禁酒厳命!
先週末、TBSの「カラダのキモチ」という番組で、アセトアルデヒドが食道ガンの直接的な原因だ、という内容の放送をしていた。ウイスキーなどの強いお酒はテキメンに悪影響があるらしい。年度末だし、卒業&入学シーズンだし、学会などもあるしで、アルコール分解能力の低い夫にとっては要注意の季節だなぁ~と思い、「気持ちよく飲める程度でやめといてね」と言っておいた矢先―――
つい先日、出張の際に「今晩は外で食べて帰るから」と言って出て行った。音沙汰ないのを気にも留めず先に休んでいたのだが、夜中3時にふと起きてみると、まだ帰っていない模様。念のためにリビングをのぞいてみたら、ソファの上に横たわって夫が冷たくなっているではないか?! ちょっとちょっと~! 慌てて暖房をつけたり水を飲ませたりしてにわか介抱。玄関には、脱ぎ捨てた靴と上着が散乱し、お財布やカバンも投げ捨てられている。一体どうやって帰ってきたんだろう???
とてもしゃべれる状態ではなかったので、詳しいことはわからなかったが、家には一人で帰ってきたらしきことだけ把握して、とにかく休ませた。あとで気づいたのだが、留守電には、途中まで一緒にタクシーに乗ってくださった方から心配のお電話もいただいていたらしい。夫の記憶はかなり曖昧で、どうやって帰り着いたのかも定かでなく、本当にいろんな方にご迷惑をおかけしたのでは…と冷や汗タラタラ。いい歳をして、こんなになるまで飲まなきゃいいのに、と思うのだが、本人はいつも、「体調が悪い時に飲むと回る」と弁明する。悪酔いしたことのない私にはまったく理解不能。朝まで飲んでも、そのままケロリとして仕事をする営業マンをたくさん見てきたので、「損な体質だなぁ…」と哀愁さえ感じてしまう。この体質だけは、一生かかっても改善することはないのだろう。強い意志をもってセーブしてもらうしかない。とりあえず、向こう半年のアルコール断ちを厳命。買いおいてある8本のワインは、すべて私が責任もって飲み干してあげましょう
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