2つのお守り
昨日、小学校では年内最後の校外学習があり、息子は国会議事堂見学に行ってきた。臨時国会があると見学できなくなってしまうそうだが、例年この時期はおおむね大丈夫なのだとか。参議院と憲政記念館などを回って元気に帰ってきた。
2学期の授業も給食も今日で終わり、あとは金曜日の終業式を残すのみだが、今年の冬休みは気の張ったままになりそうだ。そんな折、夫の実家から、息子激励の小包が届いた。“ねんりん屋”の大きなバウムクーヘンセットと、湯島天神のお守り。おじいちゃんがわざわざ湯島にお参りしてきてくれたらしい。先月は私の両親が出雲大社で学業お守りを買ってきてくれたので、息子は2つのお守りに見守られることとなった。
ありがたいことこの上ないが、はたと、以前誰かから言われた「2つのお守りを一緒に持つと、神様が喧嘩しちゃう」という言葉を思い出した。心の広い神様が喧嘩なんて…と思いつつ、ネットで検索したら、同じような心配をする人が大勢いるようで、たくさんの質問と回答がネット上に渦巻いていた。とはいえ、結局正確なことはわからずじまいなのだが、“大丈夫”“気持ちの問題”“欲を張っているわけじゃなければOK”など、2つ併存させること自体は問題なしとする回答が多かった。私としては、神様にも見守ってもらいたいのは確かだけれど、それよりも、両方のおじいちゃんおばあちゃんの想いの詰まった2つのお守りはどっちも大切……という気持ち。息子が、自分がいかに幸せ者かに気づくのは、まだずーっと先のことなんだろうな…。諸々のものに感謝しつつ、塾用の横長リュックのファスナーに、2つのお守りを左右対称にそっと結わえておくことにいたしました。
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