カンニング事件
この一週間、京大はじめ数々の大学入試を舞台に繰り広げられたYahoo!知恵袋経由のカンニング事件があちこちで取りざたされた。私がこの事件を初めて知ったのは友人からの一報だったのだが、その翌朝からはどのニュースもこの話題でもちきり。ワイドショーなどでは、カンニングの歴史やら、各国カンニング事情などを特集し、数々の最新ITカンニング・グッズまで紹介されていた。真相解明まであと少し、という感じで、すでに東北の予備校生にたどりついているようだが…。
まったく人騒がせなことで、まじめに勉強してきた受験生にとってはいい迷惑以外の何物でもないだろうが、“どうやったのか?”という事実には興味津々。さらに、最初にこの事件に気づいたのはどこの誰なのかを知りたい。膨大なYahoo!知恵袋の質問の中から、京大入試と同じ問題が投稿されているのに気づくのって、相当大変なことだと思うんだけど…?!(受験生が帰宅後に問題文を入力して検索でもかけたのか…?)
最近は、ネットの底知れぬ可能性や弊害、意外な使われ方に驚かされることが多く、ネット・インフラなしには立ち行かなくなっている人も多い気がする。間違いなく人類が手にしたものすごい発明品だとは思うけれど、試験中やら映画やコンサート鑑賞中やら授業中やら山登り中やら…そんな時間にまで四六時中ネットにつながっていないといられないような中毒状態には、ならないようにしないとなぁ~…と自戒する今日この頃である。寺山修司ではないが、“携帯を捨てよ、町へ出よう”~♪だな。19歳少年が、今後の人生を棒にふることのないよう祈るばかり。。。
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