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2010年12月の31件の投稿

2010年12月31日 (金)

よいお年を~

 大掃除もなんとなく一段落した中、昨日は友人と上野のAfternoonTeaでささやかなランチ忘年会。お互い子どもをお弁当持ちで塾に送り出して合流。年末年始は終日缶詰の塾が多いようだが、その目的の一つは親を休ませてくれるためなのだとか…。別に自分が勉強するわけでもないのに、不思議と心労のたまる受験生のフォロー。塾の先生の方が数倍大変だとは思いつつ、お言葉に甘えて骨休めさせてもらうことに
 「今年一年もおつかれさまでした~!」とお水で乾杯。まずは子どもたちの勉強っぷりをグチグチ。
「成績が悪いと大泣きするような子もいるのに、うちは全然!」
「うちも~! 落ち込んだことも泣いたこともないかも」
「まったくねー、Don't mind Don't mind とか言っちゃって気にしてないの」
「もうちょっと落ち込んでもらいたいもんだよね」
「そうそう、You should mind よ、まったく」
と、“必死さ”の足りない子どもへのイライラを吐き出す。また、大掃除に積極的でない夫や息子のことを私が愚痴ると、彼女の知人周りの“だめんず”の話をいろいろ披露してくれた。それらのサンプルケースの話を聞いていたら、我が家なんてかわいいもんだと思え、かなり気が楽になった(汗)。それでも、家事のできない子に育てちゃダメだね~というのは一致した意見で、「一方が料理好きで一方が掃除好きとか、うまく家事分担できるカップルが理想的だね♪」と言って笑った。その他、ゲームやネットの強制終了の話や、ライフワークとか老後の話とか、いろんな心配事についてあれやこれやとおしゃべり。
 友人が最後に頼んだカフェ・オレが、しっかりカフェ・オレ・ボールで出てきて、とってもおいしそうだった。
 先行きいろいろ気になることはあれど、まずは目の前の受験だね、ということで、3時間余りの楽しい忘年会をお開きに。別れ際、「よいお年を~♪」と手を挙げたら、一年を締めくくった感が倍増して嬉しかった。
 皆さまもどうぞ、よいお年をお迎えくださいませ

Soba20101231  年越しそばは岩手県産の「二八そば」。腰があっておいしかったです~!
食べながら、「太く長くいこうよね~♪」と家族で合意。来年も、健康第一で参ります!

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2010年12月30日 (木)

そして彼らは狩りに出た

 水曜日は、息子の塾は一日お休みで、家族水入らずの年の瀬。私は朝から、玄関掃除、資源ゴミ出し、お正月飾りの設置などをして、キッチンの油汚れと格闘。遅めに起き出した男二人は、朝食後、軽~く勉強した後は遊戯王カードをしたりテレビを見たりダ~ラダ~ラ。「勉強だけしてたら偉いと思ったら大間違いだからね!」と、掃除を手伝わない息子の尻をたたきつつ、掃除機かけたりクレンザーでやかんやガス台を磨いたり。リビングとキッチン回りをざっときれいにしただけで午前中はヘロヘロ。
 ランチを食べがてら秋葉原に散歩に出ることにしたのはいいのだが、マンガや本の調達にとどまらず、息子はおこづかいで“モンスターハンター3”も買うと言い出した。せっかくサンタさんが見送ってくれたゲームなのに、、、。さらに夫までが「一緒にやる」と言う。はぁ~?、なむさんの二対一。裏切り者~~! 言うにことかいて「ママも一緒にやらない?」とか……もう二の句がつげません。年末年始は、大掃除もできないほど忙しいんじゃなかったのかぁぁぁ?!
 こうして彼らは狩りに出た。私の嫌味や警告などどこ吹く風の馬耳東風。能天気な彼らは「中学生になったら、携帯はPSPgoかなぁ~♪?」などと言いあってニヤニヤ笑っている。
ムキィィ~~!!
 まったく、心配したり自粛したりしてる自分がアホらしくなってきた。「はじめ人間ギャートルズ」の“母ちゃん”として、狩りから戻った息子に課題てんこもりを御馳走するよりほかないのだろうか……。せめて、本当にマンモスの肉でも持ち帰ってくれたら、もう少し気も休まるものを……!

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2010年12月29日 (水)

ぼちぼち大掃除を…

 昨日は、近所にある会社が仕事納めだったのか、朝から総出でゴミ出ししたり、掃除する音が聞こえていた。あ~、うちもボチボチ始めなくちゃ…。カレンダーを見たら、昨日が“燃えるゴミ”を出せる最後の日だった。慌てて家じゅうのカレンダーをはがしたり、もう数年も履かなかった靴を引っ張り出したりして、即決で捨てられるものだけひっかき集めてゴミ袋へ! 街中がなんとなく年末独特の空気に包まれている。ビルの窓ふきをする人、立派な門松を飾る会社、玄関を磨くおじさん、カレンダーを抱えて挨拶回りする営業のお兄さん、お年賀をデパ地下で見繕う主婦や会社人…。もう2010年も終わっちゃうのかぁ~。早いなぁ。。。と、しみじみ。
 夫に、「大掃除、いつやる?」と声をかけたが、
「へ? 僕は無理。年末年始は書かなきゃならない原稿があるから。ま、お風呂掃除くらいはやるかな?」

ムキィ~~~!!!
なにそれ? 家庭人としてあるまじき発言! まぁ私とて、そんなに徹底的にやるつもりはないんだけど、もうちょっと“分担しあおう”って気持ちを持ってくれてもいいと思いませんか? とはいえ、仕事もしてない分際で、日頃お疲れのダンナをこき使うわけにもいかず
 今日は、シェイプアップ運動代わりにせっせと身体を動かすことにいたしましょう

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2010年12月28日 (火)

