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2010年10月の31件の投稿

2010年10月31日 (日)

秋冬願書コレクション

 土曜日はバタバタと大変な一日だった。台風14号が迫ってきて、風雨が次第に強まる中、小学校は授業参観、私は息子よりも早く家を出て千葉県にある学校の説明会へ赴いた。当初の予定では、授業参観をした後の夫が、午後は神奈川県にある学校の説明会に行く予定だったのだが、台風上陸を懸念して急きょ来週に持ち越し。そんな嵐の前触れの中、息子は小学校から帰ってから今度は、レインコートを着て塾へ…。かな~り行きたくなさそうだったのだが、もう3週連続でサボっている土曜授業なので、夫のプレッシャーを受けてシブシブ…。
 11月を目前に、これでようやく、ほぼすべての可能性ある学校の受験願書を集め終わった。いやはや集めに集めたり。来週に持ち越した学校のも含めると、12校分もある! 願書の扱いも学校それぞれで、ただの所もあれば、500円のところ、1000円のところとまちまち。成績の安定しているご家庭にはびっくりされてしまうだろうが、これくらい準備しておけば、この先成績が上がっても下がっても、おおむね対応できるだろう。最後の絞り込みは、11月にある3回のテストと、中旬の面談を経て、行うことになる。緊張の願書記入は12月頭くらいになるのかな? 小学校からは、「書き損じに備えて報告書用紙は2部準備してください」というお知らせがきて泡を食っているのだが、お願いすることになるかどうかもまだわからない。息子は、心に決めた一校以外にはあまり頓着していない様子だけれど、親の方は二重三重のセーフティネットを張り巡らすために右往左往している。さながら、台風の中での土嚢積みのごとし。荒れることも氾濫することもなく、大河のごとくゆったりと構えていたいものだなぁ。

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2010年10月30日 (土)

ネガティブ?ポジティブ?

 息子が中学入試の過去問をやるのを見ていて、ときどき吹き出してしまうことがある。特に国語の読解問題への対応。「ぼくはそうは思わない」「この解答は作問者の押しつけだよー」と絶対に解答に納得しない場面が多いのだ。
 先日は、永井龍男さんの『黒い御飯』という自伝の一部を読んで、問題を解いていた…。
 お話は、“私”が小学校に入学する直前の日々の描写なのだが、病弱な父と、兄二人・母の5人家族で、貧しいながらも家族みんなが“私”の入学に向けた準備をしてくれるシーン。兄二人は、小学校も卒業できないまま工場に働きに出ていたが、その兄たちがカバンを買ってきてくれ、名前を書いてくれ、母は兄たちの紺がすりの着物を縫い直してくれた。また、ずいぶん色落ちした紺がすりを見た父が、それを釜で丸染めしてくれもした。しかし、丸染めしたその釜をよく洗って御飯を炊いたのに、炊きあがった御飯はうす黒くなってしまった…それを家族で食べながら「赤の御飯のかわりだね」と言って食卓を囲む…そんなつましい暮らしをした家族の思い出。。。
 要するに作者は、当時は恥ずかしいほど貧しい暮らしだったけれど、家族は精いっぱい自分のことを応援してくれ、「前途有望な少年」として勉学に励ませてくれたのだ、と気づき、大人になった今では感謝の気持ちでいる…というような内容なのだ。しかし、これを読んだ息子は、これは作者の嫌な思い出であり、貧しくて恥ずかしいうえに自分一人が勉強という重荷を背負わされて憂鬱だった…という風に読んだらしい。「ボクなら、自分も働きに出てバリバリ稼ぐ」のだと言う。「貧しさを恥じるより、その方がずっといいんじゃ?」ということらしい。お金を稼ぐ仕事の大変さをナメてるとしか言いようがないが、予想外の解釈に笑った。
 また別の日は、小学校で「運動会の思い出」の作文を書いたらしいのだが、息子はなんと、“短距離走のスタート地点で、そこに生えていたイチョウの樹から落ちた銀杏を男子達がつぶしてぶつけ合っていて嫌だった”という話を書いたらしい。先生が「この作文は授業参観の時に貼り出すから、嫌な話じゃなくて楽しかった思い出にして」と言って書き直しをさせられたとか(汗)。「やっぱり作文は、嫌な話より楽しい話を書く方がいいんじゃない?」とたしなめたら、「でもさ、楽しい思い出はすぐ消えるけど、嫌な思い出はなかなか消えないんだもん」と反発する。
 このように、何につけても一癖ある解釈をしがちな息子。中学入試の過去問の解答を見ていると、どれも聖人君子のような心根で解釈されており、息子のようなひねくれた解釈では到底得点できそうにない。「その考え方を変えろとは言わないからさ、せめてテストのときだけは、超ポジティブシンキングで人好きのする人気者になったつもりで回答してよ」と話したら、「う~ん…」と唸っていた。ネガティブなのかポジティブなのかよくわからないが、無感想よりはいいのかなぁ。。。

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2010年10月29日 (金)

口述試験テーマ メモ

 先日、今年の口述試験のテーマが発表された。以下、いつになるやも知れない状況ながら、参考までにメモしておこう。
【特・実】
 特許無効審判及び審決取消訴訟
 先使用権
 前置審査
 優先権
 通常実施権
 手続きの補正
 新規性の判断
 出願の分割
 審判における審理
 特許権侵害に基づく損害賠償請求権
 在外者の手続き及び代理
 実用新案法における手続き
【意匠】
 関連意匠制度
 出願
 意匠登録を受けることができない意匠
 意匠権侵害
 先願
 秘密意匠制度
 出願の分割
 創作非容易性
 意匠権の利用
 補正と要旨変更
 部分意匠
 意匠法3条の意匠登録の要件
【商標】
 不登録事由
 商標権侵害
 商標登録の要件(自他商品役務の識別力)
 商標登録の要件(慣用商標)
 商標登録出願の手続きの補正
 マドプロに基づく特例(国際登録出願)
 地域団体商標
 不登録事由(4条1項8号)
 マドプロに基づく特例(国際商標登録出願)
 商標登録出願
 登録異議の申立て
 商標権の消滅等

