青本プリント
この春、特許庁のホームページに公開された青本18版の四法部分を、6月中旬にプリントアウトしておいたのだが、目下その恩恵にひたっている。やや字は小さめになるが、A4版に4ページずつ割り付けてプリントしたため、四法合わせても3cm弱くらいの厚みしかない(附則なども除いてある)。版面の設定が、レイアウトしてデータ化した担当者によって違ったらしく、プリントの際は少々面倒もあったけれど、今は「あ~、プリントしておいてよかった!」と思う。とにかく持ち運びに便利なうえ、青本独特のあのプレッシャーが全然ない。iPadをお持ちの方はそちらで閲覧しているかもしれないけれど、紙だと蛍光ペンの使用や書き込みも自由自在。私は、過去2回の短答試験勉強中、一度として青本を通して読んだことがなく、それが最大の弱点になっていると自己分析した。今、やっとこ107条まできたのだが、判例集を読んで立体的に判例を見られた印象をもったのに対し、青本を読むと、時間軸に沿った法律の改正模様が浮かび上がっておもしろい。あまり短答試験への直接的な対策にはなっていないかもしれないけれど、読むと読まないとでは、小学生と高校生くらいの違いがあるような気がする。あいかわらずのんびりムードの進行状況ながら、少しずつでも力になっているといいなぁ。
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