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2011年3月の31件の投稿

2011年3月31日 (木)

なつかしの保育園同窓会

201103301 201103302   昨晩は地元の店に集まって、保育園時代の同窓会をした。全12人のうち10人も出席でき、タイムスリップしたかのような顔ぶれがなつかしかった。何かにつけて幹事として声掛けをしてくれる人がいるからこそ続いている保育園でのご縁だ。なんと、当時の園長先生まで駆けつけてくださり、子どもたちにタオルハンカチをいただいた。園長先生に対して、一人ひとりの子が、「(名前)です! ○○小学校から○○中学校へ進学します!」と報告。小学校すら5校に分散した同級生たちなのだが、多少のテレはありつつも、昔の面影を頼りにあっという間に昔の雰囲気。大人テーブルと子どもテーブルに分かれて4時間ばかり、食事とおしゃべりを楽しんだ。一人のお母さんが、すごくおいしいと有名なケーキ屋さんで、記念のホールケーキまで予約しておいてくれて大感激。弟や妹を連れての参加の方もいたため、終始にぎやかな同窓会だった
 園長先生はこの晩、地震の被災地支援の会議があるとのことで中座されたが、定年退職された今も、子どもを持つお母さんをサポートする仕事を続けておられるらしい。ママたちの誰一人、園長先生には頭が上がらない。帰り際の園長先生は、「この子たちがお酒を飲めるようになる頃に会うのが楽しみよ~」と言っておられた。その頃まで、どうぞお元気でご活躍ください!

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2011年3月30日 (水)

おばあちゃんのお見舞い

 今週は、息子にとっての“感謝週間”。お世話になったいろいろな方々に、これまでの感謝の気持ちをささやかに伝える機会が多い。月曜の友達との“卒業パーティー”、今晩の“保育園の同窓会”、木曜日のおじいちゃんおばあちゃんとの“昼食会”、金曜は予防接種がてら小児科の先生にご挨拶。。。けれど、夫側のおばあちゃんが先週から入院し、昼食会への参加が難しくなってしまったため、昨日は息子と二人、お見舞いに行ってきた。
20110329  ポカポカと暖かい日で、外出日和。うちの近所はまだ花らしい花は咲いていない(沈丁花くらい…?)のに、おばあちゃんの病院周辺は桜や白木蓮やコブシなど早春の花がかなり咲いていて驚いた。行き道に使った電車には、「999」の鉄郎やメーテルのイラストが描かれていて、思わずパシャリ。
 おばあちゃんは、思いのほか顔色はよく、たくさんおしゃべりしていたけれど、ベッドから起き上がれず、かなり痩せてしまっていた。まだしばらくは退院の見通しが立たないとのことで心配。早くよくなって退院し、春爛漫の道を散歩できますように―――。

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2011年3月29日 (火)

12年間ありがとう…♪

20110328 20110328_2  昨日は、息子の保育園時代の友達2人と、小学校の友達1人を招待して、ささやかな卒業パーティーをした。パーティーと言っても名ばかりの、カレーランチ+ゲーム三昧の一日。保育園時代の友達とは、0歳からのお付き合いで、小学校は違っても折に触れて遊んでいた。そんな大切な遊び友達へ、料理が激苦手な私が腕によりをかけて(?!!)カレーを煮込み、巨大な二層フルーツゼリーを作っておいた
 午前中少々遊んだ後、カレーランチで水で乾杯! 2人の子は大量におかわりしてくれて、作った甲斐があった。デザートの巨大2層ゼリーには、みんな大騒ぎして喜んでくれた割に、スプーンは進まずにちょっとガッカリ。午後から始めたマリオカートと乱戦!ポケモンスクランブルに大盛り上がりで、脇で見ていた私まで楽しくなってしまった。3時のおやつはいただきもののチーズスフレ、その後はBingoなどして、6時半までたっぷり遊んでお開きに。
 学校が違っても、顔を合わせればこうして盛り上がれる仲間の存在はとっても大きい。中学生になるともっともっと忙しくなって、到底一緒に遊ぶ時間は持てなくなるだろうけれど、ずっといい友達でいておくれ

 卒業した小学校から連絡網が回ってきて、ランドセルと靴を陸前高田市の小学校に送るとのこと。直接的に何の役にも立てず気を揉むばかりだったので、嬉しいお声掛け。長丁場になりそうな救援と復興に、根気よく注意を払っていこう!

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2011年3月28日 (月)

“スタジオジブリ物語”

 録画したまま観ずにいた、日テレ&テレビマンユニオン制作の「スタジオジブリ物語」を観た。宮崎アニメのデータブックとしては、叶精二さんの『宮崎駿全書』という圧巻の書があるのだが、それを多分に活用し、歴史的背景も丁寧に織り込んだ、見応えのある番組だった。一癖も二癖もある人たちの肉声がたくさん挿入されていたのが嬉しかった。
 ジブリ映画で私が見ていないのは、「ホーホケキョとなりの山田くん」と「借りぐらしのアリエッティ」の2本だが、「パンダコパンダ」というジブリ以前の古い作品なんかも見ているから、ジブリファンというより宮崎駿&高畑勲&大塚康生ファンという感じだ。ジブリの屋台骨たる宮崎さんと高畑さんが過去に関わった「長靴をはいた猫」や「ハイジ」や「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」などなどなど、彼らの作品を見なかった私より、観てきた私の方が、間違いなく“ちょっとはマシな人間”になっていると思う。そういう意味で、宮崎&高畑作品は、私の“人格形成のホネ”のような存在。
 “文明”と“自然”のはざまで、むきだしのバイタリティを衰えさせることなく創作活動を続けてきたお二人の“よきライバルぶり”が、全編通して伝わってきた。この二人の関係性こそが、ジブリ映画の面白さの根源だったのかもしれないなぁ~。(水の放射能汚染に戸惑う今このときに本番組が放映されたことは、なんとも皮肉!)

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2011年3月27日 (日)

最後のサイエンス倶楽部

20110326_1 20110326_2  土曜日は、最後のサイエンス倶楽部だった。地震直後から延期されたプログラム。しかもテーマは“放射線”
「放射線って何だろう?」というガイダンスから始まって、「物は何からできている?」「α・β・γ」などの解説後、GM管を作って放射線を測ったり、小さな霧箱でランタンのマントルから放射されるα線やβ線の飛び方を観察したとのこと。
 偶然にも、こんな状況下でのある意味重いテーマとなった最終実験だったが、子どもたちはいつも通りに実験を存分に楽しみ、無事修了証をいただいた。大人たちの多くが、原子炉や放射線に関するにわか知識を詰め込まれている今だからこそ、子どもたちには、正確で冷静な目を養ってもらいたいと思う。
 クラスメイトの多くは、「サイエンス・プラス」という中学生の部にも引き続き通うらしいが、息子にはまず中学での部活に一生懸命取り組んで欲しかったため、継続手続きはしなかった。中学に慣れて余裕もできたら、またお世話になりたいと思う。2年半ほどの短い間でしたが、いつも楽しい実験を、ありがとうございました~!