う~む、こうしたテーマを一瞥して、スラスラとこれらの要件や効果が出てくるようにならないといけないわけかぁ…

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2010年10月28日 (木)

ああ、諭吉さまぁぁ~…

 先日、塾から<6年生 冬期講習・正月特訓のお知らせ>というプリントをいただいた。12月25日から1月6日まで、大掃除と元旦二日を除いては、すべて年間の授業カリキュラムの一環として必修授業が行われるそうで、志願制ではないらしい。塾によっては、元旦二日も授業をやるところがあるようだから、それに比べればマシな方かもしれないが、年末年始とは思えぬスケジュール。しっぽりと温泉に浸かっての~んびり…なんていうのは夢のまた夢。息子も大変だが、先生方やスタッフの方々も大変だなぁ。そして親の方も、おせちやら年越しソバと合わせて、日々お弁当の準備か…(汗)。まぁ、人生の一時期、こうやって頑張るのもまたいい思い出だろうが、この年末年始だけで何人の諭吉さまと引き離されてしまうのか…それを思って枕を涙でぬらす私なのだった。。。

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2010年10月27日 (水)

『特許法』読了

20101026  昨日、中山先生の『特許法』をようやく読み終えた。メモを取りながらチビチビと読み進めていたため、感想やら何やらいろいろ膨大にあるのだが、備忘録的に主要なものだけ記しておこう。
 とにもかくにも、「法律の専門書の名著とはこういうものか」と納得しつつ、その読みやすさや、著者の平衡感覚の素晴らしさに感銘を受けたというのが正直な感想。脚注の一部にこんな記述があった。「法律というものは周知徹底させることに意味があるという原点に立ち返るべきであろう」――― これは、様々な分野にも言えることだと思ったし、クレームをわざと難解に書くというトレンドもあるようだけれど、これこそまさに、“公示”という趣旨に反する悪習ではないかと感じた。

○ データベース保護は投下資本の保護を旨とするとのことだが、それならば、有名人住所録の再利用という、短答頻出の著作権問題についても、保護されてしかるべきでは…と感じた。
○ ドイツの特許制度が、最初は産業政策目的を主眼としていたのに、『我が闘争』の頃から発明者重視に転換したとのことで、引用文が紹介されていたが、これがしごくまともな内容で驚いた。ゴーストライターがいたのでは…?と思わされた。
○ “冒認”という私の嫌いな言葉の由来が紹介されていた。中国の明律に現れた用語で、“横領”を差すとのこと。
○ 職務発明の問題は、特許法・労働法・契約法にまたがる問題だとのこと。
○ amazonで本書について揶揄されていた「生ごみ処理装置事件」の記述だが、ちゃんとp.167に記述されている。
○ 早期審査対象に「グリーン関連出願」というものもあるらしい。この手の分野に注力できたらいいなぁ。というか、今後の出願にはあまねく「グリーン関連」に関する記述が入るべきではないかと思う。
○ コモンズへの言及が各所にあり、中山先生のスタンスに好感を持つ。
○ 中山先生は、特許権を報酬請求権のみにしてもいいと考えておられる部分もあるようで、私もあまり独占排他権を強化すべきではないような気がする。
○ 「情報化社会における法のパラダイム変換をも視野に入れた広大な問題」が横たわっているとの指摘。
○ クロスライセンス以外の裁定は未だ一件もなされていない模様。

 いずれにせよ、予備校のテキストでは感じられないような、法律のダイナミズムを実感した…というと大げさかもしれないが、「こんなにもまだまだ検討の余地があるんだぁ~!」と驚かされた。理系の名著では考えられないような、課題山積状態。ビジネスの国際化とインターネットをはじめとする情報技術の進展で、法律の世界も相当揺さぶられているんだろうなぁ。初学者の私などには到底計り知れない価値ある本なのだと思うけれど、このタイミングで一度読破しておけてよかったと思う。

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2010年10月26日 (火)

インフルエンザ予防接種

 昨日は、小学校から帰ったばかりの息子を捕まえて、そそくさと近所の耳鼻科へインフルエンザの予防接種へ! 息子と私の二人分の予約をしておいたので、体調のよい忘れないうちに打っておくことにした。この病院の先生の注射技はものすごくて、本当に一瞬の早業なので、「えっ?もう?」という感じ。私自身が予防接種を打つのは、子どもの頃以来かもしれず、「意図的にウイルスを注入するなんてぇ~!」と忸怩たる思いだったけれど、受験生を抱えた今年ばかりは仕方ないと観念した。
 以前ハワイでシュノーケリング・ツアーに参加した際、酔い止めの薬を乗船前に飲んだらば、あまりに効き過ぎて乗船前から陸上で船酔い状態になったことがある。普段からほとんど薬というものを口にしないので、過剰反応してしまうようなのだ。このたびの予防接種に対して、私の体がどういう反応を起こすのか、興味半分・心配半分で経過を見守りたい。夫も職場の方で接種を受けるということで、一家揃って盤石の態勢。予防接種をしてもしなくても、罹るときは罹るのがインフルエンザだから、あとの運は天に任せ、快食快眠を心がけるのみ!

