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2010年8月の31件の投稿

2010年8月31日 (火)

女心と受験生

 昨日、 息子が何気なく話した内容がおもしろかった。
「みんなさぁ、“女の子が恋するとキレイになる”って、知らないんだね」
「は? 何の話?」
「いやね、このあいだの塾の国語でさ、先生がそう言ったら、ボク以外のほとんどの人がそれを知らなくて、ビックリしたんだよ」
「へ~、そうなんだぁ」
「でね、先生がさ、こんなことも知らないんじゃ、知らない人は韓流ドラマ観て勉強しなさいって」
ぶはははは
 確かに、男の子の親御さんに聞くと、その多くが「国語の読解で、人の気持ちがわからないのよね~」とおっしゃる。うちもご多聞にもれず、たいていの場合、「どうして主人公がそう思うのかわかんない!」と言うのだが、今回の話に限っては例外だったようだ。小学生の男の子が特に苦手なのが、“女心”と“恋心”。その点で、うちの息子はおかしなアニメを親にいっぱい見せられているせいか、ステレオタイプなお約束のパターンは熟知しているのだろうか?! いやいや、そんなはずはないと思うけれど、いったい息子はどこで“女の子が恋をするとキレイになる”と刷り込まれたのだろう?? 気になる~!

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2010年8月30日 (月)

ゲームどっぷりで学習放棄?

 先週、プレステ3とともに“Another Century's EpisodeR”というゲームを買った息子。私の友人たちからは、「いや~、ふつう受験生にプレステ3を買い与える親はいないよ!」と驚かれつつ、私自身もそんなことをする夫にあきれてしまっていたのだが、勉強のプレッシャーに対するいい息抜きになるのかな?と淡い期待を抱いていたのだが。。。
 先週は塾の錬成特訓が終わったのをいいことに、好き放題ゲームをやり、あれよあれよという間にEasyモードでのエンディングを迎えてしまった息子。目下2周目。同じシナリオを何度もやりこむという精神が私にはまったく理解不能だけれど、最初の1周を終えただけでは、全プログラムの4%しか達成しないそうで、10回20回とやりこむごとに、新しい機体が手に入ったりステージが増えたりするのだとか。。。さらに、ゲームのみならず、PlayStasionStoreでビデオレンタルなどを試みて、ゲームに登場する機体の出てくるアニメを借りては見たりしている。。。もはや“息抜き”とかいうレベルではなく、完全に“逃避”ないしは“学習放棄”にしか見えない。難しい漢字がずらずらと出てくるゲームなので、多少は国語の勉強になるかなぁ?などと、最初のうちは甘い考えでいた私も、次第に焦りを募らせ、夫に文句をつけた。「せめて納得いく成績が取れるようになってから解禁にしたら?!」
「でもさ、勉強勉強で潰れちゃっても困るじゃない」
「はぁ??! 誰が潰れるほど勉強しているんでしょーかー???」
「これまでにくらべたらずいぶんやってるんじゃない?」
「いえいえ、塾の拘束時間が増えただけで、家では毎日1時間ってとこですけどぉ?」
……(そーじゃなきゃ、1週間でゲームクリアなんかするわけないのに…)
まったく現実把握できていない夫に、開いた口がふさがらない。

 そんな中、日曜の午後には夏の総決算たる実力テストがあった。出来映えのほどはまだ結果待ちだけれど、この結果次第では、緊急家族会議を召集する必要があるかも~?!……

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2010年8月29日 (日)

「東のエデン」

 ――あなたがもし、「100億円あげるからこの世の中を今より良くしてほしい」と言われたら、何にそのお金を使いますか?」――

 ず~っと観るのを心待ちにしていた「東のエデン」を数日かけて観た。DVD全巻と劇場版2本。ずっと気になる存在だった神山監督の作品、ちゃんと観たのはこれが初めて。いやぁ、見応えありました!
 閉塞感を抱え続けている日本という社会と、もどかしいのに何もできず悶々としている若者に向けて、「何かやらかそうぜ!」とハッパをかけるような本作、真面目に考え始めるとエンドレスな思考に落ち込むけれど、エンタテインメントとして観ると、もう、軽井沢の政治ショーなんかチヤホヤ追っかけてる時代じゃないよっと軽口をたたきたくなるくらいの爽快さ。全体を見ると閉塞感のある世の中でも、一人ひとりの力は捨てたもんじゃなく、それをうまく活かせていないだけ…そんなふうに前向きに思えるラスト。さらには、携帯にはまだまだ秘められた潜在能力がありそうな予感。まぁ、ごっちゃごっちゃといろんな感想が思い浮かぶわけだけれど、いきつくのは、神山監督って人が、映画を愛し続けている人なんだなぁ…ってところだろうか。

 本作を観たことのない人にとっては「なんのこっちゃ?」の感想レポートだけれど、要するに“おもしろい”ってことです。最初に書いた疑問文が本作の主題。私としては、神山監督が、人の心を動かすような作品を作り続けることが、上記の質問に対する一つの答えだと思いますよ~! noblesse oblige、あなたがこれからも、自分で納得のいく仕事を続けていかれますように――これからも応援させていただきます。

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2010年8月28日 (土)

夏祭りと子ども神輿

1_201008272_20100827   この金・土は地域の夏祭り。昨日は私も、子どもパレードのお手伝いのため、夕方から出動した。息子の小学校の低学年のお子さんたちを着替えさせ、豆しぼりや縁日券を配布したり、お神輿について警備で歩いたり…。いろいろな学校が創意工夫して作るお神輿が毎年楽しく、今年も様々なデザインの神輿が街を練り歩いた。学校ごとに違う色の風船を持ち、ワッショイワッショイ!と掛け声をかけながら1時間ほども練り歩いたら、ドロドロに疲れた。子どもたちの半纏を脱がせたら、汗でグッショリと重かった。今日の参加者はみんな、500グラムほどは痩せたに違いない! おつかれさまでしたぁ~。

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2010年8月27日 (金)

白熱教室

 「ハーバード白熱教室」で人気のマイケル・サンデル教授が、本郷で公開講義を行った模様をニュースで見た。おもしろいなぁ…と興奮するとともに、ああいう議論を常日頃から忌憚なくできる友達を、息子にはたくさん作ってほしいと思った。最近の若い人(と言っても、ごくごく限られた範囲かもしれないが)を見ていると、どうも、飾らない本音の議論をできる友達を持つ人が少ないような気がする。講義の中で、先生を介してするのでなく、サークルなり雑談なり、いつもいつも柔軟に話し合い、自分を軌道修正できるような議論ができる友達が、本当の友達だと思うんだけどなぁ。
 この講義、10月31日と11月7日に、教育テレビで放送予定だそうだ。大学生気分で聴いてみたいな…息子にはまだ難しすぎるかな?