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2011年3月26日 (土)

短答実戦答練5

 今週は、木曜が卒業式でそれ以降は春休みに入ったため、花金恒例の実戦答練は水曜日に前倒し。まだ商標の見直し作業も終わらぬうちなのに~。そして、恐怖の条約の結果は……。ガ・ガ・ガ~ン。

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)
短答実戦答練3(意匠)……37/60(61%)
短答実戦答練4(商標)……35/60(58%)
短答実戦答練5(条約)……27/60(45%)

もうグウの音も出ない。模試を受けつつ睡魔に襲われている時点で、緊張感が足りなすぎる。風邪で寝込んでいた夫がそんな私にトドメを差す。「どう考えても、勉強の仕方が間違ってるんだよ」「条文集を一冊覚えればいいんでしょ?」「覚えきるまで何度も読むしかないじゃない」……「はいはいはいはい~
 夫は以前、第一種 放射線取扱主任者の資格を、夫の父は以前、不動産鑑定士の資格を、仕事をしながら一発合格で取得しているため、三年間ものらりくらりと勉強している私がもどかしくて仕方ない模様。(「カバーすべき法域が全然違うじゃなーい!」という言葉はぐっと飲み込み…)、いやもう、何も言い訳できませんです、はい。。。

 ひとしきりのお説教の後、我が家の放射線取扱主任者様はのたまわった。
「今回問題になってるセシウムやヨウ素は取り扱えるんだけど、プルトニウムやウランはダメなんだよな。そっちはまた、核燃料取扱主任者って資格を取らないと…」
ふ~ん、いろんな資格があるもんだなぁ。。。
20110325  先の卒業式の日の朝、新聞を取りに外に出たら、野ざらしの私のママチャリのサドルに、前夜の雨の跡が残っていた。いつもなら土色のホコリがまだらに残るのだが、この朝のまだらの色はなんと黄色かった! 私の脳裏にイエローケーキの色がよぎり、夫に「まさかイエローケーキの色じゃないよね?!」と言ったら爆笑された。「ウランじゃないのは間違いないけど、でもなんかいつもと違う色だよね」……黄砂なのか花粉なのか何なのか、安全性の担保された雨とはいえ、非日常的な色に心がザワザワする朝だった。

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2011年3月25日 (金)

花・花・花の卒業式!

20113241 20113242  133回生として、息子が小学校を卒業した。総勢76名の子どもたち。6人ほどのお子さんがインフルエンザで欠席だったものの、みんな6年間のたくさんの思い出を胸に、元気に卒業証書をいただいていた。名入りの万年筆や本をお祝い品にいただいた上、校庭では在校生が花道を作ってくれる中、一人ひとりに花束の贈呈。涙もろい私だけれど、この卒業式では涙より笑顔が溢れ出て、お友達や先生、地域の方々など、本当にたくさんの人たちへの感謝の気持ちでいっぱいだった。校庭の隅の梅が満開で、寒いながらもさわやかな空気の日だった。
20110324_220110324_1   帰宅してちょっと休んでいたら、登校班で一緒の3人の後輩君たちが、お母さんと一緒にこれまた花束を持ってきてくださった! 思いもよらぬ来訪に感激して、ひとしきりおしゃべり。
 花に囲まれ、電気もつき、水も出る、温かな卒業式を終えることができ、親子ともども感慨深い幸せにひたる。。。式ができなかったいろいろな人たちの分まで、たっぷり堪能いたしました。

 総勢76名のうち、34人は国公立へ、42人は私立へ進むのだとか。近隣の二つの小学校は、一つが、総勢61人のうち、37人が国公立・24人が私立、もう一つが総勢47名中21人が国公立・26人が私立進学だとのこと。晴れて春休みを迎えた息子は、「よ~し! 遊ぶぞぉ~!」と気合を入れて、午後は早速公園へ繰り出してしまった。たった11日間の春休みだけれど、果たして、どんな日々を過ごすつもりなのだろう……。

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2011年3月24日 (木)

デジタル・プチ個展

 昨日は、息子のモンハン仲間5人のうち、風邪で倒れた2人を除いた3人が、ついに我が家に遊びに来た。みんなデカイデカイ! 小さい方から2~3番目の息子を見慣れている私にとっては脅威の大きさ。ただでさえ足の踏み場のない子ども部屋で、鮨詰めになって狩りに興じる男の子たちは、ある意味見ものだった
 子どもたちの元気にこちらも元気をもらう気分だが、夫の風邪に引き続き、夫のお母さんが入院したとの知らせ。みんな免疫力が低下してるのか、ストレスがたまっているのか……。私は元気でいなくっちゃ

 息子が3学期に小学校で手掛けた作品の数々を持ち帰ったので、デジタル・プチ個展開催!

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 「エプロン」   「平和を願って」   「鳥」

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 「自画像」   「知床」   「列車から見た夜」

 さぁ、今日はいよいよ卒業式。地震で一部抜けた体育館の天井修理も無事終わり、小学校の体育館で執り行えることとなった。午後予定されていた“卒業を祝う会”は残念ながら中止となったけれど、卒業式ができるだけでもありがたいこと。式すらできなくなってしまった人の分も、感動して来ます。

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2011年3月23日 (水)

融通というもの

 昨日は小学校の卒業式予行だったのだが、今頃になって6年生の間でインフルエンザと風邪がはやりだしたらしく、クラスで10人ほどもお休みがいたとのこと! 幸い息子はケロリとしているのだが、夫の方が高熱に倒れた(インフルエンザではないらしい…)。また、今日は実家の母が白内障の手術前の検査だとか。いろいろ心配で落ち着かない。気分も経済も停滞気味で、明るくいようと思いつつも、気づくと悶々としている。。。 

 そんな中、主婦の仲間内では消費奨励の声が高まっている。満身創痍の日本に、少しでも新鮮な血流を蘇らせるためにも、せっせと消費しよう!というもの。阪神淡路大震災を経験された友人から、詳細で示唆に富んだ経験談や、今回の地震との比較検討を聴かせていただき、物理的な復興と並行して、停滞した経済を少しでも回せるようにしないといけない…と私も思うに至った。
 その一環として我が家も先日、春からの息子の中学通学に備えて、子ども用の携帯電話を買うべく近所のdocomoショップへ。ところが、いざ契約!という段になって、学生証がないと子ども名義で契約することができないという話に。担当の方が、まず店長に確認し、要を得ずに今度は別の店舗に電話で確認し…としばらく確認作業が続き、結局「ダメだそうです」とのこと。う~ん、親も同行している上、保険証も入学許可証もあるというのに? 改めて4月以降に出直すことにして店を出たが、なんだか融通がきかない感じで苦笑。まぁ、私鉄や地下鉄の定期券も学生証がないとダメらしいから(最近JRは多少融通がきく)、仕方ないか…。
 そういえば地震の被災地でも、“法の壁”のためにゴミ処理などができずに困っているという報道があった。携帯の契約くらいなら、詐欺対策などのための画一的な運用も致し方なしと思えるが、緊急事態の中、あまりに通常のルールに縛られていては、進むものも進まないだろうと思うと、当事者のやりきれなさはいかばかりか…。
 阪神淡路のときの政権与党だった自民党には、もっともっと当時の経験を活かして積極的に復興支援活動の中心となって動いてもらいたいと思うのに、歯がゆい対応が続く。政治家なんてそれこそ、いくつもの修羅場をくぐりぬけてこそ実力がついていくものだろうに、その貴重な経験を活かさずして、何が政治家か?! 党の壁を越えて過去の経験を今に活かせないんじゃ、二党制も多党制も百害あって一利なしでは?と市井のおばさんは憤慨してしまうのであった。。。

