知財検定2級 vs 判定テスト
先日、本年度の弁理士試験最終合格者発表があった。756名が見事合格して、合格率は8.3%とのこと(新司法試験の合格率48%と比べると厳しいぃ~)。真剣味に欠ける取り組みの私には、まだまだ夢のまた夢の話。まぁそれでも、毎年半歩ずつくらいは進歩したいということで、日曜日は私も、知財検定2級を受けてみた。昨年3級に挑戦したときは、Webに置いてあった前年度の過去問を1回やってみただけで余裕をもって受験できたが、今年は、実技試験が記述式に変更になるなど、ちょっと予想のつかない部分もあったため、参考問題集2冊に、ひととおり目を通しての挑戦だった。
同じ法域内での出題の割に、知財検定と弁理士短答のノリはずいぶん違うので、解いていて、ときどき調子っぱずれな感じになるのは私だけだろうか? 特徴的なのは、著作権関連の問題が厚めなこと、また、Fタームリストなどの検索技術の話や、国際調査報告書に付されるカテゴリの話、民法の契約に関する話、独占禁止法などについても問われること。実務重視の試験だ。
この日の午前中、息子は塾の合格力判定テストだったのだが、お互いの士気を高めるため、正答率勝負をすることにした。息子は500点満点中何割か、私は80点満点中何割か、で勝負を競う。各々自己採点しがたい問題が数問あったため、勝負の正確な行方は答案返却のある週明けまでお預け。もうその頃には、こんな勝負をしたことすら忘れていそうな慌ただしい日々。まぁ、士気だけは明らかに上がったから良しとしよう。
(知財検定の正式回答は、本日午後にWebアップされるとのこと…ドキドキ)
↓
自己採点の結果、学科:38/40、実技:38/40で、正答率は95%。学科では、一番間違えちゃいけない“補正”の問題を間違え、あとは関税法を間違えた。実技は映画製作会社と監督・脚本家の権利関係の問題を間違えた。まだまだだなぁ(トホホ)。
息子には悪いが、今回の勝負はママの勝ちだな。さすがに500点中475点は取れないだろー。
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