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2010年8月26日 (木)

ガミガミ言わない日

 昨日の息子は、小学校の水泳特訓以外、何も予定のない日だった。塾の錬成特訓は終わり、先生からは、「この水曜日はうるさいことは言わず、この夏はよくがんばったと褒めてあげてください」と言われていた。そんなわけで、朝食時に「今日は一切“勉強”の“べ”の字も言わないから、好きなように遊んでいいよ」と話したら、息子の顔がズルズルとゆるんでニンマリ。「うるさいことは一切言わない」と決めると、親の方もなんと楽なことか。朝食後にダラダラしていても、プレステ3に熱中していても、頭に血をのぼらせずに済む。“ま、いっか”の精神は、健康には不可欠な気すらした。
 昼前から、久々に小学校のプールに向かった息子。2学期頭の水泳競技会に向けて、5,6年生合同の特訓があるとかで、水・木・金の3日間はこの練習のため完全に運動モード。この夏、あまり運動していないから、ヘバるだろうなぁ…と思っていたが、暑い中、水に入れたのは気持ちよかったらしい。
 今日からはまた塾の通常授業。夏休みも残すところあと6日ほどだが、元気に2学期を迎えるべく、規則正しく過ごそう!

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2010年8月25日 (水)

数年ぶりの美容院

 昨日、数年ぶりに美容院へ行った。何年ぶりだかよくわからない。仕事を辞めてすぐに、「稼いでないのに5千円もかけて髪なんか切っていられない」と思った記憶があるから、2~3年は行っていなかったと思う。2か月に1回行ったとして、年間約6万円。とすると、12万~18万の節約をしてきたことにになる。
 今回は、長かった髪をバッサリと、肩の上まで切ってもらった。別に失恋したわけじゃない。なんとなく気分一新したかっただけのこと。ずっと“ひっつめ髪”をしていたため、美容師さんから「毛根が曲がっている可能性が高いので、しばらくはくせっ毛になるかも」と言われた。へぇ~、そんなクセがつくんだ…と妙に感心しつつ、軽くなった頭のせいか気分も軽やかに。。。本当は、蓮舫さんくらい短くしてしまいたかったのだけれど、息子にも夫にも「絶対似合わないからやめて!」と断言されてやめにした。バスケットをやっていた頃は、蓮舫さんより短かかったんだけどな…。
 こうして、スッキリサッパリできたので、この秋はせいぜい活動的に、しっかり動いてしっかり勉強に励みたいと思う。

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2010年8月24日 (火)

黒光りするP…

20100823  黒光りするGは困りものだけれど、それ以上に私が家の中に入れたくなかった“黒光りするP”が、ついに我が家へやってきた―――その名は…プレイステーション3!
 以前から、夫と息子がやりたがっていた“Anather Century's Episode R”というロボット・アクションゲームがあるのだが、それをやるために購入した次第。私はこの購入は絶対阻止したかったのだが、夏休みのはじめに、何か条件を付けて、それをクリアできたら買ってやることにしよう…と夫と話し合い、「夏休み中の塾での演習や家での過去問テストで、70%以上の得点率だったら金シール1枚、満点なら2枚、50%~70%なら赤シール1枚で、赤シールは5枚で金シール1枚と交換できる」というルールを設定。金シールが120枚集まった時点で買ってあげる、ということになった。それなりにハードな条件なので、到底夏休みが終わるまでには達成できまいと高をくくっていたのだが……。ゲームのためなら人が変わる息子が、なんとこの段階で達成してしまったのだぁ
 …こう書くと、息子がさも頑張ったように見えてしまうが、その実は夫の援護射撃の賜物と言える。過剰な金シールコールがすさまじく、何かでちょっと頑張ると、「今日は金シール3枚やってもいいくらい頑張ったんじゃない?」とちょくちょく茶々を入れてきた。しかも、ちょっとした漢字テストレベルの満点でも2枚要求される始末。一昨日の算数オリンピック出場でも、特に何の成果も出してないくせに、まんまと金シール2枚をせしめられ、ついについに、我が家にプレイステーション3がやってきてしまったというわけだ。どこの親が、受験生にプレステ3を買い与えるというのかぁぁぁぁ(怒)。

 まったくあきれて物も言えない状態の私だが、約束は約束。願わくば、2時間も3時間も息抜きすることのなきよう、目を閉じて祈るばかり。。。

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2010年8月23日 (月)

