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2011年4月の30件の投稿

2011年4月30日 (土)

全国短答公開模試2

 本試験前の(私にとっては)最後の模試にチャレンジ。今年はなかなか家を空けられず、結局一度も外部校舎では受験せず、すべて自宅受験。緊張感も知識量も中途半端のまま、形だけこなしたような感じだった。

全国短答公開模試1 32/60 (53%)
全国短答公開模試2 35/60 (58%)

結局、模試での40点超えもA判定もついになかった。今年も望み薄な感触だが、残り数週間、やれるだけのことをやって本試に臨むことにしよう。

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2011年4月29日 (金)

がん検診の受診券、来る!

 区役所から、子宮がん・乳がんの受診券が届いた。区のサービスで、36歳以上の偶数年齢の女性に送られるものだ。一昨年は、受診しなかった。…というか、これまでにがん検診を受けたことがない(と思う)。
 ACのCMですっかりお馴染みの仁科亜季子さんや、キャンディーズのスーちゃんや、今まさに病気に苦しんでいる方からは顔をしかめられても無理はないが、検査を受けることで病気になってしまいそうな気がして、なかなか受診の決意ができない。。。。全女性の何割くらいがきちんと検診を受けているんだろう?
 受診期間は年末まで。それまでの間になんとか翻意できるだろうか―――。

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2011年4月28日 (木)

見事な鮭の切り身♪

20110425  先日、ご近所さんがふらりと玄関先にいらっしゃり、「ちょっと築地に行ってきたもんだから、これ、どうぞ」と、袋を1つポイと手渡してくれた。開けて見ると、なんとも見事な鮭の切り身が3つ! 当然のごとくその晩は、早速それらをいただくことに。普段生協で頼む切り身は、厚さがせいぜい1.5cmくらいのものなのに、この日の鮭は優に5cmはあり、コンロ下のグリルにぎりぎり収まる圧巻さ! 色も艶やかで濃いオレンジ、脂もたっぷり乗って濃厚な香り。焼きあがった切り身はこれまた香ばしくジュワジュワと旨味がしたたって、なんとも食欲をそそる一品となった。熱いうちにホクホクと頬張って夢中で食べる私と息子は、さながら野生の熊のようだった(笑)。いやぁ~、魚河岸で新鮮なのを買うと、こうも味が違うもんなのか!と、驚かされた。ご馳走様でした~♪

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2011年4月27日 (水)

入学から3週間

 昨日でちょうど、息子が中学に入学してから3週間経った。すでに電車通学にもすっかり慣れ、各教科もひととおり巡回して、クラスや学校の雰囲気もわかってきたようだ。
 先日、買い物先でたまたま、小学校の同級生のお母さんと出会った。「慣れた?」とお互いに近況を立ち話。同級生(女の子)は近くの公立中に進み、全国レベルのブラスバンド部に入部したとのこと。「朝は6時45分に出て、帰りも7時すぎ。サラリーマンみたいな生活してるんですよ~♪」とか「部活中心の生活で、クラスのことなんか全然関心ないみたい」とか、早くも部活動にのめりこんでいる様子。「都大会とかに出場するときは声かけてくださいね~♪」とお願いしておいた。
 中学高校生活は、部の活動いかんでずいぶんと色合いが変わる。息子にも、目標をしっかり持って活動できる部に入部してもらいたいと思っているのだが、どうものらりくらりとできる部を物色しているように思えてならない(苦笑)。ただ、5月の運動会と中間考査を終えてから、ようやく部活の勧誘が始まるようなので、まだしばらくは猶予期間。それでも、応援歌や運動会練習の際に高3の先輩からそれとな~く誘われることもあるようで、「テニス部とバレー部に誘われた」とか言っていた。「でもボクはたぶん文化部だよ」と宣言しており、中高と運動部どっぷりだった私には、どんな生活になるのか想像もつかない。ただ、運動会練習がかなり本格的で、短期間とはいえ運動部並みの取り組みをする学校のようなので、まるきり運動不足ということにはならない点が一安心。この3週間も、週に1日フリーな日がある程度で、あとは全部、放課後先輩にしごかれていたようだし(笑)。まぁ何部に入るにせよ、充実した楽しい“青春”を送ってくれるのが何より!