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2010年10月25日 (月)

あいかわらずのマイペース

20101023  先日の土曜日は、宿泊合宿から帰ったばかりの息子が快調に日常に戻れるようにと、出回り始めた紅玉を使った巻き巻きアップルパイを焼いたり、チキンカレーを煮たりと、好物攻めにしてやったにもかかわらず、だ~らだ~らと過ごしてしまった。午後は塾だったのに、「今日はなんか調子出ないから休む」と言って休んでしまった(涙)。土曜特訓を休むのはこれで3週連続。修学旅行中にも通常授業を休んでいるから、プリントの山はもう目を覆いたくなるくらい。。。
 日曜日はさすがに早朝から、丸一日の日曜特訓に出掛けたが、彼なりにペース配分を考えているんだろうか…?

 10月に行われた3回の模試は、1つは特定の学校をターゲットにしたもの、2つ目はマンスリーの実力テスト、3つ目は合格力判定模試というもので、それぞれ試験の難しさや特徴が異なったので、あまり同列に並べて比べられず、成長具合も見づらかった。苦手の社会科が、ビミョーに伸びてきたかなぁ?という手ごたえはありつつ、勉強姿勢はあいかわらずのマイペース。運動会も修学旅行も終わったことだし、今週から私も鬼と化すことにしようかなぁ~? 

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2010年10月24日 (日)

新型MacBook Air

 約2年ちょっとぶりに、MacBook Airがフルモデルチェンジしたらしい! いちばん薄い所の厚さはなんと0.3cm! 夫は「ちょっと前まで40万くらいしてたのが、15万くらいなんだよ~」と、欲しい欲しい光線炸裂。このまえデジタル一眼レフ買ったばっかりでしょー。でも私も欲しいぞぉ~。筐体の角の落とし方とかが絶妙で、本当に美しいと思うし、今度のはさらに起動が速いらしいし…。あ~、喉から手が出てきそう…。
 まぁ我が家の経済状況からして、到底承認はできそうにないけれど、特別会計枠とかなかったっけか? 
 そういえば、今回の事業仕分け対象の“特別会計”について報道されていたが、年金みたいな必須の支出も特別会計なんだぁ~と、恥ずかしながら驚いた。“スーパー堤防”の危機管理設計もなんだか笑っちゃうくらい壮大稀有だし、地方空港の乱立なども見るにつけ、この国に“長期的国家計画”ってあるんかいな?と思ってしまう。
 せいぜい、我が家の家計規模では破綻をきたさないよう、構成員の一人ひとりにしっかり自覚をもってもらわないとな

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2010年10月23日 (土)

おかえりおかえり!

20101022  あいにくのお天気だった2泊3日の移動教室を終え、金曜の夕方、息子が帰ってきた。
「おかえり~、どうだった?」
「疲れた~、けど、樹海フィールドワークがすっげぇ楽しかった!」
疲れたというわりにはとても元気な顔で、帰るなりおみやげをあれこれリュックから取り出した息子。
「これはおじいちゃんおばあちゃん、これは自分の」
などと言いながらごちゃごちゃと細かな品を並べていた。おみやげ話の方は私の誘導尋問でポロリポロリと五月雨式に。ほうとう作りではこねるのが大変でなかなか仕上がらなかったけれど、みんなで食べておいしかったとか、酪農体験は臭くて大変だったけれど、手作りしたバターはすごくおいしかったとか、雨でも山登りはして寒かったとか、宿泊所にデュエルターミナルがあると男の子たちの間で噂されていたのだが館内を探す余裕もなかったとか、鼻血が出たとか、食事がおいしかったとか、お風呂はきれいだったけど意外に狭かったとか。
「ナイトウォーキングはどうだったの?」と尋ねると、「え~?みんなビビりすぎなんだよ」と強気な発言。特に怖がることもなく、無事に歩いてきたようだ(笑)。リュックの荷物を出して洗濯をしようと衣類を取り出したら、湿ったレインコートや砂利混じりのズボンが出てきた(汗)。何はともあれ、元気に楽しんできたようでなにより!
「溜まってる録画見なくっちゃ!」と早々にテレビを点けてくつろいでいたが、この日ばかりはのんびりと放任しておいた

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2010年10月22日 (金)

Belgian Beer Cafe 

1_201010202_20101020   水曜の夜、旅行中で息子が不在の中、夫と丸の内で待ち合わせ、TOKIA地下1Fにある「ベルジアンビア・カフェ アントワープセントラル」に行った。予約せずに行ったら、噂通りの大人気で店内には入れず、テラス席に案内してもらったが、ここがなかなか素晴らしくて快適だった。ほどよい気温、流れる空気、行きかう人の眺め、遠くに見える夜景など、すべてが混在して夜を演出してくれてる感じ。
 最初に頼んだのは、トラピストビアの“ロッシュフォール8”。夫は“10”を。独特の風味と苦み、こく、色合いなどを楽しみつつ、各種料理に舌鼓。最近あまり飲まなくなった私は、最初の8%のアルコールですっかり目が回り、2杯目はアルコール度低めのTIMMERMANSのフランボワーズ。夫の3杯目なども味見させてもらいつつ、ベルギービールのバラエティを堪能。
3_201010204_20101020   夫婦して気持ちよく飲んで食べて、すっかり羽を伸ばした。息子はこの夜、“ナイトウォーキング”なるいわゆる“肝試し”をやったはずなのだが、果たしてどうだったろう…? お天気が落ち着かず、次の日の山登りもできたのかどうか…? 寒くて風邪なんかひいてないといいんだけれど…!!
 今夕にはいよいよ帰ってくるから、根掘り葉掘り聞き出すことにしよう♪

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2010年10月21日 (木)

