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2010年1月の27件の投稿

2010年1月31日 (日)

「遊戯王3D」再見

 家族で「遊戯王3D」を観に出掛けた土曜日。私と息子は5日ぶり2度目(汗)。前回は最前列で観たのだが、今回は後ろから3列目のど真ん中という好位置。やはり映画は好位置で見ないといけない。飛び出し感も心なしか違って見えた。
 以前ディズニーランドで見た3D映像は「赤緑」方式だった気がするが、3Dメガネには他にも「偏光」方式とか「シャッター」方式などがあるらしい。最近の「カールじいさん」や「遊戯王」や「アバター」なんかは、たぶん「シャッター」方式なんだろう。メガネの右柄の根元にバッテリーらしきものがあったし、かけるとしばらくチカチカとどこかが光って見える。初めてかけた主人は、観終わってから「あ~、目が疲れた」と言って涙を流していた。
 「遊戯王」本編の話は、主人と息子が勝手に盛り上がって、私はすっかり蚊帳の外。私は3代の主人公の中では2代目の“十代”君がお気に入りで、超楽天的な彼を見ているだけで元気になる。映画館には小学生のチビッコの他に、結構大きなお兄さんたちが来ているのだが、彼らにとっては“もう一人のボク”たる“アテム”が何やら格別な存在のようだ。息子に、「十代や遊星が、遊戯に敬語使ってておかしいね」と言ったら、「そりゃぁ、遊戯さんを目の前にして敬語使わないヤツはいないでしょー」と即答。チビッコでも、敬意を払うべき人っていうのはいるんだな(笑)。
 こうして物好きにも立て続けに「遊戯王3D」を見て、帰宅後はまた友達と自転車でどこかへ出かけていった息子……本当に4月からは6年生なんだろうか???

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2010年1月30日 (土)

火災報知機設置義務

 今週の水曜日、消防署の職員の方が回ってきて、「もう火災報知機の設置はお済みですか?」と確認があった。すでに何度かアナウンスがあったけれど、まだ先だなと思っていたら、あっという間に期限の3月いっぱいが迫っていたようだ。
 この設置義務の期限は居住地域によって異なるが、我が家の地域は平成22年の4月1日から正式に義務化されるとのことだ。全室必須ということではなく、寝室やキッチンなどが主だという。町内会長さんの取りまとめでも安く入手できるらしいが、忘れないうちに付けておくことにしよう。
 それにしても、回ってきた消防署の人が、そりゃ~もうイケメンの溌剌青年2人で、玄関先でうっとりと見とれてしまった(笑)。『め組の大吾』とか「サマーウォーズ」の親戚のおじさんたちが思い浮かぶところがオタクな私 健康的で気持ちのよいあんな男性2人から「何度もしつこくて恐縮ですが、是非よろしくお願いします!」なんて頭を下げられた日には、面倒くさいとは言ってられない。正義感に燃える若者っていうのは、なんともカッコイイものだ。彼らの日々の訓練が、訓練だけで終わることを願って、粛々と火災報知機を設置しようと思った。

20100130  サリンジャー逝く。何度もの引越しをくぐりぬけ、常に私の本棚に居続けた『ライ麦畑』。私もいい加減インチキな大人になってしまったけれど、なんと息子がもうすぐホールデン世代。いつの時代でも、子どもってやつはものの本質を直感的に感じ取るものだよなぁ。くわばらくわばら。

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2010年1月29日 (金)

レンジでチン餅

Mochi20100126  これは一体なんでしょう? そう!以前Antonmamaさんから教えていただいたレンジでチンした粟餅。水ひたひたで、900W2分半/2個。主婦の強~い味方となる超お手軽ランチの一品として、私のレパートリーに加わりました(笑)。
 焼き網で焼くよりはもちろんのこと、フランパンで“つきたて再現”するよりさらにお手軽で感動。さすがに9個いっぺんにレンジには入らないので、家族全員分準備するときはフライパンにならざるをえないかもしれないが、子どものおやつや自分のランチには重宝しそう。
 主婦の皆さんは、忙しい日々、いったいどんなランチを取っているのか? 仕事を持っていた頃は、週一で外食に出られればラッキーで、その他は机でサンドイッチをかじりながら仕事を続けていることが多かった私。今はトーストやら冷蔵庫の残り物やらお茶漬けが定番。一人分の料理をする気になんか到底なれない。そういう意味では、レンジでチン餅が加われば、「今日は“あべかわ”・明日は“磯辺”・“ポン酢”“おろし”や“あんこ”もね!」…てな具合に楽しめるかもしれない(笑)。
 職場にレンジのあるお父さんたちには、おこづかい節約にもいいかも~! うるち米の切り餅が1個70円くらいとして、3個食べても210円! 栄養バランスはともかく、腹持ちがいい。いつもの昼食代でデザートがつけられるかも♪
 …ということで、今日のランチも今週2度目の粟餅の磯部巻き~

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2010年1月28日 (木)

「1自転」と「1日」は微妙に違う

 私と夫が家にいて、一緒に息子の勉強を見ていると、必ずと言っていいほど、息子そっちのけのバトル(ディスカッション?)が始まってしまう。
 先日も、息子の地図帳でグリニッジ天文台がどこにあるかを調べていたら、家人がおもむろに「“1日”の定義ってわかる?」と質問した。私が「そりゃぁ地球が1周したら1日でしょ?」と言うと、「違う違う、ある地点で太陽が南中して次に南中するまでが1日だよ」と答えた。「だから、それが1自転なんじゃないの?」と畳み掛けたら、「太陽系では、南中から南中までは360度より微妙に多く回ってるはずだよ」と言う。「え~っ?!」……ここからもう、ブツクサと私が反論するのを夫が正し、それにまた私が反発してどんどん声を荒げてエスカレート。……息子は「また始まった」とばかりに自分の勉強はサッサと切り上げて読書へ逃避。息子のために議論しているはずが、細かい話になっていつしかそっちのけ。
 結局この日の議論は、夫の言う“1日”は「1太陽日」、私の言う“1日”は「1恒星日」ということで決着した。太陽から見るか、系外の恒星から見るかの違いなのだけれど、地上で(約)24時間としている“1日”というのはやはり、夫の言う「1太陽日」だったので夫に軍配が上がり、私はあえなく撃沈された。くやし~!
 それにつけても、こういう議論をしている二人を、息子は“喧嘩している”と思うらしい。仲睦まじく話し合えれば、息子も話に入ってくるのかもしれず、お互いの狭量さが恥ずかしい

