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2010年2月14日 (日)

バンクーバー・オリンピック開幕

 土曜日の午前中は、バンクーバー・オリンピック開会式の熱気でテレビも賑やかだった。NHKの特番でも、日本代表の皆さんのこれまでの軌跡をたどっていた。誰もが懸命に、ゲレンデやスケートリンクで長時間の練習に耐えながら自分を磨き続けてきたのが伝わってきて、努力の結晶が存分に発揮されることを願うばかり。
 午後からの塾の5時間授業を控えた息子に、「オリンピック目指して一日に何時間も練習する人と、受験目指して一日に何時間も勉強する人は、一緒だね」と言ったら、まんざらでもなさそうな顔をしていた。
 しか~し、正直心中は複雑な母。何かしら目標をもって、それに向かって努力するという意味では同等だと、頭では思いながら、心の中ではどうも釈然としない。“遊ぶのが子どもの本分”と思っているので、この一年は私にとっても悩み多き年になりそう。
 運動をがんばる人は“健康的”に思えるのに、勉強をがんばる人は“不健康”に思えるのはどうしてなんだろう??? きっと、学生時代スポーツ漬けだった私の極端な偏見からくる印象なんだと思う。それでも、ちょうど同じ日に、“ハーバード出身の生物学の教授がテニュアを与えられなかったというだけで銃を乱射”なんてニュースに触れ、また考えさせられる。“健康的な受験生”って、なんで想像できないんだろう??? そもそも、健康って何だ?と検索すると、WHOによる定義が出てきた。
「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」
 ふ~ん、虚弱だからって健康じゃないとは言えない、のはよくわかる。やはり精神的な部分がとても大きい気がする。数万人に一人くらいは、嬉々として勉強する“健康的”な受験生というのもいるのだろう。でもたいがいの子どもは、受験勉強なんて嫌い。嫌いなことを無理してやるから“不健康”な感じになる。いかに嫌いなことでも、楽しいと思える瞬間をできるだけたくさん作り出す、、、そこが今後の課題ですなぁ。
 スポーツ選手がみんな健康だとも思わないけれど、テレビに映る選手たちの、努力に裏打ちされた揺るぎないまなざしは、やはり魅力的。世界中の選手が、最高の力を出し切れますように!!

Fondu20100213  夜、録画の「龍馬伝」を見ながら家族でチョコ・フォンデュ。あま~いものをいただきながら松蔭の情熱とか見ていたら、“健康的”な学問がまざまざと見えて、日中の不安がウソのように吹き飛んでしまった単純な私でした

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