逐条講座 特→意
先月中はずっと、青本の特許パートを読み進めるのと並行して、逐条講座の特実を聴いていた。今月頭からは意匠へ移行。過去問は1日10問というスローペースでやっていたが、これも時を同じくして意匠へと移行した。8月の第2週くらいからは、論文講座も始まる予定だから、課題はかなり溜まり気味。もっとペースをあげたいと思いつつ、なかなかまとまった時間が取れずにいる。
逐条講座の聴講と青本読みを並行してみた感想としては、「自分自身で考えながら青本を読む方が勉強になりそう…」ということ(当たり前か)。逐条講座は、すでに基礎講座を終えたという前提の講義なので、本当に要点だけかいつまんで突っ走る印象で、基礎のしっかりした人にとっては短時間の復習という位置づけで効果的かもしれないが、私のようにまだまだ基礎すらあやふやな人間にとっては、ちょっと超特急すぎる。それでも、過去問は平均して8~9割ができるのだが、単に解答を丸覚えしているのかもしれず、実力のほどは不明。意匠の逐条を聞き終えたら、一度、今年の短答をまっさらな状態でやり直してみようかと思っている。
産業財産権法を勉強しはじめの頃は、法律そのものや制度全体に対して、いろいろもの申したいことなどがフツフツと心の中に沸き立っていたのだけれど、最近はそういう思いを押し込めて、味わうこともなく淡々とまる飲みしている感じ。ただ、理学の体系と比べてみると、法学というのはまだまだものすごく未熟な気がすることだけは、一貫して感じ続けている。ある意味、法律っていうのは永遠に未熟なものなのかな??
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