『奇跡の教室』

20101227  自分ひとりではあまり選ばないような本を手に取った。『エチ先生と“銀の匙”の子どもたち「奇跡の教室」』という本。時折拝見するスピカさんという方の「応援したいな、中学受験」というブログで紹介されていて、面白そうだと思ったから。灘中学で50年間教鞭をとったエチ先生という国語の先生の独特の授業を軸に取材・編集された本。
 私立中高の教育の良さとは?という、いまだに私自身がはっきりわからない疑問に、少しヒントをもらえるかな?と思って手に取ったのだが、ズバリ、こういう授業法は公立では無理だわ、と納得する以上に、エチ先生という一人の先生の矜持に満ちた生き様が魅力的で、一気に読まされた。
 灘校といえば、私の大学時代の恩師も灘校出身だったが、直近の興味は「なんで灘の入試には社会がないの?」ということだった。残念ながらその答えは本書にはなかったのだが、沿革の一部は私に親近感を抱かせるものだった。この中学は、昭和3年に白鶴・菊正宗・桜正宗という酒造会社が出資して設立された私立校だということ。を~!もしかして灘の先生はおいしい日本酒飲み放題?!なんていらん想像を楽しんだ
 それはともかく、6年間同じクラス持ち上がりで、教科担当も一貫して同じという本校だからこその授業にはびっくり。エチ先生は、中勘助の『銀の匙』という岩波文庫1冊を、ゆっくりゆっくり3年間かけて読み込むだけの授業をされたのだそうだ。卒業生たちは、その授業の成果を、卒業してから数十年経った頃に実感するという。詳しくは本書を読んでいただくしかないが、キャッチーな進学実績抜きに、教育の本質を考えさせられる内容だった。エチ先生の授業のような取り組みは、本来は家庭でなされるのが理想なのかも…とも感じた。日常で触れる小さな一つ一つのことに関心を持って、わからないことはとことん調べ、自分の意見を表明し、じっくり味わう。横道にそれることを楽しんで、興味の赴くまま、好きなことにのめりこむ。。。
 印象的だったのは、エチ先生のこの言葉。
「国語はすべての教科の基本です。“学ぶ力の背骨”なんです」―――その通りだと思う。思春期の6年間において、日頃の1コマ1コマの授業は本当に、人生を左右するくらい影響力のあるものだと思うけれど、それはやはり、私立とか公立なんてものとは無関係に、1対1の人間の出会いの場であり、先生個人の情熱と、それを受け取る生徒の人間性の問題なんだろうなぁ…と感じた。

 

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2010年12月27日 (月)

檄が飛ぶ

 クリスマスの晩、息子の冬期講習の迎えに出た夫が、戻ってきてから言った。
「帰り際、先生から全生徒に檄が飛んでたね」
息子は「うん…」とうなずくだけ。興味津々で私が「なんて?なんて?」と尋ねると、
「いや、はっきり聞こえたわけじゃないけど、“やる気がないなら来るなっ!”みたいな感じ」
息子に「なんて言われたの?」と訊いても、「ナイショ」と言うだけで教えてくれない。
「生徒を傷つけるようなことじゃなく、“やる気”を出すためだよね?」
「うん」
「そんなにみんなダラけてんの?」
「うん」
何を訊いてもウンウン唸るだけなので訳がわからなかったが、クリスマスで浮わついた子どもたちに喝を入れてくださったんだと思う。喝入れ、大いに結構! 今どき、スポーツクラブのコーチに頼んでも、なかなか本気の喝は入れてもらえない。叱る方は、“なにくそ!”という反骨精神を見せて欲しくて怒るのだから、先生を睨み返すくらいの気概をもってもらいたいものだ。
 私の中学高校時代の部活の先生なんて、そりゃーもう、年中怒鳴ったり蹴ったり殴ったり、すごいもんだった。体育館の壁面で頭をドリブルされてた同級生もいた。それでもみんな、涙をこらえ歯を喰いしばって頑張ってた。卒業してから恩師に会ったとき、「いやぁ、叱ったのはいいけど、睨み返されてそりゃぁもう怖かったぞ」と笑われた。当時は「なんでっ?!」と思わなくもなかったが、今考えると、「できるはず」という期待をもって指導してくださってたんだと思える。
 真面目に叱ってくれる大人が周囲にいてくれるのは、本当にありがたいこと。それはスポーツでも勉強でも礼儀でも同じ。体罰はともかくとして、大いに期待すればこその叱咤は大事にしたい。まだあまり猛烈に怒られたことのない息子だが、翌日も普通の顔で出かけて行った。。。(否、私の雷に慣れ過ぎてて、先生の檄は静電気くらいにしか感じなかったとか?!

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2010年12月26日 (日)

年賀状書き

 TVから「年賀状は25日までにお出しください」という声が漏れてきた。ひぇ~!もうそんな時期?! 暇なはずなのに、どうも精神的余裕がなくて、いつのまにやらクリスマス。
 ということで、昨日は慌てて宛名書きに取り掛かった。オモテ面の印刷だけは早めにしておいたので助かった。息子が塾の冬期講習に出かけている隙に終わらせようと思ったが、宛名まで手書きしていると結構時間がかかる。夫の方は宛名も印刷で、あっという間に終わらせていた…。う~む、私も来年からは宛名も印刷にして、メッセージの方に時間をかけるようにしようかな…。
 つかれた~

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2010年12月25日 (土)

Merry Christmas!

20101223  多忙な小学生もひとときの休息。おじいちゃんおばあちゃんから「Wii Party」のプレゼントが届いたのに合わせて、クリスマスツリーの飾りつけ。去年はまだ、てっぺんの星を背伸びして付けていたのに、今年はツリーとほぼ同じ背丈になって余裕の装着。今回はぜ~んぶ一人で飾り付けてご満悦。
 サンタさんには、遊戯王のカードとスリーブ、それにデッキBOXの詰め合わせをお願いした息子。最初は、モンスターハンターの最新作をお願いしようとしていたのだが、さすがにそれには待ったをかけた。受験前に狩りに出てどうする~!? 野比家のように、断固として「ためになる本」をお願いするほど鬼にもなりきれず、第二希望採用とあいなった。
 いとこの男の子2人は、「TOY STORY」のバズとウッディの人形をお願いしたと聞いた。息子の実用的な希望に比べ、とっても夢のあるプレゼントに思えた(苦笑)。とはいえ、私の子ども時代で記憶に残る一番嬉しかったクリスマスプレゼントは、当時はやりの“ファンシーBOX”に、色鉛筆やメモ帳やシールなどの学用品がぎっしり詰められた贈り物。“豪華一品”より、ゴチャゴチャした“詰め合わせ”に弱いらしき親子なのであった
1_201012242_20101224   イブの晩、六芒星型に焼いたパイ生地に、クリームとイチゴと粉砂糖を使ってモミの木を作った息子。頂点の“あまおう”が大きすぎて、モミの木というよりは、赤の広場のロシア正教会の大聖堂みたい。市販のケーキは全然食べたがらないので、これくらいが丁度いい。家族3人でジャンケンして、各層を順番にGetしてペロリと平らげた。
 世界中の皆さんが、あたたかなクリスマスを過ごしていますよう―――。

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2010年12月24日 (金)

マリオネット×マリオネット

 天皇誕生日の午前中は、塾の「そっくり模試」だった。志望校の試験に似せたテストを、本番と同じ順番で解いたらしい。いまだに安心して臨める状態ではないから、親の方はハラハラしっぱなしなのだけれど、息子の方はまったく危機感なく、“モンスターハンター”のゲームをしたり本を読んだりテレビを見たり好き放題。その時間、日本の歴史でも読んだ方がいいと思うのだけれど、もはや親の強制には容易に操られない。やれやれ。
20101222  先日、小学校から持ち帰ったプリントの余白部分に、息子のいたずら描きを見つけた。操り人形が操り人形を操っている絵。発想がなんだかとても面白かったので、「面白いね~!」と感心しながらためつすがめつしていたら、「落書きしてそんなに褒められると思わなかった」とキョトンとしていた。
 人間、いくら独立したつもりでも、“地域性”とか“時代”とかいうものに漠然と操られてしまっているのかもしれないけれど、少なくとも、子どもがだんだんと親の言うとおりにしなくなるのは必然。誰かが「反抗期が来たら赤飯を炊きなさい」と言っていたけれど、そういうもんかもしれないな…。

