ああ、蛍雪時代
まもなく行われる“6年生を送る会”と3月の“卒業式”の練習に余念のない息子。「カントリーロード」のリコーダーを練習したり「仰げば尊し」の歌を覚えたりしている。「仰げば尊し」は、今聴いても涙が出てくるのは何故だろう? 「ほたるの光」も覚えなければならないそうだが、音楽の教科書には全部ひらがなで歌詞が書いてあるので、歌の意味が今ひとつ把握しづらい。そこで、漢字にできるところは漢字に直してみたらビックリ! (こんな歌だったっけ?)という不思議な印象。
蛍の光 窓の雪 ほたるのひかり まどのゆき
文読む月日 重ねつつ ふみよむつきひ かさねつつ
いつしか年も 杉の戸を いつしかとしも すぎのとを
開けてぞ今朝は 別れ行く あけてぞけさは わかれゆく
留まるも行くも 限りとて とまるもゆくも かぎりとて
互に思う 千万の かたみにおもう ちよろずの
心の端を 一言に こころのはしを ひとことに
幸来とばかり 歌うなり さきくとばかり うとうなり (稲垣千頴 作詞)
それにしても見事な七五調! こうやって書き下してみると、美しいものだなぁ~。昔は、志があれば蛍の光や窓辺の雪あかりで勉強しても身を立てられたのに、今どきはどうも、高価な省エネ電球の下で勉強するかのごとく、教育費にはお金がかかります ともあれ、同じ学校で同じ時を過ごした仲間は何ものにも代えがたく…小学校生活がこれからの貴重な糧となりますよう! 素敵な会と式になりますように…。
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