前期保護者個別面談
宇宙飛行士の野口さんの帰還と、鳩山首相の辞意表明のニュースを、一喜一憂で聞いた水曜日。「宇宙から見たら、今の日本の状況はどんな風に見えるんだろう…」と複雑な心持ちで、なんだか他人事のようなマスコミの報道ぶりやら、自分自身の政治への不参加ぶりやらが苛立たしく、当事者意識を持つのって難しいなぁ…とぼんやり思った。
そんな日の午後は、塾の前期保護者個別面談。塾の先生に、一体何をどう相談すればよいものやらよくわからなかった私だが、とりあえずはこじんまり、勉強方法とか志望校選定についてのアドバイスをいただくつもりで馳せ参じた。割振時間は30分。小学校の保護者面談の倍の時間だ。
面接室に入ると、息子が3年間お世話になっている瞳の大きな塾長先生が一人。へ~、1対1の面談なんだ~。ご挨拶から始まり、あれこれと忌憚なく話させていただいた。15分くらいしゃべったかな?と思ったら、なんとすでに30分を5分ほど過ぎていた! 先生は息子のことを「マイペースのお子さんですねー」と言っておられた(笑)。「興味のあることにはとことんこだわるのに、関心のないことにはとことん無関心で(笑)」とも。そして、びっくりしたのは、先生がかなり確信を持った様子でおっしゃった「彼には○○中学がぴったりだと思います」との一言。「単なる長年の勘ですが」と前置きされたけれど、私はこういう勘を結構信じている。なるほどなぁ。「ただ、照準を合わせるのは9月以降ですから、今はただコツコツと、日々の勉強をこなしてください」とのこと。まだ全然本気で取り組む様子を見せない息子だけれど、塾長さんをして「ここがぴったり」と言わしめるような個性を発揮していると知り、嬉しいような困ったような不思議な感覚だった。
先日、妙に上機嫌で学校から帰宅した息子。
「ずいぶんご機嫌じゃない? 何かいいことあった?」
「え~、別にぃ」
「気になる女の子とおしゃべりできたとか?」
「違うよぉ(←迷惑顔)」
「先生に褒められた?」
「んんん」
「授業中のこと? 休み時間?」
「さぁ~?」
「算数のテストで100点とったとか?」
「まっさかー。ウチがそんな小さい男だと思う?」
――(爆笑)そーですか、100点で喜ぶのは小さい男ですか。
……結局、何で上機嫌だったのかはわからずじまい。テストの点で一喜一憂するのは詰まらないことだと考えていることだけが判明した。塾の先生が聞いたら泣くのか呆れるのか…(汗)。
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