灯が消えたような家の中

 息子が昨日から修学旅行中。。。日々面倒をかける子どもがいなくて清々する3日間のはずなのだが、心の中も家の中も、なんだかポッカリと穴が開いたような感じ。楽しんでるかなぁ~?今頃は何してるかなぁ~?と、旅程表を眺めて私までバーチャル修学旅行状態。そんなトレースを繰り返しても仕方ないので、1日目は日中、学校説明会へ赴いたり、夜は夫と丸の内で待ち合わせて外食したり、2日目3日目は精力的に自分の課題を進めようと決意したり! ゆっくり噛み締めるように読み進めている中山先生の『特許法』を、この機会に読破しようと思う。
 しかしなぁ、小さい頃ならいざ知らず、もう干支をひとまわりしたような子のことでも、こんなに気になるものなのか~と、我ながらびっくり。「いくつになっても子どもは子ども」とはいえ、そろそろ私もまじめに“親の子離れ”を意識的にしていかないといけないかも。やはり、仕事をしていないと、心のベクトルがひたすら子どもに向いちゃうんだなぁ~と実感。まぁそれも悪いことじゃないとは思うが、子どもが勝手に“親離れ”したとき寂しくないように、せいぜい自分の足場も固めておかないとな~
 ……などと、灯が消えたような家の中で、つらつらと将来のことを考えてしまう私なのだった。

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2010年10月20日 (水)

タジン鍋、焦がした…

20101018  実家の母が以前、「いやね、タジン鍋を買ったんだけど、老夫婦二人にちょうどいい量のおかずが、油を使わずに手軽にできて便利なのよぉ」と話していた。なるほど、夫婦二人分なら、私みたいなズボラ者には願ったり叶ったりのアイテムだな…と思い、先日生協で思い切って頼んでみた。デザイン的には、もともとの原色系の色合いのものが欲しかったのだけれど、生協でのオススメ品は、日本の土鍋風デザインで、電子レンジでも使えるように改良されたものだった。まぁ、人様にお見せするキッチンでもないし、デザインなんてどーでもいいか…と、和風タジン鍋を注文。しばらく使わずに放置していたのだが…。
 月曜日、夫は職場の人と食事して帰るというので、息子と私の二人分、キャベツとしめじと豚肉を投げ込んで、直火で12分、キッチンタイマーをかけた。その間は、大人げなく息子とカードゲームに興じ、「タイマー鳴ったらご飯にしよう!」とルンルン遊んでいた。……しばらくして、「なんか焦げ臭くない?」と二人で顔を上げ、慌ててキッチンに戻ると……焦げてました、キャベツ。すぐ気づいたので大した焦げ方ではないのだけれど、使い初めで焦がしたというショックがさざ波のように押し寄せ、食後に焦げをこそぎ落としながら、「図体のデカイかさばるあなたをわざわざ買ってあげたのに、いきなり焦げるとは何事かぁ!」と、自分の横着ぶりを棚にあげてムシャクシャ。野菜の水分だけで調理できるというメリットの半面、火加減はデリケートなのだった。手抜きしたつもりが、とんだ後片付けとなった月曜の夜だった。

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2010年10月19日 (火)

代休再び

 月曜日は、土曜の運動会のため代休再び。いやはや、イレギュラーな日々が続く…。この日はまた、友達と遊ぶ約束をして、午前中30分ほど勉強しただけで夕方を迎えた息子。日中はサイクリングしたり一緒にお昼ごはんを食べたりDSで対戦ゲームをしたり。。。私は、明日からの息子の宿泊合宿の準備など。お天気はなんとか大丈夫そうだけれど、朝晩はだいぶ寒くなってきた上、標高の高い所へ行くので、気温が予想しづらく、服装で悩む。半袖とフリースの上着を両方入れたりして、寒暖どっちに転んでもいいようにしておく。明日の朝は、普段より30分ほど早い集合なので、今晩は早く寝かせよう! あ~、このイベントが無事に終わってくれれば、だいぶ落ち着くなぁ~!

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2010年10月18日 (月)

簡単スーパーボール

1_201010172_20101017   日曜日は、息子が午前中に塾でテストを受けている間に、私は地域の子ども文化祭のようなお祭りのお手伝い。区内の小学校の保護者が各々テントを張って出し物を出した。うちの学校はスーパーボールが簡単に作れるという出店。チョークくらいの大きさの合成樹脂(?)のような固形物を、おでん鍋で温めると、水飴状に柔らかくなってくる。それを来場した子どもたちに手渡して、掌でクルクルとおだんごを丸めるようにしてもらうと、はい、出来上がり! 手軽で子どもたちに大ウケした分、親の方はてんやわんや。嬉しい悲鳴を上げつつ、サービス提供を楽しんだ。
 一方、気になったのが塾のテスト状況。この日は、大手Y塾でも公開模試をやっていて、息子と同じ塾に通う女の子のお友達は、そのほとんどが、午前はY塾の公開模試を受け、午後に自分の塾の振替テストを受けたそうだ。半面、男の子のお友達はそのほとんどが、午前に自分の塾のテストを受けたきり。息子ももちろん午前のみ組。Y塾の受験者は通常1万人以上いるから、大人数の中での自分の位置を知りたければ、そちらを受ける方がいいのかもしれないが、模試のはしごなんて、私にはちょっと考えられない。…とはいえ去年までは、塾の先生自らが「Y塾のテストを受けてきてください」と公言していたのだとか。規模が少しずつ大きくなってきたからか、今年は「うちの模試を受けていれば十分です」と方針転換されたようだ。教育産業界の勢力地図も年々変化しているようだが、肝心なのは、子どもが勉強の楽しさや要領をきちんと身につけられるかどうか。向き不向きを見極めるのは親の役目かもしれず、そういう意味では、早いうちにいろんな塾の情報を集めておくことも必要なのかも。今回のテストへの対応で、女の子の積極性や勤勉さに比べ、男の子の安直さが際立った感じだが、男の子でも模試ハシゴをした子はいたんだろうなぁ。。。

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2010年10月17日 (日)