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2010年12月23日 (木)

1870回のお弁当

20101221  火曜の朝、校外学習のお弁当のおかず用にタコさんウィンナーを炒めながら、ふと思った。
「息子の中学高校のお弁当を作り続けたら、何回くらい作ることになるのかなぁ??」
 部活に入って、土曜の午後も活動があるとしたら、月におよそ26日、1年で312日、6年で約1870回……
 最近流れている東京ガスのCMで、母親が毎日毎日、息子へのメッセージを込めたお弁当を作り続けるというのがある。東京ガスのCMは妙なドラマ仕立てで泣かせるものが多いのだが、今回のCMは母親にとってはかなりプレッシャーのかかるもの。バラエティに富んだお弁当を毎朝心をこめて作る絵を見せられるものだから、一緒に観ていた息子に釘を差した。「悪いけど、ママはあんなに毎日いろんなお弁当は作れないからね」―――すると息子は一言、「わかってる」―――まぁ、日頃から作るよりは食べる方に情熱を燃やす私を見慣れているから、大して期待もしてないようでホッとした。
 お弁当と言えば、先日、母から聞かされた昔話が印象的で苦笑した。
「お母さんさー、私が高校時代、毎日お弁当作ってくれてたんだよねー?」
「まあね。」
「毎日速攻早弁してたせいか、よく覚えてないんだよね」
「あっそう。“お母さんのお弁当は色が地味だ”ってよく文句言ってたけど?」
ひえぇぇぇぇ~。若気の至りとはこのこと。自分が作る立場になってみると、親にはただ頭を垂れるしかない。1870回のお弁当作りは、鶴の恩返し気分で取り組ませていただくつもりだけれど。。。もし私が仕事を再開した場合、夫がお弁当作りを分担してくれるのかどうかは激しく疑問。まず無理だろうなぁ。

 そういえば、今日から「相棒 劇場版 II」のロードショー。あ~、観たい。観たいけど、が・ま・ん。人生、辛抱

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2010年12月22日 (水)

2つのお守り

20101218  昨日、小学校では年内最後の校外学習があり、息子は国会議事堂見学に行ってきた。臨時国会があると見学できなくなってしまうそうだが、例年この時期はおおむね大丈夫なのだとか。参議院と憲政記念館などを回って元気に帰ってきた。
 2学期の授業も給食も今日で終わり、あとは金曜日の終業式を残すのみだが、今年の冬休みは気の張ったままになりそうだ。そんな折、夫の実家から、息子激励の小包が届いた。“ねんりん屋”の大きなバウムクーヘンセットと、湯島天神のお守り。おじいちゃんがわざわざ湯島にお参りしてきてくれたらしい。先月は私の両親が出雲大社で学業お守りを買ってきてくれたので、息子は2つのお守りに見守られることとなった。
 ありがたいことこの上ないが、はたと、以前誰かから言われた「2つのお守りを一緒に持つと、神様が喧嘩しちゃう」という言葉を思い出した。心の広い神様が喧嘩なんて…と思いつつ、ネットで検索したら、同じような心配をする人が大勢いるようで、たくさんの質問と回答がネット上に渦巻いていた。とはいえ、結局正確なことはわからずじまいなのだが、“大丈夫”“気持ちの問題”“欲を張っているわけじゃなければOK”など、2つ併存させること自体は問題なしとする回答が多かった。私としては、神様にも見守ってもらいたいのは確かだけれど、それよりも、両方のおじいちゃんおばあちゃんの想いの詰まった2つのお守りはどっちも大切……という気持ち。息子が、自分がいかに幸せ者かに気づくのは、まだずーっと先のことなんだろうな…。諸々のものに感謝しつつ、塾用の横長リュックのファスナーに、2つのお守りを左右対称にそっと結わえておくことにいたしました

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2010年12月21日 (火)

法改正 覚書

 今年も残すところ十日余り。先週木曜日に、一応、年内に聴くべき講座はすべて聴き終え、2011年版の短答過去問集も1周終わらせた。年内にもう1周やろうと思っているが、年末のあれこれでちょっと難しいかも。
 先週には、予備校から「必読!法改正情報」というメルマガが届いたので、覚書として記しておこう。

○ 特許法改正案において、「冒認出願に対して、真の権利者が出願したか否かにかかわらず、特許権設定登録後に、特許権の移転請求を認める制度を導入すべきであるという方針が打ち出されている」とのこと。
 → 「生ごみ処理装置事件」の際に感じた司法への幻滅が、これによって多少解消されるかも。。。ただ、この改正をそのまま適用すると、冒認の関連意匠登録などでは類似意匠権の分属の可能性もあり、まだどうなるのかわからない模様。

○ 商標法4条1項13号の「商標権消滅後1年間の他人の商標登録排除規定」が見直される予定とのこと。
 →何事もスピーディーなこの時代、1年間という期間をいたずらに待たされる後願者に配慮してのことだと思うが、現代人的な“覚えるのも早ければ忘れるのも早い”という特性を見ても、納得せざるをえない。“信用の蓄積”という商標価値の形成形態も、ずいぶん変わってきているのかも。Twitterで瞬時にコアユーザー100万人に強烈な伝達が可能な時代、“信用の蓄積”の形も変化してきているのだろう。

 著作権法もまた手が加えられるみたいだが、メルマガには上記2つのポイントが書かれているだけだった。なんだか他人事のようだが、法律を真面目に勉強している人って、大変だなぁ、と思う。科学の世界では、時に世紀の大転換はあるにせよ、ここまでコロコロと屋台骨の組み換えは起こらないだろう。
 政治家がよく、「法律に反したことはしていない」なんて言うけれど、法律を作る立場にある政治家さんには、法律を超越した“正義感”をもって、「疑わしきは出直し」の姿勢で臨んで欲しいものだなぁ。

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2010年12月20日 (月)

