2010年9月の30件の投稿
2010年9月30日 (木)
2010年9月29日 (水)
比較合判と志望校別テスト
夏休み以降、中学受験生の親御さんは日々、いろいろなことに一喜一憂しながら我が子の成長を見守っていることだろう。中でも気を揉むのが実力テストの結果。我が家でも、この一週間は、先の連休に行われた2つのテストの結果待ちでハラハラドキドキしっぱなしだった。なぜにたかがテストの一つや二つにオタオタしなければならんのか?!と癪な気もするのだけれど、我が子が小学校卒業後の6年間を過ごす場所を選択するための、大きな判断材料だから致し方ない。
今回の2つのテストの切り口は、これまでにないものだった。
1つは“比較合判”といって、去年の塾生がやった試験とほぼ同じ試験をしてみて、去年の塾生の受験校とその合否を参照できるというもの。どのくらいの点数の先輩がどんな学校を受験して、その結果がどうだったか、という詳細なデータが記載された小冊子が配られた。これは未だかつてない説得力。ある一定ラインより点数が低いと、合格者がゼロになっているのが一目瞭然のため、現段階でそのラインよりも下ならば、その志望校は身の丈に合っていないのだとわかる。データを見るに、ラインを大幅に下回っている受験生もいて、こうした人は秋以降に成績が上向いたのか、はたまた超強気なチャレンジャー精神の持ち主だったのか…。データの見方は様々にできるけれど、いろいろと面白い解析ができそうで遊べる一冊だった。
もう1つは“志望校別テスト”。2月1日の主だった受験校ごとに、その学校の入試そっくりな形式で受験してみるというもの。午前午後と2校分受けることも可能だったが、息子は午前の一校のみ受験した。このテストでは、受験者中で何人くらいがその学校を第一志望にしているのか、自分は今その中でどのくらいの位置にいるのか、ということがわかる。もちろんその学校の出題形式や相性や傾向もほんのりとわかる。もちろん、例年の本番受験者数の半分強程度の母数での位置だから、大した信憑性は求められないけれど、何らかの目安くらいにはなる。
息子はこの2つのテストで、現状の第一志望校に関し、以前に比べると両方とも大きな伸びを見せた。室長先生がおっしゃった「秋以降の実力テストで2回以上、50%以上の判定を得れば、挑戦権はある」という条件に照らすと、見事挑戦権は獲得した形。この先も引き続き応援していきたい。
とにかく、弱点は明明白白なのだ! 国語の記述と社会科。これらの底上げを図ることが最重要課題ですな。
2010年9月28日 (火)
読書の秋
今週は、PTAの部会があったり、東京ガスの床暖房点検があったり、塾の避難訓練があったりするのに、お天気が今一つな感じで太陽が恋しい。
急に寒くなって雨模様だったりすると、がぜん室内でのまったり感が増す。息子にとっては好都合に、読書の秋を後押しするように新刊が続々。青い鳥文庫のパスワードシリーズに始まり、YA!ENTERTAINMENTでも松原秀行さんやはやみねかおるさんの本を5冊ほども入手して、次から次へと読みふけっている。通常なら読書大歓迎の私も、過去問がたまりにたまっているこの状況では、「ちょっとちょっと~」と釘を刺したくなる。まぁ、ゲームをやってるよりは健全かと思いつつも、真っ白のままどんどん段ボールに投げ込まれていく塾のプリントを見ると、そら恐ろしくなる。私の心配をよそに、本を読みながらコロコロと笑い転げる楽しそうな息子。“人生、楽しんだもん勝ち”とは言うものの……うーむ。。。
2010年9月27日 (月)
イチロー&白鵬&石川遼!
今年春の韓国領海内での哨戒艦撃沈事件まで思い出すような、このたびの尖閣諸島問題。もう何年も前からモメ続けているのに、はっきり決着させることができないところが、外交問題の難しいところか…。外がガタガタしている上に、内では特捜の証拠改ざん問題…。もはや何を信じればいいのか、という心境の中、スポーツニュースにだけ勇気づけられている。
イチローが10年連続200本安打を達成し、白鵬が連勝記録を着々と更新し、遼君がツアー初のホールインワン。別に彼らが特別ということでなく、多くの人が彼らと同様に一所懸命日々努力しているのだけれど、インパクトある結果を積み上げて、これでもか!と覇気を伝搬してくれる人として、彼らの存在は本当に大きいなぁ。
“努力を空回りさせない覇気”は、自分を信じることから生まれるのだと思うが、盲信になってもいけないし、大きな視野に立って常に更新できる信頼感が培えればいいのだけれど。。。
なんだかめまぐるしく変わる価値観や情勢の中で、あたかもソフトバンクCMのお父さんのように「あ゛~~~!」と叫んで走り出したくなってしまう私。恋人が50歳差でもいいじゃん、犬が政治家になってもいいじゃん、国境なんてなくしちゃえばいいじゃん…と簡単には割り切れない現実。いろんなことがありすぎて、なんでこんなに悶々としているのかわからなくなってきた…。
2010年9月26日 (日)
ハードな土曜日
ここ数週間、毎日2時間の運動会練習が授業に組み込まれている息子は、金曜も帰ってくるなり「疲れた~」と言って1時間半ほど昼寝していた。組体操の練習で全身打ち身や筋肉痛らしく、動きもぎこちない。そして土曜日は、またまた授業公開の上、うち2時間は運動会練習。いささか参観するのもうんざり気味の私だったが、一応1時間だけ顔を出すことに。
見学したのは、少人数制で進められている算数の授業。2クラスの学年を3つに分けて、それぞれ違う教室で授業をしていた。25~26人で1クラスだと、ずいぶん先生の目の行き届き方が違う。小学校もいろいろと工夫を重ねてくださって感謝に絶えないが、生徒たちの先生に対する態度が、まるで友達のような感じなのが気になった。これは家庭で教育すべきことだろうが、“先生には敬語を使う”というのは就学前の基本のような気がするのだけれど。。。私の考え方が堅すぎるのかな…?