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2010年1月27日 (水)

嬉しかったこと

 今、中学受験の現場は2月1日からの本番に向けててんやわんやの時期で、塾の先生方も4時起きして6年生の応援に駆け回っておられる。寝不足の上に超多忙のはずだ。
 そんな中、いつものように塾の途中まで見送りに付き添っていたら、後ろからいらっしゃった校舎長の先生が足早に我々を追い越す際、「○○君、こんにちは~」と声をかけてくださった。嬉しかったこととは、ただそれだけのこと。名前の呼びかけを入れてくださっただけのことなのだが、キメ細やかな子どもへの目配りが象徴されているように感じられ、嬉しかったのだ。21クラスもある5年生クラスのみならず、1~6年生も全部合わせたら、塾生は相当な数になるだろう。そんな大勢の中のたった一人を後ろから見かけただけで、ちゃんと名前が出てくるなんて、先生の鑑だと思う。息子は逆に、名前入りで呼びかけられてビクリとしていたようだけれど、これも教育的効果というものだろう。
 冷静になって後から考えると、何か悪さをして名前を覚えられていたのかもしれないし、たまたまこの先生の授業に当たる回数が多かっただけのことなのかもしれないが、いずれにせよ One of them で十把一絡げにされていないというのはありがたいことだ。世の中の風潮に流されて、中学受験をさせるつもりでいる自分に疑心暗鬼になることも多いのだが、しっかりと息子を認知してくださっている先生の1回の挨拶で、なんとなくむくわれた気分になった瞬間だった。
 今日は5年生最後の復習テスト。ここから2月8日までは、6年生の本番試験のためにお休みになる。2月の頭がお天気続きでありますように―――!!

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2010年1月26日 (火)

短基礎答練<第10回>

 条約の講義は、TRIPS、マドリッド協定議定書部分は超駆け足で、復習でテキストを読み返してはみたものの漫然。そんな状態での条約答練<第10回>は、制限時間60分で21分残し、15問中13問正解で正答率は86%。個数問題のマグレ当たりが2つもあったので、実質の正答率はもっと低い。

 □ 国際出願の願書において、国際型調査又は国際調査若しくは国際型調査以外の調査が所定の形式で表示されている場合には、国際調査機関は、当該国際出願に関する国際調査報告を作成するに当たり、表示されている調査の結果をできる限り利用する。そして、国際調査報告の全部又は一部を表示されている調査の結果に基づいて作成することができる場合には、国際調査機関は、所定の範囲において及び条件に従って、調査手数料を払い戻す。→○

 □ 公用語が日本語でない国際調査機関は、日本国の特許文献については、英語の要約が一般に利用することができないものを、国際調査における最小限資料に含めないことができる。→○(これは当然そうだろうと思え正解したけれど、考えてみるとなんだか不公平な感じがする…)

 □ 国際登録の名義人は、国際登録において指定された商品及びサービスに関し締約国の全部又は一部について付された限定の記録の申請を、国際事務局に対し、国際登録の存続期間中いつでも行うことができる→○

 今回混乱したのは、パリ条約上での共同出願では、全員が同盟国民等としての要件を満たす必要があるのに対し、パリの特別取極であるPCTでの共同出願では、国際段階では少なくとも1人が要件を満たせばOKということ。国内法と照らしても、どうもパリの要件が厳しいような気がするのだけれど、コアとしてどういう考え方をすればいいんだろう?

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2010年1月25日 (月)

映画「遊戯王3D」

20100124  「遊戯王3D」を観た。1時間弱の映画なので、全然期待せずに行ったのだけれど、息子は手に汗握り、私も予想外に楽しめてよかった。
 観賞直後の息子は、「リアリティなさすぎ!実際のデュエルでは再現不能!」とか「sinのカードはフィールドに1枚しか召喚できないんじゃ?」とか叫びつつも、ものすごく楽しかったようだ。遊戯王10周年の記念作品ということだが、息子は遊戯・十代・遊星と3代にわたるデュエルを見続けているから、そりゃ~もう興奮していた。
 私としては、2Dのアニメをどうやってうまく3D作品にしているのかに興味があったのだが、はっきり言って2Dのままでよかったような気がする。3Dメガネが重いわりに、レイヤーの深度だけ強調されたようなシーンが多くて、しっくりしていたのはエンディングでカードが入れ替わり出現する場面くらいだった。
 それにしても最近つくづく感動するのは、遊戯王カードのルールが、見事に法律の「要件・効果・原則・例外」のように決められていて、参加者はそのルールに忠実に遊んでいるのがスゴイ!ということだ。この遊びを作っている人が、まるで立法者のごとく公正さを考えているからこそ、みんながルールに従っているんだろうなぁ…と思う。息子が友達と「これはさぁ、“しなければならない”じゃなくて“できる”だから、どっちでもいいんだよ」とか議論しているのを聞いたときには、ドキリとしたものだ。
(世の政治家の方々には、遊戯王でさえ“禁止カード”なるアンフェアカードの規制があることを知っていただき、法的に云々でなく、信義上の公正さを重視していただきたいものだ。)
 ルールを全然覚えていない私とより、夫や友達と行った方が議論できて楽しいと思ったのか、「もう1回、今度は友達かパパと一緒に観たいなぁ~」とつぶやく息子だった。

 帰り道、公園のグラウンドでサッカーの試合に参加中の友達のママと立ち話しつつ、3時過ぎから遊ぶ約束を取り付けて、ブーメラン飛ばしなどして遊んだあと、ぽかぽかと気持ちよい空の下、帰宅した。直後、映画を思い出して鼻血ブーになった息子。「ちょっといろいろ興奮しすぎちゃったよ(笑)」と言い訳しながら脱脂綿を鼻の穴に突っ込んでいた(笑)。

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2010年1月24日 (日)