(その後、保育園時代の友人(男子)はバスケ部へ、友人(女子)は剣道部へ、小学校時代の大の仲良し(男子)はスキー部とコンピューター部兼部だと判明。)

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2011年4月26日 (火)

地域と自然への愛着と絆

 少し前のこと、自分の持ち家を土地ともども被災者の方に寄贈したい、という奇特な方をご紹介いただき、NPOを立ち上げている友人経由でもらい手を探す橋渡しをした。ところが、その友人が他のNPOの活動状況を教えてくれた中に、「4000戸の住居を確保して受け入れ準備したのに、決まったのはたった2件だった」という驚くべき話があった。その理由というのが、「被災者の皆さんの多くが、自分の生まれ育った土地やコミュニティを離れたがらないから」だというのだ! まだ家族の行方がわからないとか、今後の補償が明示されるまでは動きたくても動けないという事情もあるのかもしれないが、地域の絆の強さを、身をもって感じさせられた。
 試みに、夫と息子に訊いてみた。「もしさぁ、今住んでいるところが津波に襲われて住めなくなって、今後も津波の可能性から逃れられないとしたら、違う場所に移住する?」―――すると、夫は、「状況によるけど、大きな堤防ができるとか条件が変わるなら、引っ越したくはないね」とのこと。息子は「離れたくない。」とキッパリ。
 ひぇぇぇ~! これを聞いた私は大いに驚いた。私なら、(非常に不謹慎な言い方だけれど)危険地帯からそそくさと逃げ出して、津波や放射性物質の心配のない場所に引っ越してしまうと思ったからだ。こういう態度って、軽薄なものなんだろうか? いい意味での“フットワークの軽さ”だと思いたいけれど、実のところ、地域コミュニティに愛着のない単なる“根無し草”的発想なのか? 私だって、DASH村のことは自分の故郷のように残念に思うし、自分のご近所や地域への愛着も人一倍のつもりだけれど、いかんせん、生活の基盤は“安全と安心”だと思ってしまう。それでも被災地では、「故郷を離れられないのは“海とともに生きるDNA”ゆえ…」と言う人も多くいるらしい。。。
 人それぞれ考え方や事情は違うだろうから、一概に一般化はできないけれど、一言で「避難」といっても、簡単なことじゃないんだと考えさせられた。ご厚意の人と困窮の人とが、どうかいいご縁で結ばれますように―――。

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2011年4月25日 (月)

のんびり日曜日

20110424_120110424_220110424_3    昨日は素晴らしく清々しい気持ちのよい日曜日だった。土曜日が嵐のような天気だったせいもあるけれど、たっぷりシャワーを浴びた植物が、その分青々と元気に見えた。
 選挙の投票後、久々に家族で散歩。てくてくてくてくと明るい太陽の下、くっきりとした影を引き連れて。街路樹や、植込みのいろんな花々が本当にきれいで、植物と空の色に癒された感じ。こうした自然の恵みを存分に愛でながら歩けばいいものを、我が家の男性陣は、「中学生になって初めてのおこづかいは、いくらにする?」とかいう下世話なディベートを繰り広げていた。また、息子からは日頃聞けない学校生活の一端などもポロリポロリと話が出たりもした。まぁ、気持ちのいい散歩は、普段無口な息子から、何気ない話を聞き出すには最高かも。また折を見て散歩しよう!

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2011年4月24日 (日)

即応予備自衛官

 先日のニュースで、東日本大震災の被災地に即応予備自衛官が派遣された、と報じられていた。これを聞いて、私の頭には、以前の職場で経理事務をやっていた一人の女性の顔が浮かんだ。
 ある飲み会のときに聴かせてもらった話だが、会社員になる前、なんと彼女は自衛官だったのだとか! いろいろと自衛隊員の日頃の訓練の模様などを楽しく話してくれた。「竹やりで藁人形を突くようなトレーニングもしたんですよ~」などと旧態依然とした訓練の話に驚いた記憶があるが、「今でも一応“予備自衛官”で、緊急事態で人員が足りないときなんかはお呼びがかかるんです」とも言っていた。果たして、今回の震災で、彼女は召集を受けたんだろうか…?
 TVで自衛隊の活躍をいろいろ見て、本当に頭の下がる思いでいる。危険な地域での人員捜索&救助や瓦礫の撤去、物資補給や炊き出し、道路の再開作業など、長期間にわたる過酷な任務。。。体力・精神力ともに鍛えられていないと、なかなか勤まるものじゃないと思う。また、橋の代わりに使われた92式浮遊橋(←と言うらしい)や、物資輸送のためのホバークラフトなど、初めて見る装備がスゴかった! すっごいなぁ~! こんなに頼りになる組織だったのかぁ。。。間近で活動を見ないと実感が湧きづらいものだけれど、今回のことで、私の中の自衛隊観はずいぶんと変わった。本当にお疲れ様です&ありがとうございます。