 本日、最高裁大法廷で行われた「一票の格差」に関する判決は、「格差は違憲状態」との判断が示された。過疎化の進む地方の山村のことなどを考えると、これまた難しい問題だと思うけれど、こちらは融通の幅を狭めていく方向に動き出しているようだ。。。

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2011年3月22日 (火)

2か月の体重推移

Weight  子どもの受験期に激やせしたという友人の話に影響されて付け始めた「ためしてガッテン!」のWeb上記録。果たしてレコーディング効果はあったのかというと……こと私に関しては、“上限を超えないように意識する”という効果しかなかったようだ。痩せるよりは健康でいたいと思ってしまうので、この数年、ほとんど体重は変わらないまま。まぁそれはそれでいいのかも…と開き直るしかない。
 目に見えて減ったのが、息子の受験終了後と、大震災直後だったところをみると、私は、茫然自失になると体重が減るらしいことがわかった(いや、単純に毎月のバイオリズムなのかもしれないけれど)。1日1回計測のいい加減な記録だから、今後ももう少し続けてみようと思う。

 大震災後、何をしていても被災地の方々に申し訳なく思ってしまって、精神的にとても不健康な感じがするのだが、一人ひとり出来ることには限りがあって、自分の目の前のことをしっかりやって普通に暮らすことが、巡り巡ってみんなのためになるんだと思いたい。とりあえず、節電と消費活動に精を出して、被災者の皆さんに心を寄せるだけの日々……。

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2011年3月21日 (月)

短答実戦答練4

 花金恒例の実戦答練に、先の金曜日にもトライした。今回は商標。3条や4条の要件をすっかり失念している自分に茫然自失。

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)
短答実戦答練3(意匠)……37/60(61%)
短答実戦答練4(商標)……35/60(58%)

「団体・地域団体商標」「補正」「取消審判」「防護」がダメダメ。あ~、もうこうして公表するのさえ恥ずかしい! というか、同志の方々の士気をそいでしまいそう。。。もうすぐ息子の春休みで、さらに時間がなくなるというのに~いつまで悠長にやってるつもりですかぁ~?>私

 昨晩と今日でテレ東が、尾崎豊没後20年の特番やドラマをやっていて、つい気になる。彼の透明な歌声が大好きだったけれど、息子の裕哉君が、これまたお父さんとそっくりな歌声でカバーしていてビックリ。でも、下手な特番を作るより、曲をただそのまま流す方がずっといい気がしちゃうなぁ。。。

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2011年3月20日 (日)

“はじめてのおつかい”状態

 昨晩の放水ミッションに身体を張って挑んでくださった福島第一原発の現場の皆さん、本当にお疲れ様です。日本中の人が見守っています。身を挺した放水作業で、燃料棒の冷却が進みますように――!!!

 昨日のこと。朝からいいお天気でポカポカと暖かく、久しぶりに気分も上向き。こんな日は、公園にシートとお弁当を持って行って、一日屋外でのんびりすれば、大いに節電に貢献できるなぁ…などと思っていたのだが、息子は「昼過ぎから友達の家に行く」と言う。なんでも、ここ数日集まって遊んでいる6人で、越境通学している友達の家に集まることになっているのだとか。地下鉄で3駅ほど離れた場所らしく、自転車で行くとのこと。
 ひぇぇ~! それを聞いていきなり心配になってしまった私。これまで、友達と自転車で遊びに出るといっても、たかだか1km圏内で、よく知った道を駄菓子屋や公園まで出掛ける程度で、遠出は大人が必ず一緒にいたというのに…?!! ザワザワと不穏な想像ばかりが頭をもたげ、「とりあえず、集合場所まで付いていくわ」と、自転車で後から付いて行った。。。
 集合場所には予想したとおりの絵面で、高学年男子がたむろして息子を待っていてくれた。おそるおそる、「みんなだけで行くの?」と尋ねたら、子どもたちの後ろからお母さんが二人顔を出した。なんと、お邪魔する家のお母さんと、PTAの常任を長年務めてくださったお母さん。「私たちが一緒に行くんで、大丈夫ですよ~♪」とのこと。
 
ホッ!
一気に懸念氷解。「卒業間近になって、こんなにみんなで遊ぶようになるなんてね~。あと1年くらい一緒にいさせてやりたくなっちゃいますね」と一人のお母さん。「ホントにね~」と笑い合った。余震も続いているから心配でたまらなかったけれど、お母さんが二人も付いていてくださるとは、ありがたやありがたや。みんなを見送って、私は一人帰宅。
 この一連の流れを遠目に眺めていた夫は、私が帰宅するとあきれたように言った。
「まるで、“はじめてのおつかい”状態で、これから小学生になる子の親みたいだなぁ。もう中学生になるんだから、大丈夫だよ」―――
 5時に電話があり、「みんな御飯をご馳走になって7時頃帰るって言うから、ボクもそうしていい?」とお伺い。やれやれ、親の心子知らず。付き添ってくださっているお母さんにヨロシクお願いして、夫と二人お茶漬けをすすることに。わびしぃ~! 結局、帰宅したのは、お友達親子に家まで送ってもらって9時過ぎに! まんまるお月様が輝く明るい夜だった。いやはや、お世話になりましたー

 この日の午後、春からお世話になる中学の制服が宅急便で届いた。あ~、ボチボチ子離れしないとね…

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2011年3月19日 (土)

地震後平日5日目

 昨日で地震発生から一週間――被災地で亡くなられた方々のご冥福を改めてお祈り申し上げます。。。

 金曜日も、息子は通常通りの登校。夫は研修日で在宅。今年度内に予算執行しないといけない案件がいくつかあって頭を抱えていた。そこへ銀行のATMの混乱も追い打ち。今月末に予定されていた学会が中止になって、息子の卒業式に夫も出席できそうなことだけがせめてもという感じ。町内会の“お花見会中止”の回覧板も回ってきた。
 家の中に居っぱなしで情緒不安定になりつつあった私は、昨日の明るい日差しの下、わざわざ遠くの郵便局やら薬局やらに歩いて行った。すると、いつのまにやら第17回統一地方選挙向けの候補者ポスター掲示板が設置されていた。「被災地での統一地方選実施は延期」という特例法案が成立した模様だけれど、一部政党からは「この国難のとき、全国の地方選を延期すべきでは」という声もあるらしい。東日本全体が“地震酔い”状態の今、冷静な対応ができるのかと考えると、私も東日本は延期すべきような気がする。選挙より、みんなで合唱でもしたい気分なのは私だけ?
 4月10日の都知事選では、AKB48がイメージキャラクターに起用されているらしい。立候補者は10人前後が取り沙汰されていたけれど、もう確定したんだっけ? そもそも、選挙の数週間前に立候補者が確定して、その中から選べと言われても、正直かなり無理がある。それこそイメージだけで判断してしまいそうだなぁ。。。

