ご近所さんとランチ
向こう三軒両隣、我が家にもご近所さんがある。そのうちの一軒、一昨年ご主人を亡くされた女性のご近所さんと、先日初めて一緒にランチに出た。よく、PCの設定やプリンターのトナー替えなどでわからないことがあるとお助けマンになっていたのだが、iPodへ音楽と落語のデータを入れる作業をお手伝いしたら、「お礼にランチを御馳走する」と言っていただいたのだ。「鮪がおいしいお店があるのよ」ということで、テクテクと付いていくと、あるビルの2F、隠れ家的な場所に“築地 傳”というお店があった。「ブツ丼がオススメ」との言葉に従って頼んだら、本当に脂ののったおいしい鮪のブツ切りがこれでもかと乗っかった丼が出てきた。
息子の受験の話や趣味や仕事の話、ご近所の近況など、いろいろおしゃべり。もう還暦を過ぎておられるのだが、なかなかどうして、好奇心旺盛でIT機器にもひるまず挑んでいく、新しモノ好きな方なのだ。ご主人は根っからの江戸っ子だったのだが、奥さんもキップのいい感じが一緒。息子へと、進学祝いに立派な苺までいただいて、恐縮至極。お店の出口で「またヨロシクね~♪」と言って、ご本人はそのまま図書館に読書に向かわれた。カッコいいなぁ、私もあんな風に歳を重ねたいものだ。
好天の空の下、ランチタイムのビジネス街を一人帰路についたら、働いていた頃の空気感がふとよみがえった。息子の伴走生活と勉強ひきこもり生活がすっかり身について、こういう一人の時間とはとんとご無沙汰だったなぁ…としみじみ。先日の謝恩会でも何人かのママさんから、「子どもが中学上がったら、また仕事復帰するの?」と尋ねられた。はてさて、どうしたもんかなぁ~?
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