算数オリンピック ファイナル体験記

1_201008222_20100822   日曜日、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた「算数オリンピック ファイナル」に息子が参加した。朝、駅に向かう道すがら、「そういえば、この夏休みで初めてだね、家族3人で出かけるの…」としみじみ。そう、塾と仕事に追われた息子と夫、初の一緒のお出掛けで、とんだ夏休みぶりがうかがえた。このシチュエーションがなんだかピクニック気分を誘い、なんとなく意気揚々と会場に到着。
 試験会場にも、後程行われる表彰式にも、親は同伴できないため、私と夫は各自本を持参してロビーで待機。試験開始前の待ち時間には、ある子はルービックキューブをやり、ある子は問題集をやり、ある子はパズル集を読み、ある子はボーッと窓の外を眺め、息子はというと、ガブガブと麦茶を飲んでのんびりしていた。同じ塾の同じクラスのお友達が二人いて、「今日の塾は3人欠席だな…」と言っていた。関西の方の希学園という塾は、塾生が先生の引率付きで大挙してきているようだった。中国からも200人強の参加者が、北京など四都市から来ていた。開始直前、珍しく緊張した息子は、2度もトイレに行っていた。
 そしていよいよ本番。午前中、10分の休憩をはさんで前半後半1時間ずつの計2時間で7問を解いた。昼過ぎに会場から出てきた息子は、頬を紅潮させていた。「1問は書けなかった~」と言っていたが、他の問題はそれなりに手ごたえがあった風。その後3時からの表彰式までは、家族でのんびりお弁当を食べ、緑の多いオリンピック記念センター内でおしゃべりしたり本を読んだり。私は、夫推薦の『天地明察』を持って行ったのだが、まさに算数オリンピックの日に読み始めるにふさわしい内容でウキウキしてしまった。
3_201008224_20100822   表彰式前に、ロビーでピーター・フランクルさんから本を買い、ファイナリスト認定証にサインをいただき、握手までしてもらった息子。ちょっと感動ものの表情で「今日の一番の思い出」と言っていた。子どもとは別会場のスクリーンで表彰式の模様を見守ったのだが、ピーターさんの講演中、3問のクイズが出された。それらを解いた子が舞台に次々と駆け寄る様が、さながら“ギブ・ミー・チョコレート”状態で大笑い。ピーターさんもしまいには「もう来ないで!」と懇願していた。お得意の大道芸の披露もあり、子どもたちは大いに楽しんだ様子。広中平祐氏やSEGの古川昭夫氏のお話もあり、あっという間の2時間。最後にドキドキの表彰式があったのだが、残念ながら息子は入賞ならず。息子の学年は金メダルも銀メダルも女子が獲得し(銀のもう一人は男の子)、会場の男の子たちは相当ショックを受けていた。全体で見ると女子の割合は極端に低かった(3%以下?)にもかかわらず、すっかりお株を奪われた形。「世界は広いねぇ」と家族で当たり前のことをつぶやきつつ、会場を後にしたのだった。
 夏休み最初で最後の家族そろってのイベントは、こうして終わったわけだけれど、それぞれにとっていい経験だった気がする。しばらくは肩を落としていた息子も、すぐに「いやね、試験中抜けそうな歯が気になっちゃって、集中できなかったんだよねー」とホザくまでに立ち直り、事実この日に左前歯が見事に抜けたのだった。みなさん、暑い中、お疲れ様でしたー!!

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2010年8月22日 (日)

私立学校展(進学相談会)

20100821  土曜の午後、東京国際フォーラムで行われた「東京都私立学校展(進学相談会)」に行ってみた。これまで、個別の学校説明会への参加しか経験がなく、今回のような大規模な展示会は初めて。到着してみてそのにぎわいにビックリ! 同級生のお母さん一人と会ったくらいで、他に知り合いには会わなかったけれど、きっと違う時間帯に来ている人は多かったろう。
 この手の展示会は、まだ何の下調べも絞り込みもしていない学校見学スターターの人にとってはうってつけの資料集めの機会だとは思う。が、去年からすでにあちこちの学校を見て歩いている私にとっては、ちょっと物足りなかった。強いていえば、学校長や広報の先生以外の先生とブースで話ができるのがメリットかもしれない。そこここに現場の先生らしき人たちがたむろしていて、その生態観察の方が面白いような気がした。ある若い男の先生が、同僚らしき人と話していたのだが、「やっぱりさぁ、教員やるなら共学校の方が楽しいよね」という言葉に内心笑った。そんなもんかなぁ? 男の先生なら女子校の方が楽しいんじゃ???……また、学校によってはクリアファイルとかボールペンとか地図とかエコバッグといったノベルティまで配っており、ついついそちらに気を取られたり……
 あまり長居しても下世話な行動に走るだけのような気がしたので、1時間もしないうちに出てきてしまった(汗)。唯一、息子の色弱気味なことが気になって、ある学校で「入学後、不便することはないでしょうか?」と尋ねてみたが、「いや~、入試では一切関係ありませんし、入学時も調べないので、理科実験とかで多少困ることはあっても、特に不利になるようなことはないと思いますよ」とのことだった。明るく丁寧に対応していただいて、ありがとうございました~。

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2010年8月21日 (土)

錬成特訓開始!

20100820  金曜の午前中、奈良県にあるダイワホーサンという会社から、注文しておいた横長リュックが届いた。しっかりした作りで、容量も申し分なし! いつも塾に持っていく道具を入れてみたが、まだだいぶ余裕があり、これならお弁当も入れられそう。9月以降は、日曜日がお弁当持ちになるらしいから、この容量は助かる。写真は、まだ運搬用のクッションを入れたままの状態で撮影したものなので、ずいぶん大きく見えるけれど、クッションを取り出して通常の荷物を入れると、見た目も小さくなり身体にもよくフィットするようだ。息子曰く、「4教科分の資料入れても、これまでより軽く感じる」とのこと。よかったよかった。
 そして、午後からは塾の錬成特訓も始まった。志望校別のクラスで4教科をこなす。どんな顔をして帰ってくるかと思っていたら、いつもと変わらず元気にニコニコと出てきた。さほど過酷でも厳しくもなかったのか、めげている様子は微塵もなかったのでホッと一安心。どうもいろいろと余計な取り越し苦労をしているのは私だけなようで、彼自身は毎日を楽しんでいる模様。それがなにより!

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2010年8月20日 (金)

健康診断結果

 2週間ちょっと前に受けた健康診断の結果が返ってきた。特に異常はなく、尿蛋白と脂質でB判定があったのと、中性脂肪がやや少なめでB判定だった以外はすべてA。自己申告による貧血が“経過観察中”になっていたが、概ね健康と言えるだろう。まぁ、これだけよく食べてよく寝る生活をしていて不健康ではバチが当たる。同世代の友人の中には、糖尿病になったり骨粗しょう症になったりして苦労している人もいるので、健康は何よりの宝と思って、せめてもう少し運動不足の解消を図りたい。
 運動不足といえば、息子が夏休みに入る前までは毎日ほぼ欠かさずやっていた朝の「テレビ体操」を、夏休みに入ってからはほとんどやっていない。。。別にそれで体調に変化があったわけでもないが、なんとなく罪悪感に苛まれる。再放送の多い教育テレビにあって、なぜか「テレビ体操」だけは朝しかやらないのが不思議。昼時と夕食後くらいに、短く編集したバージョンの「テレビ体操」でもやってくれたら、どれか一つくらいはできるだろうに…と思う。NHK様、どうぞご検討くださいませ~。

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2010年8月19日 (木)

お茶目な息子

 “ごっこ遊び”は小さな子どもの専売特許だけれど、うちの息子はいまだによく“ごっこ遊び”をしている。先日、クーラーのきいた部屋から蒸し暑い廊下に抜けるドアを開けては、押し寄せる熱気にたじろいで、大げさに「ぶわっ!」とか叫びながら後ろへ倒れそうになる素振りを繰り返していた。
「やめてよー。そんなに開け閉めしたら冷気が逃げちゃうでしょ!」
「え~、だって遊んでるんだもん」
「はぁ? 何のマネ?」
「な~んだ?」
「バックドラフト?」
「ブッブー、“熱暴走”したサーバの部屋に入るマネでしたぁ~!」
 ……なるほど、お茶目な設定。今ならもれなく、誰でも体験できる“ごっこ遊び”だ。さぁ、今すぐドアを開けてみよう! 熱暴走した都会の空気が、あなたをまだ見ぬサーバ室へと誘う!!