昼過ぎに帰宅してランチを食べると、今度はすぐに塾! 「身体が痛いよぉ」と弱音を吐きつつも、なんとか外へ出たが、雨上がりのピカピカのお日様を見たら、「あ~あ、こんな日は、サイクリングでもしてのんびりするべきだよねぇ。。。」と文句たらたら。確かに、日差しがポカポカと温かく、公園の芝生で昼寝でもしたい陽気。「まぁさ、今のがんばりを、きっと神様がどっかで見てるから、集中して勉強しておいで」と励まして、背中を押すように送り出した。
なかなかにハードな一日をこなし、夜はぐったりのんびり。先週日曜にやった塾のテストが返されたのだが、苦手の社会が思いのほかできて、今までになくいい成績をいただいたため、息子の気分もずいぶん盛り返したようだった。運動会まであと2週間、身体をガタピシ言わせつつも、元気にしっかり過ごして欲しいものだ。
2010年9月25日 (土)
ポケモングローバルリンク
なんともお恥ずかしいことに我が愚息、小学6年生にもなってまだポケモンで和んでいる。先日発売された「ポケットモンスター ブラック/ホワイト」も、“ホワイト”を早々に購入し、新たなるポケモン世界への冒険に出てしまった。
今回のシステムでは、PCと連動して遊べる機能もあるらしく、購入直後から「ゲームシンクをやってみたいんだよね」と話していた息子。秋分の日に満を持して「グローバルリンク」のWebページを立ち上げてみたら……「サービス一時停止のお知らせ」があった。なんと、アクセス集中でサーバに負荷がかかりすぎ、急きょ増強作業を実施することになったらしい。息子のお目当ての“ゲームシンク”というのは利用できるらしいが、任天堂にしては珍しいシステムトラブル。ユーザー数を読み違えたのか、嬉しい悲鳴というところだろう。
それにしても、もはや私には息子のゲーム適応力についていくことは不可能。次々と追加される各種機能を難なく使いこなし、トリセツを読むでもなく“なんとなく”で身につける。「ポケモンはなごむ~♪」とニコニコしながらDSと向き合う彼の表情は、ペットを可愛がるような雰囲気。やれやれ。
秋の番組改編で新しくなったアニメの方は、サトシの瞳が茶色くパッチリして、全体的に対象年齢を下げてきた感じ。ここ2年ほどはポケモン・アニメを見ることのなかった息子が、またしっかり連ドラ予約を入れていた。これも勉強逃避の一環か?! サクサクと新しいポケモン達の名前を覚えているようだけれど、歴史の年代暗記でもした方がいいと思うんですがー。やれやれ。
2010年9月24日 (金)
まったり秋分の日
驟雨の音を室内で聞きながら、まったり過ごした秋分の日。夫は休日にもかかわらず筑波に出張。夕方は懇親会を兼ねたBBQだと言っていたが、なんともあいにくのお天気。
珍しく自ら勉強の予定をたてた息子は、午前中、「本番とそっくりの時間割で4教科の過去問をやってみよう」と、朝8時半過ぎから順次4教科のテストをこなした。出来の方はなんとも、あいかわらずの見るも無残な状態だったが、自分から休日の半分を勉強に当てた姿勢に免じてうるさいことは言わず。何より、4教科を半日でこなすことの大変さを私自身も体感したし、ひととおり一緒に問題に目を通して、その難しさに舌を巻いてしまったのだった。いやぁ、中学受験生ってホントに偉いな…、私にゃ~到底マネできませんぜ。。。
毎日毎日ゲームやらマンガやらにうつつをぬかす息子を見て、ピリピリカリカリと音が出そうな私の神経だが、息子のやっている問題を実際に自分で解いてみれば、少しは頭が冷えることを実感。私が過ごしてきた暢気な小学生生活では想像もできないような問題を解いている。とりあえず、叱るときは自分も80点以上取ってからにしようと思う。
で、午後は石焼き芋を食べたりCDを聴いたりクリームシチューを煮込んだり…。息子は思う存分DSをやり、ちょっとだけテスト直し。「あ~あ、今日はママとしかしゃべれないのかな…」とブツクサ言っていた息子だが、自分で立てた計画を、途中でくじけずに最後まで完遂できた充実感はそれなりに味わっていたようだ。
2010年9月23日 (木)
まもなく国勢調査
今週火曜日に、国勢調査のパンフが郵便受けに入っていた。9月下旬から、調査員の方が順次、調査票を配りに回るそうだ。先日、近所のスーパーで、国勢調査の手提げ袋を持った年配の男性を見かけたので、(あー、そろそろか…)と思っていたが、今回はなんと、モデル地区として東京都民は“インターネット回答”ができるのだとか。セキュリティがどうなっているのか興味深いが、国民全員がインターネット回答したら、集計はあっという間だし、相当の経費節減になるだろうなぁ。調査票も不要になれば尚いいんだろうが、まだ単なる実験段階の模様。まぁ、調査員の人がじかにフェイスtoフェイスで各戸を回ることこそが主眼だとしたら、なまじインターネット回答なんてものを導入しない方がいいのかもしれないけれど。。。スマートフォンなどからでも回答できるんだろうな…? 事前情報を何も仕入れていないので、わからないことだらけだけれど、10年に1度の国民的大行事であることは確か。住民票がないような、いわゆるホームレスの人たちにも“日本国内に住んでいる”ということで、ちゃんと調査票が配られるのかな? このご時世、そういうデータこそ大事のような気もするが。。。
2010年9月22日 (水)
『特許法』改訂
気づかずにいたけれど、先月、中山信弘先生の『工業所有権法<上>特許法』が改訂されていた。今回はシンプルに『特許法』というタイトルで、横書きになっているそうだ。前著はだいぶ以前に、本屋でパラパラと眺めた程度で入手しておらず、そろそろこういう本を読めるようになったかなぁ~とも思うのだけれど、まだ敷居が高い気がしなくもない。