 

 一方、日本のお家芸たるロボットの登場がずいぶん遅かったのが気になる。原子炉建屋の中を縦横無尽に動き回るたくさんのASIMOやHRP-2を夢想してしまっていたが、そんなのは夢のまた夢。災害救助専門のロボットもずいぶん研究されているのだろうに、実用にはほど遠いんだろうか…? それこそ、臨機応変に動き回れる即応予備ロボット1万体常備くらいにならないと、原発はもう安心して稼働させられない気分。でも、ロボットたちを動かすのもまた電気――。倍々ゲームのように電力を使って快適さを充実させるより、やたらと潔癖になった華奢な心と体を自然に近づけることを考えるべきかな…?

 

 このたび、故・伊藤計劃さんの『ハーモニー』という作品が“フィリップ・K・ディック賞特別賞”を受賞したとか。「あらゆる病気が最新技術で駆逐され、健康が当たり前になった未来社会を描いた」とのことだけれど、個人的には“最新技術で管理された健康”って、ホントに健康なんだろうか?と思ってしまう。時間ができたときに、『虐殺器官』と併せて読んでみたいと思う。

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2011年4月23日 (土)

全国短答公開模試1

 さて、これまでの不勉強を棚に上げて、模試も仕切り直し。通学の人よりも1日早く、公開模試の第1回に自宅でトライ。

全国短答公開模試1 32/60 (53%)

 いやはや、まったく進歩のない数字。今回は特に商標法・PCT・不競法が悲惨だった。去年の今頃の2度の公開模試は、38点と36点だったのに。あー、もうダメ!
 ところで、今年の短答では反映されないが、来年からは通常実施権が「登録対抗制度」から「当然対抗制度」へと改められる、という記事がLECからのメルマガにあった。これ、産業財産権法を勉強し始めてすぐの頃に奇妙に感じていた箇所だ。当時は「法律って、こんな非人道的なことが平気で定められているんだなぁ!」と驚いたものだった(苦笑)。

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2011年4月22日 (金)

銀さん率80%

20110420_1  国語の先生から、「ポケットに本を」ということで、常に携行していろんなジャンルの本を読むようお達しがあったらしい。最初に息子が選んだのは……『三年Z組 銀八先生』全5巻。+αで東川篤哉さんの傑作ミステリーシリーズ全5巻。「そんな本でもいいの~?」(←失礼! 私も銀魂&ミステリー好きですよ)と尋ねると、「いろんなジャンル読むんだからいいんだよ、それに、コミックのノベライズもOKだって先生言ってたもん」とのこと。「読書記録帳」というのが配られて、その中には「印象に残った言葉や場面」なんて項目もあるんだけれど、銀魂読んでそんな項目を書こうものなら、大変なことになるんじゃ…??? 私の心配をよそに、すごい勢いで読み始めた息子。彼がノッて読書すると、5冊や10冊は三・四日で読み切ってしまう。。。このままでは我が家のお財布が危ない! 「それ読み終わったらさぁ、あとは図書館で借りてきてよ」と懇願しておいたが、見るからに嫌そうな顔。ああ、この先どうなることか…。
20110420_2  ところで、目下銀魂キャンペーン中なのか、本屋さんからコースターをもらってきたのだが、5個中4個が銀さんだった。「あーあー、銀さん率たかっ! 新八が欲しかったのになぁ」とつぶやいていた息子。後日書店で懸案の新八コースターの写真を見たら、なんとメガネOnlyのイラストだった(笑)。コースターでも存在感の薄い新八君なのであった(もしかして激レア?!)。

 この春の新入学後、先輩の怖~い応援歌指導に落ち込んで帰ってきても、『銀魂』コミックスを読んでお腹を抱えて笑うことでリフレッシュし、翌朝はまた気を取り直して登校していた息子。傍で見ていた私には、銀さんがまるで紙面から飛び出して、現実世界でも人助けしているように見えたっけな~。

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2011年4月21日 (木)