 また別の日。塾から帰った息子が私に一言。「あのさぁ、今日の国語で出てきた茂木健一郎さんの文章、おもしろいから読んでごらん」―――そこには、『それでも脳はたくらむ』という本からの抜粋があった。その第一段落の文章がこちら(ワン・ツー・スリー♪)↓
「子どもにとって一番良いことは、適当な頃合いで放っておかれることだと私は思っている。もちろん、親の目が一切届かないのは困る。しかるべき時には、導かれなければならないし、守られなければならない。しかし、昨今のように何でもかんでも指示されるのは子どもにとって不幸なことである。お稽古事や勉強で生活時間のほとんどが占められているというのは、どう考えても尋常ではない。子どもには、放っておかれる時間がどうしても必要なのである。」
―――ははぁ~ん、“声なき抵抗”ってか? でもね、茂木さんの主張は「脳の自発性は管理教育では伸ばすことができないが、真の自発性は管理教育をも撥ね返すくらい強靭だから大丈夫」ってことなんだよ~。お茶目な抵抗でカワイイけれど、読解力、まだまだなんじゃない~??

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2010年8月18日 (水)

ミョウガとミヤマシジミ

1_201008172_20100817   天然サウナ状態の日々、日本の夏ってこんなだったっけ?!と首をかしげたくなる中、ご近所さんからミョウガのおすそ分けをいただいた。プリプリと新鮮なミョウガを見たら、その昼は迷わずソーメンを食べたくなった。島原の手延べソーメンを茹で、凍らせておいた分葱と卵焼きとミョウガで早速! ミョウガ独特の土のホロ苦い香りが格別! う~ん、これぞ日本の夏!
 昨日は、昼過ぎから息子は5日ぶりの塾、夫は大阪へ出張とあって、午後はやっと自分だけの時間が持てると思うと、さらにご機嫌な私だった。

3_20100817  また、旅行に出ていたいとこたちから息子宛に、携帯写メが…! 「報告します。本日浅間からの帰り道、高崎・倉渕の河川敷にて、“ミヤマシジミ”を発見しました。この地域にしか現在生息していないと、たまたま統計をとっていた役所の方からの情報です。写真添付します」とのこと。いいなぁ~、彼らは、サウナ状態の関東平野をしばし離れ、高原で過ごしていたのだった。
 調べてみると、“ミヤマシジミ”の雄は鮮やかな青色で、雌がこの写真のような茶色をしているらしく、アサマシジミやヒメシジミと似ているのだとか。夏休みって本来、こういう発見やら冒険やらをする時間だよなぁ。。。まぁ息子には、この夏はせいぜい脳内の大冒険をしていただくということで…
 あ~…そういえば、、、「インセプション」観たいなぁ。。。

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2010年8月17日 (火)

再起動!

 さてさて、中休みも終わって、今日からまた息子の塾が始まる。週末からは錬成特訓と銘打った志望校別の対策講座に移行するらしく、夏休みのラストスパートという感じ。
 他塾に息子さんを通わせるママ友さんからメールをもらったが、そこは、夏の間じゅうお弁当持ちで塾通いの上、成績順にクラス分けされて、通う校舎もそれによって変わってしまうのだとか! だから、近所の塾に入ったつもりが、いつしか電車やバスを使わないと通塾できないなんてことにもなりかねないわけだ。その点、息子が通う塾は、夏休み中、お弁当は一切なし、校舎もずっと一緒で、日々のリズムが崩れないので大助かり。特に検討することもなく単に“近い”というだけで選んだ塾だけれど、今は本当によかったと思える。塾選びの際は、入塾するときの学年のシステムのみならず、卒業までを通して、時間や場所や費用の変動を加味して検討すべきだなぁ…とつくづく思う。
 この夏休み、リビングのテーブルで息子と向かい合わせで勉強したり、算数ドリルは一緒に競争したりしてやってきた。分量的には、課題の半分もこなせていないけれど、中学受験ならではの充実した時間は過ごせているのではないかと思う。人付き合いとか地域活動を脇に置いた生活で、全面的には推奨できないけれど、長い人生の中の一時期は、誰にでもこういう時間があるものかも。もうひとふんばり、暑さにまけず、楽しく勉強いたしましょう~♪

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2010年8月16日 (月)

短い里帰り

1_201008152_201008153_20100815    この週末、土曜の午後から日曜の夜までのほんのひととき、息子と二人で里帰りした。夫は仕事三昧。土曜はただただのんびりとして、日曜にいとこと合流。庭の畑に“かかし”を作るべく、みんなで顔の絵を描いたり、DSでマリオパーティーで遊んだり、かくれんぼやらショッピングやら。イトーヨーカドーでやっていたポケモンラリーをやって、プラ下敷をもらっていたが、もうポケモンへの興味を失っていたくせに、いとこと一緒だと昔の血が騒ぐらしい。短い時間ではあったけれど、私は食事の支度のプレッシャーからひととき解放され、息子はたっぷりと睡眠を取って、よい休暇だった。

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2010年8月15日 (日)

ご近所ネコ

 しばらく前から、ご近所公認のネコがいる。コミュニティ・ネコの“なっちゃん”と“カブッキー”。とても仲のよい野良夫婦で、我が家の区画のご近所さんがみんなで毎朝毎夕声をかけている。
 ところが、この夏、なっちゃんの毛がずいぶんと抜けて、みるみる痩せていくので、ずっと心配していた。夏バテかなぁ?と思っていたのだけれど……先日立ち話で聴いたところでは、なんと“膵炎”にかかってしまったのだとか! 「お薬を混ぜたエサをやってるんだけど、進行を遅くするだけで、治らないんだって…」とのこと。。。う~ん、かわいそうに。。。早く涼しくなって、少しは楽になるといいのだけれど。
 

