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2010年6月 8日 (火)

ハガレン・マスタング大佐と菅新総理

 息子がまだ保育園の頃から家族で愛好している『鋼の錬金術師』が、今月のコミック「ガンガン」でついに最終回を迎える。我が家には単行本が全巻揃っているから、最終回もそちらで読むことになるだろうが、アニメもすでにマンガに追いつき、終局に近づいていて緊迫感バリバリ。私は途中、しっかりと追いかけるのをサボってしまい、もう一度読み返さないと全編通しての感想は書けないのだけれど、当初から気に入っていたのがマスタング大佐とヒューズ大尉(後に中佐)の男の友情。そして権力を欲する男の生き様。女性的な草の根の世直しも大きな意味があると思う半面、大局的な変革はやはり清濁併せ呑んだ権力の頂点に立たないと成しえないのか…と思わされた。
 で、菅新総理。市川房枝さんのサポートから政治活動を開始して三十有余年、ついについに、このたび総理大臣となった御仁。政治家からもマスタング・ファンからも顰蹙をかいそうだが、タイミング的にこの二人がダブって見える。どんな思いで政治活動を続けてきたのか、総理になってどんな政治を目指すのか、一市民には知る由もないが、成果が出ても出なくても、市民は意外とその熱意だけは敏感に感じ取る。どうぞ悔いのないよう頑張ってください!
 ちなみに菅氏、大学卒業後すぐに弁理士試験に合格して、しばらくは特許事務所を経営されていたということはあまり報道されない(しかも、大学在学中に麻雀点数計算機を発明して、ご自身で特許を取得されてもいるとか…ホントかな?!)。当時の試験は、今とは比べ物にならないくらい難しかったんだろうなぁ…と思う。単純に「スゴイな…」と実感されるとともに、仙石さんにせよ枝野さんにせよ軽~く司法試験を突破してたりして、政治家って集中力あるんだなぁ~とビックリ。ともあれ、この機会に弁理士の知名度アップが図れるといいですねー。わっしょいわっしょい!

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