これまたずいぶん遅ればせな情報だけれど、一昨年くらいから、米国の先発明主義を改めて、グローバルスタンダードになりつつある先願主義へ移行しようという動きが、上下院にあるのだとか。私は素人ながら、この噂を耳にしたときは正直ガッカリした(実務に携わっておられる方にとっては大歓迎のことなのだと思うけれど。。)。特許法を勉強しはじめてすぐに感じたことだが、理念的には“先発明主義”の方が理にかなっているように思え、管理上難しそうな本制度を維持しているアメリカという国を単純にスゴイな、と思ったからだ。また、意匠すら特許と同じ土俵で扱っていることも、意匠のなんたるかを含めて、私の中ではアメリカのやり方に軍配が上がっていたものだから尚更だった。国内法をちゃんと理解できたら、いつかは、アメリカがどうやって、こんな手続き的に難しそうなシステムを維持しているのかを知りたいと思っていたのになぁ~。“アイディアをひらめく力”をリスぺクトした法制、個人の能力を尊重した法制だと勝手に思っていたけれど、そういうわけでもないのかしらん??? あるいは、大規模開発が一般的なこのご時世では、もはや個人発明家的な名誉なんてものの存在が稀有なものということかな??? 中山先生の本には、こうした話も載っているんだろうか…?
PS:……と、書いたその日のうちに買ってきました。ずっしりとした重厚な感触が心地いいです。神妙に拝読いたします。
2010年9月21日 (火)
2010年9月20日 (月)
またまた文化祭
日曜日は、午前中の息子の合格判定テストが終わるのを待って、またまた家族で文化祭に繰り出した。この時期は本当にあちこちで文化祭をやっており、学生さんたちにとっては“イベントの秋”。
せっかく行ったというのに、息子はスーパーボールすくいとパソコン部のゲームをやったきり、他の展示などは「人混みが嫌だから見ない」と行ってほとんど見ることなく、早々に帰ってきた。帰宅すると留守電が入っており、お友達から「遊べる?」伝言が2つ。伝言を聞き終える間もなく再度電話してくれた友達と夕方からまったり。しかし、その友達は土曜日、具合の悪いお父さんお母さんを家において、一人で4~5校の文化祭見学に行ったのだとか。しかも、「ある学校でやってたロイヤルストレートフラッシュの確率計算の展示がおもしろかったよ」などと言っている。帰途で迷子になったという話だが、なんとも、同じ6年生とは思えぬ頼もしさ! うちの息子はまだまだ“お子ちゃま”だなぁ~。
2010年9月19日 (日)
文化祭はしご
昨日は、息子が午後の塾に行っている間に、夫と二人で文化祭のはしごをした。中学受験を考えるに当たり、まだ学内を見たことのない学校を2つ。文化祭の時は、生徒さんたちも非日常的な開放感に浸っているし、学内も装飾を施されているので、あまり普段の学校の様子を知るには適切でないかもしれないが、まぁハメの外し方を見るにはいい機会かもしれない。
どちらの学校も活気があり、来場者もたくさんおり、展示も凝ったものが多かった気がするが、私たちは不謹慎にも、校庭とかトイレとか職員室とか階段とか、文化祭とはあまり関係ないところばかり見ていた気がする。この日で学内見学を5校に増やした夫は、「やっぱりいろいろ見ると、それぞれの特徴や違いがよくわかるね」と、以前のおおらかな見学感想とは違う感慨をもらした。すでに10校以上見学している私は逆に、小さな違いは多々あれど、どこにもピカリと光る何かがあって、甲乙つけがたい気がしている。
それにしても…今日行った2校目の学校の“鉄道研究会”のNゲージ展示はなかなかスゴかった。。。鉄道部分より、その周囲のジオラマに感動した私だった。
2010年9月18日 (土)
おでん・焼き芋・栗ごはん
コンビニにはこの夏、暑い最中だというのに“おでん”が並んでいた。クーラーで冷えた身体を温めるために買い求めるサラリーマンやOLが多かったのだとか。なんだかなぁ…と思いつつも、冬にアイスを食べる至福を享受する私にあきれる資格もなく。むしろコンビニ業界の、顧客のニーズをすばやく捉えるフットワークの軽さに驚かされた。
猛暑から一転して冷え冷えとした先の木曜日、なんと早くも近所に石焼き芋屋さんがやってきた! その対応の早さにもビックリ! 息子に「買おうよ買おうよ」とせがまれたけれど、さすがにちょっと早すぎる気がして、真冬の底冷え時期までお預け。
ちょうどその晩は、秋の訪れを期待して生協で頼んでおいたお手軽“栗ごはんの素”を使用。夕食に栗ごはんを出したら、以前はそんなに栗を欲しがらなかった息子が、「ごはんはいいから栗ちょーだい栗」と、秋の味覚をやたらとご所望。一気に冬になったかのような寒い夜道を塾から帰ってきて、甘くてホクホクした栗が身体にしみたのかもしれない。
今年は、サンマやらマツタケやらが手に入りにくそうだけれど、秋らしい食べ物をできるだけ食卓に取り入れて、しっかり冬に備えたいな。
2010年9月17日 (金)
息子の読書感想
過日、苦労して買ってきてやった茂木健一郎さんの『ひとり遊びのススメ』という本。息子は、翌日の夕方にソファに寝転がって、1時間ほどであっという間に読破してしまったが、彼が本を読んでいる姿を見るのは本当に面白い。今回は私も事前に読んでいたから、話の流れをわきまえており、息子がどんなところに反応しているかが手に取るようにわかったので尚更。