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2010年8月14日 (土)

色違い類似商標

 目下、商標パートを学習中。つい先日、“男の娘(おとこのこ)”という言葉が商標登録出願されたというニュースで、アニメ好きの仲間内で盛り上がったが、商標の勉強は他法域に比べてなんとなく気が軽くなる。
 が、しかし、細かな部分での理解は他法域同様まだまだ。昨日は、商標法70条2項や4条1項12号に関連する「色違い類似商標」について考え込んでしまった。上記条文にいう“登録防護標章”には、「その登録防護標章に類似する標章であって、色彩を登録防護標章と同一にするものとすれば登録防護標章と同一の標章であると認められるもの」が含まれる、というのは、知っていなくてはならないこと。私はこれまで、この“色違い類似”の“類似”は、商品役務の観点での類似だと思い込んでいた。つまり、ポイントとしては「類似するものであって」「色彩を同一にすれば同一と認められる」という2条件が揃っていることだと認識していたのだが、どうも短答問題集の解説を読むと、これまでの理解は間違っていたようだ。たとえ指定商品が同じで、色が違うだけであっても、非類似であるようなものが存在するような書かれぶりなのだ。
 はて? 文字や形はまったく同一で、色だけが異なるような標章で、非類似になるような2つのものって、どんなものを想像すればいいんだろう? たとえば「TOYOTA」の商標を想像してみる。文字も形もまったく一緒で、色がレインボーのような別標章を創作し、指定商品を「車」にした場合、これは類似?非類似? 4条1項19号の“著名性”はこの際脇に置くとして、こうした2つの類否は、審査官の「似てる・似てない」という判断にゆだねられるということ? 私にはどうしても、指定商品が同じなら、「色だけが違う」という1条件だけですでに“類似”と言えるように思えてならない。。。???
 このあたり、きちんと理解している方に是非、解説いただきたいと思う。恐縮ですが、お時間ある方はどうぞコメントよろしくお願い申し上げます。

  ↑ 上記、コメントをいただき、ありがとうございました。講義で、赤十字と緑十字の例を聴いていたことをすっかり失念しておりました。バットマンのマークもこれに該当するらしいというご指摘もいただき、今後気を付けておこうと思います。まったくもって、講義いただいたことすら頭に入っていない情けなさ。お恥ずかしい限りです

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2010年8月13日 (金)

ささやかな幸せ

20100812  「あ~、どうして私は、まっ昼間っからひき肉なんてコネてるんだ??」
昨日は、昼前から“手作りハンバーガー”を作るべく、いそいそと材料を買い込んで、ミニハンバーグを10個焼いた。塾のお休みに入って気の抜けた息子に「今日のお昼はまた、手作りハンバーガー食べたいな!」と無邪気に頼まれて、致し方なく重い腰を上げたのだ。ひき肉をコネながら、「うぅぅぅ、午後は絶対、ドリル10ページやらせてやるぅぅぅ(泣)」と、玉ねぎのせいか涙目になっていたのだけれど、食べ始めたら気分は一転!
 「おいしぃぃぃ~♪」
焼き立てのハンバーグとフレッシュトマト、チーズやキャベツをたっぷりのせて食べるランチは、なかなかの充実度。シロクマパンの“酪農バターロール”というパンが、ほんのり甘くて“手作りハンバーガー”にぴったりなのだ。我ながら、おいしいものでコロリと豹変できる自分にあきれるが、この単純さゆえに頻繁に訪れる“ささやかな幸せ”。元気百倍になって、午後はビシバシ容赦なく、教育ママと化した私であった…(ふふふ、あわれ息子よ、墓穴を掘ったね)。

20100813  今日のリクエストは“お好み焼き”。いつも唐突に言われるので、たいていは材料不足。苦肉の策でツナとキャベツと卵と鰹節のみで作ったが、私の分までペロリ! おいしく食べてくれるのは嬉しいが、平日ランチくらいは超手抜きさせてもらいたいんだけどなぁ。。。

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2010年8月12日 (木)

ささやかなお盆休み

 今日から5日間、息子の塾もようやくお盆休み。ご丁寧に、休みに入る直前には≪8月12日から16日の学習について≫というプリントが配られ、「夏期講習でがんばってきたその意味と成果を、より一層大きなものにするためにも、5日間を有意義に過ごしましょう」という導入文で始まる手紙には、暗に“サボるなよ~!”のプレッシャーがむんむん。溜まりに溜まった課題を本気で片づけるなら、当然遊んでなんかいられないわけだが、そうは言っても休みは休み。息子以前に私の方のタガが緩んでしまって、心の中で「週末は実家でご飯食べさせてもらおっかなぁ~」とか「日曜月曜のどっちかで、OAZOに“はやぶさ”観に行こっかなぁ~」とか「浅間高原に行って、北軽で遊んでる友人一家と合流できないかなぁ~」とか、自分が楽することばかり夢想してしまう。夫は夫で「13日の早朝に高い山の上でペルセウス見たいよねー」と能天気な発言。本来は、緩んだ子どもの気を引き締める側に回らねばならない役どころなのに、、、受験生の親にあるまじき二人。一方の息子は、「塾で“日焼け禁止令”が出ちゃったよ」と焦っていた。“日焼け禁止令”は先生のジョークだと思いたいが、有名中学入試問題集をサボりにサボっていた息子にはレッドカードが出されたらしく、「この休み中にやらないとヤバイ!」と頭を抱えてもいた。
 いずれにせよ、のほほんと暢気に過ごすことは許されない模様。まぁ、私のお世話になる予備校の方でも“お盆特訓ゼミ”などが催されることを考えると、他人事ではないのだが。。。
 一体全体どんなお盆休みになるのやら、その命運はすべて息子の肩の上。この夏の私は、魔法使いに見捨てられたシンデレラの心境で、家の中で掃除洗濯食事の準備を繰り返すだけの存在になってしまうのだろうか…!? あ~、舞踏会に行きたいよぉぉぉ~!!!

