも行列も毛嫌いして近づきもしないくせに、目的のためならそれらを厭わないこともあるんだぁ~と意外な発見をした。趣味のためではなく、もっと別の実になることに執着してほしいところだが、まぁこれもまた青春。
それにしても、ジャンプ・フェスタなのにどういうわけか女子大生か短大生のような、うら若き乙女というか、いい年の女性が多かったので驚いた。男性女性半々か、女性の方がやや多いくらいの印象。もはやジャンプは男の子のものにあらず???
2009年12月19日 (土)
物理学会誌12月号
家人が持って帰ってきた物理学会誌12月号をパラパラと読んだ。本号には「湯浅年子生誕100年」の小特集などもあり、女性と仕事について考えさせられる内容が多かった。また、シリーズ「ポスドク問題」(その20)では、百武幸子さんという方がポスドクから特許管理士、e-Learning開発、弁理士、大学講師などの仕事に従事してきた経緯が紹介されていた。「人は年齢を重ねるごとに考え方が変わるものだと思います。」という書き出しのとおり、人生の様々な局面で、柔軟に働き方や方向性を調整されてきたらしい。それにしても、育児と仕事の両立をしながら弁理士試験に挑戦し、2年間で合格されたというから驚いた。本当に世の中には、人間の鑑のような人がたくさんいる! 女性ながら、素粒子物理を研究し、英語も堪能で海外での研究生活も長く、e-Learning開発にも携わって、一時は特許事務所勤務も経験されているなんて、いい加減私自身もずいぶん職を転々としてきたけれど、これだけの経験を積んでおられれば怖いものなしではなかろうか。。。私は、息子の中学受験を言い訳にして、来年は短答試験しか眼中にない状態になってしまっているけれど、考えてみれば人生を無駄遣いしているのかもしれないなぁ。。。(中学受験研究も個人的にはとても面白い素材だと思っているけれど。。。)
金曜日は久しぶりに、元の会社の先輩からメールをいただいた。目下、iPhoneやiPod Touch向けのe-Learningコンテンツの開発をされているそうだ。手始めはITパスポート向けの用語集やクイズ集的なコンテンツを作られたそうだが、なかなか好評とのこと。確かに、携帯端末向けのe-Learningコンテンツは人気が高そうな気がする。私としては、Kindle向けに知的財産権法の法令集が出たら、Kindleとセットで買おうかと思っているのだけれど、それはまだ遠い未来なんだろうなぁ。
2009年12月18日 (金)
六本木ヒルズのスカイデッキ
年末と年始に、実家の両親の誕生日が立て続けにあるのだが、近頃はプレゼントといっても思い浮かばず、花も贈り飽きた感があるため、今回は二人合同のバースデー・サービスということで、六本木ヒルズの散歩に付き合うことにした。
朝9時過ぎに六本木駅で待ち合わせ、まずは「カールじいさんと空飛ぶ家」を観賞。3Dメガネをかけて観たのだが、なかなかの“飛び出し”感に驚きつつもすぐに慣れた(「アバター」の予告編の飛び出し感がスゴかった!)。Pixerの「カールじいさん」は、しみじみ部分は「つみきの家」風、冒険部分は「Mr.Incredible」風とでもいおうか、楽しい娯楽作品だった。映画館に入るとすぐに寝てしまう母が、珍しく全編きちんと観ていたのでおかしかった。
その後、展望台に上がり、MADO Laungeでランチを取ってスカイデッキへ。森ビルのてっぺんのヘリポート周辺が開放されているのだが、木曜は天気もよく風もなくて上々の展望日和。東京タワーより快適な展望ポイントがそこここにあり、素敵なカフェも適度に備え付けられていて心地よかった。たぶん休日はものすごい人なのだろうけれど、贅沢に平日の日中が使えるなら、今度是非友達とゆっくり来たいと思った。眺めよし、空間よし、雰囲気よしの非日常的な空中デートになること請け合い! もちろん、ライトアップされた夜に来たらさらに最高だと思うけれど、子持ちの主婦には辛い時間帯だ 昼間っから遊び歩くのは家人や息子の手前申し訳なく感じてしまうけれど、また一つ楽しい場所を発見して、多少の親孝行もできたのでよしとしよう。(森美術館でやっていた「医学と芸術展」は、ダ・ヴィンチのデッサンを見られて嬉しかったけれど、ちょっとエグかったなぁ)
2009年12月17日 (木)
寒さの中の志望校調査
水曜日、年内最後のパソコン・ボランティアで小学校に行ったら、校庭で子どもたちが半袖半ズボンで体育をやっていた。この冬一番の冷え込みで体感気温3~4度の寒空の下だというのに、さすが子どもは風の子!