ひかり電話ルータ交換

 先週、NTT東日本から「ひかり電話ルータ交換のお願い」という封書が届き、夫がNTTに電話して、オペレータの人と喧々諤々やっていた。旧型のルータを使っていたユーザーに、安定通信のため新型への交換を促す通知だったのだが、無線で使うための相談をしたのだけれど…。
 我が家は従来から、家の中のPC3台(Win&Mac)やDSなどは無線でつないでいた。他にTVやBluerayやWiiやPS3などもつながっている。旧型には夫が自分で無線LANカードを買ってきて差していたが、新型もどういうわけかまた、自分で買うことになった。しかも外付け。NTTの話では、対応する無線LANカードがあるからということだったのに、量販店に行って訊いたところ、内臓型は出回っていないと言われたとかで、オペレーターさんの説明と食い違いがあり、謎…。そもそも、今後は家電の多くをネットワークにつなごうという流れの中、デフォルトで無線LANカードの差さっているものがないっていうのはいかがなものか? 無線LANカードのレンタルもあるそうだが、月300円強ということで、自分で買った方がずっと安いのだ。「光の道」構想とか言うけれど、まだまだこういうネットワーク構成は面倒くさいことだらけだなぁ…と思う。iMacの“つないですぐ使える”という謳い文句に感動した人は多かったと思うけれど、IT機器もネットワークも、まだまだ全然ユーザーにやさしくない。それだけ繊細ってことなのかもしれないけれど、せっかく「光の道」を敷設しても、ターミナルがユーザーフレンドリーに改善されないと、普及は遅々としてしまうだろう。まさに「どうなる?どうする?光の道」―――という感じ。

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2010年12月19日 (日)

cafe415

1_201012172_20101217   先週の金曜日、久々に友人とランチ。寒い朝だったけれど、日中はピカピカのお天気。友人の会社のそばにある「cafe415」」というお店で待ち合わせた。途中の交差点で、東京スカイツリーの絶好のビュー・ポイントを発見! 写真ではわかりづらいかもしれないが、道路の先、真正面に、すっくと立つスカイツリーが見えた(ちょうどこの日、地デジアンテナが搬入された模様)。ずいぶん高くなってきたなぁ~!
 「cafe415」は素敵なお店だった。二人ともメキシカン・タコライスとカフェ・ラテを注文したのだが、どちらも美味。友人は、ずいぶんいろんなお店を開拓しているらしく、「今度は飲茶のおいしい店にしよう!」とか「あっちの道にはイタリアンのおいしい店がある」とか、当分はお店の選定に困らない感じだった。この日はちょうど、12月決算の会社の棚卸の日だとかで、「倉庫の方は相当忙しいと思う」と言っていた。そっか~、そういう季節なんだなぁ。
 「次回の飲茶は、受験が終わった後だね~」ということにして、会社で作っているという動物カレンダーを3つもいただいて帰ってきた。帰宅したら、1月受験校の受験票の2つ目が速達で届いていた

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2010年12月18日 (土)

今週のあれこれ

20101215 20101216  今週はなんだかあれこれと落ち着かない一週間だった。塾の判定テストで始まったせいだ。今さらテストの順位を気にしても詮無いこととは思いつつ、息子の受験計画再考を迫られるようなことがあったら…と思うと、自分の勉強にも集中できず、掃除したり料理したり、ひたすら身体を動かして気を紛らせていた感じ(汗)。無心を求めて作った巨大マカロニグラタンとビーフシチューはどちらもウマウマ。食べている間は、頭をよぎるあれこれが杞憂に感じられてハッピーになれるのだった
 木曜日には小学校の保護者面談があり、担任の先生と今後のことをいろいろご相談。受験日当日は欠席扱いにしないでくださるとのことで、ここから先は家でも学校でも体調管理に気をつけてうまくフォローしていきましょう、とのこと。今のところ校内では、インフルA型が2人だけで、ノロは出ていないとのこと。ベテランの先生で、これまでにもいろいろなケースを見てきていらっしゃるから、困ったことがあったらいつでも相談に乗ってくれそう。学校での様子を伺うと、とにかくマイペースで全然動じてる風はない、とか。塾の先生にもそんなことを言われたような記憶が…。息子にそれを伝えたら、「それって、言っとくけど、褒め言葉じゃないよ」。(はい、それはわかってます)。“マイペース”がすっかり彼のトレードマークになりつつあるようだ(苦笑)。
 そんな息子だが、木曜はなんと、クラスメイトの女の子の住所が書かれたリラックマの可愛いメモ用紙を持ち帰った! 「どうしたの?!」と尋ねると「住所交換した」とのこと。えええぇぇぇ~ これまで、男の子と交換してくることはあっても、女の子と交換してくることなんてなかったのに?! 小さな字で丁寧に書かれたメモの名前を見て、(あ~、あの小さくてお人形みたいなカワイイ子だ……!)と思わずその子のことを思い浮かべた。私とは180度タイプの違う、おしとやかで清楚な感じの子だったので、なんだか焦った。別に、単に席が隣同士だったとかそういうことなんだろうが、気になる~!
 で、懸案のテスト結果は…………。可もなく不可もなく。総合成績は大して変わり映えしなかったが、理科がまぁよく、国語も伸びていた割に、大好きな算数でミスが目立った。社会はあいかわらず。本人の能天気もあいかわらずで、「社会はまだ穴だらけだから、冬休みでまだ伸ばせるよ」と余裕綽々。ここまできて“穴だらけ”とか平気で言うな~! その余裕がいちばん心臓に悪いんですけどぉぉぉ(バクバクバク)。
 担任の先生もおっしゃっていた。。。「まだ子どもですから、みんな自信家なんですよー」――はぁ

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2010年12月17日 (金)

ふたご座流星群

 この間の火曜の晩は、ずいぶんと夜空が澄んでいて、上弦の月がすごくきれいに見えた。息子の塾のお迎えに出た際、(ふたご座流星群、見えないかな~?)と上を見上げながら歩いていたら、空に何かあるのか?!と道行く人が私に釣られて上を見上げていて内心クスクスと笑ってしまった。
 残念ながら見えなかったけれど、息子とふたり、帰り道にピカピカのお月様を愛でながら歩いた。晩御飯を食べながら、「流れ星はさすがに見えなかったね~」と話していると、息子がポツリとこう言った。
「そういえばね、僕の塾のクラスに双子の男の子たちがいるんだよ」
「へ~! 成績順に分けられちゃうクラスなのに、二人とも一緒なんだ~、さすが双子だね」
と私が驚くと、息子は全然違う部分に感動していた。
「いやぁ、二人もいっぺんに塾に通わせる親って偉いよね」
(うっ、確かに…、集団学習塾とはいえ決して安いお月謝ではないのに…
双子ディスカウントとかあるのかな?などと考えつつ、おかしな視点で見ているもんだと苦笑。
「でもね、顔、全然似てないの」
「へ~、そうなんだ。二卵性なんだね」
そして、珍しく早く帰宅した夫も交えて双子談義。夫には一卵性の双子の弟がいて、息子が初めてそのおじさんの顔を見たときの様子をなつかしく思い出した。左右対称ウリ二つだったので、かなり混乱している様子だったっけ。今では夫がすっかり太ってしまったので、簡単に見分けがつくけれど、当時は本当にそっくりだった。
「その二人、志望校もおんなじなのかな?」
「さぁ~? でも、家にもライバルがいるっていいよね」
(うん、確かに。親がハッパをかけなくても、二人で勝手に切磋琢磨してくれそう…
 ―――その夜は、お風呂上りにも夫と息子が窓を開け放ってしばし流星探しをしていた。ロマンティックな夜に水を差して申し訳なかったが、私の「風邪ひくからさっさと閉めて寝なさーい」の雷で幕を閉じたのだった。

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2010年12月16日 (木)

表現の自由?