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2010年8月11日 (水)

国内復帰祝いおしゃべり~

20100810  火曜は、月曜に引き続き、友人とのおしゃべりタイム。午後、息子を塾に送ってから品川駅へ。東口のアトレ内にある「Maker's Shirt鎌倉」前で待ち合わせ。この友人は、アニメ好き仲間の一人で、ここ数年アメリカで仕事をしていたのだが、このたび国内復帰されるとのことで、週末に飲み会が企画されたのだけれど、あいにく私は夜の参加が難しかったため、日中に二人だけのアフタヌーンティー・デートとあいなった。
 久々に会う彼女は、「向こうは寒かったんで、日本の夏がこたえます~」と言っていたが、元気そう。数年ぶりに品川に行った私は、あまりの変わりようにおのぼりさん状態。アトレ品川は、全体をニューヨークに見立てたコンセプトで統一されていて、ぶらぶら歩いてもすごく楽しかった。4FのMANHATTAN GRILLでアフタヌーンティーしながら、いろいろおしゃべり。今後しばらくは品川を拠点に働くということだが、それより何より、彼女が入居したシェア・ハウスの話に興味津々になった。彼女が即断即決したシェア・ハウスは、東京電力系のリビタという会社が運営するものだそうだが、共用スペースのオープンキッチンやライブラリー、アトリエ、テラスなどの充実ぶりがものすごくて、しかもリーズナブル!! 私が今学生か社会人1年生だったら、真っ先に内覧会に参加したいところ。話を聞いていたらいてもたってもいられず、「次回の飲み会は、シェアハウス内にしようよ~!」と提案してしまったほど。「好きなアニメのディスクを持ち寄って、オープンキッチンで調理して食べながら飲みながらワイワイも、いいかもしれませんね~♪」ということで、週末の飲み会で提案してもらうことに(笑)。おしゃれなシェアハウスのことをニュースか何かで観た記憶はあるが、友人がそこに入居することになるとは!びっくりだった。
 家具にも雑貨にもこだわりのある彼女への引っ越し祝いを何にしてよいか思い浮かばず、思いっきり純和風な「中川政七商店」の雑貨数点と、純国産の“線香花火”をプレゼントした。“線香花火”だけは自宅用にも購入。この夏休み最後の夜にでも家族で楽しもうと思う。

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2010年8月10日 (火)

出版記念おしゃべり~

 昨日の午後は、なんと1時から5時過ぎまで、友人の出版記念パーティーと称してホテルに集まり、延々とおしゃべり。前の前の会社で一緒だった仲間で、年に数回会うのだが、毎度毎度あっという間に時間が過ぎ去る。今回は、去年に引き続き2冊目の本(今回は“免疫”に関する単著だった)を上梓した友人に、その本をいただきがてら集まった。皆、午前中仕事して、午後半休を取っての参加。
 保育園の娘さんがどんどんおしゃまになる話、中学生の息子さんがテニス部でがんばっている話、仕事の話、受験の話、節税対策の話、就活・婚活の話、趣味の話、お弁当の話などなどなど、女4人集まると、本当に次から次へと話題が絶えない。ある友人は、この夏、区の補助を受けて太陽光パネルを導入したとのこと。まだどのくらい発電できるのかは試験期間中らしいけれど、初期費用がハンパではないらしく、他のメンバーはちょっと躊躇。追々経過を聴いて検討することにしよう。「次回は秋かね~?」と話し合い、お開きに。こうやって定期的に集まれる仲間がいるというのは幸せなことだ。次回を楽しみにしています~♪

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2010年8月 9日 (月)

子ども手当の怪

 お子さんをお持ちの方々のもとへは、つつがなく子ども手当が振り込まれていますでしょうか?
 我が家では、とうの昔の4月に書類を提出して、もうその存在すら忘れかけていたのだけれど、なんと先日の土曜日に、「保険証のコピー添付の不備」とやらの通知が来て驚いた。薄れゆく記憶をたどっても、かなり慎重に1点1点の書類確認をして送った気がするのに、、、??? さすがに添付した書類の控えなどがあるわけもなく、腑に落ちないまま急ぎ保険証をコピーして、その日のうちに返送しておいた。こんな時期になって書類不備を指摘されること自体、そのタイミングに納得できないものを感じるが、振り込みはいつになるのやら???
 去年の5月には、自民党のバラマキ政策たる「定額給付金」というのも振り込まれたけれど、もはや過去の遺物のごとき印象。子ども手当については、十年後二十年後に振り返った際、いったいどんな印象として残るのだろう? 社会保障の安定を切に願う一市民である。。。

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2010年8月 8日 (日)

逐条講座 意→商

 昨日、青本の意匠法パートを読み終え、今度は商標へ。逐条講座と青本読みを並行して。
 一昨日、予備校から、論文知識講座のテキストがドンっと送られてきたが、昨年受けた基礎講座とはずいぶん様相が違う。レジュメのほか、事例集やブロック集なるものもある。これらを見ると、現状はまだ、表面をサラリとなでる程度の勉強しかしてなかったのを思い知らされる。今後は、上記作業と並行してさらに、波状攻撃のように論文知識も仕入れていかないと…!
 最近よく思うのは、私はまだまだ世の中を、編集者の目で眺めてしまっているということ。仕事をもって、何かのプロとしてやっていくということは、世の中をいつも、自分の仕事を通して見るということだと思う。編集者なら編集者の目で、エンジニアならエンジニアの目で、研究者なら研究者の目で、経営者なら経営者の目で、、、。毎日何かしら産業財産権法にまつわる文を読み、日刊知財ニュースを気にかけ、NHKの朝のニュース内の「まちかど情報室」でいろんな商品の価値鑑定などに思いを馳せたりしているものの、やはり二十年以上かけて培った色眼鏡はなかなか変色させるのが難しい。なにより、朝から晩まで仕事として産業財産権法に関わっている人と比べると、どうしても上っ滑り。OJTの威力はハンパじゃないよなぁ。
 ……と、やることもやらずに弱気になるばかりじゃぁ、いかんいかん。脂の乗り切った働き盛りの人たちは、愚痴る暇もなく仕事を片付けているというのに! “夢中になる”か、“必死になる”か、どっちかができなくちゃ、やってる意味ないぞぉ!