はじめのうちは、巻頭の茂木さんの赤ちゃんの頃の写真とか、蝶にまつわる話など、表面的な部分をおもしろがっていた。その後、出会った先生やアインシュタインの本の話などはずいぶん神妙な顔で読み進めた。受験の話や孤独についてのシリアスな場面では、それこそ泣きそうな顔で。。。そして、茂木さんの生涯の畏友の名前が、自分と同じ名前だと知って、なんとなく楽しそうに。。。さらに、「遊びが大事」というチャプターでは目を輝かせてフムフムと。。。最終部分の「出会いの大切さ」とか「セレンディピティ」とか「若さ」の話はもう一気呵成に読み切って、いよいよ読み終わろうかというところで、いつもの質問が飛んできた。
「あのさぁ、“大リーグボール1号”って、バッターのバットに当てるやつだよね?」
「そうだよ~、茂木さんも“巨人の星”にハマったんだね~」
と気楽に答えたが、納得いかないといった顔の息子。茂木さんの本の一部を私に指し示し、「これ、変じゃない?」と尋ねてきた。そこには、こんな文章が―――
――ぼくの掌から相手のミットに投げ込まれる球が「大リーグボール一号」になるまで、これからもありとあらゆる本を読み、感覚の回路を万方に開き、一人でもトレーニングを続けていく覚悟です。――
要するに、“茂木さんなりの成果が出せるまで、精進を続ける”という意味合いの比喩なわけだが、息子は「相手のミットに投げ込まれる球は、永遠に大リーグボール一号にはならないよ」と言うのである。言われてみると半分もっともな気はするが、屁理屈のようでもあり、私の思考までループに落ち込んだ。
「う~ん、茂木さんは一生がんばり続けるってことじゃない?」とお茶を濁し、深追いしないことに…(汗)。
かくして息子の今回の読書は、茂木健一郎さんが大リーグボール一号を投げる日は来るのか?!という深い謎に包まれて終わったのであった。。。
2010年9月16日 (木)
あたたたたぁ……
今週火曜日に、平成22年春の短答式試験をもう一度やり直してみた。前日に逐条講座をひととおり聞き終えたので、自身の成長具合をはかりたかったのだが……。
なんと、本番で38点取れていたものが、今回は36点で、成長どころか下降していて大ショック! 師匠に言わせれば「同じ問題を何回解き直してもコンスタントに45点くらいは取れるようにならないと、来年の短答は難しいだろう」とのことなので、目下の私の力では、まだ到底及ばないと反省。そもそも、ムラがありすぎる。合っている問題と間違っている問題が、毎回違うというのは、きちんと要件効果を踏まえて答えていない証拠だ。この期に及んで、いまだに“感性”で解いている自分が情けない。(なんともレベルの低い話でスミマセン。もっと志を高く持たないとダメですねぇ…)
あと半年で、なんとしても10点アップさせるぞぉぉぉ
2010年9月15日 (水)
秋の気配…
長かった猛暑もさすがに勢いをひそめ、ようやく朝晩には秋の気配を感じられるようになってきた。この夏が終わるまでにやろうと思っていて、やり残していることが2つある。ひとつは、「水まんじゅうにかき氷ひとかき」のひんやりおやつ。もうひとつは「純和製線香花火」。
「水まんじゅうにかき氷ひとかき」は、友人に教えてもらった乙な夏の甘味。小説の一節にあった表現を教えてくれたのだが、字面だけ見ていても涼やかで、透明感のあるおやつだ。幸い我が家では、この夏に自動かき氷器も導入したし、近所には老舗の和菓子屋さんがあって、お気に入りの水まんじゅうもあるから、思い立てばすぐにでもできたのだけれど、やや高価な水まんじゅうになかなか手が伸ばせないまま、秋の気配を迎えてしまった。
純和製線香花火の方は、アメリカ帰りの友人にプレゼントしたついでに、自宅用に買ったもの。夏休み最後の日にやろうと思っていたのに、なんだかんだとバタバタしているうちに、2学期に入ってしまった。“すいエんサー”という教育テレビ番組で、“線香花火を長く楽しむ方法”を紹介していたので、それに習ってやってみたいと思っていたのだけれど。。。(火薬の上部分を豆しぼりして、鉛筆を持つように45度くらいに傾け、最初は空気少な目で、終わりごろには空気を送るようにしてやるといいのだそうだ)
線香花火の方はさすがに、来年まで保存したら湿気てしまうだろうから、今月中に時間を見つけてやろうと思うが、「水まんじゅうにかき氷ひとかき」は、来年の夏のお楽しみにとっておこうかな。
暑くて大変な夏だったけれど、今はなんとなく後ろ髪をひかれる思い。季節のうつろいを肌で感じられるようになった今日この頃、民主党党首には菅さんが再選された。日本の政治にも、その変化を肌で感じられるような、意志ある変革を期待したいな。
2010年9月14日 (火)
唖然……
先日の塾の保護者会で、室長先生がおっしゃっていた。
「ここ数年のことなんですが、ごくありふれた普通の言葉を知らない子が増えています」
「このあいだは、“ワンピース”ってなんですか?、と男の子に訊かれてたじろぎました」
と……。それを聴いて笑いながら、(うちの息子は常識的なことはある程度知ってるだろうなぁ…)と高をくくっていたのだが。。。
ある日の理科の答案を見て唖然……。「採集した植物を押し葉標本にするとき必要なものを以下から2つ選び、どのように使うか説明しなさい」という問題に対して、「ビニール袋・新聞紙・ハンマー・クリップ・百科事典」の選択肢が掲げられていたのだが、息子は「百科事典・ハンマー」を選んだうえ、「中に葉を入れて固定する。その後、百科事典をたたく」と書いているではないか?!!! それに対する先生のコメントは「気でもふれたのか?!」だった。