秋晴れの運動会♪

20101016  1週間順延された小学校の運動会が、土曜日に無事実施された。今年の息子は白組。夫は張り切ってCannonの最新デジタル一眼レフをこの運動会のために調達し、マニュアルを読んだり本まで買って読み込んでいたというのに、順延されてしまったために仕事で来られず。何の準備もない私が、望遠レンズをくっつけてオート撮影することに。プログラムオートで1枚1枚撮影しているうちはよかったのだが、短距離走のときに望遠のまま連写したらば、全然本人を追い切れず、何を撮ったのかわからないような写真になってしまって大顰蹙。それでも、最後の組体操は名誉挽回とばかり気合を入れ、ずいぶんたくさん撮影した。
 今年は白組の圧勝で、大差をつけて悠々勝利! 審判係として駆け回っていた息子は、相当疲れたらしかった。おじいちゃんおばあちゃんからの差し入れの栗ご飯や、修学旅行に向けてのおこづかいなどをいただいて、疲れは吹っ飛んだろうか…? ともあれ、無事に小学校生活最後の運動会を終える感慨で、龍馬伝のテーマに乗って行われた組体操のときには、撮影しながらなんだか涙が出てきた。みんな大きくなったなぁ~! おつかれさまでした!

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2010年10月16日 (土)

10年ぶり!

 金曜日は、ものすごくなつかしい人に会った。私が15年ほど前まで務めていた会社の友人と会ったのだ。
 毎年、年賀状だけの交流になってしまっていたのだが、先の日曜日に電話をもらい、金曜日に会うことにした。彼女もその後転職し、別の出版社に勤務するようになったそうだが、会社がなんと我が家の近所に移転したとのことで、本当に久しぶりの再会だ。近所のファミレスで待ち合わせた彼女は、まったく以前のままだった。
 ペットの雑誌や東洋医学の本などを刊行しているそうで、最近は電子書籍にも着手して忙しいらしい。以前から毎年海外旅行に行っていたが、ここ数年もモスクワ、ロンドン、パリ、ニューヨークとあいかわらずのペースだとか。この夏、ニューヨークでコーチのバッグを(ブランドに関心ない人なのに珍しく)二百数十ドルで買ってきたそうだが、日本に帰ってきてみたら、なんと七万円以上もして、超お買い得だったと嬉しそうに話していた。ここ数年は一人旅のことが多いようで、「最近の若い人は、海外に行きたがらないよねー」という話で盛り上がった。私が、「私の子どもの手が離れたら、エジプトとかインドとかアフリカとか、一緒にどう?」と尋ねたら、「いやぁ、私は大都市派だからね」とサラリと却下された
 携帯のメアドを交換して、「近くだからまた別の機会にでもゆっくり~」ということで、昼休みのひとときを過ごして別れた。ほぼ10年ぶりの再会だったが、お互い全然変わらず、なんだか若返った気分だった。

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2010年10月15日 (金)

MISION COMPLIDA!

 チリのサンホセ鉱山の救出作業の様子が、連日放送されていた。そして昨日の日本時間午前で、作業員33人全員が無事生還! 落盤事故から70日、ずっと地下の閉塞空間に閉じ込められていた人たちは、まさに宇宙ステーションより過酷な環境にいたと言っても過言ではないだろう。スカイツリーと同じくらいの深さを、救出用カプセル“フェニックス”が一人ずつ運び上げる様は、ちょっと想像しがたいものがある。世界中の人たちがこの救出劇を見守り、多くの知恵が結集した今回の作業、ヒトが連帯したときの力強さを再認識させてもらった感じだ。戦争で、一瞬にして数百万の人を不幸に陥れたりすることもあるのに、こうして善意と努力で33人の命を救うこともできる人間って、ホントに複雑怪奇。
 ニュースで日々進捗は見守りつつも、大した感慨を見せずにいた息子に、「もしうちのパパが今回みたいに地下に閉じ込められちゃって、70日も会えなかったらどう思う?」と尋ねたら、はじめて一大事!という顔をした。かように人は、当事者になってみないと、その辛さや苦しさを噛み締められないものだけれど、このような事件に対して、国単位・団体単位・個人単位でさまざまな手が差し伸べられたことはスゴイことだな、と思った。私とて息子のことは言えず、ほとんど映画を観るような気持ちで遠巻きに眺めていただけ。まぁ、何かアクションを起こそうにも、何もできなかっただろうことは明らかだけど、せめて家族のように、地上に戻ってきた人たちの無事を地球の裏側から素直に喜びたいと思う。

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2010年10月14日 (木)

証明写真撮影

 昨日の小学校は、研究授業か何かのために、給食なしの4時間だった。また、今週は卒業アルバムのための撮影隊が校内に入るとかで、多少、髪の毛を刈り揃えたりしておいた。
 ちょうどいいタイミングなので、昨日の午後は、願書に貼付するための写真撮影をしに、制服のまま近所の写真屋さんへ。レタッチなどをしっかり入れてくれるスタジオに行くという手もあったのだが、単なる本人確認のためのものだし、小学生にレタッチしてもどうせ変わりばえしないだろうと思い、普通にブルースクリーンで撮ってくれる所へ行った。
 写真撮影のときはたいがいムッツリした顔になる息子に、一所懸命「明るく~、ちょっと微笑むくらいに~」と元気で明るい雰囲気を出してもらおうとがんばったが、言えば言うほど硬くなって逆効果。ありのままの本人が撮影された感じ
 こういう形式的な手続きを踏みはじめ、少し受験気分が出てきたのか、「受験ってさ、制服で受けんの?」とか「机がガタガタしてると気が散るんだよねー」とか、当日をイメージした発言が増えてきた。先日笑ったのはこんな発言。
「あのさぁ、この近くに、ネズミ小僧のお墓かなんか、あったよね?」
「そうねぇ…、なんか橋の向こう側にあった気がするね」
「今度さ、そこにお参りに行かない?」
「えー?どうして?」
「ネズミ小僧って、どんな場所にもスルリと入り込めたみたいだから」
「……(なんか違う気がするけど…)(苦笑)」