技術館リターンズ

 気持ちよい陽射しの土曜日、午前中から新宿バルト9で「遊戯王3D」を見たいという息子に付き合って出掛けたが、生憎の満席。予想通りの展開で、翌日の座席を取ってそそくさと退散。
 その後はいつもの科学技術館へ。北の丸公園では、早くも咲いた梅を目にして、春がすぐそこまで来ているのを実感した。この日の“ワークス”の実験は本当に楽しくて、先生のジョークに大笑いしながら全3コースを見てしまった。「楽しい科学」の後半→「超低音」→「楽しい科学」と、2時から4時半まで飽きずに5階の展示室にいた。
1_201001232_20100123    砂糖風船を空気砲で割って、空中に散乱させる実験。風船液は50ccの水と50gの砂糖を混ぜ、そこにちょっとだけ中性洗剤を加えるのだそう。冬場の乾燥を活かして、静電気で形を整えながら水を蒸発させ、糖分で硬くなった風船を空気砲でパンッと割る。子どもたちがカケラを取っては口に入れ「あま~い!」と喜んでいた。代表して口めがけて砂糖風船を突進させてもらった子の顔には、見事に風船が正面衝突して、全面が砂糖でキラ光りしてしまった。みんな大笑いだけれど、当人だけは「もう二度といい!」と叫んで、余計に笑いを誘っていた。
3_201001234_20100123   漁船などで魚を集めるための、ルミノール反応で光る液体混合も見せてもらった。ドロドロの深紅の液体に、スライム作りでも使う透明な液体をどくどくと注いだらあら不思議。ビーカー全体が蛍光ピンクに光りだし、「1~2時間は光り続けます」とのこと。蛍の光と同じ光だそうだが、あれくらいの巨大蛍がいたら、風情ないだろうなぁ~(笑)。最近ではお祭りでこの光を発するブレスレットや首飾りを売っていたりするから、小学生には見慣れた発光現象だったようだが、これだけ大量の混合液だとインパクトがある。
5_201001236_20100123   おなじみの液体窒素実験では、カーネーションを凍らせたり、風船をしぼませたりといういつもの実験をまずは観賞。もう何度か見ているはずなのに、息子は夢中で先生の手先を見つめていた。今回はこの他にも、コーラを液体窒素で冷やしてアワアワにしたりした。また、いつものマイスナー効果ももちろん見せてもらったりした。「ピン止め効果」のほかに「フィッシング効果」とも言われるマイスナー効果の実演で、逆さにしてぶら下げて見せてもいただいた。液体窒素でうがいをして見せる先生にびっくりしつつ(「よい子はマネしないでね」の注意付き)、あまりに豪快に液体窒素を使うので、「いくらくらいするんですか?」と尋ねたら、「1リットル2~300円ですね」とのこと。空気の大部分は窒素だから、素材に不自由はないわけだが、さすがにどんどん蒸発してしまうので、2~3日おきに買い足さなければならないのだとか。
7_201001238_20100123    最後は洗濯のりを入れたシャボン玉と空気砲のコラボ実験。空気砲で煙のリングを発射して遊んだ後、水&洗濯のりを半々と液体洗剤を少々で1リットルの風船液作り。大小さまざまなシャボン玉を作って飛ばしたり、器用に風船メリーゴーランドを回して見せたりしてくれた。巨大風船を巨大空気砲で割ったらば、宙で洗濯のりが固まって、クラゲのようになって漂っていた。これ、洗濯のりの代わりに今話題のアクアマテリアルで作ったら、どんなふうになるのかな~?
 この他にもブーメランを作って、飛ばし方を教えていただいたりもして、本当に半日存分に楽しんだのだった。

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2010年1月23日 (土)

テレビよりカルシウム

Milk20100122  今年の頭から、明治乳業さんにお願いして、のびやかミルクとLG21を届けてもらうことにした。息子が飲める牛乳量が増えてきたのをきっかけに、この一年は栄養重視の生活を心がけようと思ってのこと。しかし、カツカツの遣り繰りの我が家では出費仕分けが必須。そこで白羽の矢が立ったのが“光テレビ”だった。去年の無料お試し期間経過後、ほとんど利用せず、年末4ヶ月は一度も視聴しなかったのだから仕方ない。サクッと解約してチューナーを引き取ってもらったのがこのお正月明け。
 それから2週間もしない先日、今度は“Fletsテレビ”の勧誘電話がかかってきた。「月々600円ちょっとでBSその他いろいろな番組をお楽しみいただけます」とのこと。“光テレビ”よりずいぶん安い価格設定だが、番組の種類は少なそうだった。「すみません、先日“光テレビ”さんを解約したばっかりなんですよ」と丁重にお断り。(そういえば新聞に、NTTの顧客情報流用の記事があったけど、今回のタイミングは関係ないよね?)
 そうこうしていたら今度は“太陽光発電”のモニター依頼の電話が入った。どう考えてもパネルを置くスペースのない我が家に電話してきて、お気の毒なことだ…と思いつつ、これには少し心が動き、「主人と相談しておきますので」とお茶を濁しておくことにした。「ではまた改めて週末にでもお電話させていただきます」と言われたので、今後どういう展開になることか。。。(私ってイジワルだな)
 この日は他にも、保険の勧誘電話やら「あなたの隣人を愛せよ」という布教活動やら、お墓の販売電話まであり、なんだか落ち着かない一日だった。いっそのこと、固定電話も解約しちゃうかなぁ(笑)?

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2010年1月22日 (金)

問答箱の恩恵

 私が目下受講中の講義を主催する予備校には、Web上で自由に受験生たちが交流できる「○○問答箱」という掲示板がある。これまではあまり覗いてみる時間も取れなかったのだが、先日の模擬試験でわからない問題があり、試みに質問を投稿してみた。
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第1回模試[55]-3枝について
 以下の枝問が「×」となっているのですが、X国に受理官庁がある出願についてX国を領域指定してOKなんでしょうか?
「締約国Xに現実かつ真正の商業上の営業所を有する締約国Yの国民が、締約国Xを領域指定して国際出願をする場合には、Y国の官庁にされた標章登録出願又はY国の官庁の登録簿に登録された標章登録を、基礎出願又は基礎登録としなければならず、X国の官庁にされた標章登録出願又はX国の官庁の登録簿に登録された標章登録を、基礎出願又は基礎登録とすることはできない。」
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 するとその翌日、どこの誰かは知らないけれど、ご親切に回答を寄せてくれた御仁がいた。
 それによると、本国に受理官庁がある出願について本国を領域指定することはできない(議定書3条の2)のだけれど、本問の場合、文章途中の「基礎出願又は基礎登録としなければ『ならず』」の『ならず』が間違いなのだとのこと。あ~、言われてみればまったくその通り。私は、「X国が受理官庁なのにX国も領域指定されるのはおかしい!」と、問題文の最初と最後だけ見て回答していたのだった。嫌らしい問題だ(笑)。

