年明け初実験
2010年初のサイエンス倶楽部実験は「電流のはたらき」。冷たい風が吹く中、朝からてくてく出掛けた。お馴染み、方位磁針を動かす実験をしたり、検流計を作ったり、電磁石を作ったりしたそうだ。先日訪れた科学技術館でのスピーカー実験と多少シンクロしたらしい。「今日はひたすらコイルを巻きまくった」とのことだった。
授業後の息子は、いつものようにロビーに置いてある『かがくる』という雑誌を読み耽っているので、その間に担当の先生と私は世間話。この先生は、10年近くの間、塾講師として活躍していらした時期もあるとかで、おしゃべり上手でお話しが尽きない。私が「6年生の塾の拘束時間が長すぎて、こちらにちゃんと通えるかどうか怪しいです」と漏らしたら、「最近のメジャー塾の時間は長すぎますね。あれじゃぁわからない問題についてきちんと考えて復習する時間が取れない。数に当たって確率だけ上げてるような感じですからね」とおっしゃっていた。「あまり律儀にカリキュラムをこなそうとしないで、苦手な部分を見つけたらそこをしっかり補充するようにした方がいい」とも。焦燥感が募るばかりだったところへ、なんだかホッとさせられるお言葉だった。
帰宅して、検流計と電磁石を試したら、検流計はしっかりと針が振れ、電磁石はクリップを引きつけた。いろんな所で密かに活躍しているコイルだが、自分で巻いて作ろうとすると、結構大変だということがわかったろうな。
今朝はセンター試験の監督で、家人は早朝から仕事に出た。NHKでは、神戸での震災15年追悼式を生中継していた。寒いながらもスッキリ晴れた昨日今日、受験生の皆さんがトラブルなく実力を発揮できますように―――。
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