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2010年6月15日 (火)

本郷中学 学校説明会

Hongo20100614  月曜日、生憎の雨の中、息子は劇団四季の劇場観劇教室。6年生全員が電車で劇場に赴き、午前中いっぱい観劇してくるのだそうだ。一方の私は、久々に学校説明会。三田線巣鴨駅そばの本郷中学校へ。この中学校からはなんと、今年のお正月に年賀状をいただいてビックリ! 以前資料請求したせいだとは思ったが、年賀状発送という営業アイディアが印象的だった。
 ドアtoドアで40分強の本郷中は、六義園もほど近い駒込にあり、比較的低層住宅の多い地域のせいか、空がとても広く感じられた。芝でのご経験も長い学校長の北原先生と、副校長の宮沢先生、中学教頭の佐久間先生のお三方がお話しになった。平泳ぎの北島康介さんの母校でもあり、運動が盛んだとよく耳にするが、北原先生のおっしゃる文武両道は、社会に出たとき役立つような基礎体力を上げることであって、文化部の活動も含め、部活動を通して広い意味での体力や人間関係を築くのが目的とのこと。中学の間は、部活動は週3日2時間以内、高校では週5日3時間以内と制限をかけることで、集中して取り組んで成果を上げることや、余暇を豊かに過ごすという、時間の使い方をして欲しいとのこと。入試面では、4科の合計点で判定するということ、ただし1科目でも0点があったら即アウトだということ、不合格者で希望する人には得点を教えてくれることなどが話された。徹底して情報公開していく姿勢であることが強調され、配布されたパンフレットも非常に丁寧なつくりで、学校窓口のメールアドレスまで載っていたのには好感を持った。
「どうして駒込にあるのに“本郷”中なんだろう?」という疑問を払拭する解説も冒頭にあった。1920年頃、本校を開校した松平頼寿先生という方が、もともと本郷区の教育長をされていたそうで、最初の計画では本郷に学校を作る予定だったのだが、どうしても用地が見つからず、別邸のあった駒込に開校することになったが、本郷の人たちからの強い要望で、校名には“本郷”を使うことになったとか。
 中学3年生以降は、“特進クラス”というのも設けられ、大学入試に向けての取り組みも盛んな模様。中学入試の成績で上位5名には“特待生”として1年間の学費免除などもあるそうだ(それはそれで入学後の生活でプレッシャーになりそうだが…)。
 グラウンドは人工芝でしっかりサッカーコート1面は取れる大きさで、校舎も掃除が行き届いた清潔感があり、先生方も若い印象だった。学校紹介ビデオの中で見た生徒さんたちは、素直で真面目な感じの子が多かったような気がする。基本的な頭髪・服装チェックは定期的に行われ、携帯も持ち込み可だが使用不可。こうした面は放任の私立中も多い中、標準的なマナーのもとで規則正しい生活を送れることは確実。“中学の間はお弁当必須”との宣言に少々たじろいだが、それはどこへ行ってもおんなじことだった(汗)。高校時代は私もお弁当だったのだと思うのだが、いつも早弁して、昼休みは体育館にいたせいか、お弁当の記憶がまったくない???(お母さんゴメンなさい)…ということで、そんなにプレッシャーを感じる必要もないのだろうか…

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