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2010年10月20日 (水)

タジン鍋、焦がした…

20101018  実家の母が以前、「いやね、タジン鍋を買ったんだけど、老夫婦二人にちょうどいい量のおかずが、油を使わずに手軽にできて便利なのよぉ」と話していた。なるほど、夫婦二人分なら、私みたいなズボラ者には願ったり叶ったりのアイテムだな…と思い、先日生協で思い切って頼んでみた。デザイン的には、もともとの原色系の色合いのものが欲しかったのだけれど、生協でのオススメ品は、日本の土鍋風デザインで、電子レンジでも使えるように改良されたものだった。まぁ、人様にお見せするキッチンでもないし、デザインなんてどーでもいいか…と、和風タジン鍋を注文。しばらく使わずに放置していたのだが…。
 月曜日、夫は職場の人と食事して帰るというので、息子と私の二人分、キャベツとしめじと豚肉を投げ込んで、直火で12分、キッチンタイマーをかけた。その間は、大人げなく息子とカードゲームに興じ、「タイマー鳴ったらご飯にしよう!」とルンルン遊んでいた。……しばらくして、「なんか焦げ臭くない?」と二人で顔を上げ、慌ててキッチンに戻ると……焦げてました、キャベツ。すぐ気づいたので大した焦げ方ではないのだけれど、使い初めで焦がしたというショックがさざ波のように押し寄せ、食後に焦げをこそぎ落としながら、「図体のデカイかさばるあなたをわざわざ買ってあげたのに、いきなり焦げるとは何事かぁ!」と、自分の横着ぶりを棚にあげてムシャクシャ。野菜の水分だけで調理できるというメリットの半面、火加減はデリケートなのだった。手抜きしたつもりが、とんだ後片付けとなった月曜の夜だった。

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