 謎が解けてスッキリしたわけだが、「本当にいい時代だなぁ…」としみじみもした。家で一人で勉強していて、わからないことがあったとき、見ず知らずの誰かが助けてくれるなんて! ありがたやありがたや。

 この日、近所の奥さんから「プリンターが壊れちゃったみたいで動かないんだけど、見てくれる?」と電話が入った。おやすい御用でやんす。“恩は天下のまわりもの”とばかり、いそいそと出かけたのは言うまでもない。

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2010年1月21日 (木)

席書展&授業参観

 水曜日は息子の学校で席書展と授業参観があったので、昼前後にちょこっと顔を出した。2年生の硬筆で金賞をいただいて以来、3年生の書初めで銀賞、4年生の書初めで金賞と、予想外の健闘を続けてきたけれど、今年は惜しくも選外。見た感じ、ちょっと細くて力強さが足りなかったみたいだ。選外でも、棟方志功か鶴太郎かというような芸術的な作品もあったし、どれも個性が出ていて楽しかった。
 英語の授業参観の方は、“遊んで遊ぶ 英単語”という趣き。日本語をほとんど話せない男性の先生が絵を使って、スタートからいくつかのゴールまで、“Go straight”“Turn right”“Turn left”を繰り返しながら誘導し、どのゴールにたどりつくかを答えさせる練習などをしていた。先生が何度も“Ready?”と訊くのに対し、そのたびに子どもたちが全員“Go!”と声を揃えていたのだけれど、(これって正さなくていいのかな?)と詰まらないことが気になった。今どきは、小さい頃から英語教室に通うお子さんも多いから、英語にノータッチの息子が、中学に入ってからコンプレックスを抱えないといいな、とやや不安。幸い私の周囲には外国語が堪能な方が多いので、そのうちじっくりご相談させていただきたいところ。
 …などと思っていたら、友人がこんなCDを教えてくれた。歌をうたいながらリズムにのって英語に親しめるのだそうだ。なるほど~、こういうのなら楽しそうだな!

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2010年1月20日 (水)

不評の嵐

 本日の話題はお下劣ですので、どうぞ読み飛ばしのほどを(笑)。
 先日、地理の暗記にとんと興味を示さない息子に業を煮やし、それならば!と、ある行動に出た私。
        Toilet20100119



こ~んな感じで、洋式トイレの便座ふた裏に、日本地図をバ~ンと貼ってやったのだ。毎朝毎晩眺めていれば、嫌でも覚えるだろうという目論見だったのだが、、、。
 息子も家人もこれには猛反発!
「何これ~? これじゃあオシッコしたくなくなっちゃうよ!」
「男は小便中、集中力を要するんだから、こんなとこ見ない!」
「はねたら汚いでしょ?!」
「ママも立ちションしてごらんよ!」
…ちょいハネも想定してきちんとラミネート加工したものを貼ったのに、この言われよう。男性は思いのほか、小便中は気が抜けないらしい(笑)。
「的に集中してるスナイパー状態なんだからね!」
「女はいいよね、ボーっと座ってればよくて」
とか、性差談義に発展。やれやれ、あまりの不評の嵐で、あえなく一日で取り外すハメに。5年生の初期には、日本全都道府県と県庁所在地は完璧になっている子が多い中、息子はいつまでたってものらりくらり。とはいえ私自身「こんなの長く生きてりゃ、自然と覚えるものでは??」という気分もあって、“勉強”という形で覚えさせるのには抵抗があるのだ。だからこそ、トイレでバーチャル国内旅行と洒落こんでもらおうという心遣いだったのになぁ。というわけで、ふたの裏はやめ、壁に貼り変えておきましたとさ

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2010年1月19日 (火)

短基礎答練<第9回>

 短答模試から間を置かず、条約の答練<第9回>にトライ。制限時間60分で5分残し、15問中11問正解で正答率は73%。試験範囲はパリ条約だけだというのに、択一問題さえ間違えてしまうあやふやさ。

 □ PCTによる国際出願が受理官庁により受理された時は、国際出願は、パリ条約第4条A(3)に基づき当然に優先権を生じさせる。→×(優先権主張がなされた国が要件判断)

 □ 同盟国の国民がいずれかの同盟国において登録出願をした商標については、本国において登録出願、登録又は存続期間の更新がされていないことを理由として登録が拒絶され又は無効とされる場合がある。→×(テルケルや輸入特許は考えない)

 条約は、国内法との兼ね合いで回答するばかりで、とてもすべてをフォローできそうにないのだけれど、“正文”が何語か?という点がなんだか興味深い。
 ・パリ条約:フランス語のみ
 ・PCT:英語およびフランス語
 ・マドリッド協定議定書:英語・フランス語およびスペイン語
 ・WTO協定(マラケシュ):英語・フランス語およびスペイン語
 ・TLT:英語・アラビヤ語・中国語・ロシア語およびスペイン語
もちろん多数の公定訳文も規定されているわけだが、スペイン語が意外に幅をきかせているのが不思議に感じられた。第二次世界大戦で中立だったせいだろうか? 一方“言語デバイド”とでもいうべき日本の母語が条約の正文になることは、遠い未来にもありえないのだろうと思うと、ちょっとむなしい(笑)。

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2010年1月18日 (月)

ぼてスイートポテト&繭玉パン

Shoes20100117Sweetpotato20100117   センター入試2日目の日曜日は、快晴で気持ちよいお天気だったのだけれど、息子と私のスニーカーを洗ってしまったこともあり、外出は控えて家の中でぬくぬくと過ごした。
 お正月に栗きんとんを作るつもりで保存しておいた冷凍うらごしサツマイモがまだ残っていたので、いそいそとスイートポテトを作った。見映えは悪いながらも、ミルクとバターたっぷりでクリーミーな仕上がり。「ちょっと甘すぎたかな?」と言ったら息子が「おいしいけど、ボクはもうちょっと硬めが好みだな」と言われた。必ず二言三言注文が付くのは、家人の影響か?!
Pan20100117  その後も、散髪をしたり読書をしたりオセロをしたり、のどかな日中を過ごした。3時過ぎに息子のお友達が遊びに来たので、チーズをくるんだパンを速攻焼き。これまた無骨で繭玉みたいで笑えたが、「焼きたてで超おいしい!」とお褒めの言葉をもらってニッコリ。

 今週は小学校の書初め展と授業参観があるくらいで、他に用事もないので、じっくりと腰を据えて勉強できるかな?

