長いようであっという間の一日
昨日は、平成22年度の弁理士短答試験だった。朝、メールチェックをすると、友人から「試験がんばってね!」の応援メッセージ。ありがたい言葉を胸に、西巣鴨へ。私の受験会場は、去年と同じ大正大学。できたてホヤホヤではないかと思われるほどピッカピカの7号館だった。ガラス張りの教室があったり、トイレはきれいで広かったり、椅子も一人1つの座り心地の良いもので、去年の階段教室でのベニア合板椅子とは大違い!
11時45分頃に教室に入ったが、去年より狭い部屋だったせいか、女性は私一人だったような…? 12時から事前説明が始まり、12時半に試験開始。30分10問のペースで解いていき、途中やや遅れがちになったものの、後半でまたピッチを上げ、終了20分前くらいに一応全部に目を通せた。気合と瞬発力でなんとか乗り切ったものの、あいかわらず自信のない回答が多い。嫌らしい長文や細かい時期の問題がなかったため、精神的なダメージが少なかったのはせめてもの救い。
途中でやたらとトイレに行きたい気分に駆られて焦ったが、これも気合で封じ込め(笑)、なんとか3時間半をフルに集中して試験終了。手ごたえは……微妙。
試験後、水道橋のLECへ移動して、初めて解答速報会というものに参加してみた。6時過ぎから始まった速報会だが、1問1問先生の解説があり、無料にしては親切極まりない内容。まぁ、こちらの回答データを提供するわけだし、今後の講座のための販促と考えれば、どちらにとっても旨みのある場ではある。2~3問、割れ問があり、特許庁の解答を待たないとなんとも言えない問題もあったため、昨晩の段階ではまだ正解数は確定できなかった。速報会が終わって教室を出ると、8時40分くらいだったろうか…、久々に真面目モードを6時間以上持続していたせいか、全身がすっかり覚醒して興奮状態。アドレナリンが1ヶ月分くらいまとめて噴出したかと思った(笑)。
帰宅すると、息子と夫はすでにお風呂から上がってTVで「新参者」を観ていた。「お昼はピザ屋さんでピザ、夜はお寿司のパックを買ってきて食べたよ」とのことで、ヨーカドーでゲームをしたり、家でもさんざんDSで遊んだらしく、疲れ眼をシバシバさせていた。男2人の休日は、鬼の居ぬ間のなんとやらだったのだろう(汗)。
肝心の得点は……今日の特許庁からの解答発表を待って、改めて検討することにしようと思う。長いようで、あっという間の一日だった。
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