Dearestでランチ

 近所の出版社に勤める友人と久々にランチ。「Dearest」という創作イタリアンのお店。
 大地震の晩、帰宅難民として我が家で仮眠を取り、その翌朝に見送って以来。震災後は、注文は減るわ、計画停電に振り回されるわ、紙の手配が滞るわ、ランチでよく行くお店も被害確認で閉店するわなど、ゴタゴタが続いていたらしい。
 まだ1か月ちょっと前のことなのに、なんだかずいぶん昔のことのように当時のゴタゴタ具合についておしゃべり。ようやく仕事回りは通常業務に戻りつつあるけれど、倉庫などは、外国人労働者が帰国してしまったなどの関係でイレギュラーな業務体制のままなのだとか。また、定期購読してくれていた東北の水産事業者などがなくなってしまったとか、あんな状態下でも宅配便業者はすごくがんばってたとか、日本書籍出版協会の音頭で被災地に本を送っているとか、いろいろ仕事回りの話も聞かせてもらった。職場で、いまだに一斉に携帯の緊急地震速報が鳴り響くのがなんだかおかしいなんて話やら、彼女の家の近所の築40年のアパートがこのたびの余震で取り壊しになった話とか、現在進行中のドタバタも。
 あれやこれやとおしゃべりする間にも、この店の店員さんはテキパキ&ニコニコと愛想よくサービスしてくれ、お水も3度も注ぎ足してくれるなど、とっても感じがよかった。唯一、分煙になっていなかったのだけが残念!
 「またおいしいお店開拓しようね~♪」と言って短いランチタイムを終えたが、早く余震のない落ち着いた日々に戻ってほしいものだ。

 そういえば、昨日珍しく帰宅途中の息子からメールが届いた。
20110420mail
妙にカワイイ文面。K君の正体より息子の文体の方が気になった私。
帰宅後その真相を訊くと……
「K君に会ったnow」と書こうとしたのだが、
「K君に会ったのw」になってしまったため、そのまま
「K君に会ったの笑」にしたのだとか。Twitter式つぶやきより、こっちの方がカワイイな

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2011年4月20日 (水)

今年も出ましたアロエベラの花芽

20110418_120110418_2   家の前の鉢植えに、小さな可愛いスミレが咲いた。さらに…ニョキニョキニョキと、今年も出てきた!アロエベラの花芽。なんだかおかしな形状で、ついつい凝視してしまう。このままグングン背が伸びて、また黄色い花を咲かせるのかな?
 この花芽となんとなく似たニュアンスを感じるのが“青春のニキビ”。中一になった息子の顔にも、チラホラとその萌芽が! 小学生の頃は「顔洗いなさい」と言っても、水でピチャピチャと顔を濡らす程度だったのだが、このたびのニキビの萌芽を見て「ちゃんと洗顔料使って洗わないと、もれなくブラマヨの黒い人みたいになれるよ」とヒドイことを言った私。その言葉が効いたのか否か、最近は私の洗顔料を使ってときどき泡洗顔するようになった。エネルギーがみなぎるお年頃は、洗っても洗っても出るものは出るのだろうと思っていたら、うちの夫曰く、「ボクは全然出なかった」とのこと! ひぇ~!“青春のニキビ”って体質にもよるのか~、うらやましい。息子はどうも、私の体質を引いてる感じだ。“青春のニキビ”は、この先の“声変わり”と“ヒゲ”と併せて、私が恐れる三大“大人の階段”なのである

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2011年4月19日 (火)