寒くて暗くなると、夕方からの塾が億劫になるのか、ここ2回ほど、息子は連続して塾をお休みしている。私に似て身体の硬い息子なので、最近の体育のマット運動で疲労困憊してしまうせいもあるかもしれない。塾をお休みしても、容赦なくプリントは配られる。先日の教材に混じって、6年生からの志望校調査用紙が入っていた。第3志望までの学校名を記載して提出し、それと従来の成績を勘案して、土曜日の志望校別特訓のクラスが決められるらしい。この土曜授業は5時間ぶっ続けで行われるとのことで驚きおののいたのだが、先輩ママさんから聞いたところによると、必ずしも出席必須ではないようだ。「うちの子は土曜は行かなかったのよ~」とおっしゃっていたが、それでもしっかり私立附属校に入学しているお兄ちゃんのママさん。このママさんのお話を聴いていると、いろいろ安心させられる。「ゲーム? いいんじゃない? 朝パッチリ目が覚めるし。うちはずっとやってたよ」とか「サッカーやりたければあそこの学校、吹奏楽やりたければあっち」など、塾や偏差値に踊らされることなく、わが道を行っている感じ。
それにしても、2009年度の土曜クラスの設置コースをプリントで見て、また驚いた。
「筑駒・開成コース、開成・駒東コース・駒東・慶應コース、麻布・武蔵コース、早稲田・慶應コース、早稲田・海城コース、海城・芝コース」……
なんだかホントに予備校のようで、こんな学校名を冠したコース別のクラス分けが、小学生にとっていいのか悪いのか、複雑な心境にさせられた。学校ごとに問題のタイプが違うから仕方ないことなのだろうけれど、“1点でも多く取るための勉強”に傾きすぎないように気をつけないといけないな。
2009年12月16日 (水)
短基礎答練<第6回>
短答基礎力完成講座、意匠法2回目の答練<第6回>をやってみた。制限時間60分でなんと33分も余り、スピード感のある回答ができた! しかも、どれもほぼ確信を持って答えることができ、15問中14問正解で正答率は93%。過去問集と並行してやったのがよかったのか、どれも見覚えのある問題に感じられ、根拠もしっかりわかった上で答えられたので嬉しかった。
唯一間違えたのは穴埋め問題で、最初の「流通過程における混同防止」という部分を「意匠の創作を奨励すること」としてしまった部分だけだった。「減速機付きモーター事件」に関する東京地裁判決H15(ネ)1119号の事例問題だ。
□ 意匠法において意匠とは、物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるものをいい、また、意匠保護の根拠は、[(1) 流通過程における混同防止]にあると解されるから、意匠法の保護の対象となるのはあくまで[(2) 物品の外観]であって、外観に現れず、視覚を通じて認識することができない物品の隠れた形状は、意匠権侵害の判断に当たっては考慮[(3) することはできない]というべきであり、この点は、利用関係の判断に当たっても変わらないというべきである。原告が主張するように、モーターと減速機を結合させる「組み立て場面」や、減速機付きモーターとして「使用される場面」に注目したとしても、減速機付きモーターにおいて登録意匠の要部が外観に[(4) 現れなければ]、意匠権侵害と[(5) いえない]。
未だ“創作説”や“需要説”や“混同説”が混在する意匠法。でも、“外観がすべて”という見方には、私はちょっと違和感を感じる。“特徴記載書”の提出は義務ではないが「コンセプトなき形は意匠にあらず」ではないかと思う。商品として、「ただ色や模様がかわいい」とか「形がなんとなくオシャレ」とかいうだけで売れているものも当然あるにはあるが、「身体に負担をかけない」とか「素材が環境にやさしい」とか「リサイクルしやすい」とか、プラスαの“意図”があることが、“デザイン”を一歩進めて“意匠”に進化させる術なんじゃないかな?と感じている。
さぁて、いよいよ商標法。商標は、講義と答練合わせて全8回だ。年内に四法を終わらせられたら美しいのだけれど、慌しい師走の日々、深夜を使うしか道はないか?!