 今日から三連休。息子は、本日発売の「遊戯王ゼアル」のスターターデッキを楽しみにしており、「2つ買って、ママにも新ルールを教えてあげる」と張り切っているのだが、まだシンクロ召喚さえまともにできない私が、新ルールなんて覚えられるんだろうか…

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2011年3月18日 (金)

地震後平日4日目

 被災地の惨状を見るごとにやりきれなさが募る日々。昨日は都内でも、3月だというのに真冬のような寒さだった。交通機関の混乱はだいぶおさまってきたようで、夫は普通に出勤し、息子も普通に学校へ。公共施設やコンビニ・各種店舗などの自主的な節電が功を奏しているのか、計画停電は一部地域に限られている模様。
 お仕事をもっておられる方は、すでに通常業務に追われているのだろうが、株安と円高が進み、経済市況にも混乱が広がっている。こんな時期の円高は、“相場の値上がりを見込んだ投機的な動き”と聞き、ムカっ腹が立つ。(ドイツ語で「買い占める」ことを“hamstern:ハムスターする”というと教えてもらったのだが…)
 知人友人の中に、東北地方の親戚の安否が不明の方が何人かいるが、その中の一人から、「まだ直接連絡は取れていないけれど、避難者名簿に名前を見つけた」とのメール。明るい光が見えたような連絡にホッと胸をなでおろしたひとときだった。
 被災地でのおばちゃん達の炊き出し活動の様子などを見たら、「もののけ姫」に登場する女性たちのたくましさをふと思い出したのだが、昨日は「フライパンで焼けるパン」のレシピをアップしてくれているサイトにも嬉しくなった。電気のオーブンを使うのがためらわれても、いろんな代替方法があるもんだ。普通の時でも、おいしいものは心を和ませてくれるけれど、こんなときは尚更かも。嘆いてばかりもいられないし、おいしいものをしっかり食べて、元気出さないとね。教えてくれた友人たちに感謝! なんだか前向きな気分になれました!
 で、昨日の息子。またしても前日に引き続き、未だかつて行ったことのない友達のお家へ。まさか、持ち回りとかで回って遊んでるわけではあるまいなぁ……うちのリビングは、5人も6人もの高学年男子が入れるほど広くないんですけどぉ。。。お邪魔した家のお母さんとは、「中学に行ったらなかなか一緒に遊べなくなっちゃいますから、今はまぁ仕方ないですね~」と電話で話し、ここ一週間ほどは狩人たちを放置しておくことにしたのだった

20110317  最後に一つ、“ろうそく”の笑い話。私の実家は一昨日昨日と計画停電が実施されたそうで、「どうだった?」と連絡したら、「やっぱり不便だね。でも“ろうそく”もなかなかいいもんでした。そういえば、結婚記念の“ろうそく”、まだ残ってる?」と訊かれた。あ~、そんなのもあったな…と納戸を捜したら、出てきた出てきた。3年目までは毎年結婚記念日に灯をともしていたようだが、それ以降が見事に残っていた。まさに、“3年目のジンクス”???

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2011年3月17日 (木)

地震後平日3日目

 地震後の平日3日目の水曜日も、混乱と不安の日々が続いた。息子は幸いにも通常通りに通学でき、夫は全線各駅停車の中、普段より時間をかけて出勤。私は、わずかの野菜を求めて買い物に出た以外は自宅でいつもの勉強。諸々のリソースを使わないように暖房やTVやネットを控えないと…とは思いつつ、時折メールチェックしたり原発の様子をTVで確認したり…、なぜか精神的にとても疲れてフラフラする感じだった。
 昼前に近所の八百屋さんへ行ったのだが、品薄とはいえ各種野菜も入っていたため、大根やらカボチャやらリンゴやらを買っておいた。たまたまお隣さんも買い物に来ていたので、一緒に帰宅。他愛ない話をしながら徒歩で帰ってきたのだが、なにげないおしゃべりでこんなに安心できるのかぁ~と感じ入ってしまった。
 それはさておき、昨日の特筆すべきは、放課後の息子の行動。帰宅するとサッサとおやつだけ食べ、クラスの友達と電話で連絡を取り合って、今まで遊びに行ったことのないお家へ遊びに行ってしまった。公園で集まって遊ぶ友達数人のうち、1人の子のお母さんが、「こんな状況下だからウチで遊びなさい」とおっしゃったのだとか。私にお伺いを立てるでもなく、自分ひとりでサクサク決めて出て行った。いつも奥手な息子にしてはびっくり仰天の能動的アクションだった。(この非常時下でも、子どもは日々進化している気がした…)

 東北地方の皆さん、寒く厳しい日々だと思いますが、どうぞ踏ん張ってください―――

(今は↓こんなこと言っている場合じゃないことは重々承知の上、自分用メモ)
(間違った認識もあるかもしれない…)
 今回のことで驚いたのは、放射性廃棄物処理のこと。以前から、研究所ができるばかりで、なかなか地層処分地が具体的に決まらないことを心配していたのだけれど、このたびの原発事故で、放射性廃棄物を地層処分する以前に、30~50年もの冷却期間が必要だということを知った。4号機のプール内に管理されていたものは、ガラス固化前のものなのかよくわからないが、“専用の貯蔵管理施設”というのは、原子炉の格納容器のすぐ上の、保管プールのことなんだろうか??? 素人目にはとても物騒な場所に思えるけれど…。なんだか、廃棄場所を確保する前から、こんなにも原子力発電に依存してしまうこと自体が問題に思えて仕方ない。
 誰かがブログに書いていた。
―― 国民全体の安全保障のために、米軍基地を沖縄に。首都圏の膨大な電力需要のために、原発を地方に。―― 悲しいかな、放射性廃棄物の地層処分地も、同じ論理で選定されていくのだろうか…。

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2011年3月16日 (水)

地震後平日2日目(鉢植えの風景)