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2010年1月17日 (日)

年明け初実験

20100116  2010年初のサイエンス倶楽部実験は「電流のはたらき」。冷たい風が吹く中、朝からてくてく出掛けた。お馴染み、方位磁針を動かす実験をしたり、検流計を作ったり、電磁石を作ったりしたそうだ。先日訪れた科学技術館でのスピーカー実験と多少シンクロしたらしい。「今日はひたすらコイルを巻きまくった」とのことだった。
 授業後の息子は、いつものようにロビーに置いてある『かがくる』という雑誌を読み耽っているので、その間に担当の先生と私は世間話。この先生は、10年近くの間、塾講師として活躍していらした時期もあるとかで、おしゃべり上手でお話しが尽きない。私が「6年生の塾の拘束時間が長すぎて、こちらにちゃんと通えるかどうか怪しいです」と漏らしたら、「最近のメジャー塾の時間は長すぎますね。あれじゃぁわからない問題についてきちんと考えて復習する時間が取れない。数に当たって確率だけ上げてるような感じですからね」とおっしゃっていた。「あまり律儀にカリキュラムをこなそうとしないで、苦手な部分を見つけたらそこをしっかり補充するようにした方がいい」とも。焦燥感が募るばかりだったところへ、なんだかホッとさせられるお言葉だった。
 帰宅して、検流計と電磁石を試したら、検流計はしっかりと針が振れ、電磁石はクリップを引きつけた。いろんな所で密かに活躍しているコイルだが、自分で巻いて作ろうとすると、結構大変だということがわかったろうな。

 今朝はセンター試験の監督で、家人は早朝から仕事に出た。NHKでは、神戸での震災15年追悼式を生中継していた。寒いながらもスッキリ晴れた昨日今日、受験生の皆さんがトラブルなく実力を発揮できますように―――。

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2010年1月16日 (土)

塾の保護者会2010-1

 金曜日は塾の保護者会だった。前日の自分自身の模擬試験がズタボロだったため、何を聞いても自分が非難されているように聴こえ、耳が痛かった。
 ・「待ち」の姿勢で授業を受けない
 ・常に手を動かすこと
 ・量より質(優先順位をつけて丁寧に復習する)
 ・計画的に、メリハリをつけて
 ・定期的に定着度・到達度の確認を
すべてごもっともでございます~。これがすぐにできれば何も苦労はないわけで(汗)。家庭学習へのプレッシャーも嫌というほど説かれ、(我が家はそこまで面倒みきれんよ~)という気持ちがフツフツ。私には私の勉強があるんですけれど~(涙)。まぁ、6月に全員対象とした個人面談があるそうだから、そのときに息子と相性のよい学校についてなど、塾の先生にいろいろ伺ってみよう。
 驚いたのは夏休みの予定。なんと塾のない日はお盆を含め12日だけ。あとは毎日のように特訓特訓。「一日10時間はバッチリ勉強させます」との力強い先生のお言葉に、背筋が凍った。そんなに勉強したら、頭が硬直しそうに思うけれど、中学受験ってそこまで過酷なんでしょうか…?(私じゃぁ、受験日当日にはボロ雑巾になってるかも…
 司会の先生が、「私も長年受験業界に身を置いていますが、“まっとうに努力した人が結果を獲得する”という意味では、実に公平な世界なんですよ」とおっしゃったのが胸に残った。要領とかテクニックとか運も多分に作用する世界だとも思うけれど、愚直にコツコツやることが奏功するのは確かなんだと思う。

Puzzle20100114 Password20100115  勉強に関してはまだそこまでの努力を見せない息子だが、パズル系のものには本当にまっすぐ取り組んでいる。ここ数週間、“ウッドパズル”というガシャポンのシリーズとか“知恵の輪”にハマっていた息子、とにかくやり方がわかるまで、飽きずに延々とやり続ける根気には恐れ入る。写真の6種の中で、私がリピートしてできるようになったのは、“知恵の輪”の2種だけだ。さらに、すっかりお気に召したらしき“青い鳥文庫”のパスワードシリーズ。文芸書とパズル本のあいの子みたいな本なのだが、この1週間で一日平均3冊のペースで読んでいる!(重松清とか読んだ方がいいんじゃないですか~?) 勉強には15分もかけないくせに、好きなことになると寝る間も惜しんで夢中になる。彼が、寝る間を惜しんで勉強する日は、やってくるのだろうか…?!

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2010年1月15日 (金)

短答実力診断模試第1回

 条約の講義の合間、一年ぶりに3時間半の実力模試を受けてみた。。。まったく成長を感じられな~い! 去年の本試では、ヘロヘロになりながら息も絶え絶えにぶっつけ本番トライを敢行して60点満点中25点だったわけだが、今回は3時間半があっという間。全然時間が足りず、60点満点中32点。しかも確信を持てる回答はほとんどなかった。。。持久力がついたことだけが成長か??? 哀しい記録ではあるが、模試遍歴は一応メモ。見直しとリピートを怠らないようにしよう!

       総計 特実 意匠 商標 条約 著作 不競
'09年本試  25   9   3   6   2   2   3
'10年1回   32   9   6   5   4   4   4

 家人からは「一年間も勉強を続けて、たった7問しか増えないなんて、根本的に勉強の仕方、間違ってるんじゃないの?!」とバカにされた。いや、私もそう思わないでもないんだけど(涙)。

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2010年1月14日 (木)

1、2月の小学校内

 都内でも初雪が観測されたという火曜日の翌日、パソコンボランティアの仕事で小学校へ行った。
 実は先日、家人から妙なことを訊かれた。「6年生ってさ、今月来月はほとんど学校に来ないのかな?」――ある情報誌に「受験シーズンの小学校においては、ある学校などは6年生の半数が、インフルエンザ対策などで休んでいる」という記述があったのだそうだ。それを聞いてすぐ、卒業生の娘さんを持つ親御さんに訊いてみたところ、息子の通う学校でそんな非常識なことにはなっていない模様だった。それでも、今月来月のパソコンボランティアは、観察の眼を光らせて登校することになりそう。
 ということで、水曜も恐る恐る学校へ赴いたのだが、表向きは普段と変わらず、みんな元気に登校しているように見えた。しかし、6年生が何人お休みしてるかなんてことまでは到底わからない。1月10日の埼玉県を皮切りに、いよいよ受験シーズン真っ盛り。受験のためのお休みは当然増えてくるのだろうし、私が小学校の先生なら、“はた迷惑な季節”と感じるのではなかろうか。少なくとも、クラス経営にはとても神経を使いそうな気がする。やはり親としては、できる限りいつも通りの学校生活を送らせつつ、最低限の欠席数で済ませられるような受験にすべきだと感じてしまう。な~んて、目前に迫ったら、小学校へのそんな配慮もどこへやらになってしまうのかもしれないが。。。
 公立志向の子と私立志向の子が混在するクラス経営も、いわゆるダイバーシティ・マネジメントの一種だろう。どちらをも尊重する丁寧な対応を、小学校には期待したいな。