 今年のノーベル平和賞では、“言論の自由”がそこここで声高に叫ばれている。そんな折、東京都議会では、青少年健全育成条例が改正され、マンガの過激な描写が規制される方向へと動いている。それを受けて、来年行われる東京国際アニメフェアへの出展見合わせを決める出版社も現れている模様。e-womanというサイトでは、今週の「円卓会議」でこの話題が取り上げられている。さて、皆さんはこの問題、どう考えておられますか?
 私は、マンガやアニメを愛すればこそ、規制の方向に賛成。出版しちゃならんという規制ではなく、しかるべき年齢制限を設けるべきだと思っている。都議会の規制案をきちんと読んだわけではないので、都議会の案に賛成かというとそれはわからないが、以前から、何らかの規制化は必要だと思っていた。まぁ、普通に暮らしている青少年が今、本屋でウロウロしているうちに超過激な表現を目撃してしまうという状況は、よほど好奇心旺盛で、自身の興味の範疇を越えたジャンルの本に手を伸ばさない限り、ないのかもしれない。それでも、年々露出がエスカレートするラノベのカバー絵などを見慣れた子どもたちは、もはや“キューティーハニー”の変身シーンや“ルパン三世”の不~二子ちゃんのシャワーシーンなんて、「それがなにか?」状態ではなかろうか? 青少年大好きなおば様としては、はじらいのない青少年はもはや青少年ではないと思うわけで、そういう感性を守るためには規制が必要だと考えるだけなのだが(汗)。少なくとも今回の話は、大人の側の責任や嗜好の問題で、“表現の自由”とはちょっと違うような気がする。
 過激なものが売れやすく、それを生活の糧にしながら自分の道を模索している作家さんの存在などを想像すると、一切NO!と割り切るのも難しいけれど、少なくとも自分の子どもにそういうものを見せられるかと訊かれたら、答えは簡単なこと。どういう立場で答えるかで、多少ブレが出るのは仕方ない。
 今回の件が話題になったとき真っ先に目にしたのが、私が今後の動向を最も注視している角川書店さんの出展中止記事。正直ちょっとガッカリした。むしろ驚くような規制方法を提案するくらいのことをしてほしかったな。。。と思ってしまったわけだ。な~んて偉そうなことを書いてますが、大多数の人には“対岸の火事”なんでしょうか…?

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2010年12月15日 (水)

「名探偵コナン 天空の難破船」

 ずいぶんな遅ればせだけれど、先日の日曜夜、レンタルビデオで名探偵コナンの今年の映画を借りてきて家族で観た(夫と息子は映画館でも観たのだが…)。今回のは、蘭ちゃんと怪盗キッドの意味深な予告をさんざん見せられて、事件云々よりそっちの方が気になった方も多かったんじゃないかと思うが、本筋もなかなかスリルがあっておもしろかった。実感したのは、下手なドンパチよりも、バイオ犯罪の方がよほど怖いってこと。前半は、別にコナンじゃなくても楽しめるサスペンス仕立てで引き付けられたが、後半から「ありえない~!」ってことが結構増えてきて、コナン映画として楽しんだ感じ。息子は、「どーしてコナン映画はいつも、台詞棒読みの子どもを登場させるのかなぁ~」と憤慨していた。映画にするなら、プロフェッショナルに徹して欲しい模様。私としてはまぁ、もう何年間もお付き合いしているキャラクターたちのお約束の掛け合いと、ちょっとした推理劇が見られればそれでOKで、絵が動いてるのを見るだけで幸せなわけなのだが(笑)。
 この暮れにも、アニメ・マンガ好きの仲間の忘年会計画のメールが飛び交ったが、やはり私は不参加(涙)。毎年、「今年の10大ニュース」というのをメンバーで選んで、「次の年の見どころアニメ」について情報交換するのが楽しみなのだが、最近はすっかり乗り遅れている感じ。今年は、「BAKUMAN」とか「StarDriver」とか見ていたが、旧作として見た「フルメタル・パニック!」が面白かったかな~? まぁ、語れるほど見てないっていうのが正直なところ。今年の締めとして、「インセプション」をレンタルで観るつもりだけれど、果たして「今年の私の一押し」となるか?!

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2010年12月14日 (火)

天国から地獄

 今年の秋口あたりから、寒がりな息子にサッカー用のベンチコートみたいな長めのジャンパーを買ってやろうと思っていた。近所のイトーヨーカドーで何度か見繕って、「これがいいかな?」と思ったのがあったのだが、その定価が\15,645-也。「もうちょっと安くなるだろうから、その時までじっと辛抱…」と思って我慢に我慢を重ねていたところ、先の週末にヨーカドーでキャッシュバックセールが企画された! いそいそと出掛けて行き、値段を確認してみたら、なんと\9,900-になっているではないか! お~♪ラッキー~♪ 待った甲斐があった~♪ しかも20%のキャッシュバックまであるから、実質約半額というお買い得! もう天にも昇る気持ちでそそくさと購入し、「あ~、今日はほんっとにいい買い物した~!」とルンルン気分で衣料品売り場を後にした。
 それだけで帰途につけばよかったものを、「あっ、そういえば、ファンデーションがもうすぐなくなるな」とハタと思い出し、化粧品売り場へ寄り道。お化粧なんてほとんどしない私だが、実家の母が韓国みやげにくれたBBクリームを使い出したら、日焼け止めがわりに重宝するうえ手軽なので、リキッド・ファンデーションだけは常備するようになっていた。BBクリームの棚周辺をウロウロしたら、なにやら超オススメ風に展示されている“Ex:Beaute”とかいう商品が目に入った。値札表示がなかったのだが、周辺の品はのきなみ2,000~3,000円だったし、近くに置いてあったパンフに2千○○という表示がチラリと見えたので、まぁその程度だろうとタカをくくり、新製品らしきそれの空箱を持ってレジへ……(こういう買い物にあまり時間をかけたくないタチなので)。お店の人がわざわざその空箱に対応する商品を奥から持ってきてくれて、レジでピピッ……「\6,298-になります~」……(は?6千?2千じゃないの?)――この言葉をそのまま口にすればよかったのに、手間を取らせた引け目と微妙な見栄が相乗効果を起こし、冷や汗だけが噴出。千円札2枚を手にしていたのを慌てて一万円札に持ち替えて差し出してしまった。。。まさに天国から地獄に突き落とされた気分。
20101212  く~、かえすがえすも口惜しい! どうしてあの時、「やっぱりやめます」と言えなかったんだろー?! 帰宅してさんざん悔しがっている私を見て、夫と息子が呆れ果て、「変な見栄はるから~」「そんな高いの買ってもどうせ豚に真珠でしょ?」と失礼きわまりない発言を繰り返す。謳い文句として“女優肌”と書かれていたので、「どうする~? このファンデ付けたら、ママが女優みたいになっちゃうかもよ~!?」と悔し紛れに主張したら、「何付けてもおんなじ!選ぶだけ無駄」と速攻却下。まぁ自分でもそう思うんだけどさぁ、人に言われるとなんか癪!
 本を買うときなどは、ここまで値段に頓着しないのだけれど、どうして化粧品とか洋服になると、こうも値段が気になるのか、我ながら不可思議なメンタリティだ。このファンデの使い心地についてはまた後日

