思春期の子どもたち
昨日は小学校の保護者会で、修学旅行の際のビデオ上映があった。写真でおおよその雰囲気は把握していたけれど、やはり動きがあると全然印象が変わる。宿泊したホテルで、本格的なディナーをいただきながらのマナー講習もあったそうで、音をたてないようにスープを飲むのに四苦八苦している子どもたちがおかしかった。ステーキにナイフを立てる男の子も、食べる気マンマンでガッシガッシと切り裂くイメージで大笑い。楽しく行ってきた様子を改めて再確認させていただいた。
そこまではよかったのだけれど、校長先生のお話を聞いてびっくり。息子の学年は、4年生くらいから落ち着きがないことが懸案だったのだが、最近はまた少々荒れてきているのだとか。例年、6年生のこの時期は不安定になる子が増えるそうだが、注意してもおしゃべりをやめなかったり、諸々の問題行動が見られるとのこと。息子の様子だけから学校生活を想像していた私には、とても信じられないような状況。「クラスを小分けにして、叱らずに問題行動をやめさせる工夫をしていますが、ご家庭でもお子さんの様子をよく見て、ご協力お願いします」とも。
また、携帯電話の使用についても注意があった。うちはまだ携帯を持たせてはいないけれど、おそらく学年では持っている子の方が多いだろうとのことで、他の学校では、夜のうちにクラス中の子にメールを一斉送信して、一人の子を仲間外れにするような悪質なケースもあったとか! 「ご家庭で是非ルール作りを!」との呼びかけもあり、考えさせられた。
保護者会後は、謝恩会の打ち合わせで役員会もあったが、落ち着かない授業の様子を想像したら、なんだか気が滅入ってしまった。議論を戦わす白熱教室もはやっているから、静かなだけがいいとは思わないけれど、野次の飛び交う国会中継が彷彿され、またまた考えさせられた。
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