あまりの解答に私もビックリして、「何?何? ウケねらい??」と訊いてみたが、当人はいたって真面目だった様子。「だってさぁ~、押し葉の作り方なんて知らなかったんだもん」だそうだ。保育園時代、科学博物館で押し葉のハガキを作ったことはあるし、家でも押し花はやったことあったと思うんだけどなぁ??? 小学生男子のトンデモ珍プレー、あなどりがたし
ちなみに、このコメントを書いてくださった理科の先生は、お話上手でおもしろい魅力的な先生で、親子ともどもファンになっている。問題ができたときもできないときも、何かしらインパクトのある愛あるコメントを寄せてくださるので、私も日々読むのを楽しみにしている。今回ばかりは、先生のコメント以上に、息子の回答に度肝を抜かれましたがね……。
2010年9月13日 (月)
『ひとり遊びのススメ』
日曜の朝、塾の初めての日曜特訓にお弁当持ちで出かける息子を8時半過ぎに送り出してから、すぐにOAZOの丸善に向かった。先週末から夫は九州へ出張、息子も夜7時前まで帰ってこない……「日のある時間帯すべてが私だけの時間…ひゃっほ~♪アンビリーバボー!」(心の声)。
子どもが中学生になって部活にでも入ったら、毎日がこんな感じかなぁ~?などと甘美な空想に耽りながら、開店直後の書店に足を踏み入れた。休日の朝ということもあって、店内はまだ人影もまばらで、図書館のような静けさ。う~ん、いい感じ。真っ先に自分の買い物を済ませてから、3Fの児童書売り場へ。息子からの頼まれ物を探すためだった。
どういういきさつかは知らないが、私が書店へ行くという話をしたら、「じゃぁさ、茂木健一郎さんの論説文で、何かおもしろそうなヤツ買ってきて」と依頼された。はぁ~?著者決め打ち?しかも小説じゃなくてエッセイ?おもしろそうなヤツって何?!……難しい注文に頭を抱えつつ書棚を見渡したものの、児童書の棚はほとんどが小説で、それらしき本は見当たらない。仕方なく、文庫と新書の売り場へ移動して片っ端から目録を見て、“茂木健一郎”の著者名で索引検索。在庫のあるものだけパラパラと中身を縦覧するも、小学6年生の男の子が全編おもしろがって読めそうなものが見当たらない。1時間半ばかり7~8冊くらい読み比べてみたけれど、買う決心がつかぬまま(やっぱり自分で選ばせないとダメかな~)と断念して、最後にダメ元でもう一度児童書売り場へ。
すると、見逃していたのか、一冊だけ茂木さんの本を発見! 講談社の“15歳の寺子屋”シリーズで『ひとり遊びのススメ』という本。帯のキャッチコピーは少々あざとい感じがしたものの、中を読むととてもいい感じ。現代版『学問のススメ』のようでもあり、茂木さんの若き日の自伝でもあり、少年たちへのエールでもあり、学者としての姿勢表明でもあり。息子が個人に関心を持つのは珍しいことなので、この自伝的エッセイはちょうどいいかも!と迷わず購入。せっかくのゆったり日曜日なので、帰り道にあるコーヒーショップで1時間ちょっと休憩がてら私自身でも本書を読んでみた。
すっかりテレビでもお馴染みだし、著書も山のようにある茂木さんだけれど、本書を読んで初めて、友人のような親近感を持った。学問領域にとらわれず好奇心の赴くまま、少年のような心で人生の“チョウ探し”を続けている茂木さん。私自身も、歳を重ねるごとに、数量化できないものとの相互作用に心を奪われているので、彼の一言一言がスルリスルリと心に沁みた。息子が果たしてどんな感想を持つのかは謎だけれど、なんらかの意味で勇気づけられるんじゃなかろうかと思う。
2010年9月12日 (日)
過去問まずは1周
「過去問」・・・というと最近は、息子の受験の話だと思いがちだけれど、今日の「過去問」は私の勉強の話。
昨日、7月5日から毎日10問ずつ進めていた『2010年版 短答過去問』2冊が終わった。去年は記録によると、10月26日~と、2月15日~と、3月30日~と、4月29日~とで、全4周している。今年は、盛りだくさんの講義を聴きながらなので、何周できるかわからないけれど、ともかく旧版の問題集はひととおり目を通し直した形。
「そろそろ新版が出てるかなぁ~?」とamazonで検索したら……出てました!出てました! 2011年版が9月8日刊行で載っていた。グ~ッドタイミ~ング 大部分の問題はダブっているはずなので、買うには無駄が多い気もしないでもないけれど、解説が多少は法改正に対応していたり、最新問題が加えられていたりするだろうことを思うと、今後の過去問演習はこちらでやるべきだろう。
昨日、私が過去問を解いているノートをのぞいた息子が一言、「へ~、最近はずいぶん丸が連続するようになったじゃない!」―――なんか偉そう…。でも、昔のバッテンだらけの頃からそれとなく見ていたのかな?と思うと、一方的に勉強ぶりを監視しているわけでもないことが感じられて、こそばゆかった。
下期を目前にして、以前の会社の仲間から何通かメールをいただいた。お子さんが2人いるママさんからは「退職します」というメール。。。う~ん、やはり小学校高学年を前にして…もったいないけれど仕方ないのかなぁ。。先輩からは「関連会社からの誘いを受けて、天王洲へ異動します」というメール。あいかわらず精力的にフィールドを広げておられる。。また、お世話になった著者さんからは、ご栄転のお知らせとともに励ましの言葉があった―――「仕事は逃げないし、むしろいろんな時間を過ごしたあとの方が、仕事の実りは多いと思います。」―――。それぞれにがんばっておられる女性たちで、その存在に励まされる。私もチョビッとずつは成長してるのかなぁ~?