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2010年1月13日 (水)

医薬品業界の「2010年問題」

 “日刊知財”の記事に「医薬品業界“2010年問題”妙薬は?」というのがあった。2010年前後に、日本の製薬メーカーが米国で保有する特許が多数切れ、かなりの収益減になる見込みなのだとか。
 単純にユーザーの立場から、ジェネリックの普及はよいことだと思っていたので、数百億円規模の減収などと聞くとびっくりしてしまう。薬価の決め方やコスト構造など、何も知らないが、最初から特許の切れる時期はわかっているのだから、それまでに研究開発費を回収できるように価格設定して、特許切れ以降は後発のジェネリック以上に値引きすればいいのでは?などと考えてしまうのだけれど、そんな単純な話ではないのかな?
 2010年11月にはエーザイのアルツハイマー薬「アリセプト」の特許が切れ、2011年1月には武田薬品の糖尿病薬「アクトス」の特許が切れるとか。米国では、特許が切れた途端、ジェネリックへの転換が急速に進むのだそうだ。さすが効率の国。日本の“よらば大樹”的思考とは明らかに異なるダイナミズムがあるんだろう。
 日本では、薬科大学が6年制へ移行しているが、果たして、薬学研究の底上げに真に貢献することになるのかは疑問。さっさとメーカーに入って、現実の荒波の中で修行した方が良さそうな気も…(汗)。
 2010年は確か、青色発光ダイオードも特許切れになるのだったかな?(1993年11月の発明らしいのに、なぜ2010年切れ?) 個人的に、LEDの光ってすごく眼が疲れるのだけれど、世間の方々は気にならないのかな?
 こうやって書いていると、恥ずかしくなるくらい不勉強で、何も細かいことがわからない分、「世の中、いろんなフェーズがあるもんだ」とただただ感心してしまう。我が家の“2010年問題”は専ら、息子と私の先行き不安なのだけれど、2000年問題みたいに、いつの間にか通り過ぎちゃっていられたらいいなぁ~(なははは)。

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2010年1月12日 (火)

成人の日

 息子の友達のお兄ちゃんが成人式を迎えた。雪が降り出しそうな寒空の下、区内の某ホテルでの成人式だったそうだ。近所のマンションからも、真っ赤な振袖に身を包んだきれいな女性が、親戚と思しき人と記念撮影したりしていて、華やかな雰囲気だった。
 息子は、0歳で保育園に入ったとき、この新成人のお兄ちゃんの弟君とたった二人の入園式だったのを思い出す。今のように待機児童もなく、先生4~5人に対して子どもが2人という恵まれた環境だった。その当時9歳の小学生だったお兄ちゃんが、もう成人だなんて!!! なんとまぁ、時の流れの速いことよ!
 このお兄ちゃん、180cmを超える長身で、すでにお父さんお母さんも優に追い抜いていて、大学生活の傍ら、ときどき夜間警備のバイトをしていると聞いている。バイト代でDSを買ってもらったという弟君からの情報だ(笑)。年の離れたお兄ちゃんだからか、弟君の方は、うちの息子と兄弟のように小さい頃からよく一緒に過ごしていた。この日も、午後からうちに遊びに来て、夫と息子と彼と3人で、体育館へ卓球しに行ってしまった。特にお祝いなど準備していなかったのだが、せっかく遊びに来てくれた弟君に言伝てて、ささやかなプレゼントを持って帰ってもらった。
 成人式なんて、なつかしいなぁ~。あの頃、いったいどんなことを考えて生きてたんだか、さっぱり記憶にない。今どきの新成人さんは、どんなことを考えて日々過ごしているのかなぁ~? 127万人で過去最低数を更新し、日本の現状を見ても、とても“前途洋洋”と送り出せる感じではないけれど、若さと健康を武器に、どんどんと見聞を広めて活躍してほしいものだな。おめでとうおめでとう~。

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2010年1月11日 (月)

手巻き寿司ランチ

 この3連休初日が塾の実力テストだったため、連休なのに遠出することもなく家でのんびりの我が家。2日目の日曜は、夫の両親が遊びに来たので、みんなで手巻き寿司ランチにした。おみやげにいただいた新海苔を早速開封し、特注の大トロ・中トロ・トロサーモン等を巻き巻きして食べたり食べたり(魚屋のお兄さん、いいネタを仕入れてくれてありがとう~!)。大量の大葉とキュウリとカイワレも一緒に、5人で4合の寿司飯をペロリ。かなりカロリーオーバーな感じなのに、不思議とさっぱりヘルシーに食べられた。家人が、「寿司飯はもっと少なめに薄く延ばして!」とか「大葉やキュウリもたっぷり入れて!」とか「ワサビ、忘れずに!」とか、やたらとうるさくて、“鍋奉行”ならぬ“手巻き奉行”だったことに愕然。手巻きは、各々が好き勝手に食べられるところが気楽でいいのにぃぃぃx 
20100110  夕方は、映画に誘っても散歩
に誘っても乗り気でなく、ひたすら読書を続ける息子に付き合い、外出は取り止めてDVD三昧。友人に勧められたアニメ「東京マグニチュード8.0」の1~3巻を借りてきた。夫はやたらと「スタートレック」を観たがっていたが、却下却下。去年さんざん、海外出張の行き帰りに一人で新作映画を楽しんでいたので、新年は私に付き合ってもらった形。両親がアニメを観ている間も、ノイズキャンセラ付きヘッドホンをつけて読書を続けていた息子だった。「東京マグニチュード8.0」は、タイトル通り、東京がもしもマグニチュード8の地震に襲われたら…という仮定のもとで作られた文科省推奨のアニメなのだが、なかなかいい感じ。4~5巻のリリースはまだこれからなので、楽しみに待つとしよう♪

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2010年1月10日 (日)

お気に召すまま?