20110119  地震後の平日2日目、息子は通常通り小学校へ。夫は普段とは別路線を使って出勤。専業主婦で仕事の心配も抱えずにおり、かと言って現地にボランティアで飛ぶほどの覚悟もなくて、何もできずにもどかしい思いに苛まれる。せめて、ベースキャンプ・スタッフの気概をもって、困っている人がいたら即座に手を差し伸べられるように控えていたい。。。
 昨日もいろんな人の間でメールが飛び交い、一人の友人のご親族は石巻で津波にのまれてお亡くなりになったと聞いて愕然。。。他にも、大槌町や気仙沼で消息不明の方がいるなど、徐々に事態の深刻さが身に迫ってきている。。。
 昨日届いた生協の荷物は、野菜に関しては長ネギ以外すべて中止だった。配送のお兄さんは、「当面自転車通勤に切り替えました」と言っていた。大揺れの時にはトラック運転中だったそうだが、道路がウネウネして感じるほど揺れたとのこと。怖かったろうなぁ。
 また、日刊知財によると、特許庁へ、手続き締切期日に関しての問合せが殺到しているとか。今回のようなケースではきっと、職権で出願人の不責事由に配慮し、手続き期間を延長してもらわないと、請求もままならない状態だろうなぁ。。。
 今年に入ってすぐの頃、息子が悲しそうに鉢植えのアロエベラの前に立ち尽くしていたことがあった。「どうしたの?」と尋ねると、「誰かに切られた…」とボソリ。見ると、太く青々した立派なアロエの葉が1本、途中でパッサリと切られていた。通りすがりの誰かが、自分でも増やしてみようと思って切り取って行ったのだろうか…。一声かけてくれれば、喜んで差し上げたものを、どうして無断でこういうことをするのか、ちょっと理解に苦しんだ。そういう人がいることも悲しかったけれど、こういう些細な出来事の積み重ねで、息子の“人への信頼感”が損なわれるのが辛かった。
 しかし、今回の大地震では、見ず知らずの人同士でもお互いに声をかけあったり、励まし合ったりという光景があちこちで見られて、なんだか安心させられている。とかく“猜疑心”旺盛な息子も、意外な声掛けをいただいたりしながら、少しは世間への信頼回復ができているのだろうか…。被災地での献身的な救援活動や、世界各地から寄せられる温かい声援や義援金、知人友人間での心配りなどを見ると、こんな状況下でも心あたたまる思いだ。
20110310_1   我が家のアロエ(非常食?)以外の鉢植えは……、まだまだ寒さ厳しい中、椿が新たに5つほど蕾をつけている一方、スノーフレイクは順調に葉を伸ばし、今年も元気いっぱい。あと少ししたら、若葉の青がきれいな季節になる…。この春は、息子の新入学ということもあり、桜の咲き具合にことのほか期待してしまうが、ともかく、この1~2週間だけでも、全国的にお天気続きで寒さが和らいでくれることを祈るばかり―――!
(昨晩からの被災地は雨や雪……早くやんで……!!!)

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2011年3月15日 (火)

地震後平日1日目

 大地震後の週末明け、第一日目だった昨日、息子は通常どおり登校。夫は交通機関が止まっているために自宅作業。週末の晩に帰宅難民となって我が家で一夜を過ごした友人二人のうち、一人は在宅だったそうだが、もう一人は大混乱の月曜朝に出勤したとのこと。昨晩はちゃんと帰れたんだろうか???
 小学校の息子のクラスは、8人が欠席、交通機関の混雑を懸念して早退した人が2人だったそうだ。給食では、メグミルクが提供不能に陥って、今日から当分の間は水筒持参となった。家に戸配をお願いしている明治乳業のLG21も同じくお休み。給食メニューも随時変更になるというお知らせプリントあり。
 昨日も余震が続いていたが、近所の炭焼き小屋でボヤ騒ぎがあって、消防車が駆けつけていた。瓦屋根が半分ほど崩れ落ちた裏のお宅は、早速工事の足場を組んで改修工事を始めていた。少し離れた場所にある流通業のビルは、相当古かったのか、道路に大きく「頭上注意!」の張り紙がしてあって、見上げると0.5平米ほどのコンクリの壁が崩れ落ちてなくなっていた…!
20110314  どこもここもそんな感じで、停電スケジュールも先が見えない状態。未曾有のことなので試行錯誤しながら当分は混乱するのだろうが、9月末まで計画停電が続くとの報道を聴き、事態の深刻さはこうした情報から間接的に感じるばかり。息子も月曜の朝は「こんな中、ホントに学校行くのぉ~?!」とグズグズ言っていたが、行ったら行ったで楽しかったようで、放課後はまたにぎやかな写真を1枚持ち帰った。集会委員会の先生が撮ってくださったのだとか。今回のような緊急事態になると、「学校はとにかく近いに越したことはないなぁ…」と思う。また、「親戚や友人は近くにいた方が安心」とも(危険を分散させるには離れていた方がいいのか…?)。ご実家近辺に原発が多い友人は、本当に今後の推移が心配でたまらないご様子だし、お勤めの人は年度末の仕事が気になりつつも、日々の通勤で疲労困憊してしまいそうだ…。
 友人のお嬢さんは今日が卒業式だと言っていたけれど、果たして無事に行われるんだろうか…? 息子の小学校の体育館は、天井が一部抜け落ちたとかで、卒業式は別会場を探すなど、目下教育委員会と調整中とのこと。あ~、どうなるんだろう…???

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2011年3月14日 (月)

福島第一原発と輪番停電

 大地震その後……CMを差し引いて、各TV局が情報提供番組を継続している。市井の我々は、節電に努めつつ何をしたらよいか考えるが、東北地方の悲惨な光景の前に、亡くなった方のご冥福と、救助活動の現場の皆さんの安全を祈るばかり。繰り返し地震の映像を見ているせいなのか、揺れてなくても揺れて感じてしまったり…。
 土曜の夜、福島第一原子力発電所の爆発事象に関する記者会見が行われた。かゆいところに手の届かないもので、なんだか余計に不安にさせられた。どうして建屋の内側に水素が充満することになったのか? 格納容器が無事だったことに安堵しつつ、再利用放棄の海水注入という方策を取るしかない事態はやはり、尋常ではないのでは…と素人考えで心配になる。パニックを引き起こさないための統制というよりは、情報が錯綜して現場がパニックになっている感じで、心もとない時間が続く。。。(放射能の心配に関しては、知人のブログを参照させていただいた)
 日曜の午前中には、東京電力から、月曜以降の輪番停電の可能性についても報道された。温暖化防止のための省エネという呑気さとは比べものにならない、今日の生活が脅かされる切迫した省エネ勧告。今週以降の社会生活は、平常通りできるのだろうか…? 友人のお子さんの小学校は、本日休校だそうだけれど…? 近所のコンビニやスーパーの棚はスカスカ、ゆうパックはホワイトデー向けの荷物などは予定を繰り上げて配送していた。先の週末で京都・奈良の家族旅行を計画していた友人は、予定通り旅立った模様だが、今度の連休の我が家の家族旅行はどうしよう…? 被災地の方々に申し訳ない気もするし、旅先の行楽地が通常営業しているのかも今一つ懸念される。東京電力の管轄外に出られるなら、その方がよいのかもしれないが…。気分的に当分はイレギュラーな感じで、なかなか平常心を保てないな…。

 そういえば、日曜には最後のサイエンス倶楽部があったはずなのだけれど、行かずじまいだった。。また、結局、連休に予約しておいた箱根の宿は迷った末キャンセルした。。。計画停電がいつまで続くかわからないし、電車の運行ダイヤも乱れまくりで、とても“のんびり旅気分”にはなれそうもないし、生きていればまたいつでも旅行はできるのだし―――。

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2011年3月13日 (日)

短答実戦答練3

 金曜日、実戦答練の第3回目(意匠)に挑戦。時間が足りなくなりそうで焦った!