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2010年8月 7日 (土)

プール当番と中休み

 広島の平和祈念式典の朝、息子は久々に登校。登校日というのは(なぜか?)ないのだが、6年生は一人1回は必ず、低学年の指導や先生のお手伝いをするべく、プール当番というのをやる“しきたり”があるらしく、昨日はその日だった。幸い、塾の中休みの日と当たったのでラッキー。朝8時半から午後1時過ぎまで、ず~っとプールサイドで過ごすので、もしその後に塾があったら、きっと「休む」と言い出したことだろう(苦笑)。
 この夏、息子は1度も休まずしっかり塾通いして、ずいぶん規則正しい夏休みを過ごしている。「今日は誰とどこで何して遊ぼう?」とかいうことを考える暇がないというのは、意外にラクチンなのかもしれない。お盆の5日間を除いては、スケジュールがびっしりで、友達とはもっぱら夢の中で遊んでいる模様。先日など、朝起きたら「あ~、昨日の夜は久々にクラスの友達全員と会った」とか言って喜んでいたっけ。
 長時間、炎天下で働いて、さぞかし疲労困憊して帰ってくるだろうと思っていたが、案の定、みごとに真っ黒に日焼けして帰宅した息子。第一声はやはり「疲れた~!」だった。それでも、「ホースで水まきする仕事がおもしろかった」と、服部平次のような黒々した顔で回想。昼ごはんのあと10分くらいゴロ寝した後は、夏休み始まって以来初の、友達との羽伸ばしタイム。2時から6時まで、家では遊戯王カードやWiiで遊んだり、かき氷を作って食べたり、公園へも出掛けて、水かけ遊びをしたり砂場で穴掘りしたりセミを捕まえて遊んだりもしたらしい。。。なんだかとっても夏休みっぽい中休みを楽しんだらしき息子。さすがにこの日は、“勉強”の“べ”の字に触れることもなく、私も“しなさい!”とも言えず、早く寝かせることだけに専念したのだった。たっぷり遊べてよかったね~

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2010年8月 6日 (金)

横長のリュックが欲しい!

 昨日は、この夏一番の猛暑かと思われる日差しの中、あちこちとカバン探しの旅に出た。息子の通塾用に、横長のリュック(日能研バッグみたいなやつ)を入手したかったのだが、これが全然見つからない。フィラやアディダスのやや小さ目のものを使っているお子さんは見かけるのだが、どこで買えるんだろう? 1つだけ、ブラックのビジネス用の横長リュックを発見したが、さすがにちょっと大きすぎるうえに渋すぎた。ネット通販で探しても、なかなかいいのが見当たらない。現状は、「通学かばん専用サイト」のページあたりから探すしかなさそうかな…という状況。なかなか良さそうだけれど、手にとって見ることができないのが難点。どなたか、都内で「ここに行けば必ずあるよ!」というお店をご存じでしたら、是非お教えくださいませ!(新宿や自由が丘あたりの高島屋の学用品売り場とかにあるのかなぁ???)

 友人の話によると、どうやら新学期準備の頃にはフツーにあちこちのお店に並ぶらしい。時期外れのこんな時に探し始めた私が暢気すぎたらしい。友人のお嬢さんが使っていたのを送ってくださると、嬉しいメールをいただいたのに、せっかちな私は、探し歩いた翌朝にはネットで注文を済ませてしまっていた。息子には「そんなに急がなくてもいいよ」と言われていたのに……私ってば、ホントに短気。。。

【後日譚】結局、上記の「通学かばん専用サイト」(奈良県・ダイワホーサン)で横長リュックを購入したのだけれど、これがまぁ優れモノで大感激! 丈夫で軽くて容量も多く、本当に素晴らしいリュック。今探している方には自信をもってオススメできます。

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2010年8月 5日 (木)

データの信憑性

 ここ数日、所在不明の高齢者の話題でニュースは持ちきりだ。先日、日本が世界一の長寿記録を更新しているというニュースも聞いたばかりなのに。。。一難去ってまた一難という感じの厚労省。
20100804  息子の塾では、夏休み中に、中学受験の社会科で必要とされるさまざまなデータの更新値のプリントを配っている。資源・エネルギーにはじまり、工業・農業、気候、交通、貿易などなど。もちろん、人口についてのデータもあった。現在発覚している行方不明の高齢者は、数百万人中の数十人ということだから、誤差のうちなのかもしれないが、役所の管理の様子をテレビで見るにつけ、若い人も含めると潜在的な不明者はもっと多いんだろうなぁ…と思える。基本的には自己申告による住民票管理だから、把握してない役所を責めるのはスジ違いかもしれないけれど、少なくとも、住民登録されている住所が更地だった…というような齟齬がうまれない仕組みを作る必要はあるんじゃなかろうか…? 国民総背番号制など、まだまだ住民管理には検討課題が多いようだけれど、私の目下の心配のタネは、今回の事件のニュースを聞いた息子が、「ほ~ら、データなんかいい加減なんだから、覚えるだけ無駄!」とか言い出さないだろうか…ということ。いや、もともと、覚えきれるような代物じゃないので、杞憂と言えばそれまでなんだけれど…

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2010年8月 4日 (水)

暑中お見舞い

 知人から暑中見舞いのハガキをいただき、「あ~、もうすぐ立秋なんて、ウソだぁぁぁ!」という気持ち。今週はまた暑い暑い。私は暑中見舞いのハガキは出さないので、この場を借りて……“暑中お見舞い申し上げます”。
Card20100801  息子にも1枚、いとこの男の子たちから暑中見舞いハガキが届いた。中学生のお兄ちゃんは日々野球の部活動をがんばっているとのこと。小学校低学年の男の子は「今度遊ぼうね」のお誘い。息子もさっそく返事をしたためていたが、いつものごとく暗号まじりの怪しげな封書にしていた(苦笑)。中をのぞき見たら、「絶対遊ぼうね!」の文字。う~む、この夏は果たして、彼らと遊ぶ時間が取れるんだろうか??? 夫は史上最悪の、土日含めてたった3日のお盆休みだし、息子の塾のお盆休みは5日間。実家で1日会えればしめたもの…という状況だ。友人たちが皆、オーストラリアやらタイやら北軽やら那須やら旧軽やらへ遊びに行ったり行く予定だったりする話を聞くにつれ、私もせめて1泊2日くらいででもどこかで現実逃避したいなぁ~と思ってしまうのだが。。。息子に「5日間のお盆休みで浅間高原行かない??」と誘っても、「う~ん、この夏はあんまりどこも行きたくないんだよね」とつれない返事。あ~、5日間ずーっと家にいて“おさんどん”の支度に明け暮れるという事態だけは避けたいよー