Books20100109  やりたいゲームをやり尽くした時期なのか、息子がやたらと読書に耽っている。以前からお気に入りの星新一さんのシリーズのほか、松原秀行さんのパスワードシリーズをガツガツ読んでいる。夢中になるとものすごい速読で、一冊ペロリと平らげる。家人がamazonの“お急ぎ便”でまとめ買いした。パスワードシリーズは初めて手に取ったのだが、主人公である小学5年生のマコト少年の推理力に不服があるらしく、「小5でこの推理力、ありえね~」とか言いながらケタケタ笑いながら読んでいる。1巻目は1995年に刊行されているので、トリック等もずいぶん古いものなのかもしれない。それでも、かなり楽しく読んでいるのがよくわかる。一心不乱に本を読む人を見るのは、こちらも心地よい。
20100109  塾からは“こ~んな”紙が配られて頭が痛いのだけれど、お気に召すまま本人に書かせることにして、読書妨害はしないことにしたお気楽な両親。「楽しんでできる仕事に就いてくれれば良しとしよう」と話し合い、受験ゲームもお気に召すまま、家族で楽しむ心積もりを固めた我が家である。

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2010年1月 9日 (土)

短基礎答練<第8回>

 小学校がようやく始業となったので、過去問集をやりきる前に商標法の答練<第8回>に手をつけた。制限時間60分で8分残し、15問中12問正解で正答率は80%。条文はすっかり頭から抜け落ちていたため、師匠解説の“コア”と妥当性のみを頼りに解いた形。あれよあれよという間に年が明け、ここから先、かなりお尻を叩かないとボケが進んでしまいそう(苦笑)。

 「巨峰事件」にまつわる2枝が、正解はしたが紛らわしかった。
 □ 商品の運搬用のダンボールの側面に、その商品の商標権者の承諾なく登録商標を付したとしても、商標権の侵害とはならない。→×
 □ 「包装用容器」を指定商品とする登録商標の文字構成がブドウの品種名と同一である場合において、見やすい位置にブドウの品種名を大きく表示したブドウを販売するための段ボール箱を当該品種のブドウを生産する者に販売することは、当該登録商標の商標権を侵害する。→×

 あとは、除斥期間のあるなしがややこしい。常識的に考えれば大方はわかりそうだけれど、条文としてまったく頭に入っていないので冷や汗もの。
 4条1項もまだ全然覚えきれずにいるが、以下の出所混同防止規定の周知性の違いはしっかり頭に叩き込んでおこう。
 4条1項10号:商品・マーク類似→数県レベルの周知性要求
 4条1項15号:商品・マーク不問→全国レベルの周知性要求

 とにもかくにも商標終了! この時期、すでに2周目の短基礎講座聴講の方も多いだろうに、私は依然カタツムリペース。あとは「条約」→「不競法」→「著作権」の順番でいいのかな? 過去問集では「不競法」より「著作権」が先になっているけれど、まぁいいか。せめてペースをカメレベルに上げていきたいな(汗)。

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2010年1月 8日 (金)

子どもの根性を鍛えるには…?

 息子がよく遊ぶお友達の家の近所に、一学年下の男の子が住んでいる。その子のご家庭は、“とにかく小さいうちは身体や根性を鍛えるべし!”というのが教育方針で、3年生4年生の2年間、ずっと子どもを山間寄宿学校へ送り出している。自宅に帰ってくるのは、夏休みの数日間とお正月だけで、それ以外は全部寄宿学校で過ごす。3年生の間は静岡県にある区立の学校だったのだが、4年生になったら長野へ移った。自然に恵まれた素晴らしいところのようだが、今時分の長野はすごい雪らしい。
 先日、帰省していたその子も交えて遊んでいた息子だが、なにせ“家の中での遊び禁止”だから、珍しく皆で連れ立って公園へ行っていた。禁止なら禁止なりに外に行く子どもたちを見て、(うちも禁止にすべきかなぁ~?)と考えさせられてしまった。
 翌日、その子は早くも長野へ旅立ってしまったため、またしてもいい若いモンが4人も揃って我が家でWiiマリオ三昧。自主的に外に出るのをじっと待っていたけれど、一向にその気配がないので、「公園の卓球場に連れてってあげるからさ、みんなで卓球しない?」と仕方なく切り出した。すると意外にあっさり「いいねいいね!」と同意。皆で公園へ向かった。
1_201001062_20100106   ところが、この日の卓球場は夜間しか開放されておらず、日中は団体使用で残念無念。仕方なく広場で鬼ごっこしたり、屋内ゴルフ場でパターゴルフ練習。それなりに身体は動かしたようだから私の思惑には叶ったわけだが、子どもより断然年配の人が目立つ公園の風景を見て、またまた考えさせられた。
 気は優しいけれど打たれ弱い子が増えているとも聴くし、うちの息子も根性なしで、無人島に送り込んだら1日ともたないだろう。子どもの“たくましさ”って、どうやったら鍛えられるのか、寄宿生活させるほどの覚悟もなく悶々とするだけ(汗)。韓国では、試練に耐えられる子どもにすべく、軍隊式の特訓合宿サービスもあるらしい。まぁ我が家の場合、中学生になって部活動に打ち込んでくれるのを期待するのが関の山かな?
20100107  冬休み最終日は、科学技術館へ。今回は「電気ファクトリー」での電磁石実験にお友達と一緒に参加。テーブルをスピーカーに仕立ててみんなで耳をくっつけている図が面白かった。そういえば先日の新聞に、このような実験を小学生の時に見て以来、音をエネルギーに変える夢をあたため続け、「振動発電」の会社を興したベンチャー企業の社長さんが紹介されていたっけ。本実験に参加した子どもたちの心にも、何か響いたかな? 私も最後に骨伝導の体験をさせてもらったのだけれど、すごくよく脳内に響いて驚いた!…とにもかくにも今日から3学期! がんばれ子どもたち!

