俎板の上の鯉
昨日は普段どおり登校した息子。担任の先生から、「まだ今週中はほとんど生徒がいないので、習字と家庭科の道具だけ持ってきてください」と言われていたのだけれど、本当にかなり閑散とした教室だったようだ。長丁場の中学受験をがんばった同級生たちも、ボチボチ終わりを迎える頃だろうか。。。
息子は、今日行われる発表を待って、進学先が決まることになる。もうここまで来たら“俎板の上の鯉”―――「行くことになった学校が、最良の学校なんだよ!」と言い聞かせている。
驚くべきは息子の淡泊さ。この入試期間、一度として自分の目で発表を見ることはなかった。すべて私か夫任せ。「自分で見なくていいの?」と尋ねても、「いーよいーよ、電車代と時間の無駄」とあっさり。一応携帯で写真だけ撮って見せてはいたものの、誰の受験だったんだっけ?…という感じだ。終始淡泊であり続けた息子だが、最終発表くらい自分の目で見るよう誘い続けているのだが、果たして……? まぁ親としても、中学入試の一喜一憂よりは、もっとはるか先の、人生とか仕事を見据えて、それに向かって熱く燃えて欲しいものだとは思う。ハードだった保育園→学童クラブ漬け後のこの3年間の蜜月は、ちょっと甘やかしすぎたきらいがあるのは否めないため、中学以降は、せいぜい自主性を重んじ、自分のことは全部自分でやってもらうことにしよう。。。
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