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2010年12月13日 (月)

2時間半の長電話

 昨日は、どこの塾でも模擬テストが行われたようで、息子の塾でもドキドキの判定テストだった。
 その前の日、別の塾に息子さんを通わせるママ友さんからお電話いただき、四方山話に花を咲かせているうち、あれよあれよという間に2時間半!! 私は決して長電話はしない方で、たいていはメールでやりとりするのがメイン、直接口頭で話す方が速いしベターだと思われるときだけ電話を使うのだが……
 やはりこの時期の受験生の母親というものは、それだけ不安に駆られているということなのか、話しても埒の明かないようなことを延々と話してストレス発散したような感じ。この方の息子さんとうちの子の志望校が毛色の違うところなので、気を使わずに済むせいもあり、お互いの塾の様子などをあれやこれやと情報交換。塾によって偏差値表や一押し校が全然違うことに驚いたり、同じ説明会を聴いても親の印象はそれぞれだということを実感したり。ただ、親たちがどんなに心配したところで、結局は子どもの“やる気”が肝心なんだよなぁ~…というところに落ち着かざるを得ず、親の無力さを痛感させられるばかりだった

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2010年12月12日 (日)

和の趣

20101210  久々に息子から本探しのリクエスト。だいぶ前に我が家のブック・ソムリエールからお勧めいただいた『ぼくの・稲荷山戦記』という本を読み終えるのに合わせてか、2冊の本をご所望。1冊は“あやとり”の本。教室でにわか“あやとり”ブームが起きているらしく、「はしご」とか「東京タワー」とか「鼓」とか、基本的なものがわかりやすく載っているのを探してきてほしいとのこと。もう1冊は“和算”の本。以前買った『こども和算塾』という本では物足りなかったようで、「“継子立て”っていうのが載ってる楽しそうなやつ」という注文。どちらも、amazonで探すには中身の保証が危ういので、久しぶりに丸善OAZO店へ。
 9時過ぎに行ったら、なにやらすごい行列。どうやら「AKB48」の本の発売に合わせたサイン会らしく、若めの男性ばかりがゾロゾロと異様な列をなしていた。電子書籍ばかりになっちゃうと、こういうイベントはやりづらくなるだろうなぁ…などと思いながら3Fの売り場へ。小一時間ばかりウロウロと、立ち読みしつつ探索。結局、和算の本を2冊と、あやとりの本を1冊、さらに“はやみねかおる”さんの小説を1冊と、竹内薫&茂木健一郎のエッセイを1冊買い込んだ。“あやとり”と“和算”は和の趣で、私も息子とたまには〝あやとり”でもやってみるかな……と、ちょっぴりウキウキとページを繰ったのだった。

 その日の午後、3時間ほどで竹内&茂木エッセイを一気読みしたのだけれど、本書にはまだ、息子の食指は伸びないかな~?という印象(思ったより読者の想定年齢が高かった)。それにつけても、茂木さんの柔らかさを前にすると、竹内さんがずいぶん硬く感じられて面白かった。息子にも、こういう盟友が一人でも二人でもできるといいなぁ~、とも思った。

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2010年12月11日 (土)

受験票、届く!

 木曜日、1月受験校のうちの1つから、さっそく受験票が届いた。郵便屋さんが玄関前で、「○○さぁ~ん、△△中学から簡易書留でーす!」と大声で叫ぶので、なんだか気恥ずかしかった。郵送で手続きできるのは便利でいいけれど、郵便局の人や郵便配達の人にはどうしてもセキララになってしまうので、善し悪しだなぁ~と思った。
 息子に、「受験票が来たよ」と見せたら、「あ~、なんか緊張してきた」と口では言うものの、その日の塾の小テスト向けに復習するでもなく、『絶対読めない漢字』とかいう冗談みたいな本を読みふけっていた。どうも、必要最小限の努力で済まそうとしている風で、親としてはイラッときて怒鳴りたくなってしまうのだが、ぐっと我慢。ここ数年の彼を見てきて、猛勉強できるタイプでないことははっきりわかったので、今までどおり「とにかく塾では集中!」ということだけ徹底させるつもり。
 その日の塾で、「合格Vバッジ」というバッジをもらって帰ってきた。試験当日、先生方はこのバッジを頼りに塾生に声かけをしてくださるらしい。ますます「いよいよ」という感じが高まる。翌朝には「昨日、塾の夢みちゃったよ」と言っていた息子。勉強しないわりに緊張感だけは一人前。私とて緊張しないと言えば嘘になるけれど、できるだけ平常心で、縁の下の力持ちとして、さりげな~くフォローしていこうと思う。

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2010年12月10日 (金)

南極観測船しらせ

 友人と、クリスマスはどう過ごす?という話をメールでしていたら、そのうちの一人が、「“しらせ”を見に行く」と応えた。彼女、休日になると彼氏と二人、あちこちの美術館やら博物館へ赴くのが趣味で、全国各地、相当量の施設を網羅している。そんな二人がクリスマスのデートの場所に選んだのが、南極観測船“しらせ”の見学だというから、ある意味ロマンティック! 全然知らなかったのだが、この“しらせ”、いつのまにやら国からウェザーニュースへ移管されており、船橋港に係留され一般公開されているとのこと。事前申し込みが必要らしいが、我が家も是非、受験が終わったら行ってみたいものだと思った。
 別の友人は、ご主人とドレスアップしてコンサートを聴きに行くとか、別の友人は、保育園に通う娘さんのお友達を集めてクリスマス・パーティーの予定で、準備が大変とか……。「うちは晩御飯をちょっと贅沢にするくらいかなぁ~」と打ち明けると、「受験とはいえ、子どもは遊びたいんじゃな~い?」と甘い誘惑の声。あ~、出掛けるくらいは別にいいと私も思うんだけれど、出先で風邪やらインフルエンザやらに罹るんじゃないかと思うと、それが気が気でなくて…。南極くらい閑散とした所までひとっとびできれば、風邪菌のことも気にならないのになぁ~

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2010年12月 9日 (木)

