文部科学省が、3月10日から23日の2週間で、日本の科学技術政策に関する一般からの意見募集をしているそうだ。事業仕分けで一躍注目の的となった科学技術予算を考える上でも、皆さん応募してみては? 以下のような質問が投げかけられているけれど、あまりに壮大な質問で、下世話な市井人にはちょいと敷居が高い気もする。こうやって改まって訊かれると、答えに窮す人も多いのでは? あるいは、科学や技術で飯を食っている人は、スラスラと出てくるのだろうか? 私のSF的夢想だけ、ざっくばらんにメモ。
1.日本が科学技術を推進することの意義や必要性とは何であるとお考えになりますか。
→ 地球が太陽に落ちる日まで、人類を存続させること
2.日本や世界は、地球温暖化、資源・食料・エネルギー問題、経済危機、医療・福祉問題など様々な問題に直面していますが、科学技術を活用してどのような問題を解決してほしいとお考えになりますか?
→ 分解と再構築をクリーンにコントロールできる循環型世界をつくること
3.科学技術によって、生命や宇宙の理解などの知的探究、宇宙の開発・利用、海洋探査など、人類にとって新たな挑戦が可能になると考えられますが、これからの未来に向けて、どのようなことに挑戦してほしいとお考えになりますか?
→ 完全自給自足でゴミゼロのスペースコロニー研究
4.科学技術を推進していくうえでは、大学における基礎的な研究活動の充実、小・中学校における理数教育の充実、研究者や政策担当者と社会との間の相互理解など、必要なことがらはたくさんありますが、特に重点を置いて取り組む必要があるものは何だとお考えになりますか?
→ 科学と技術の国策設定と、分野別関係者マッピングの公開
5.科学技術に関する国の予算や投資のあり方、目標・計画の立て方や評価のあり方、各省庁間の連携のあり方など、科学技術政策の進め方について、改善すべきと考えられる点はどのようなことだとお考えになりますか?
→ 科学予算と技術予算の明確な切り分け
6.その他、科学技術・学術審議会基本計画特別委員会がとりまとめた提言(我が国の中長期を展望した科学技術の総合戦略に向けて-ポスト第3期科学技術基本計画における重要政策-中間報告)や科学技術政策に関することなど、ご意見・ご感想がありましたらお寄せください。
→ みんなが夢を共有できる大目標を1つぶちあげる方が話が早いのでは?
とりあえず、国策の一つの方向性として、角川歴彦氏が上梓された『クラウド時代と<クール革命>』でも読んでみたいなぁ…と思う私である。
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