嬉しかったこと
今、中学受験の現場は2月1日からの本番に向けててんやわんやの時期で、塾の先生方も4時起きして6年生の応援に駆け回っておられる。寝不足の上に超多忙のはずだ。
そんな中、いつものように塾の途中まで見送りに付き添っていたら、後ろからいらっしゃった校舎長の先生が足早に我々を追い越す際、「○○君、こんにちは~」と声をかけてくださった。嬉しかったこととは、ただそれだけのこと。名前の呼びかけを入れてくださっただけのことなのだが、キメ細やかな子どもへの目配りが象徴されているように感じられ、嬉しかったのだ。21クラスもある5年生クラスのみならず、1~6年生も全部合わせたら、塾生は相当な数になるだろう。そんな大勢の中のたった一人を後ろから見かけただけで、ちゃんと名前が出てくるなんて、先生の鑑だと思う。息子は逆に、名前入りで呼びかけられてビクリとしていたようだけれど、これも教育的効果というものだろう。
冷静になって後から考えると、何か悪さをして名前を覚えられていたのかもしれないし、たまたまこの先生の授業に当たる回数が多かっただけのことなのかもしれないが、いずれにせよ One of them で十把一絡げにされていないというのはありがたいことだ。世の中の風潮に流されて、中学受験をさせるつもりでいる自分に疑心暗鬼になることも多いのだが、しっかりと息子を認知してくださっている先生の1回の挨拶で、なんとなくむくわれた気分になった瞬間だった。
今日は5年生最後の復習テスト。ここから2月8日までは、6年生の本番試験のためにお休みになる。2月の頭がお天気続きでありますように―――!!
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