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2010年8月 3日 (火)

健康診断

 月曜日は、午前中から息子と、社会の過去問演習の直し方で一悶着起こした。間違えてもいいから、その復習をちゃんとやるのが勉強だと、口を酸っぱくして言っているのに、早く終わらせてマンガを読みたいのがミエミエの態度でサラリと解説に触れて済ませようとするものだから、雷を一発ドカンと落としてやった。久々の雷だったので面食らったのか、大粒の涙をポロポロと数滴こぼしたけれど、すぐに立ち直っていた。なぜなら、この日は夫がこう息子に助言して出掛けたからだ。。。「今日のママは健康診断で、朝から何も食べてないから、気をつけろ!」―――
 そう、午後から年に一度の健康診断を控えていた私は、朝から何も食べずにいて、暑さと空腹でいつにも増してイライラ度が高かったのだった。夏休みのはじめに、「この夏は心おだやかに優しい気持ちで過ごそう!」と決意していた私は今いずこ?? 案の定、そんな決意はなかったかのように、毎日ガミガミと角を生やしている私。この日はそのガミガミに空腹度が相まって、“倍加の術”の被害に遭った哀れな息子だ。彼を塾に送った後、炎天下、自転車を飛ばしてクリニックへ。
 今回は、例年のごとく身体測定や血液検査や眼圧検査、大腸がん検診、肺がん検診などに加え、生まれて初めて“骨粗しょう症”の検査があった(あ~、歳なのね…)。一方、バリウムを飲む胃がん検診はパス。あれをやると、健康体が余計なダメージを受けるような気がするので、2年に1度にしておくことにした。いつもこれといった異常もなく、日頃気になることといえば、ごくたまに起きる貧血くらい。診察の女医さんに「年に1,2度なんですが、意識を失うくらいのひどい貧血になるんですが…」と相談してみたが、「血圧も正常ですし、急に立ち上がったりするのを控えれば大丈夫だと思いますよ。あまり頻繁に起こるようなら、別の病気の可能性を疑って病院に行ってください」とのことだった。
 今年の私は、貧血よりなにより、イライラガミガミ病をなんとかしないといけない。特効薬はわかってる。素直で勤勉な息子。この薬がまぁ希少なものだから、入手困難きわまりなく、完治は到底のぞめない。気休めに、午前中の自分を反省しながら、牛乳をガブ飲みしておいた。「龍馬伝」のお龍じゃないけれど、“う~み”とばかり微笑んで、プラセボ効果に期待するしかない私だったとさ。

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2010年8月 2日 (月)

逐条講座 特→意

 先月中はずっと、青本の特許パートを読み進めるのと並行して、逐条講座の特実を聴いていた。今月頭からは意匠へ移行。過去問は1日10問というスローペースでやっていたが、これも時を同じくして意匠へと移行した。8月の第2週くらいからは、論文講座も始まる予定だから、課題はかなり溜まり気味。もっとペースをあげたいと思いつつ、なかなかまとまった時間が取れずにいる。
 逐条講座の聴講と青本読みを並行してみた感想としては、「自分自身で考えながら青本を読む方が勉強になりそう…」ということ(当たり前か)。逐条講座は、すでに基礎講座を終えたという前提の講義なので、本当に要点だけかいつまんで突っ走る印象で、基礎のしっかりした人にとっては短時間の復習という位置づけで効果的かもしれないが、私のようにまだまだ基礎すらあやふやな人間にとっては、ちょっと超特急すぎる。それでも、過去問は平均して8~9割ができるのだが、単に解答を丸覚えしているのかもしれず、実力のほどは不明。意匠の逐条を聞き終えたら、一度、今年の短答をまっさらな状態でやり直してみようかと思っている。
 産業財産権法を勉強しはじめの頃は、法律そのものや制度全体に対して、いろいろもの申したいことなどがフツフツと心の中に沸き立っていたのだけれど、最近はそういう思いを押し込めて、味わうこともなく淡々とまる飲みしている感じ。ただ、理学の体系と比べてみると、法学というのはまだまだものすごく未熟な気がすることだけは、一貫して感じ続けている。ある意味、法律っていうのは永遠に未熟なものなのかな??

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2010年8月 1日 (日)

い~らいら、い~らいら

 今日から早8月! 今週はまた暑くなりそうだ……。
 隅田川の花火大会だった昨日、息子の塾も1日休みで、夫も珍しく家にいた。本来なら、のんびりと一家団欒を楽しむところだが、私の頭の中はToDoListでぎっしり。ToDoListの項目はもちろん、息子の塾の課題なのだけれど、「あんまりうるさく言うと逆効果だろうし…」と、土曜の朝は夫と息子を好きなだけ寝せておいてやろうと放置したのだが……。夫は9時半、息子は10時まで起きてこず、朝からブチ切れそうになるのを必死にガマン。ブランチ後、昼過ぎまでは夏休みの自由研究のレポートまとめ。これも、あれこれ私が文句をつけると息子と喧嘩になりそうになるので、夫に任せてみる。傍で見ていると、そのダ~ラダラダ~ラダラした様子と出来映えにまた文句をつけたくなってしまうので、できるだけ近寄らないようにしていた(汗)。
20100731  午後、本当ならやって欲しいことが山のようにあるのに、「映画観に行かない?」とか「コナンの漫画の続き買って!」とか、のらりくらりと好きなことを言う夫と息子にまたブチ切れそうになる。。。結局、勉強なんて一切せずに、漫画をよみふけったり散歩したり。近所の和菓子屋さんでかき氷を食べる二人を写真に収めながら、(こんなことでいいのかなぁ…)と、内心深いため息。ラジオ体操にも行かず、学校のプールもサボり気味なだけでも、私にとっては相当なストレスな上、なおかつ勉強もしないでダラダラされると、本当に精神衛生上よろしくない。
 結局この日は、晩御飯のあとでドリルを1ページやった以外は何もせず、「ダレン・シャン」のDVDを見たり隅田川花火の音を遠くに聴いて終わってしまった。い~らいらい~らいらしていたのは私ひとりで、男ふたりはすっかりくつろいだ一日だった

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