フレッシュな頃のドジな思い出

 新年度が始まって早2週間ちょっと…社会人1年生もそろそろ、研修などを終えて会社や仕事に慣れ始めている頃だろうか…。最初の頃はいろいろと、大失敗やドジなことをやってしまうと思うけれど、気にせずおおらかに、前向きにがんばってもらいたいと思う。
 若かりし頃に、私がやったドジな思い出はたくさんあるけれど、忘れられない2つの思い出を、新人君たちへのエール代わりに記しておこう! どちらも別に、仕事に差し障るようなものではなく、社会人としての初々しさに溢れたカワイイ失態だ。
 1つは、編集者1年生の頃、初めて一人で著者の先生と打ち合わせするために、とある大学のカフェテリアで待ち合わせしたときのこと。約束の時間に現れた先生が、「何飲みますか?」と声をかけてくれたのだが……、緊張して硬くなっていた私は、「いえ、仕事中ですので!」と言ってしまった。それを聞いた先生、「はははは、警察官みたいですね、まぁアルコールじゃなきゃ、いいでしょ?」と笑っておられた。いやぁ、今思い出しても赤面する。なんという初々しさ! そんな私も、1か月もしないうちに、自分が行ってみたいお店をわざわざ打ち合わせ場所に指定して、打ち合わせよりメニューを楽しみにしたりするようになるわけだ。
 2つ目は、ゲーム書籍の編集部1年生の頃、学術書とは比べものにならないタイトなスケジュールと、メーカーさんとの打々発止のディベートが求められる中、とあるメーカーのやり手プロデューサーさんと打ち合わせしている時のこと。お互いに譲れない話をあーでもないこーでもないと議論していたら、そのプロデューサーさんが突然顔をしかめてこう言った。「Taracoさん、今、ボクのしっぽ踏みましたよ」―――これを聞いた私、何の話をされたのかまったくわからず、咄嗟に打ち合わせテーブルの下を覗き込んだ! その間約2秒ほど? 今思い出してもストップモーションでやたら長く感じられた時間だが、神経回路がようやく繋がった頃、その言葉の意味が、“虎の尾を踏む”ことで、私がかなりその方のお気に召さないことを言ってしまったのだと気付いたのだった…。いやぁ、あの時には、お冠のプロデューサーさんもさすがに笑いをこらえて複雑な表情をしておられたなぁ。顔から火が出るほど恥ずかしい思い出だけれど、思い出すたびに笑っちゃう逸話…

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2011年4月18日 (月)

エネルギッシュなふたりからチャージ

 私の一行日記によると、去年の昨日は都内でも雪が降ったらしい!? そんなことが信じられない好天の日曜日、「一週間疲れたから今日はのんびりしてるんで、ママ好きなとこ行ってくれば?」と男性陣が言ってくれたのをいいことに(家にいてもどうせ試験勉強なんてできないし…と開き直り)、午前は渋谷、午後は築地に出掛けた私。

20110417_1 まずは渋谷のLEC本校で、稲森謙太郎さんの講演会に参加。いろいろと出版にまつわる裏話なども聞けて、昔の血が騒いだ。『女子大生マイの特許ファイル』を刊行した楽工社という出版社は、かの太田出版から独立した方が作ったのだそうだ。また、掲載許可の取り付けなどは編集者任せの著者も多い中、稲森さんはすべての関係者にご自身でコンタクトを取って執筆されたようで、著者の鑑のようだ!と感動した(笑)。大部分は本書執筆の裏話的なお話しだったが、試験に臨む際の姿勢などにも触れてくださっていた。また、最後に、原子力発電所関係の特許を2つ披露してくださったのが印象的だった。1つは、海面に浮かべるタイプの津波フリーの発電所のアイディア。もう1つは日立が出願しているらしき、高所まで水を揚げて、水力発電と並行して使う高台立地型発電所のアイディア。どちらも、実現していれば今回のような津波被害は避けられたであろうアイディアで、「こういうことを事前に考えていた人もいたということですね」との言葉がズッシリ響いた。トンデモな特許も多々あるけれど、世の中の不便や危機を見越して、いろいろ工夫して考え抜くことが発明の神髄だと思うと、なんだか勇気づけられた。稲森さんのエネルギーを充電させていただく気持ちで、サインまでいただいてきた(笑)。
20110417_2  そして午後はその足で築地本願寺へ。中学高校時代の友人が、“安穏朝市”というのを企画・運営していて、そのうち来てねと言われていたので、ぶらりと立ち寄った形。茨城応援のテントがたくさん出ていて、私もカブやらトマトやら苺やらを買い込ませていただいたのだが、市場価格より相当安く設定されている上、新鮮で痛みもなくて、なんだか逆に申し訳なくなってしまった。各地でこうした市場が立っているけれど、どうして相場より安く売るんだろう? 相場の半値~8掛けくらいで売って、現地を助けることになるのかよくわからなかったが、風評被害で売れずに捨てるよりはいいということなのか?? 応援フェアにとどまらず、新鮮野菜の朝市を月に一度やっているそうなので、ご興味ある方は是非一度、足をお運びくださいませ。
 ともあれ、エネルギッシュなふたりからそれぞれ行動的なエネルギーをチャージさせていただいた、暖かで明るい日曜日だった。