2009年12月15日 (火)
年の瀬カウントダウン
ようやくクリスマスツリーを出した。暖冬ということで、我が家のツリーも雪は省略。ツリーが登場すると、なんだかうきうきわくわくし始める。年末年始まで何かと楽しみなことややるべきことが目白押し。落ち着かない中で、どのくらい基礎力完成講座を進められるかが問題だ(汗)。
・今週水曜日は年内最後のパソコン・ボランティア
・今週木曜日は両親を連れて六本木ヒルズで映画鑑賞予定
・今週金曜日は年の瀬に向けた買い物もろもろ&クリスマスカード書き
・今週土曜日は息子のジャンプ・フェスタ訪問付き添い予定
・日曜日は毎年恒例の4家族合同クリスマス・パーティー♪
・翌月曜日は小学校の保護者会と塾のテスト
・天皇誕生日は終日年賀状書きか?!(大掃除も…)
・来週木曜で給食が終わり、イヴ・ディナー
・金曜は終業式&クリスマス
・土曜以降連日塾・塾・塾(ここは私も勉強できるかな?)
・年末年始は名栗温泉で餅つきしたり、実家へ挨拶回りと初詣
家人は今月頭から早々に、忘年会で二日酔いになるほどしたたか酔っ払ったりしていたから、急遽禁酒令を発動した。宴会やパーティーでも、乾杯の最初の一杯だけで我慢すること! しかしこの禁酒令、体重3kg減を実現したら解除という条件付きだったのだが、あれよあれよという間に目標達成してしまいそうな勢いで意味なし。私の肉襦袢は冬ごもりに向けて着実に厚くなるばかりだというのに、うらやましぃ~
昨日の午後、年の瀬らしく大音量で粗大ゴミ回収の“マルキン”という会社がトラックで近所を回っていたが、そのアナウンスがシュールで笑えた―――「弊社では、人間と動物以外はなんでも処分いたします!」
2009年12月14日 (月)
落ち葉ひろい
日曜日は、ここ数週間連続してダラダラモード。昨日の午前中も、“すす払い”の日だというのに、録画してあった「劇場版HERO」を家族で見ながらポロポロと泣いているうちに、お隣さんが我が家の前の道まで掃除してくださった。イチョウの葉が風で飛んできて、道路はかなり黄色くなっているからだ。
お昼ご飯を食べた後、せめてものお返しに、私達の路地に入る手前の公道を家族できれいにすることに。軍手をはめてゴミ袋とチリトリを持って作業開始。イチョウの落ち葉は、拾っても拾ってもなかなか減る気配を見せない。ゴミ袋一袋も拾うと結構な重量になった。こんな重量をたわわに枝にぶらさげて、イチョウの木って頑丈だなぁ、と毎度のことながら感動。15分ほどは楽しんでやっていた息子も、それを過ぎる頃には飽きてきて、「もういいんじゃない?」とか言い始める。まぁキリのない作業だから、ほどほどのところで断念したが、たかだか4畳半くらいのスペースだけでゴミ袋いっぱいになってしまった。
やってもやってもキリのない仕事は、検事さんも同じかも。「HERO」シリーズはずっと楽しく拝見していたが、この世から悪事がなくならない限り、彼らの仕事も終わらない。「HERO」の脚本を手がけていた福田靖さんという方は、今度の大河ドラマ「龍馬伝」の脚本も担当なさるとか! カッコいい龍馬が期待できそうですね!