ふたりごはん

 今週はずっと夫が出張で、朝晩のごはんは息子とふたりきり。普段も晩ごはんはふたり状態のことが多いけれど、夫の分も作り置いておくから、3人分作ることは作る。それが、作るのもふたり分となると、結構メニューに苦しむ上、なんとなく食卓が寂しい感じ。
 『毎日かあさん』に登場する“むぎちゃん”の家は男の子5人兄弟で、日々壮絶な様相を呈しているけれど、あれは架空の家なのだとか。一方、このほど再婚されたという片山総務大臣の家は、お子さんが6人!! 亡くなった奥様の苦労がしのばれるけれど、にぎやかで楽しかったろうな~とも思った。
 息子もなんとなく人寂しいのか、「あーあー、元旦だけでもいいからおばあちゃんちに行って、いとこと遊びたいなぁ~」などとつぶやいている。それでも、夫がいないときは自分がしゃんとしないといけないと思うのか、「玄関の鍵、閉めた?」とか「水の無駄だから蛇口はすぐ閉めて!」とか私の行動にチェックを入れたり、かと思うと「肩、もんであげよっか?」と数十秒ほどの速攻肩もみをしてくれたり。普段は王子様のような暮らしぶりだけれど、コヤツ、結構マメなのかも?!……と、ふたりごはんを食べながら、ニマニマと観察する私だった

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2010年12月 8日 (水)

思春期の子どもたち

 昨日は小学校の保護者会で、修学旅行の際のビデオ上映があった。写真でおおよその雰囲気は把握していたけれど、やはり動きがあると全然印象が変わる。宿泊したホテルで、本格的なディナーをいただきながらのマナー講習もあったそうで、音をたてないようにスープを飲むのに四苦八苦している子どもたちがおかしかった。ステーキにナイフを立てる男の子も、食べる気マンマンでガッシガッシと切り裂くイメージで大笑い。楽しく行ってきた様子を改めて再確認させていただいた。
 そこまではよかったのだけれど、校長先生のお話を聞いてびっくり。息子の学年は、4年生くらいから落ち着きがないことが懸案だったのだが、最近はまた少々荒れてきているのだとか。例年、6年生のこの時期は不安定になる子が増えるそうだが、注意してもおしゃべりをやめなかったり、諸々の問題行動が見られるとのこと。息子の様子だけから学校生活を想像していた私には、とても信じられないような状況。「クラスを小分けにして、叱らずに問題行動をやめさせる工夫をしていますが、ご家庭でもお子さんの様子をよく見て、ご協力お願いします」とも。
 また、携帯電話の使用についても注意があった。うちはまだ携帯を持たせてはいないけれど、おそらく学年では持っている子の方が多いだろうとのことで、他の学校では、夜のうちにクラス中の子にメールを一斉送信して、一人の子を仲間外れにするような悪質なケースもあったとか! 「ご家庭で是非ルール作りを!」との呼びかけもあり、考えさせられた。
 保護者会後は、謝恩会の打ち合わせで役員会もあったが、落ち着かない授業の様子を想像したら、なんだか気が滅入ってしまった。議論を戦わす白熱教室もはやっているから、静かなだけがいいとは思わないけれど、野次の飛び交う国会中継が彷彿され、またまた考えさせられた

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2010年12月 7日 (火)

論文問題読解力養成講座・了

 「修了」なんて言うには程遠い理解度で、ほんと~に情けなくなるが、一応形式的には全12回の講座を聴き終えた。途中、講師の先生が39度~40度近い発熱にもかかわらず講義されていて、カメラの前で倒れるんじゃないかと心配したけれど、なんとかお勤めを果たし、プロ根性に恐れ入った。「代わりがいないんで仕方ないんです」とおっしゃっていたけれど、PC画面越しでもなんだか風邪がうつりそうなくらいの迫力で、“自習”とか“休講”にしてもよかったのでは…と思ってしまった。
 それにつけても……論文、書ける気がしません。今回の講義の趣旨は、“書く”ことよりも“読み解く”ことに重点が置かれていたのだが、答案構成の段階で、論点はずしなど、結構見当違いのことをやってしまう上、引用条文を探すのに手間取ったりして、到底規定時間内に終えられそうにない。論文においては、もっと理路整然と論理立てて、無駄をそぎ落としたうえで簡潔明解に論旨を展開しないと、試験員の方に失礼だと、つくづく実感する。まだまだですなぁ~(涙)。
 ともあれ、年内はあと、条文横断講座を4回分聴き、短答過去問をこなして終わりという感じかな。年明けからは、短答も論文も答練が始まるけれど、とりあえずは短答に集中した方がいいのかもしれない…。

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2010年12月 6日 (月)

「円満」の類似語は?

20101205  この冬第一弾のアップルパイを焼いて終日の勉強をねぎらってやろうと思っていたら、また午後の塾をお休みしてしまった日曜日の息子。短時間集中型と言えば聞こえはいいが、私から見ると根性も持久力もない甘ちゃんだ。30分以上かけて電車で一人で通塾し、普通にカリキュラムをこなすライバルたちばかりだというのになぁ(ため息)。
 と、嘆いてばかりいても仕方ない。せめてもの慰めに、日々の勉強の中での笑いを書き留めておこう
 先日の漢字テストで、「“円満”の類義語を答えなさい」という問題があった。正解は“温和”なのだそうだが、息子は“団欒”と書いてバツをもらっていた。「なんで“団欒”って思ったの?」と尋ねたら、「だってさ、“夫婦円満、一家団欒”でしょ!」とサラリと言ってのけた。類義語とは違うのかもしれないが、妙に説得力があって笑った。
 別の日、理科のテストで「金星探査機の名前は?」という問題が出た際、息子は必死に記憶の糸をたどったそうだ。そして夫に「いやぁ、ガンダムのおかげで思い出したよ~」と報告したとのこと。なんのこっちゃ?と思ったら、ずいぶん前に、新聞を囲んで以下のようなおバカな会話を家族でしたのを思い出した。
「金星探査機の名前、”あかつき”だってさ」
「ほぉ、スタッフの中にガンダムファンがいたんだろうね」
(「ガンダムSEED Destiny」というアニメの中に、“アカツキ”という名の金色のガンダムが出てくる)
「まさかぁ~、“明けの明星”だからでしょ?」
「それは建前で、ホントはガンダム」
「まぁさすがに“百式”ってネーミングにするわけにはいかないだろうしね」
(「ガンダムZ」や「ZZ」にはこれまた“百式”という名の金色のガンダムが登場する)
「なはははははは」
……この会話を思い出して、正解にたどりついたというわけだ(笑)。
かくのごとく、“円満”は“団欒”から――?!