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2011年4月17日 (日)

第83回定期競漕大会

 金曜の夕方、2回目となる恐怖の運動会練習があったようなのだが、帰ってきた息子は意気揚々。「今日は先輩、怖くなかったの?」と尋ねると、「急に優しくなっちゃって、逆に怖かったよ。まだなんか裏がありそうだなぁ」と優しかった先輩に疑心暗鬼になりつつも、やはり怖いよりは優しい方がいいらしい。笑顔NGだった先輩は先輩で、きっと大変だったのだろう。最初にガツンと規律を叩き込むための苦肉のシゴキだったのか…。
 お弁当に関しても、「足りないから、メロンパン、追加で入れといてくんない?」とのご要望。保育園や小学校低学年の頃は、あまりの食の細さを心配したものだが、人間、変わるもんだなぁ。

 ――ということで、晴れて恐怖から解放された息子は、土曜の朝も元気に登校。そしてこの日の午後は、息子の新入学後、初のイベントだった。戸田のボートコースで、大正9年以来続く伝統的なボートレースの定期戦。高校生同士の対戦なのだが、新入生坊主の中1は、全員応援に借り出された。私も母を誘って、応援団の雄姿を一目見ようと戸田競艇場へ。もちろん、ボートレースも初観戦。
20110416_120110416_2   水辺の気持ち良い空間に、黒の集団がワラワラ。日差しが熱かった最初のうちは、かなり暑苦しい感じだったけれど、涼しい風が吹き始めると、「やっぱり学ランっていいなぁ~♪」と感じた。男声だけの応援歌と校歌の合唱もなかなかいいもんだった。高校生の統率のもと、見事な応援ぶりだったが、あとから息子が言うには、「かなり先輩に怒鳴られた」とのこと(笑)。対抗する学校は共学で、女の子がなんだか新鮮に映り、やっぱり女の子がいるだけでずいぶん華やぐなぁ~と思った。
 OBレースから始まり、女子招待レース、中学招待レース、ジュニアレースと、最初のうちのプログラム中3戦は全然勝てなかったのだけれど、最後の本命“対抗レース”では見事に勝利! 厳しい応援練習の甲斐があってよかったねぇ~!
20110416_320110416_4   ボートレース場なんて初めての経験だったのだが、いろいろな大学の艇場があり、活気溢れる雰囲気で素敵だった。息子に「ボート部、入りたくなった?」と訊くと、「それはない」とのこと(苦笑)。楽しんだようだし、興奮もしたみたいなのに、なんでだろー??? 選手の皆さん、お疲れ様でした!!

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2011年4月16日 (土)

短答実戦答練8

 今週は、予期せぬゼッケン付けやハチマキ縫いなどの仕事が舞い降りてきたものの、これまでに比べればずいぶん自分の時間は増えてきたのだが…。それに応じて集中力が高まっているわけでもないようで……

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)
短答実戦答練3(意匠)……37/60(61%)
短答実戦答練4(商標)……35/60(58%)
短答実戦答練5(条約)……27/60(45%)
短答実戦答練6(不著)……39/60(65%)
短答実戦答練7(総合)……40/60(66%)
短答実戦答練8(総合)……32/60(53%)

 辛うじての半分超え。確信をもって答えたところが結構間違っていてガックリ。以前は著作権がそれなりに出来ていたのに、最近は著作権でポロポロ取りこぼしてしまう。ああ情けない。。。

 それはそうと、明日、LECの渋谷駅前本校で、『女子大生マイの特許ファイル』の著者・稲森謙太郎さんの講演会が催される。是非聴きに行きたいところだが、日曜は家族優先かな…

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2011年4月15日 (金)