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)
短答実戦答練3(意匠)……37/60(61%)

「登録要件」「分割/変更」「秘密意匠」「効力」「実施権」のあたりが弱かった。ここまでで、まだ一度も40点超えできていないなんて…。やっぱり覚え方が雑なんだなー

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2011年3月12日 (土)

東北地方太平洋沖地震!!

 皆さま、無事でしょうか?
 我が家や親戚は皆、無事です。

 いやはや、11日(金)の午後3時前の大地震、すごかった。息子は小学校の6時間目で図書館にいたそうで、全校児童が校庭に避難し、親が引き取りに来た順に順次下校した。私は、自宅のリビングにいたが、急いでテーブルの下に入ったものの、1分以上の長い揺れで、食器棚はズレて食器が落ちてくるわ、壁の額や花瓶も落ちて割れて悲惨だった。塾のプリントをダンボールに入れて10箱ほど、階段上に積んであったのが、全部崩れ落ちた。あの下にいたら絶対死んでたな。。。。夫は新橋に出張中だったのだが、交通機関が止まっていたため徒歩で帰ってきた。私は地震が収まったタイミングで小学校へ迎えに出て、息子を引き取り。両実家とは5時過ぎにやっと電話がつながり、なんとか無事を確認。PCでメールを確認したら、友人5人から無事のメール。職場で地震に遭った人と、息子さんのお迎えに出て外にいた人などなど。小学校のママ友で職場にいた人などと連絡を取りつつ、ご近所さんで集まってラジオを聴いたり。。。我が家の右隣の家は、古いお宅だったせいもあり、外壁が崩れ、駐車場のシャッターが見事にゆがんでしまった。左隣の家も、壁にヒビが入り、家の中も本がひどく散乱してしまったとのこと。他にも、グルリと近所を見まわすと、瓦が崩れ落ちていたり、ビルの高い所の壁が崩れてはげてしまっていたり。。。新橋から歩いて帰った夫は、「人が道路に溢れてたよ」と言っていたように、そこらじゅうのビルから、余震があるたびに人が飛び出して、不安そうにかたまっていた。
 小学校の校庭では、女の子で真っ赤になって泣いている子もいたり、なかなかお迎えの人が来なくて心配そうにうずくまっている子がいたり。。。
 夜、帰宅難民となった友人二人が我が家へ。いっときみんなで“大貧民”などして遊んだものの、続く余震に恐れをなしながら、浅い眠りの夜。朝、交通網が復帰するのに合わせて二人とも前後して帰路についたが、帰り着くのには数時間かかった模様。。。それでも、それぞれの家族や親戚は皆無事だったようで、よかったよかった。それにしても、宮城の津波は悲惨だ……!
 今回の地震で、貴重品もまとまっておらず、防災グッズもすぐに取り出せるような状態になく、家の中も崩れ落ちるような積み方の本や食器がたくさんあることがはっきり認識された。いろいろ見直しておかないと―――

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2011年3月11日 (金)

『女子大生マイの特許ファイル』

Maitoku  「もしドラ」ならぬ「マイとく」とでも言おうか、“楽しくわかる特許入門ノベルス”を試みに入手した。ネット上での評判が上々だったので、スキマ時間に少しずつ読んでみることに。
 まだ最初の方しか読んでいないけれど、結構楽しめる。具体例やトンデモ出願がいろいろ紹介されているところがいい! どうしてちゃんとした企業や代理人が出願しているのにここまでトンデモなのか、とても不思議。代理人にとっては、トンデモでもなんでも、出願件数は多い方がいいのだろうが、どう考えても拒絶確実なものまで出願&審査請求するのって、プロとしてどうなんだろう?と業界の首を絞めるような思いがよぎる。。。でも、トンデモな出願が通ることもあるというから、一か八かの出願もありなのか…?! 真面目な試験勉強の合間に読み進めようと思うが、ドラマ仕立てで臨場感溢れる、こんなノベルスを読んでいると、「現場はおもしろそうだなぁ…」と思ってしまう。OJTで実地体験から学ぶ方が実効性があると思うたちなので、資格なんてさておいて、さっさと現場に飛び込んでみたくなってしまうなぁ

 もう一冊、私が毎朝拝読するブログ著者の熟年弁理士さんオススメ、『特許価値戦略』という本もここに備忘メモしておこう。韓国の弁理士さんが書いた本だそうだが、実務経験の少ない人には申し分ない内容とのこと。いつか読めるかな?

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2011年3月10日 (木)

ご近所さんとランチ

 向こう三軒両隣、我が家にもご近所さんがある。そのうちの一軒、一昨年ご主人を亡くされた女性のご近所さんと、先日初めて一緒にランチに出た。よく、PCの設定やプリンターのトナー替えなどでわからないことがあるとお助けマンになっていたのだが、iPodへ音楽と落語のデータを入れる作業をお手伝いしたら、「お礼にランチを御馳走する」と言っていただいたのだ。「鮪がおいしいお店があるのよ」ということで、テクテクと付いていくと、あるビルの2F、隠れ家的な場所に“築地 傳”というお店があった。「ブツ丼がオススメ」との言葉に従って頼んだら、本当に脂ののったおいしい鮪のブツ切りがこれでもかと乗っかった丼が出てきた。
 息子の受験の話や趣味や仕事の話、ご近所の近況など、いろいろおしゃべり。もう還暦を過ぎておられるのだが、なかなかどうして、好奇心旺盛でIT機器にもひるまず挑んでいく、新しモノ好きな方なのだ。ご主人は根っからの江戸っ子だったのだが、奥さんもキップのいい感じが一緒。息子へと、進学祝いに立派な苺までいただいて、恐縮至極。お店の出口で「またヨロシクね~♪」と言って、ご本人はそのまま図書館に読書に向かわれた。カッコいいなぁ、私もあんな風に歳を重ねたいものだ。
 好天の空の下、ランチタイムのビジネス街を一人帰路についたら、働いていた頃の空気感がふとよみがえった。息子の伴走生活と勉強ひきこもり生活がすっかり身について、こういう一人の時間とはとんとご無沙汰だったなぁ…としみじみ。先日の謝恩会でも何人かのママさんから、「子どもが中学上がったら、また仕事復帰するの?」と尋ねられた。はてさて、どうしたもんかなぁ~?