2010年9月11日 (土)
夏休み作品展
昨日は小学校の授業参観&夏休み作品展&保護者会だった。廊下には、全生徒さんの夏休みの手芸や工作やレポートが所せましと展示され、授業参観と併せて観覧できるようになっていた。鉄道の歴史とか、指紋の研究とか、奈良めぐりレポートとか、花火の作り方とか、おはじき研究とか、見事でおもしろい力作がたくさん! 先生がその一つ一つに丁寧なコメントを入れていて、見応えがあった。
保護者会では、10月の泊まりがけ合宿のお話が主。山登りや酪農体験、ナイトウォーキング、樹海フィールドワーク、火起こし体験、ぶどう狩りなど、2泊3日をたっぷりと満喫できそうなスケジュール。2学期は、運動会→合宿→音楽会と立て続けのイベントで、先生も生徒も大忙しだ。変化に富んでいて楽しい時間かもしれないけれど、疲れをためないようにしてほしいものだな~。
2010年9月10日 (金)
台風一過の保護者会
木曜日の朝、朝刊を取りに玄関を出たら……「涼し~い!」……台風9号が通り過ぎて寒気が流れ込んだのか、清涼な空気が心地よかった。
この日は午前から昼過ぎにかけて、3時間以上もの塾の保護者会。四教科の先生方から、現状の様子や今後の学習の進め方について説明があった。細かいことではいろいろと留意点はあるものの、大雑把に言って、今後の勉強についてはとにかく、限られた時間で効率よく“みんなができる問題を確実に解けるようになること”が重要なのだそうだ。面白い問題を心ゆくまで丹念に考えるというよりは、パッパと処理していく能力を鍛えるのだとか…。あ~、可哀そうに…と思いつつも、長い人生では、そういう力が求められる場面の方が多いのかもしれないなぁ…と内心ため息をつきつつ拝聴した。
あとは、モチベーションアップをはかるためにも、少しでも受験を考えている学校については、日常的に“あんなところがいい”“こんなところがいい”と、親がその学校を気に入って信頼している気持ちを表現してください、と言われた。受験は水物なので、どんなに力のある子でも、どこの学校に行くことになるかは100%断言することはできず、行くことになる学校を好きになれることが幸せなことなのだという意味合い。基本的に、11月半ばの時点までに行われる6つの実力試験のうちの半数で、判定が40~50%取れるようなら、その学校にはチャレンジ可能だろう、とのこと。安全志向の私としては、80%判定でなければ受験させる気になれないが、夫や息子は超強気というか能天気というかチャレンジャーというか、20%でも受ける気マンマン。「だってさぁ、受けなきゃ絶対受からないんだよ?!」と口を揃えるが、「見込みなく受けるのは無謀ってもんだよ」というのが私の言い分。まさに、夢見がちな男子と現実路線の女子の図。。。先生の提示した目安は、我が家の真っ二つに割れた意見のちょうど中道をいくものだったので、いい塩梅のお話だったと思う。
先生が、「台風一過の晴れ渡る日の保護者会ができたことは、このクラスの運気を象徴するかのようで心強いです」と縁起担ぎをおっしゃっていたけれど、もうここまでくると確かに、半分は運に頼るより仕方ないような気になってくる。まぁ、残り5か月、一日一日を丁寧に、無茶せずバランスよくがんばってもらおうと思った。
2010年9月 9日 (木)
『天地明察』
少しずつ少しずつ、外出の際の移動中に読み進めていた『天地明察』を、先週末に読み終えた。日々なにげなく見て、あるのが当然と思っているカレンダーや月の蝕の予定が、太陽系の壮大な営みから導き出されていることに、改めて気づかせてくれるような希有な物語だった。
碁打ちにして数学者・天文学者・神道学者の顔も持つ渋川春海という才人が、天下泰平の江戸時代に、日本独自の暦を作ることに専心する物語。そこに、和算の祖たる関孝和との算学勝負などが絡んで、物語を盛り上げている。数十年に及ぶ彼の人生を追う形のため、途中、史実の羅列のようにならざるをえない部分はあるものの、戦国時代の騒乱後、武力よりも道理で世の中が収まるようになりつつある面白い時代を切り取って見せてもらった気がする。
初手天元の囲碁のインパクト、不動の星(北極星)による天測、正しいと思っていた暦の誤謬、そんなものものを通して、求道者たちのロマンに触れられる一品だ。(唯一気になったのは、連載小説だったためか、デジャビュ的に同じ内容が繰り返された所が2箇所ほどあったこと。)
時代小説なのにどこかファンタジックで、堅苦しくて難しいテーマをよくぞここまでのエンタテインメントに仕立ててくれました!と、沖方丁(うぶかたとう)さんの構成力に脱帽した!