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2010年10月13日 (水)

MY NATURE

 昨日は、土曜に登校したことによる振替代休日。息子は、夕方からの塾のテスト以外は特に予定がなく、朝から上機嫌。あいかわらず勉強するそぶりはまったく見せず、録画した番組を見たり、マンガを読んだり。午後からテスト前までは友達と遊ぶ約束をして、本当に受験生とは思えぬのんびりぶり
20101012  COP10の開幕に合わせ、ご丁寧に塾ではこの日、「My Nature」というカードゲームを発売。ゲームをしながら生物多様性について学べるという謳い文句。テーブルゲーム好きな息子は早速1つ買い求め、午前中はさんざんそれに付き合わされた。「ブースターパックも作ってくれないかなぁ」とか「外来生物も共生する方向で、2つのデッキを合体した手札にしたいなぁ」とかブツクサ言いながら、飽きずに何度も何度もやろうとするので、私の方はいい加減しびれを切らし、「あとは午後にお友達とやってぇ~」と逃げた。まぁゲームをやるまでもないことだが、生物の生育には“すみか”と”人間のアクション”が鍵を握っていることが実感されるゲームだった。
 午後は珍しくサッカーなどして激しく遊んでいたが、夕方からのテストは一応サボらずに受けた……けれど、こうも能天気な息子を見るにつけ、心配は募るばかり。夏休みの頃がいちばん気合が入っていて、その後はどんどん気抜けしている感じ。「運動会と修学旅行が終わったら真面目にやるさ!」と悪びれずに言うけれど、お兄さ~ん、本番はもうすぐなんですがー???

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2010年10月12日 (火)

遠征模試

20101011  体育の日の昨日は、塾主催の遠征模試で、朝っぱらから家族三人、京葉線の海浜幕張駅に降り立った。通い慣れた塾校舎でばかりテストを受けていると、受験当日の雰囲気に飲まれがちだから、という理由と、最近の人気校の出題傾向を知る、というのが目的のテストだ。夫も「この学校は見ておきたい」とのことで、恥ずかしながら夫婦で模試の付添をすることに。
 9時前から午後1時ごろまで、子どもたちがテストを受けている間、親たちは講堂で学校説明会を聴iいた。塾の先生から、四教科の出題内容の紹介をいただき、学校の入試担当の先生からは、次の入試への留意事項などの説明をいただいた。みっちり3時間半ほどの説明会でお尻が痛くなったが、いろいろ有益だったと思う。
 一方の息子は、「全然できなかった」と開き直って出てきた。朝の顔よりイキイキと明るく開放感に満ちていた。塾以外の場所での初めての模試だったが、息子よりも私の方がいろいろと慌ててしまい、電車の乗継をギリギリに設定していたり、親の上履きを準備し忘れたり、おっちょこちょい丸出し。実際の入試では、この日よりも30分早い日程だし、冬場の雪や風にも注意が必要だし、もっと注意深く準備怠りなくしておかなくては…と、反省しきり。
 久々に家族三人で駅前の焼肉屋さんに入り、遅めのランチを食べて帰ってきた。行楽日和の真っ青な空の下、半袖でも暑いくらいの陽気だった。

(余談)
 帰宅後、そそくさと電子辞書で何やら調べ始めた息子。ん~、感心感心。
「なに調べてんの?」
「ん~? “ぬれ場”」
「は?! 国語でそんなの出てきたの?!」
仰天して尋ねたところ、帰路に読んでいた「名探偵コナン」の69巻に出てきた言葉だとのこと。あ~、びっくりした。

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2010年10月11日 (月)

アッパレ!親分

 日曜の朝、サンデーモーニングで、7日に胆のうがんのため逝去された元日本ハム監督の大沢啓二さんの追悼特集を放送していた。野球に明るくない私だが、引退後の活動をテレビで拝見しては、全身から漂う温かなお人柄に感じ入っていた。「竹は節目で伸びていく」という言葉を紹介して人生を語っておられる様子もあり、まるごとの人生を野球に捧げた人の重みに満ち満ちてズッシリきた。人生を一つのことに捧げるのも難しいことだし、厳しくも温かいという教育も本当に難しいことだけれど、人間は命ある限り何かの面で伸びていけるという楽観をいただいた気がする。これからも大沢さんの精神をお手本に、自分にも人にも
喝! と アッパレ!
を繰り返しつつ、人生を愛でたいと思う!

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2010年10月10日 (日)

やれるの?運動会!

 土曜日の朝、連絡網が回って、結局運動会は土日ともやらずに、今度の土曜日まで延期された。1日延期の経験はあるが、1週間延期というのは初めて。おばあちゃんは「えーっ、はりきって大量にお弁当作っちゃったのにぃ」と苦笑し、私も唐揚げ用にたくさん買い込んだ鶏肉をどうしようかとため息。まぁお天気には逆らえないから仕方ないものの、今度の土曜日に運動会が決行できたとして、翌日の日曜は地域のお祭りのお手伝い、そしてその週には修学旅行に当たる宿泊合宿も控えていて、なんだかてんやわんやのスケジュール。6年生の秋はとっても慌ただしいことを、身をもって知る今日この頃である。

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2010年10月 9日 (土)

どうなる?運動会!

 金曜日は気持ちのよい秋晴れだったけれど、心の中は煮え切らないモヤモヤで困った。この土曜日曜が息子の小学校の運動会候補日なのだが、ウェザーニュースで見てみたら両日とも60%と70%の降水確率。両日とも決行できなければ、次の土曜日まで持ち越しになってしまう。。。今回は、息子にとって小学校生活最後の運動会ということもあって、おじいちゃんおばあちゃんもやってくる予定なのに、はっきりしないお天気で行動計画が立てられない。天気に左右される仕事って、精神的負担が大きいんだろうなぁ…などと思いながら、お弁当用の買い物だけはいそいそと済ませ、当日朝を待つことに。。。
 できれば今日、運動会ができることを願うけれど、果たしてどうなる?!