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2011年3月 9日 (水)

お疲れ様お疲れ様

20110308 20110309  先日行われた謝恩会は、本当に感動モノだった。1年生から6年生までにお世話になった全先生も駆けつけてくださり、体育館に会場設営して、たくさんの花やおみやげ、おいしいお菓子やお弁当も添えられて、いろんな方のお話や子どもたちの出し物を楽しみつつ、感謝の気持ちを溢れさせた。最後の2度のアンコールに応えて歌ってくれた合唱も素晴らしくて、「みんなホントに立派に大きくなったね~」としみじみ。準備段階の話し合いや買い物、会場設営や後片付けなど、学年中のお母様方(お父様もちらほら)がそれぞれできる範囲で協力して開催した最後の一大イベントだった。常任さんのご苦労は想像を絶するものだったろうけれど、無事つつがなく終えることができて、今頃は肩の荷をおろされていることだろう。長い間お疲れ様でした!&ありがとうございましたー!!!
 お友達のお母さんから写真を数枚いただいたのだが、その中の一枚がすごく青春していていい写真だった。子どもから親へのメッセージカードにも、なんだかホロリとさせられた。卒業まであと10日。最後まで楽しく充実した日々を送っておくれ~

【後日譚】 謝恩会の翌々日の夜、以前小学校の算数教室で大変お世話になった先生からお電話いただいた。謝恩会のときにお話しできればよかったのだけれど、お互い慌ただしさにまぎれて声をかけそびれてしまっていたようだ。「先生のおかげで算数が大好きになったようなものなので、今後も折に触れてお手紙書かせていただきます」とお礼を言って、息子に受話器を渡した。神妙に先生のお話に耳を傾けていた息子だが、電話を切ったあとはなんとなく嬉しそうな顔。よかったね~。

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2011年3月 8日 (火)

ガンプラよ、さらば

20110307_120110307_2   今月と来月とで、少しずつ息子の部屋の片づけを進めている我が家。先の日曜日も、日中、遊びに来たお友達にまで少々手伝ってもらったりして、整理の続きをした。この日は、主にプラレールとガンプラとレゴの整理。以前整理した積木類は、お友達の妹さんにもらってもらったのだが、プラレールは区のリサイクルショップに出す予定にして、一括封印。懸案だったガンプラは、ついに捨てる決心がついたらしく、夫と息子でせっせと分類。ゆうに150体以上はある。私だったら、せっかくここまで集めたのだから、せめて箱の表1部分くらい切り取ってとっておくと思うのだが、二人は組み立て設計図だけ取り置いて、あとはガンガンごみ袋へ(意外に軽い愛だったんだね…)。つぶした箱と、ガンプラやゾイド・ブロックの入ったごみ袋で、玄関に向かう廊下は埋め尽くされた。。。よくもまぁここまで溜め込んだもんだ。ストライク・フリーダムとか、RX-78-4ガンダム4号機とか、名残惜しげにしていた機体も多々あったけれど、まぁ仕方ないね。SDガンダム類はともかくとしても、HGとかMGとかまで全部、保育園時代に父親と一緒に作ってたんだよなぁ……(今思うと、結構スゴイことかも…?!)。
 中学生になったら、今度は何を押入れに溜め込むつもりなのかは想像したくないが、まずは空きスペースをしっかり確保できるよう、引き続き部屋の整理を続けていこう!

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2011年3月 7日 (月)

ジョギング1.4km

20110306 日曜の昼前、ずいぶんポカポカと暖かくなってきたところで、河川敷へジョギングに出た(と言っても私はコーチのようにストップウォッチを首から下げて自転車で追っかけ)。久々のジョギングなので、とにかく1kmちょっとを歩かずに完走することだけ目標に()、 ゆっくりしたペースでジョグジョグ。。。往復で1.4kmほどのコースを、上り5分35秒、下り4分10秒…。遅い…遅すぎる…。1km3分ちょっとで走れるようになって欲しいところだが、まぁまずは、走り続けるのに慣れてもらうしかないか。私が小学校の頃は、担任の先生に毎朝校庭を3kmくらいは走らされていたから、走るということにまったく抵抗なかったが、息子の場合はとにかく、走り始めることへの敷居を低くしていくところからだ。中学に上がると4kmマラソンがあるので、少なくとも完走できるくらいにはなってほしいという親心。どう考えても運動不足すぎる都会の小学生…やはりゲーム機が元凶なんだろうか…???

20110306_2  毎週末、実家へ遊びに行こうと思いつつ行けずにいるうち、おじいちゃんおばあちゃんから、卒業&進学祝いの電子辞書が届いた。CASIOのXD-B10000という機種で最新の一品。収録コンテンツの充実度がハンパない! たぶん大学生まで、いや、社会人になっても十分使えると思う。なんともすごいのは、日本文学700世界文学300が入っていること! 書庫を背負って歩いてるようなもんだな。大事に使っておくれ~(&ときどき貸しておくれ~)。

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2011年3月 6日 (日)

「ダンボール戦機」

 先週水曜日、「毎日かあさん」の後番組として、「ダンボール戦機」というアニメが番組表に出ていた。息子が、
「とりあえず初回だけは見てみよっかな」
と言って録画予約していた。そして、だいぶ遅くなってからその録画を見始めたのだが、私は夕食の後片付けをしていてキッチンにいたところ、「ちょっと、来て来て!」と呼び出し。「なに~?」とリビングをのぞいてみると、息子がTV画面を一時停止させて、一隅を指さしている。そこには、
―― 脚本 日野 晃博 ――
という文字列が……。そう、彼こそは何を隠そう、息子のあこがれの人! レベルファイブという会社の社長さん。彼の存在が、息子をゲーム業界へと誘っているようなのだ。
「へ~、日野さんって脚本も書けちゃうんだね」
と感心して見せたら、息子はなんとも誇らしげな顔をしている。そしてまた画面の文字列を凝視。。。あー、これは、人を尊敬してる顔だ。日野さんは息子のヒーローになってる。。。
 そして見始めた第一話。舞台は近未来。LBXという小型戦闘ロボットがはやっているが、バンという主人公の元へ謎のLBXが届けられ……息子は夢中でストーリーを追っていたが、やがて……
「これって、バンダイから訴えられないのかな?」
と心配そうにポソリ。どうやら、ファーストガンダムを彷彿とさせる展開に、心配になったようだ
「ダイジョブダイジョブ。だってバンダイもスポンサーだもん」
と応えたら、「そっかぁ~」と晴れやかな笑顔。それ以降は、ザクならぬデクという名のロボットたちの登場にも、「ジェットストリームアタック、出るか?!」などと夫と一緒に盛り上がっていた
 レベルファイブの作品は、親としては比較的安心して見せておけるので、新たな録画予約が増えるのは一向に構わないけれど、日野さん崇拝は適当にしといてもらいたいなぁ…というのが正直なところ。10年先のゲーム業界が一体どうなっているのかなんて、まったく予想もつかないしねぇ~

20110305_120110305_2   昨晩は先週に引き続いてまた卓球。息子が率先してやりたがるので不思議に思っていたのだが、どうやら目的は卓球後に飲むラムネフローズンらしい。まぁ運動後は何飲んでもおいしいけどね

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2011年3月 5日 (土)