2009年12月13日 (日)
鶏の消化管 解剖
土曜日のサイエンス倶楽部では「動物のからだⅠ」と題して、動物の身体の中での食物の流れを勉強した息子。栄養素各種の名前や、人の消化器官名などを習った後で、ヒトと比べながら鶏の解剖! なんと、頭がついたまま羽がむしられただけの鶏を調達していただき、解剖して消化管を取り出し、口からお尻の穴まで大豆を通して、ひとつながりになっているのを確認していったとのこと! 2つの胃のうちの筋胃というのがいわゆる砂肝で、歯のない鳥の消化を助けているとかいう説明を受けながら、口からお尻までの器官をナマで全部見たというのだからビックリ。「気持ち悪くなかった?」と訊くと、「見た目は平気なんだけど、匂いがダメだった」との答え。消化管の全長は2m53cmだったとか。この他、だ液やペプシンやリパーゼといった消化液のはたらきを実験で確認したりして、全編かなりなハイテンションで行われた模様。
授業前、私が息子を教室まで送っていくと、颯爽と入ってきた別の女の子が、受付の先生と話しをするのが聴こえてきた。
「先生、今日の実験は何ですかー?」
「今日はねぇ、解剖だよ」
「わーい! 私、解剖やりたかったんだぁ」
「えー? お医者さんにでもなりたいの?」
「ううん、警察」
「警察?」
「司法解剖とかやる仕事をしたいの」
「へ~、スゴイねぇ」
もう脱帽です。いまどきの女の子は、解剖なんてなんのその。「いや~ん、こわ~い」なんて言っている子は一人もいなかった(汗)。
授業後もみんな「今日はケンタッキーだ!」とか「焼き鳥で砂肝食べよう!」とか、信じられないようなことを言っていた。クリスマスを前に、受難続きの鶏である。
2009年12月12日 (土)
ナノだるま、なの
友人から教えてもらったニュース。英国立物理学研究所がクリスマスを前に、直径100分の1ミリの世界最小雪だるまを発表したとのこと。「頭と胴体はスズの粒子でできており、イオンビームを衝突させて目と口を描いた。直径1千分の1ミリの鼻は白金製。雪だるまが載った氷のように見える台はシリコンでできている」のだそう(asahi.comより)。こういう、最先端技術を駆使したお遊びって、好きだなぁ~♪ 「我々の研究から、こ~んなこともできちゃうんだぞぉ!」という遊び心満載のパブリシティは、市民の共感も得やすそう。人の髪の毛の5分の1ほどのミクロな世界なのに、このスノーマンの愛らしい表情が絶妙! こういう余裕、忘れたくないものです。
クリスマスか~。我が家もそろそろツリーを飾ろうかな?♪
2009年12月11日 (金)
核なき世界……
オバマ大統領がノーベル平和賞の授賞式のためにオスロ入りした10日、我が家でかねてから懸案となっていた「核弾頭は原子力発電に転用できないか?」とググッてみた。すると、やはり同じようなことを考える人はゴマンといるようで、“教えて!goo”に、まさに同じ質問をしている人がいた。その回答を読む限り、費用はかかるが転用は可能、ということがわかる。90年代には、アメリカ・ロシアで実際に転用されてもいたようだ。さらに、原発にしてもまだ、その廃棄物処理をめぐっては難しい問題が多く、日本などは埋め立て地すら決まっていない模様。軍需産業に手を染めている企業が、原発の廃棄物処理業に転業した方が、よほど地球のためになるような気がするのだが、世の中そう簡単にはいかない。
全然別問題のように聴こえるかもしれないけれど、私としてはまず、政府のおかしな垣根を取り払うのが、今後の厄介な問題への対処への第一歩じゃないかと思える。厚生労働省と文部科学省の垣根については、保育園・幼稚園問題で昔から言われているが、介護の現場でも最近は同じようなことが叫ばれているらしい。これらの問題の拡大版として、防衛省と環境省と経済産業省と国土交通省などなどが、上っ滑りな“連携”ではなく実のある一体感を示して欲しいものだ。そういう意味では“国家戦略室”の存在は大きいのではないかと思うのに、現状は何の実効力も示せずにいるようでもどかしい。
これからの世の中は“ADR(裁判外紛争解決)力”が肝要だと思う(法律を勉強中の者が言うな!って感じですが)。従来の枠組みに縛られず、第三者を置いて、とにかく当事者同士と第三者が三つ巴で紛争を早期解決すべく努力する力。当事者間の問題が、めぐりめぐっては第三者の問題にもなり得るのが二十一世紀だから。世界の人口増加と日本の少子化にせよ、年金問題にせよ温暖化にせよ核なき世界にせよ、誰も無関係ではいられない。現状のADRは、もっと現実的・個人的な紛争解決に用いられているのだろうけれど、地球レベルの問題についても、悠長に各国で綱引きしている場合ではないような気がするわけです~。