 どうなる?どうなる?と、そわそわしていたこの朝のGoogleTOPでは、ジョン・レノン生誕70年のショートアニメがアップされており、ひととき聴き入って見入ってしまった。

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2010年10月 8日 (金)

『<反>知的独占』

 今月末、また気になる本が出るらしい。『<反>知的独占――特許と著作権の経済学』という本。経済学者の視点というところがちょっと興ざめではあるのだけれど、コモンズと非コモンズの線引きに関心を寄せる者としてはやはり考えさせられる。
 先日のノーベル化学賞の嬉しいニュースは、マスコミ各社があれこれと報道していたけれど、日経の「鈴木先生は特許を取らなかった(取る余裕がなかった)」という切り口も面白かった。もし、取る余裕があったとしても、研究者としては、特許を取るよりもむしろ、幅広く研究の輪が広がることの方が研究者冥利に尽きるのかもしれず、企業の研究者とは考え方も姿勢も異なるのかもしれない。
 昨日の「日刊知財」の中には、“料理に著作権がない幸せ”という『日経レストラン』編集長のコラムも紹介されていて、料理のバラエティの豊かさと、落語の広がりの豊かさとを並べて論じていた。(特許に関しては、昭和50年改正で、医薬と飲食物が不特許事由から外されたと教科書にはあったが、飲食物の特許って何件くらいあるんだろう?) 確かに、独占の枠外に置かれた“いい”ものというのは、市民生活の日常に自然と浸透して、自由に発展していくものなんだろうな。
 「独占すべきものとすべきでないもの」を考えたり、「独占することのメリットとデメリット」を考えたり、ということは、一部の恵まれた人の特権なのかなぁ…とも思えるけれど、線引き次第で世間の様相がガラリと変わっちゃう分野っていうのもありそうだな…。

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2010年10月 7日 (木)

法人でない社団の判定請求は?

 昨日から、2011年版の短答過去問集をやり始めた。そこで埒のあかない問題が1つ。平成21年の本試験に出題された枝で、以下のような問題。
「法人でない社団であって、代表者の定めがあるものは、その名において、特許発明の技術的範囲について、特許庁に対し、判定を請求することができる。」
 これ、特許庁からの解答は「×」だったし、2010年版の問題集の解答も「×」になっていたのだが、予備校の先生は頑として「○」と主張していらしたし、私も理屈から考えて「○」だと思っていたから、2011年版では訂正されるものと思い込んでいたのだが、またしても解答は「×」―――
 法人でない社団であっても特許無効審判が請求できるのだから、判定請求もできる、と考えるのが自然だと納得していただけに、また同じ問題が出た場合、○にすればよいのか×にすればよいのか悩んでしまう。「規定がないから×」というのが正解ということなのだろうか? どなたか、この問題についての対処法、お教えいただけないでしょうか?

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2010年10月 6日 (水)

フルメタル・パニック!The second raid

 火曜の午前中は、真面目に働いている人たちに顔向けできないような過ごし方をしてしまった。それもこれも、相方のしょーもない一言から…「今なら“フルメタル・パニック!”をPS3で無料視聴できるよ」……
 数か月前、最初の24話は家族で楽しんだ。その続編たる“The second raid”はやや過激なシーンがあるという話だったので、息子のいない午前中に1話だけと思って見始めたのが運のつき……。13話すべて、息もつかずに観てしまいました…(懺悔)。物語と同じく一気呵成に、OP&EDなどはすべて飛ばして4時間半。まったく何をやってるんだか…と我ながらあきれてしまうが、面白かったのだから仕方ない。
 一作目はGONZOの制作だったのに、今回は京都アニメーションの制作に変わっていたのはなぜだろう?? 今度誰かに訊いてみよう。

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2010年10月 5日 (火)

医学生理学賞!

 月曜の早朝、玄関を開けると、近くの緑道から金木犀のえもいわれぬいい香りが漂ってきて、豊かな気持ちになった。そんな日の朝食時、私は家族に唐突に質問を投げかけた。
「山中さんが医学生理学賞取ると思う人~?」
その唐突さにキョトンとしつつ、夫と息子は「まだちょっと早すぎなんじゃない?」という反応。元気に手を挙げたのは私一人だった。
 iPS細胞に関しては、いろんな分野へさまざまな波及効果をもたらしていると思うし、特許審査の見直しとか、サイエンスライターの位置づけとか、直接的には無関係のようなところへも影響を及ぼしていると思う。将来的な研究を考えると、希望の光とともに、混沌の闇のような部分も持つ発見。COP10で生物多様性会議が行われるときに、自由自在にキメラを生み出す可能性さえある研究が進んでいるのが不思議な感じ。
 月曜日はそんなわけで、私はなんだかソワソワと、今年のノーベル賞の発表のニュースを気にかけ続けていた。夕方のニュースでもまだ発表になっておらず、夕食の支度などでバタバタして、PCにもテレビにも近づけぬまま……9時過ぎに帰宅した夫の第一声――「山中さんじゃない人だったね」
 えーっ!!!?そうなの!??? 急ぎPCで確認すると、体外受精に関する研究をしたイギリスの科学者の写真が…。そうか~、お預けか~。なんだかちょっとガッカリ。山中教授も今日は落ち着かない一日を過ごされたことだろうなぁ…と遠い空の下の教授の背中を想像した。いやなに、まだまだお若いし、今は賞どころじゃなく、研究それ自体の興奮で日夜落ち着かれないのだろうから、またの機会がめぐってくるまで、研究に精を出されることだろう!

