塾の保護者会2010-2
息が白くなるほど冷え込んだ木曜日、2010年度で2回目の塾の保護者会があった。いつも同様、各教科の先生が、それぞれの教科について家ではどのようにフォローして欲しいかや、今後の学習スケジュールなどについて話してくださるというもの。
毎度毎度、「そんなに家で面倒みるんだったら、何のために塾にやってるんだかわからんぞぉぉぉ!」と思うのだが、これまではなんとか、そんな無責任な親でもついていっていた息子も、6年生ともなるとそうそう放任のままではいられないかもしれない。問題の難易度が格段に上がるから、“家で勉強したくなかったら授業に集中”作戦では最低限の習得しかできそうにないと思えてきた。ちょっとは反省して、先生のおっしゃる課題の半分くらいはこなせるように声かけしないと…と思った。
この日は、算数の先生がおっしゃっていたことが胸に響いた。
「小学生なんて、その時その時の体調や心理状態で、すぐに出来不出来が変わってしまうデリケートな存在ですが、一番大切にして欲しいのは、まったく見たこともないような初見の問題に当たったとき、好奇心をもって自分の頭で必死に考え抜くことです。時々、そういう問題に当たると、自分で考えようとせず、すぐに解説を待つ姿勢になる子がいますが、それでは本当の力はつかないと思います」―――
あと面白かったのは、女の子のしっかり度と男の子のお子チャマ度の話。女の子は本当にしっかりしていて言いたいことも堂々と言えるのに対し、男の子はガサガサと落ち着かずまだまだ子どもだそう。また、女の子は失敗しても泣いてスッキリ、その後は前向きにすぐ努力を始められるのに、男の子はグジュグジュと失敗をひきずり、立ち直るのに時間がかかるとか…。思い当たるフシ大ありで笑ってしまった。
我が家の息子も、まだまだお子チャマで、今後増大する課題や試練にちゃんと向き合えるのかどうか、まったくもって心もとない状態だ。とりあえず、GWの特訓を乗り切れるのかどうかが一つの一里塚。
こんな親の心配をよそに、小学校で“折り紙装飾係”になったという息子は、勉強そっちのけで折り紙三昧のここ数日。壁にかけたらさぞや鮮やかできれいだろう…という見事な作品を作り上げた。本来はこういうのこそ小学生らしい取り組み。こういう活動に横槍を入れてまで勉強させようとは(今のところは…)思わないのだが、メリハリって難しい。
保護者会で厳重注意された「子どもと接するときに感情的にならないように」というのが、私にとっての最大の課題か!? バトル勃発は最小限に抑えたい・・・と日記には書いておこう(笑)。
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