……と、一ブロガーがつぶやいても、世界は何も変わらない? いやいや「“思い”が世界を変える!」とも言うし(笑)。とりあえず思っとこう。
2009年12月10日 (木)
短基礎答練<第5回>
短答基礎力完成講座、意匠法に移行して最初の答練<第5回>をやってみた。制限時間60分で7分余り。アホらしいうっかりミスを1問し、15問中12問正解で正答率は80%。対象範囲が狭かったのでそこそこの正答率にはなったものの、まだまだスピーディに右左と判断するには至らない。師匠によれば、意匠と商標に関しては100%の力で正解できるようになっておかなければならないとのこと。
今回の範囲では、3条1項3号と3条2項と3条の2と9条のそれぞれにおける適用の違いをしっかり把握するのが第一だが、そんな本流とは別のところで間違えた。
□ 意匠権の設定の登録を受ける者が意匠法第42条(登録料)の規定による当該登録料を納付すべき期間内に納付しなかったときでも、当該意匠登録出願は、いわゆる先願の地位を有する場合がある。→ ○
意匠には減免・猶予の制度がないから×かと思ったが、国が出願者だった場合には登録料の納付は不要であることを忘れていた。この問題に触れて頭をもたげたのが、国立大学等の研究に関する出願料のこと。国立大学はもちろん、多くの国立だった研究所が独立行政法人化されている現在、こういうところからの出願の出願料は自前で払っているんだろうか? で、「国立大学 特許 出願料」で検索してみたところ、「平成16年4月1日~平成19年3月31日までは国内出願では出願料免除、審査請求料免除、特許料免除」という記述が出てきた(信州大学のページ)。ということは、平成20年度以降は、独立行政法人の懐はますます火の車になっているってことか? 出願や権利の維持管理に関して、最適化のためのプロが必要になっているんだろうなぁ。
こういうのを見るにつけ、天下りのために設立された独立行政法人と、国立大学等の法人とはきっちり区別しなきゃマズイんじゃなかろうかと思う。(独立行政法人通則法の一部準用という微妙な立場らしいですが。。。)
2009年12月 9日 (水)
LoveかLikeか?!
日曜の朝、「サンデーモーニング」を見ていた私が、スポーツジャーナリストの中西哲生さんについて「ママ最近、この人のこと好きなんだ~♪」と言ったら、息子がすかさず訊いて来た。「それって、Love?Like?」―――「えー? そりゃぁLikeだよ」と答えたものの、唐突で意外な質問に驚いた。小学校で流行っているフレーズなんだろうか…? 「ボクね、先生からLoveだって言われた」と言うから「えっ?何先生?」と尋ねたのだが、聴いてみて笑ってしまった。担任の先生が息子に“好きだよ”と言ったので、息子はこのときも“Loveですか?Likeですか?”と訊いたのだという。すると先生は“そりゃぁLoveだよ”と答えたそうで、そう話す息子のまんざらでもなさそうな顔がおかしかった。夢枕獏さん似のこの担任の先生、やさしくてひょうきんで楽しいけれど、締めるところは締める素敵な先生で、堅物の息子を上手にノセてくださっているらしい。
ぎょぎょっとさせられる言葉遊びはいまだ健在で、先日はこんな駄洒落も……「あなたは無神論者ですか?」「無論 信者です」
2009年12月 8日 (火)
やっとこ意匠法
今週明けからやっとのことで意匠法の基礎力完成講座に入った。特実にかなり時間がかかってしまったわけだが、意匠や商標はリアルなイメージが湧きやすいので、なんだか楽しい。
5条2号の「他人の業務に係る物品と混同を生ずるおそれがある意匠」の説明を聴いて、「あ~、ビックカメラの袋は間違いなく意匠登録はできないんだろうな~」と思ったが、“一色地に取引のあるメーカーのロゴを大小織り交ぜてデザインする”というアイディアに対しては、いかなる保護も要請できないのかな?とふと疑問に思った。消極的な対処としては不正競争防止法に頼ることになるのかもしれないが、こうした物品にとらわれない流動的なプチ・アイディアの積極的な保護って、できないんだろうか?