2010年9月 8日 (水)
NDM1の教訓
去年の今頃は、世間は新型インフルで大騒ぎだったけれど、今年は“猛暑”やら“NDM1”やら……。
多剤耐性菌の話はなんだか不気味。ウイルス感染症にまで抗生物質を処方するような逆効果はともかく、やたらめったら抗生物質を出しまくるのはやはり問題だということだろう。個人的には、インフル対策と称してやたらと消毒薬を使ったりするのも、過剰な農薬使用と同じで、“良かれと思ってやったことが仇に”なっているんじゃないかと案じてしまう。世界中の大学や研究機関で行われている遺伝子組み換えや細菌研究なども、ぼんやりと“怖いなぁ~”と思う。皆、“良かれ”と思ってやっているのだけれど、何事にも“良い面があれば悪い面もある”から……。
結局は比較考量ということになるんだろうが、その比較考量の判断が間違っていたらそら恐ろしいことだ。
目黒区の中学では早くもA型インフルで学級閉鎖があったとか。。。あ~いやだいやだ。。。精神的にも肉体的にも自然免疫が適切に働いてくれるように、快食快眠を心がけよう。。。
2010年9月 7日 (火)
プールじまいと過去問集
先週の水泳競技会を経て、昨日のプールじまいで、この夏の息子の学校のプールは終了。まだまだ暑い毎日だから、もう少し泳いでいてもいい気がするが、来月の運動会を控え、今度はその準備で忙しくなるのだろう。
昨日は、プールじまいと時を同じくして、頼んでおいた過去問集が届いた。どう考えてもこんなにやってる時間はないだろう…と思われるけれど、まだまだどんな学校にチャレンジできるか見当がつかないので、確保しておくよりほか仕方ない。amazonで調べたらかなり品薄(というかほとんど品切れ)だったので、「中学受験スタディ」というサイトで注文した。先日、(過去問をやるにも注意が必要だな…)と思ったのは、過去問集の解答について。こうした解答はおそらく、出版社が独自に作っているのだと思うのだけれど、以前やった理科の問題で、解答がまるきり違っているケースを夫が発見した。解答をうのみにして丸つけしてしまうと、とんだ見当違いの理解をしてしまうこともあるから要注意だ。とはいえ、親が全部解答を確認するなんてマネは到底できないし、難しいところである。100%正確な印刷物なんてない、と言えばそれまでだけれど、小学生の問題集では、丁寧で確実な解答作成を是非お願いしたいものだな。。。
2010年9月 6日 (月)
「舞台版イナズマイレブン」
日曜日、息子の友達も誘って3人で、東京ドームシティのシアターGロッソで行われた「イナズマイレブン」の舞台を観てきた。12時開演で14時過ぎに閉幕で、15分の休憩はありながらもなかなかの長丁場。それでも子どもたちは飽きることなく夢中になって観ていた。イナズマイレブンの必殺技の演出がおもしろく、「ゴッドハンド」とか「デスゾーン」とか「ファイアトルネード」とか「皇帝ペンギン2号」とか、それそれに笑わせてもらった。ミュージカルパートでは、人気の主題歌がたくさん出てきて、会場中で合唱して楽しかったらしい。
私は今回ご縁あって、本作品の通し稽古からゲネプロ、本番と3回にわたって見せていただいたのだが、舞台というのは回を重ねるごとに進化するもんなんだなぁ…というのが実感された。リピーターになる人というのは、この進化の様を楽しんでいるのかもしれないな。
この冬には映画も公開になる予定で、ずいぶん息の長いシリーズになったものだなぁ~としみじみ。イナズマイレブンも大好きな息子だけれど、レイトン教授シリーズも続いてくれるといいなぁ。
2010年9月 5日 (日)
栄東 学校説明会
昨日は、東大宮にある栄東中学の学校説明会に行ってきた。暑いうえに結構遠いため、往復したらかなりヘバったけれど、楽しい学校説明会だった。女性の校長先生がざっくばらんながらも温かな熱意に溢れていて、セキララな学校の様子が伝わってきたからだ。保護者からの質疑応答には、6人の生徒さんたちが応えてくれたのだが、その受け答えがまた面白かった。彼らがどんな中学と併願して本校にやってきたかとか、将来の夢とか、男女の力関係とか、、、。「僕は○○中と○○中のどっちも落ちてここに来ました。最初は学校名の読み方さえわからないような状態でしたが、入ってみたらスゴクいい学校でした」とか「校長の英語授業は本当に怖くて、いつも罵声が飛びますが、その分みんなの習得は早くて、愛のムチと思ってます」とか、「僕はこの先、東大に入って、いずれはGoogleに就職したいと思っています」とか「校長が女性って時点で、校内の力関係は女性上位です」とか…、保護者会でこんなに笑ったのは初めてだ。先生方が一致団結して教育に心血を注いでいる雰囲気が伝わってきた。入試のシステムはややビジネスライクで、来春はずいぶん改訂が加わるとのことだが、いい生徒をたくさん集めるための試行錯誤が続けられているという感じ。母親にとっては、“中学時代は完全給食”という部分にものすごい魅力を感じてしまった(汗)。
どこの学校説明会に参加しても、なにかしら感心するところがあって、このうちの一つにしか進学できないというのが本当にもどかしい。
2010年9月 4日 (土)
ノンアルコールビール
まだまだ信じられないような暑さの続く9月初旬だが、朝晩の風はずいぶんと涼しくなってきた。
この夏、我が家では、生協で2ダースもの炭酸水を購入し、もっぱらそれで喉をうるおしていた。氷と炭酸水だけなので、甘くないし喉越し爽やかで、暑さと乾きをおさえるのに重宝していた。また、カルピスを割ったり、梅酒を割ったり、オレンジジュースやワインとブレンドしたりと、いろいろ遊んでもみた。唯一、アイスコーヒーとブレンドしたやつは不味かった。麦茶よりもバラエティ豊かに飲める上、炭酸でお腹がふくれるので大量に飲みすぎることもなく、なかなかグッドアイディアだったなぁ~と振り返っている。