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2010年12月 5日 (日)

こけめ農園のりんご

20101203 20101203  金曜日のどしゃぶりの雨の中、岩手にある「こけめ農園」から、今年も立派なりんごが届いた。例年、自宅でいただくにもかかわらず、贈答用をお願いして、ひとときの贅沢を味わうのだけれど、今年は、実家からもらった柿と合わせて、ちょっとだけご近所さんへもお裾分けすることに。大きくて色艶もよく、蜜もたっぷりのりんごちゃん、どこに出しても恥ずかしくない健康優良児たちを見るかのよう。農園の方もさぞや鼻が高いことだろう(笑)。翌日にはお隣さんから、「甘くてとってもおいしかったわよ~」と早速お礼を言われた。
 息子は、立派なリンゴたちを発見するとすぐに、「おっ! リンゴジュース作ろう!」とはりきって、1個を全部すりおろした後、茶漉しとコーヒーフィルターで2度濾しして、透明の100%フレッシュアップルジュースを作っていた。ご丁寧におちょこを出して、それに少しずつ注いで味わう熱の入れよう。私も、傷まないうちにじゃんじゃん“焼きリンゴ”やら“アップルパイ”を作りまくろうっと♪。

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2010年12月 4日 (土)

ありがたいご縁

 先日、久々に、以前勤めていた会社の先輩からメールをいただいた。「○○さんが新しいサイトを立ち上げたんですが、そのうち時間があれば、何かお手伝いしてあげられますか?」とのこと。不思議なもので、この○○さんとは異なご縁があるようだ。○○さんが勤めていた前の前の会社も、前の会社も私と一緒。重なりがあるわけではないのだが、人づてにその存在を聞いていた。私が前の会社へ転職した直後くらいに、○○さんはお子さんの受験に合わせて退社されたのだが…。受験を終えて、またフリーで仕事をしていらっしゃったようで、このたびのサイト立ち上げとなったらしい。ここ数日の間に、何通かのメール交換をしてわかったのだが、○○さんの息子さんが当時通っていた塾が、息子と同じ塾の横浜校だったそうで、社会の名物先生にも息子同様お世話になったらしく、ローカルな話題で盛り上がった。世間が狭いのか、不思議なご縁で結ばれているのかはわからないが、いろんな共通点が次々発覚してビックリ仰天。会社を離れても、いろいろな仕事話や業界話を振ってくださる先輩諸氏は、本当にありがたい存在だ。今は孤立無縁の専業主婦ながら、いただいたご縁を大切にして、細々とでも社会とつながっていけたら、と思う。

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2010年12月 3日 (金)

思いがけぬ安息日

 「さぁ、師走突入!」と張り切っていた私の出鼻を見事にくじく形で、息子は12月のしょっぱなに学校を休んでくれた(涙)。6年生になって初めての欠席。別にインフルエンザでもノロでもなく、熱も微熱で、単に鼻水がひどかっただけなのだが、いかにもこれから熱が上がってくるぞぉ~という顔をしていたので、半日授業だったこともあり、大事を取って休ませた。まったくもって、予想外の安息日。午前中ダラダラと横になり、小一時間ほど昼寝をしたらケロリと顔色もよくなったので、単なる疲れだったのだと思う。
 この疲れの原因、おそらくはその前日にあった校長面接ではないかと想像している。「年内に、6年生は全員、校長先生との面接があります」という告知は受けていたのだけれど、その時がついにやってきたというわけだ。校長室で、校長先生と二人きり、10分前後もの間、いろいろな質問に答えるということで、告知の時点から息子は相当緊張していた。「別に校長先生だって一人の人間なんだから、取って喰われるわけでもなし、普段どおりに受け答えするだけでいいんだよ」と話してはおいたのだが、アドバイスもむなしく、息子は針のムシロ状態を体験して帰ってきたのだった。どんな質問をされたのかと訊いても、一切教えてくれなかったから、よほどカチンコチンになっていたのか、はたまた振り返るのも嫌なほど悲惨な受け答えをしたのか…? 真面目な息子だから、一般の先生さえ、崇め奉るようにして反抗のハの字もしたことがないから、校長先生となれば尚更か、黄門様の御前でひかえおろう状態だったに違いない。小学校入学時の面接では、ここまで緊張してなかったのになぁ~? これから先の人生、何度となく“面接”的な場面に出くわすだろうことを思うと、いい経験をさせてもらったのではないだろうか。
 80人弱の生徒たち一人ひとりと面談してくださった校長先生、どうもありがとうございました~。

 そうそう、息子の真面目さを象徴するようなエピソードとして、一つ、だいぶ前にこんなことがあった。担任の先生と副担任の先生二人から、「どっちの先生の方が好き?」と訊かれた息子。先生方は日常のおふざけのつもりだったようなのに、息子はその質問を心底真面目に受け取って、結局どちらとも答えられずに泣いて帰ってきた。甲乙つけがたかったのか、つけちゃいけないと思ったのかはわからないが、忘れられない出来事。その晩、わざわざ先生からお電話をいただき、「ちょっとふざけたつもりだったんですが、困らせちゃってスミマセンでした」とのお言葉。「いえいえ、“どっちも好き”くらいに切り返せるような機転をきかせられればいいんですが、真面目すぎちゃって、こちらこそご心配をおかけしました~」と恐縮。あれからもう何年も経っているのに、いまだに融通のきかない真面目一辺倒の息子のようである。

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2010年12月 2日 (木)

たくさんのおみやげ

20101201  先週一週間、中国地方を友人夫婦と一緒に周遊していた実家の両親から、たくさんのおみやげをもらった。山口県「江戸金」の「亀の甲煎餅」や「豆子郎」のういろう、島根県の「吐月糖」や「清水羊羹」、出雲大社の学業お守り、井ゲタ醤油の「白ごまふりかけ」などなど。そして極め付けは、自宅の庭で採れたという18個もの立派な柿。さらに、収穫したもので作ったという柿とカリンのジャム。あいかわらず、驚くほど大量のおみやげ…(どうやって運んだのやら…)。柿は、本当にすごく大きくて、「こんな大きな柿がたわわに実った柿の木、見応えあったろうなー」と想像した。
 いただいたお守りは早速、息子の塾用カバンに結わえ、ご利益を願った(笑)。当の本人は、亀の甲煎餅やらういろうをムシャムシャと平らげて、「うまい!」と一声。糖分補給には当分困らないと思われるおみやげの数々でありました。

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2010年12月 1日 (水)

さぁ、師走突入!

20101130  いよいよ12月。街の花屋さんの店先には真っ赤なポインセチアが並び、ターミナル駅の広場などでは大きなツリーやら電飾やらが華やかに彩りを添えている。お仕事をお持ちの方は、年末進行などでそれどころではないかもしれないが、子どもたちの心はなんだかそわそわと賑わいでいる感じ。
 毎年、実家の両親はこの時期になると、息子に「クリスマス・プレゼント、何がいい?」と訊いてくれる。今年は何をリクエストするのかな?と思っていたら、“Wii Party”か“毛糸のカービィ”のどちらにするか悩んでいた(笑)。サンタさんには、何かまた別のものをお願いするつもりのようなのだが、「まだ決まってない」とのこと。で、私たち親には、「デュエル・ターミナルを、飽きるまでやらせて!」とのお願い。今月、新しいバージョンがお目見えするらしく、ずーっと心待ちにしているらしい。受験生とはいってもまだ12歳、クリスマスはやはり楽しみなんだろう。終業式前後のどこかで、思いっきりハメをはずせる時間を取ってあげるのが、クリスマス・プレゼントになりそうだな~。

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