このビックカメラの袋のデザインは、さぞ権利処理が大変だったろうな、と拝察するけれど、著作権分野では、DSの「White Comic」というゲームとか、すでに長い歴史のある「スーパーロボット大戦」シリーズとか、法務部泣かせの企画がユーザーにとってはなかなか面白くもある。「ゆるキャラ全員集合!」なんてムックの企画も、楽しそうだけれどロイヤリティ管理を想像すると背筋が寒くなる。こうしたコラボ企画の権利処理を、今よりもっと楽に円滑にできるようなビジネスモデルでも考えたら、これは特許が取れるのかな?
意匠から離れて好き勝手に想像の翼を広げ、結局は“勉強”という現実から逃避ばかりの私である。
2009年12月 7日 (月)
祝 金婚式
結婚50周年の夫婦をお祝いする金婚式。日曜日は早稲田のリーガロイヤルホテルの皇家龍鳳という中華料理のお店で、夫の両親の金婚式パーティーがあった。子・孫一同からの旅行券と金メダルを準備して、馳せ参じた。本格中華料理なんて、息子の誕生以前から十数年食べてないかも(汗)。メニューは以下の垂涎の品々。
焼き物と冷菜の盛り合わせ
気仙沼産毛鹿鮫のふかひれ姿煮込み 野菜添え
北京ダック
牛フィレ肉の炒め 巣籠り仕立て
雪場蟹の四川風土鍋煮込み
鮮魚の姿蒸し 葱生姜風味
カレー風味の焼きビーフン レタス包み
本日の2種デザート
このホテルができる前、同じ場所の近くに結婚式場があったそうで、夫の両親は50年前、ここで結ばれたのだとか。50年か~、すごいなぁ~、私のこれまでの人生より長い年月、ずっと一緒に歩いてきたのか~。。。いやぁ感慨深い。息子も、「おじいちゃんとおばあちゃんが結婚しなかったら、今ボクはここにいないんだもんね」と、事の偉大さには気付いていた模様。お二人とも是非ダイヤモンド婚目指して、末長く仲良くお元気でお過ごしくださいませ~。
2009年12月 6日 (日)
土曜の臨時授業
土曜日の午前、息子は病み上がりのわりには元気よく家を飛び出した。インフルエンザのために2度も学級閉鎖して授業時間が足りなくなったため、5年生だけの臨時登校日だったのだ。雨の天気予報だったが、朝は晴れてそれほど寒くもなかったのでよかったよかった。この土曜の授業、別に休んでも欠席扱いにはならないという。何人くらいが出席したのかな?と訊いてみると、「ほとんど来てたよ」とのこと。「5年生だけしか校内にいないっていうのが気持ち悪かったよ」とも言っていた。
小学校が週休2日制になったのはいつからだったろう? Wikipediaによると2002年からというから、意外に最近だ。“ゆとり教育”の実質的導入と時を同じくして始まったものらしい。本来なら、土曜日は“経験重視”の名のもとに、学校内ではできない様々な体験を積むべき曜日だったのだろうが、現実は単に習い事やスポーツに当てられるか、ただダラダラと過ごす“余暇”として使われていたような気がする。
私自身は、生徒時代も、いっときの教員生活でも、土曜日はもちろん登校していたし、そのいずれの生活でも土曜の午後は部活動に終始していたから、月曜から土曜まで変わりなく朝から晩まで学校の中にいたことになる。思い返すと確かに、ものすごく“閉じられた世界”にいたわけだけれど、会社員になっても初期の職場では土曜も出勤日だったし、仕事柄なんだかんだと休日出勤も頻繁だったから、思えば勤勉だったなぁ。
教育システムは世界各国様々で、どの国のものが有意に優れているとは誰も判断できないが、ざっくり聞きかじる限り、私にはフィンランド式が魅力的に見える。でも、ノーベル賞学者の数は、アメリカがダントツなんだなぁ。まぁ、形式的なシステムよりは、熱心な先生やいい友達に遭えるかどうかという“縁”の方が決定的のような気もしないではないけれど。。。
2009年12月 5日 (土)
林檎かわいや
この冬も、友人に紹介してもらった岩手の“こけめ農園”の林檎が届いた。贈答用を頼んだので、一個一個が立派に光って大ぶりだ。早速2つほど、“簡単焼きリンゴ”に変身させてみた。生でいただくのも楽しみだし、アップルパイにするのも楽しみ。すりおろして豪快にカレーにも入れちゃおうかな?