短答実戦答練2

 木曜日、実戦答練の2回目に挑戦。あやふや回答の「?」マークは、前回より多かった気がする。

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)

今回は、法人でない社団の判定請求に関する問題が再び取り上げられており、解答はやはり「できない」のまま。6条に規定されていない、というのが理由だけれど、無効審判を請求できるのに判定請求はNGって、気持ち悪いなぁ(←しつこい私)。全体としては、「期間」「訂正審判/訂正請求」「国際特許出願」「訴訟/不服申し立て」「罰則」などの正答率が低かった。75%くらいが目標なんだけれど、まだまだまだまだまだまだ……

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2011年3月 4日 (金)

カンニング事件

 この一週間、京大はじめ数々の大学入試を舞台に繰り広げられたYahoo!知恵袋経由のカンニング事件があちこちで取りざたされた。私がこの事件を初めて知ったのは友人からの一報だったのだが、その翌朝からはどのニュースもこの話題でもちきり。ワイドショーなどでは、カンニングの歴史やら、各国カンニング事情などを特集し、数々の最新ITカンニング・グッズまで紹介されていた。真相解明まであと少し、という感じで、すでに東北の予備校生にたどりついているようだが…。
 まったく人騒がせなことで、まじめに勉強してきた受験生にとってはいい迷惑以外の何物でもないだろうが、“どうやったのか?”という事実には興味津々。さらに、最初にこの事件に気づいたのはどこの誰なのかを知りたい。膨大なYahoo!知恵袋の質問の中から、京大入試と同じ問題が投稿されているのに気づくのって、相当大変なことだと思うんだけど…?!(受験生が帰宅後に問題文を入力して検索でもかけたのか…?)
 最近は、ネットの底知れぬ可能性や弊害、意外な使われ方に驚かされることが多く、ネット・インフラなしには立ち行かなくなっている人も多い気がする。間違いなく人類が手にしたものすごい発明品だとは思うけれど、試験中やら映画やコンサート鑑賞中やら授業中やら山登り中やら…そんな時間にまで四六時中ネットにつながっていないといられないような中毒状態には、ならないようにしないとなぁ~…と自戒する今日この頃である。寺山修司ではないが、“携帯を捨てよ、町へ出よう”~♪だな。19歳少年が、今後の人生を棒にふることのないよう祈るばかり。。。

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2011年3月 3日 (木)

禁酒厳命!

 先週末、TBSの「カラダのキモチ」という番組で、アセトアルデヒドが食道ガンの直接的な原因だ、という内容の放送をしていた。ウイスキーなどの強いお酒はテキメンに悪影響があるらしい。年度末だし、卒業&入学シーズンだし、学会などもあるしで、アルコール分解能力の低い夫にとっては要注意の季節だなぁ~と思い、「気持ちよく飲める程度でやめといてね」と言っておいた矢先―――
 つい先日、出張の際に「今晩は外で食べて帰るから」と言って出て行った。音沙汰ないのを気にも留めず先に休んでいたのだが、夜中3時にふと起きてみると、まだ帰っていない模様。念のためにリビングをのぞいてみたら、ソファの上に横たわって夫が冷たくなっているではないか?! ちょっとちょっと~! 慌てて暖房をつけたり水を飲ませたりしてにわか介抱。玄関には、脱ぎ捨てた靴と上着が散乱し、お財布やカバンも投げ捨てられている。一体どうやって帰ってきたんだろう??? 
 とてもしゃべれる状態ではなかったので、詳しいことはわからなかったが、家には一人で帰ってきたらしきことだけ把握して、とにかく休ませた。あとで気づいたのだが、留守電には、途中まで一緒にタクシーに乗ってくださった方から心配のお電話もいただいていたらしい。夫の記憶はかなり曖昧で、どうやって帰り着いたのかも定かでなく、本当にいろんな方にご迷惑をおかけしたのでは…と冷や汗タラタラ。いい歳をして、こんなになるまで飲まなきゃいいのに、と思うのだが、本人はいつも、「体調が悪い時に飲むと回る」と弁明する。悪酔いしたことのない私にはまったく理解不能。朝まで飲んでも、そのままケロリとして仕事をする営業マンをたくさん見てきたので、「損な体質だなぁ…」と哀愁さえ感じてしまう。この体質だけは、一生かかっても改善することはないのだろう。強い意志をもってセーブしてもらうしかない。とりあえず、向こう半年のアルコール断ちを厳命。買いおいてある8本のワインは、すべて私が責任もって飲み干してあげましょう

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2011年3月 2日 (水)

卒業式まであと15日

 先日、小学校では「6年生を送る会」が催されたそうで、ついに息子も“送られる側”になってしまった。下級生から手作りの記念品をもらったり、歌をうたってもらったりしたそうで、「ちょっと泣いた」と言っていた
 卒業式までに登校する日数もあと15日で、その間に最後の保護者会や謝恩会がある。なんだかワサワサしていて、つつがなく送られるというよりは、諸々の準備で落ち着かない感じ。久しぶりにウォーキング・クロゼットの中から礼服を取り出してみたら、カビがちらほらついていて真っ青。慌ててクリーニングに出したり、母からもらった真珠のネックレスをタンスの奥底から発掘したり、何やってんだか、私。。。あ~、どこか山奥の庵にでもこもりたい気分

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2011年3月 1日 (火)

「クチ出さないで!」

 卒業式までカウントダウンが始まり、いよいよ新しい中学校生活が迫ってきている。お友達の中には、早くも中学生向けの塾に通い始めている人もいる(!!)し、英語や将棋などの習い事に精を出す人もいる。一方の息子は、来る日も来る日も遊んでばかり。モンハン仲間5~6人で公園に集まって狩りをしたり、家に友達をよんでドラクエ・ソードやらドンキーコング三昧。。。
 実は、春からお世話になる中学校からは一応宿題が出されており…
(1)腕立て伏せ
(2)腹筋運動
(3)背筋運動
(4)下肢の運動
(5)縄跳び
(6)持久走
の6つが指定されている。5月にある運動会のための基礎体力作りらしい。体育会系の私にとっては垂涎の宿題だけれど、息子はこちらにも中途半端な取り組み。さすがにちょっと緩みすぎてるかも…と思い、
「教科書読んでおくとか、アルファベットの練習しとくとか、すれば?」
と、つい口出ししたら、
「やらなきゃいけなくなったらやるから、クチ出さないで!」
と口答えされた。(あー、もううるさいこと言わないことにしたんだっけ…)と思いつつ、
「じゃぁもう、何にも言わないからね~」
とシレっと受け流したら、
「言って!」
と訳わからん答え。思春期の相矛盾した感情が露呈したようでおかしかった。どーでもいいけど、とりあえず身体作りくらいは言われなくてもちゃんとやっておくれ~。

20110227  そういえば一昨日は「東京マラソン2011」だったのだが、10万円以上のチャリティー枠に707人もの応募があったとか…(チャリティー枠のゼッケンは金色になると聴いてびっくり!)。そこまでしてフルマラソンする人…立派だなぁ~

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