一方市場では、この夏はノンアルコールビールが大盛況だったとか。ここに来て、ちょっと試してみるかな…ということで、キリンとアサヒの2缶を買ってみた。サントリーの売れに売れている「アルコール0、糖質0、カロリー0」という商品は現在品切れで、来週以降に大量投入されるらしい。
キリンの「FREE」は、ベルギービールのクリークのようなフルーティーな香りがして、風味はきちんとビールだった。息子まで興味本位で一口飲んだが「うん、まぁまぁ…かな?」と、ビミョーな回答。「FREE」がアルコール0%なのに対し、アサヒの「W-ZERO」はアルコールに加えカロリーもゼロ。こちらの方がかなりホップの香りが強いように感じ、濃厚な気がした。アサヒの方が後味が残って、趣味の分かれるところだが、私はキリンの方が爽やかで好きだった。アルコール分ゼロなのに、ビールテイストだとなぜかホロ酔い気分になるのが不思議。また、コンビニのソフトドリンクコーナーでこれらの商品を手に取ったときの違和感も不思議だった。つい、アルコール飲料の棚を探しちゃってる人が全国各地にたくさんいるんじゃないかな~?と想像して、おかしかった。サラリーマンが、ランチと一緒にこれらを飲んでいる図も、想像するとなんだか不逞の輩っぽくて、これまた笑えるな…。
2010年9月 3日 (金)
「アースベルト事件」判例の射程
目下、論文講座知識編の講義を聴講中。昨日聴いた中に「アースベルト事件」判例の射程についての話があった。ご存じのとおり、補償金請求権に関する警告の論点で、“補正前から実施行為がクレームに属し、補正後も属していれば、再警告不要”という結論(最判昭和63年7月19日)だ。この判例の射程として、「補正後にクレームが拡張している場合」「補正後にクレームが変更になっている場合」でも、補正の前後を通して実施行為がクレームに属していれば、再警告は不要ではないかという学説が、吉藤・中山・渋谷等の錚々たる先生方によって提起されている、とあった。1回目の警告ですでに実施者は、自身の行為がクレームに属していることを知り得たことから、「悪意の行為者に対して警告が不要」と同視できるという趣旨らしい。これに対して、土肥・小谷等の先生方からは、再警告が必要だという学説も提示されているとのことで、意見が分かれる所だという。
師匠が「みなさんはどう思われますか?」と問うていた。
私個人はとっさに、「儀礼的に考えても、自分が権利変動のアクションを起こしたからには、先方にそれを明示しておくのが道理だし安全」と思った。けれどどうも、通説は「再警告不要」らしい。う~む…。
それ以前にそもそも、こんな細かいことで侃々諤々やる暇があったら、「どんな些細な補正であっても再警告必須」とルール化してしまった方が、おかしなトラブルも防げて明朗行動が取れるのでは???と思ってしまった。こういう思考をしている限り、私が論文試験を突破できる可能性はきわめて低いな…とも思った(涙)。講座を聴くにつけ、自分の単細胞ぶりを自覚させられる毎日である。
2010年9月 2日 (木)
防災の日
昨日は、防災の日ということで、昼前に小学校へ引き渡し訓練へ行き、そのまま子どもと一緒に下校。午後は久々に友達と遊んだ息子。DSでスーパーマリオをしたり、かき氷をしたり、遊戯王カードを見せ合ったり。猛烈な暑さや子どもたちの様子からは、まだ夏休み中のような錯覚。少しは珍しい遊びでも…と、以前友人からおみやげにもらった“Suddenly SNOW”という雪もどきを自作できるアイテムを出してやったのに、それには見向きもせずにゲーム三昧の子どもたちだった(汗)。
学校でお母さん方と「やっと長い夏休みが終わったね~」とホッとしたのも束の間、今月はまだまだ、保護者会やら短縮授業やらが目白押しで、なかなか落ち着きそうにない。あ゛~。
2010年9月 1日 (水)
いよいよ2学期!
今日からついに2学期! あ~、長かったような短かったような夏休み。旅行も行かず、友達とも大して遊ぶ時間もなく、地味~な毎日だった息子の夏休み。今日は始業式と引き渡し訓練後はすぐに放課となるが、明日からは給食も始まって通常授業になる。あ~、この私の解放感は一体何だろう??? 「勉強やらせなきゃ!」「栄養つけさせなきゃ!」「しっかり寝せなきゃ!」「適度に身体動かさせなきゃ!」…あれこれと感じていたプレッシャーが一気に引いていく。。。こんなにも肩の荷が降りる感覚は、仕事で1つ大仕事を片付けたくらいの感慨!
とはいえ、2学期は、水泳大会や移動教室や運動会や音楽会など、イベントが盛りだくさんで大変だ。塾の日曜特訓も今月第2週から始まる予定。息子にとっては、体力的にかなり辛い日もあるかもしれないが、無理のない範囲で頑張ってもらうとしよう。
夏休み最後に、私もちょっと羽をのばして、友人の仕事のお手伝いをした。今度東京ドームシティのシアターGロッソで行われる「舞台版イナズマイレブン」の舞台稽古レポートだ。今週金曜にはゲネプロも拝見する予定で楽しみ楽しみ。
なにはともあれ、親子ともども、“しっかり勉強モード”への切り替えは週明けになりそうなので、今週はウォーミングアップとスケジュール設定期間としておこう。さぁ!食欲の秋、読書の秋、運動の秋、勉強の秋~
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