毎朝一個いただいて病気知らずで過ごしたかったけれど、リンゴが届くより先に熱を出してしまった息子。金曜日も微熱が続いていたが、もう木曜のように昏々と眠ることもなく、パジャマのまま起きてテレビを見たりゲームをしたり。ふっくらホッペタもなんとなく林檎のような赤味がさして、いつもの調子が戻ってきているよう。今日の授業と日曜のパーティーはなんとか参加できそうな感じ。
メディア芸術祭のアニメ大賞は「サマーウォーズ」、おめでとうございます!
平山郁夫さん逝く、浄化された世界のイメージ、今度は天から。ご冥福をお祈りします。
2009年12月 4日 (金)
知恵熱ならぬクロトレ熱?
今週頭の息子は、12月3日発売の「クロストレジャーズ」というゲームにすべての照準を合わせ、発売日当日とその翌日には勉強しなくてもいいようにと、事前に倍量の勉強をこなし、準備万端整えて、発売前夜を迎えた。ところが、その前夜の塾を早退してきて、晩御飯も食べずに就寝。夜中、辛そうにしていたため熱をはかると38.4度!
木曜朝は、小学校へ欠席連絡して粛々と…が、小一時間ほどぐっすり寝て起きたときには、ずいぶん熱も下がり、言動も元気になっている。「あれれ~? 風邪とかB型じゃなかったのかな? ただの疲れかな?」と言ったら「うーん、多分“待ち疲れ”だね」と息子。新作ソフトを待ち焦がれて熱を出す馬鹿者がここに!!
この週末は、このゲームにとどまらず、私は金曜に友人とランチ、土曜午前は学級閉鎖で授業時間の足りなくなった小学校の臨時授業、午後は東京国際フォーラムでの“宙博”、日曜は実家の祖父母の金婚式パーティーで早稲田のホテルへ行く予定にしていたのに、いつ全快してくれるのか気が気ではない。ランチが見送りになってしまいかなりガックリきたが、せめてなんとか、50年に一度の日曜のパーティーまでには回復しておくれ~~~!
今回の病気のお供は『心をそだてる はじめての落語101』。この101シリーズはどれもなかなか使える。軽く読めて字も大きめで挿絵が面白い。でも、朗読が結構難しいのが落語の妙味。今日はいくつ読まされるんだろう……?