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2010年10月 4日 (月)

のんびりMorningTeaTime

 日曜日は、息子を塾に送った後、学生時代の友人と上野で待ち合わせて、のんびりとMorningTeaTime。お互い受験生の子どもを持つ親同士、とかくヤキモキしがちな気持ちを忘れて、情報交換とまったりおしゃべり。喫茶店の開店前から店先でおしゃべりをはじめ、開店後は座り心地のいいテーブルとイスを占拠して、3時間ばかり腰を落ち着けた
 次から次へと楽しいおしゃべりだったが、私は、言いたい言葉が咄嗟に出てこないボケっぷりを何度も繰り返し、なんだかすごい老化したオバサン気分で焦った
 それにしても彼女のお嬢さんは、我が家のように執拗な監視の目がなくとも、ちゃんと自覚をもって勉強に取り組んでおられるようで感心してしまった。本が大好きなのに理数系も好きだとかで、なんともうらやましいオールラウンドぶり。うちの息子も、本は嫌いじゃなさそうなのに、どうして国語や社会が苦手なんだろう?? 
あと数か月、このヤキモキが続くわけだけれど、「今がんばっているこの時間は決して無駄にはなってないよね」ということで勇気づけられた。
 ほかにも、最近のアニメ話や相方の趣味の話など、あっちこっち脱線しながらの楽しいランチだった。「次回は3月かな~?」とお互い遠い目になりつつお開きに。ゆっくりのんびりとお茶をいただき、ティーポッドを2つも空にしたくつろぎタイムだった。

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2010年10月 3日 (日)

H22年度試験メモ

 9月24日に発表された弁理士論文試験の合格者、822名。秋の口述試験に向けて鋭意勉強中なのだろうな~。予備校の先生は、「来年以降はまた狭き門に戻るだろう」とおっしゃっていて、ここ2~3年の易化傾向は改まっていく模様。ド素人の私にはますます敷居が高くなってしまうけれど、今年のここまでの数字くらいは記録しておこう。
 【平成22年度試験 合格者数】
  短答受験者数:9950名
  短答合格者数:899名(約9%)
  論文受験者数:3093名(含 短答免除)
  論文合格者数:822名(約26%)
  口述合格者数: ? 名
(口述試験は10月15~22日とのこと、去年は約80%の合格率だったそうだが、今年は果たして?!)

 11月9日に最終合格者の発表があり、今年の口述合格者は756人(口述受験者1048人、合格率72.1%)だったそうだ。口述は年々厳しくなっているなぁ。
 

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2010年10月 2日 (土)

小学生男子たち

 都民の日の昨日、朝から私は手ぐすねひいて過去問の課題を息子にやらせようとしていたのだが、いつもより遅く起きてきて、のらりくらりと10時ごろまでテレビを見たり本を読んだり。「あ~あ、今日はみんな勉強で、どうせ遊べないんだろうなぁ」と力が抜けたように言って、いっこうに自分は勉強を始める気配なく…。腑抜けのような息子を横目にイライラを募らせていた私だが、その直後、その豹変ぶりに驚くことになった。
 10時過ぎに友達から一報。「今日、遊べる?」―――恐る恐る私の顔を窺っているので、「どうせそんなダラダラしてるんなら、友達と遊んだ方がマシかもね」と言ったら、「よっしゃぁ~!!」と一声。午後から遊ぶ約束を取り付けたかと思ったら、突如すごい勢いで勉強し始めたのだった。昼ごはんの準備ができるまでの間、夢中で鉛筆を走らせ、過去問の出来もまずまず。なんだ~、やる気になれば早いんじゃない。。。一日中勉強と思うと全然モチベーションが上がらなかったようなのに、午後から遊べるとなったら、まるで別人のように猛然と勉強し始める人。。。小学生なんてこんなもんか…驚くやらあきれるやら、結局予定の半分ほどの消化率ながら、その効率は素晴らしいものがあった。
20101001  午後は―――見慣れた小学生男子の通信対戦。何かの格闘ゲームやPictChatで盛り上がっていた。通信の電波がどこまで届くか実験したり、男同士の内緒話を親に聞こえないようにChatで話したりしていて、ただただ苦笑。遊びに来た2人の男の子は、夕方からは塾だとかで、4時ごろには道具を持って飛び出して行った。幼稚なのか大人びてるのかよくわからない小学生男子たち。昔に比べて忙しいことだけは確かだな。

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2010年10月 1日 (金)

さぁ、10月!

 さぁ、今日からいよいよ10月突入!…と気合を入れたいところだが、周囲は季節の変わり目で、体調を崩す人が増えているようだ。子どもたちの中にも、ゴホゴホと咳をする子や熱を出してお休みする子が出始めている。
 息子までが「喉が痛い~」と言い出した。こまめに手洗いうがいを励行していたようだが、運動会の練習と急激な気温変化で、さすがにバテてきているのか。。。喉を痛がる息子を見て、「だ~か~ら~、早めにインフルエンザの予防接種を受けとけって言ったのに」と夫が苦言を呈す。体調の悪いときには打てないから、いやがおうにも先延ばしになる。いやはや、せっかちで何事も前倒ししがちな私だが、病気に関することにはまったく頭が回らない。果たして、年内に2回の予防接種日を確保できるだろうか…。昨年3種のインフルエンザを網羅した息子には、やはりなんとか受けさせないといけないな
 昨晩は、動物園のサルの風邪予防のごとく、夕食のご飯と煮魚に加えて、ネギたっぷり味噌汁&ネギ山盛り冷奴&ネギ混ぜ込み納豆を食べさせた(笑)。
 幸い今日は“都民の日”。今日一日ゆっくり休ませて、土曜からはまたしっかり過ごしてもらいたい!

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