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2010年1月 7日 (木)

ガッテン流もちもち餅

 今日は七草、週明けには鏡開き。年明けの余韻もこのあたりまでかな?。。。
 すでに3日から通常営業の方々も多い中、我が家人は今日から始動、息子は明日が始業式。そんな中、昨日は買い置いてあったパック餅を食べてしまおうと朝からフライパンを出した。…なぜフライパンかって? それは“ガッテン流”のつきたて餅再現にトライするため。昨年の番組で紹介されていたのだが、ようやく試す気になった。以下の再現法が“ガッテン”のホームページにも掲載されている。

  ガッテン流「つきたて再現法」
   1.フライパンを予熱(うすく油をひき、強火約1分)
   2.フライパンに、熱する方の面だけ水をつけたもちと、
    湯(80℃以上)大さじ1を入れて、すぐふたをする。
   3.30秒加熱して、火を消す。
   4.余熱約7分で出来上がり。(水蒸気を充満させているため、
    ふたを途中で開けないでください)

焦げ目はつかないけれど、つきたて再現は上々! 磯部巻きにしてもよし、あべかわにしてもよし。手軽で気楽な上においしいのが嬉しい。焼き網もトロ火の火加減も不要。これはいい! 焼き網だと、焦げ付き処理にも結構苦労するけれど、フライパンならササッと洗うだけでOK。あべかわのために別鍋にお湯をわかす必要もなし。こういう暮らしの知恵は大歓迎だなぁ~♪ まだやったことのない方は、是非お試しを!

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2010年1月 6日 (水)

長官の年頭所感

 2010年の長官による年頭所感が、特許庁のホームページ上に掲載されていた。本年は、日本で産業財産権制度が確立されて125年の節目にあたるのだとか。またこの10年で、世界における国際出願は60%以上も増加し、クロスライセンス契約などによる「オープンイノベーション」の動きも劇的に増えているそうだ。もはやグローバルな知財保護を前提に考えないと何事も立ち行かない現在、特許庁で行われているいくつかの改革の成果が紹介されていた。「特許審査ハイウェイ(PPH)」や国際的なワークシェアリング、「スーパー早期審査」の対象範囲を拡大して「グリーン技術」も追加、地域団体商標制度の普及と活用促進のフォロー、審査請求料の減免や1年間繰延の猶予etc……。
 「グリーン技術」の早期審査は時代の趨勢だろうけれど、審査においては、素材の調達や製造過程から廃棄まで、ライフサイクル全体を見据えて“グリーン”なのかどうか、じっくりと精査して欲しいな。自然大好きの私としては、きれいな空気や自由に歩きまわれる山野・河川が保たれて、いろんな奇妙奇天烈な生き物と上手に地上をシェアし続けたいと願うけれど、最近の“エコ”とか“グリーン”とかにはなんだか胡散臭さを感じる部分もある。グローバル化や産業の発展と、エコやグリーンな世界が矛盾なく成立するのかどうかも怪しんでしまうが、そういう懐疑的な気持ちを最大限持ち続けながら、「グリーン技術」とやらの進展を見守りたいなと思う。
 年末年始の親戚の近況を聞くと、「年明けに太陽光パネルを屋根に設置する」とか「LED電球に変える」とかいう話も出ていたっけ。どれも、寿命とかランニングコストとかのデータは手に入りやすいのに、製造工程のこととか廃棄の先のことにはほとんど触れられていない。ライフサイクルアセスメントという評価手法が浸透しつつあるようだけれど、あまり目にとまらない。これからのエコ設備では、せめて同じ土俵のもの同士、同じ尺度でライフサイクル全般を比較できる指標が大切だと思う。そういう情報を是非充実させていってもらいたいものだ。
(…と、つらつら書いていたら、朝のニュースで、「カーボンフットプリント」という表示への取り組みがとっくに始まっていると紹介されていた)
 とりあえず我が家のエコの第一の取り組みは、“消す”“買わない”“歩く”。なんだか消極的な取り組みばかりだなぁ(笑)。

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2010年1月 5日 (火)

新年あけましておめでとうございます

1_200912312_201001013_20100101    関東地方はお天気に恵まれた快適なお正月でしたが、皆様いかが過ごされましたでしょうか?
 我が家の年末年始前半は、名栗温泉でしっぽりと。奇跡的に雪が降り、それを期待していた息子は大喜び。新年を迎えるキャンドルライトが澄んだ空気に煌いて、風情ある雪見風呂となりました。元日には雪合戦しながらの餅つき後、食べ過ぎたつきたて餅でパンパンのお腹をへこませるため、卓球なぞしてみたものの、ご馳走続きで効果なし。宿主催のくじ引き大会で見事一等を引き当てた息子、賞品の“豪華懐石料理ペアチケット”をおじいちゃんおばあちゃんにプレゼントして、新年早々の孝行を見せました。
 元旦の夜に息子が詠んだ三句。。。
   ・雪よ降れ 願っていたら 雪積もる
   ・年男 くじで一等 景気よい
   ・メガネかけ 燕の巣見に 温泉へ
6_201001036_2_20100102   年末年始後半は、私の実家へ移動。明るいうちに親戚みんなで新年の抱負の書初め。いつもは洒落た言葉やウケ狙いの言葉選びで工夫を凝らすのだけれど、今年はみんな子どもたちの受験を気にした現実路線で笑えた。息子が「努力」と書いたので、大いに期待させていただこうと思う(笑)。書初め後は飲んで騒いで食べまくり、記念撮影したり子どもにお年玉をあげたりして、なんともお正月らしいお正月。今年もみんな元気に集まれてよかったよかった。
4_201001025_20100102   夕方、暗くなってきてから初詣へ。毎年この初詣を楽しみにしている従兄弟諸君、全員で射的をしたけれど収穫はなし。リンゴあめや綿菓子やカステラ焼きやポテトなど、思い思いの買い食いをしてはしゃいでいた。私が小さな頃は、夜店の食べ物は口にさせてもらえなかった記憶があるのに、孫には甘いジジババです。最近では部活やクラブで忙しく、一年に一・二度しか会えない従兄弟達、四日からは早くも活動開始だそうで、二日の深夜に残念ながらお開き。
7_20100103  翌朝、息子はおじいちゃんと一緒に、“野焼き”ならぬ“芝焼き”を楽しんだ。風が吹くとメラメラとよく燃え広がる割りに、毛足の長い芝の表面を舐めるように燃えるだけですぐに消えてしまう炎なのだが、それでも不思議と温かく、飽きずに近くで火遊びしていた。その後も“大貧民”を繰り返したり相撲をとったりスーパー銭湯へ行ったり、あれこれとたっぷり遊び、久々に昨日、自宅に戻ったのでした。
 今日明日は息子も塾に拘束されるものの、午後はその流れでまた遊びまくるのだろうなぁ~。あいかわらずの日々が戻って参りますが、皆様どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。

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