2009年12月 3日 (木)
特許法条文音読
短答基礎力完成講座の特・実を終えたところで、意匠に移る前2日ほどかけて、ついに特許法の条文音読を敢行した。ICレコーダ片手に、204条までをひたすら録音。音読してみると、いかに今までいい加減にすっ飛ばし読みしていたかが実感された。速読しないと物量をこなせない、という強迫観念があったのかもしれない。184シリーズなどは、かなり大胆なアレンジをしてしまったが、条文があまりに厳密すぎて逆に訳がわからず、致し方なし。ともあれ、この音声データをiPod shuffleに移したので、散歩しながらも勉強できるぞ~♪ 睡眠学習もできるかな? それこそ“身体に沁み込む特許法”になればいいけれど。。。時間が許せば、他法の音読にもトライしたいところだが、まずは講座をきちんと終わらせねば! これ以降のテキストは、一冊一冊が薄いのがせめてもの救い。
2009年12月 2日 (水)
講談社創業100周年
今年の12月で、講談社が創業100周年を迎えるということで、講談社の本の帯には現在、「図書カード毎週総額100万円プレゼント」の応募券が付いている。2枚一口で送ると、毎週抽選で100名に一万円分のオリジナル図書カードがプレゼントされるのだとか。4月からずっとやっているキャンペーンなのだが、最近になってこの応募券を集め始めた我が家、ここまでで5通応募した。「当たるといいねぇ~」と息子と一緒にポストに投函しに行ったが、息子は毎度のことながら、ポストに手を合わせている。この癖は私譲りか、私もいつも、何かに応募するようなハガキや封筒を投函するときには、ついついポストに手を合わせてしまうのだ。何のご利益も期待できないだろうに、そんな時だけは赤いポストが神々しく見える(笑)。
「一万円あったら、千円の本が10冊も買えるね!」と私が言ったら、「イヤ、僕は遊戯王カードを2箱買うよ」と息子。ぎゃぁ~、近所の文教堂では、カードも売ってるんだったぁ~(汗)。「遊戯王カードは、割引のあるビックかヨドバシで買ってよぉ」と言いつつ(ま、電車代かけて買いに行ったら割引もチャラか…)とセコイ皮算用。
文教堂では最近、売れ筋書籍の買取を始めている。再販制度はどこへやら、amazon・BOOKOFFなどの古書販売もすでに巨大なマーケットを獲得して、出版界も様変わりしている。携帯や電子ブック向けコンテンツにも各社手を染め出して、“本”という存在も、いろんな顔を持つようになってきた。売れない本を作っては、断裁・廃棄の憂き目に心を痛めていた身としては、紙とデジタルで、商品寿命やクオリティによる住み分けをすべきじゃないかなぁ…などとぼんやり思う今日この頃。私が就職した頃には、まだ印刷所にも辛うじて活版印刷の機械が残っていたのだけれど、十年一昔。。。時の流れは速いなぁ。。。
PS:この3日後、学研の「科学」と「学習」が休刊とのニュース。「科学」にはお世話になったなぁ。いや哀し。
2009年12月 1日 (火)
短基礎答練<第4回>
短答基礎力完成講座、最後の実案部分に相当手間取り、ようやく答練<第4回>をやってみた。制限時間60分でなんと初の時間不足! 最後の一問が解けなかった。しかも手間取った割りに成果がなく、15問中8問正解で正答率は53%。特許の訴訟部分と実案の特殊部分が、まったくわかっていない!
仮にも一年近く勉強してきたというのに、未だに実用新案法への気持ち悪さが払拭できない。“方式審査と基礎的要件審査のみで登録になる”というのが納得いかなくて困る。素人っぽい言い方になってしまうけれど、実案法というのは、“資力があって鉄壁の守りを自身で築ける真面目で慎重な人”か“のらりくらりと時間稼ぎしてスルリスルリと身をかわすのが上手い不真面目な人”のどちらかでないと使えないのではないかと感じてしまう(苦笑)。実案登録に基づいて特許に変更された出願のうち、何割くらいがきちんと特許査定されるのかを知りたいと思う。以下の3つ、なんだか矛盾を感じなくもないがしっかり覚えたい。
□ 実用新案権が消滅し、その後に実用新案登録無効審判により無効にされた後であっても、実用新案技術評価の請求をすることができる。→×
□ 実用新案登録に対する実用新案登録無効審判が請求され、参加人が当該審判に参加した後、当該実用新案登録に基づく特許出願がされ、その旨が当該審判請求人及び参加人に通知され、その後、審判請求人はその請求を取り下げた。この場合において、参加人が当該審判の手続を単独で遂行することができることがある。→○
□ 実用新案登録に基づいて特許出願がされ、当該実用新案権が放棄された後は、その実用新案登録に対して実用新案登録無効審判を請求することはできない。→×
最近のコメント