核なき世界……
オバマ大統領がノーベル平和賞の授賞式のためにオスロ入りした10日、我が家でかねてから懸案となっていた「核弾頭は原子力発電に転用できないか?」とググッてみた。すると、やはり同じようなことを考える人はゴマンといるようで、“教えて!goo”に、まさに同じ質問をしている人がいた。その回答を読む限り、費用はかかるが転用は可能、ということがわかる。90年代には、アメリカ・ロシアで実際に転用されてもいたようだ。さらに、原発にしてもまだ、その廃棄物処理をめぐっては難しい問題が多く、日本などは埋め立て地すら決まっていない模様。軍需産業に手を染めている企業が、原発の廃棄物処理業に転業した方が、よほど地球のためになるような気がするのだが、世の中そう簡単にはいかない。
全然別問題のように聴こえるかもしれないけれど、私としてはまず、政府のおかしな垣根を取り払うのが、今後の厄介な問題への対処への第一歩じゃないかと思える。厚生労働省と文部科学省の垣根については、保育園・幼稚園問題で昔から言われているが、介護の現場でも最近は同じようなことが叫ばれているらしい。これらの問題の拡大版として、防衛省と環境省と経済産業省と国土交通省などなどが、上っ滑りな“連携”ではなく実のある一体感を示して欲しいものだ。そういう意味では“国家戦略室”の存在は大きいのではないかと思うのに、現状は何の実効力も示せずにいるようでもどかしい。
これからの世の中は“ADR(裁判外紛争解決)力”が肝要だと思う(法律を勉強中の者が言うな!って感じですが)。従来の枠組みに縛られず、第三者を置いて、とにかく当事者同士と第三者が三つ巴で紛争を早期解決すべく努力する力。当事者間の問題が、めぐりめぐっては第三者の問題にもなり得るのが二十一世紀だから。世界の人口増加と日本の少子化にせよ、年金問題にせよ温暖化にせよ核なき世界にせよ、誰も無関係ではいられない。現状のADRは、もっと現実的・個人的な紛争解決に用いられているのだろうけれど、地球レベルの問題についても、悠長に各国で綱引きしている場合ではないような気がするわけです~。
……と、一ブロガーがつぶやいても、世界は何も変わらない? いやいや「“思い”が世界を変える!」とも言うし(笑)。とりあえず思っとこう。
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コメント
○○ママさま
嬉しいコメントをどうもありがとうございます!
思っても思っても、理不尽なことや哀しいことは
次から次へと湧いてくるようでもありますが、
その勢いを上回る勢いで、温かな気持ちを大切に
したいものですね~(^^)
これからもよろしくお願い申し上げます。
投稿: Taraco | 2009年12月12日 (土) 22時08分
こんばんは~そうですね!思ったり考えたり・・それが物事をチェンジする一歩ですよね!!一番大切なのは・・・人を思うことですよね。思う~そこからが全ての始まりと考えます。それが感情を持った人間の仕業をコントロール、あるいは押さえ・・留め・・止め・・思い止まらせ・・と良い方向へ導くのですよね。
これからも思いましょうよ。♪ この世界が平和に満ち溢れていますように・・・・・・・♪
Taracoさんの言葉には~たくさんの引き出しがありますね。いつもはげみになりますです♪
投稿: 〇〇ママです | 2009年12月12日 (土) 21時22分