息子と携帯電話

 この4月から携帯電話を持ち始めた息子。中学生向けのデフォルトフィルターをかけただけで、特に厳しいルールも決めずになぁなぁで新学期が始まってしまったものだから、使い方によってはちゃんとルールを決めなくちゃ!と思っていた(唯一、友人の教えに従って、“携帯にプライバシーはない”というルールだけは導入しておいた)。
 ところが、入学式から10日経ち、それとな~く見守っている限りでは、携帯電話にはまったく無頓着。先の月曜・火曜と、急な雨やら余震やらがあったために私が送っておいたメールも、開かれないまま放置されていた。まぁそもそも、登校時には電源を切ってカバンに入れてしまうし、下校時にもそのままの状態で帰ってくるようだから、丸一日電源を入れないことの方が多いようだ。インストールされているゲームに夢中になるかな?と心配していたのだが、それも杞憂だった。ゲームの種類だけ一瞥して、興味あるものがなかったのか、それっきり。
 これから徐々に、友達とメアド交換などが始まると、もう少し使用頻度も増えてくるのかもしれないが、今のところはまったく存在感ゼロの携帯君。アクティブに使うことを想定して、耐水・耐衝撃のタイプを選んだのに、重いだけで意味なかったかも…
 そうそう、唯一、買ったばかりの頃におばあちゃんから、「誕生日プレゼント、何がいい?」というメールをもらって、珍しく返信なんぞ打っていたが、後から見てみると、その返信内容はひどくゾンザイで失礼なほど味気ない。こりゃぁ~、携帯メールにハマルことはなさそうだな…と一安心の母でありました。

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2011年4月14日 (木)

お弁当パニック

 息子の中学進学に際し、私が最も心配だったのが、毎日のお弁当作り東京ガスのCMで、お母さんが息子のために毎朝毎朝、密やかなメッセージのこもった手の込んだお弁当を作り続ける、という“お弁当メール”という作品があり(←これ、母としては涙なくしては見れないと思いませんかぁ~?)、あれを見るたびに高まるプレッシャーに、押しつぶされそうな気がしていた。
 あ~ん、私には到底、あんな風に毎朝真心込めてお弁当作れないよぉ~!(心の叫び)
ということで、週末にある程度の“作り置き”を準備して、朝はチャチャッと詰めるだけにしようと、その手のレシピ本を買って読んでみたりしたのだが、これからの細菌繁殖を想像すると、やはり48時間以上の作り置きは心許なく感じられ、結局メインおかずは毎朝作る態勢に……。
20110412  知り合いのお子さんは、食べ盛りになってお弁当を2つ持っていくようになったそうで、息子もいずれはそんな風になるかな~?と背筋を寒くしつつ、「“御飯と果物を多めに入れると、意外におかずは入らない”の術」を3日目に会得し、4日目には「“シリコーンのカラフルおかずケースで見映えが10%アップ”の術」も会得。この調子で日々何らかの術を会得していけば、1年もすれば立派なお弁当達人になれるかも?!……と、楽観主義の私は早くも立ち直りかけていたのだけれど、そんな楽観を打ち砕く夫の一言。
「この朝食のおかず、弁当には入ってないよね?」(←火曜日は夫もお弁当なのだ)
……入ってます。プチトマトとカボチャの煮付けとリンゴは、朝食にもお弁当にも。それが何か?……
やはり最後は、「究極奥義“開き直り”の術」しかなさそうだ。。。

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2011年4月13日 (水)

めくるめくシゴキの洗礼…

 入学式のあった先週は、比較的余裕の発言が多かった息子―――。
「受験中もゲームやり続けてた子、いっぱいいるみたい」
「お弁当、10分で食べれた」
「男だけの世界でも、そんなに気持ち悪くないよ」
「授業、楽しいよ」
「一緒に帰る子が、ACのCMのパロディ動画見せてくれた」
「お父さんが公認会計士の子が、監査委員を引き受けてた」
「応援歌の練習のとき、先輩のあまりの怖さに泣いてる子がいた」
「ボクは一番後ろだったから全体が見えて、笑いをこらえてた」
「日直の仕事、大変そう…」
「月曜の朝が楽しみなような不安なような…」
―――脈絡ないが、なんとなく楽しそうな感じは伝わってきていたのだが……週明けからの活動で、そんな雰囲気を玉砕する洗礼を受けることとなった息子!

 月曜日の放課後に、運動会の色別組織に分かれ、先輩の指導があったらしい。1年生の競技種目の解説や、色別応援歌の紹介などを聞き、1時間半ほどの居残り練習があったとか。ところが、帰宅するなり「ふーっ」と大きな溜息をつくと、ポロポロポロと静かに涙を流し始めた。「どうしたの? 先輩、怖かった?」と尋ねると、
「どうしてこんなに辛い思いして、応援しなきゃいけないの?」
と絞り出すように一言。殴られたり蹴られたりしたわけでもなさそうだが、とにかく怖かったらしい。そんなわけで、月曜の夕方から夜にかけてはとにかく暗~いどんよりした表情で、見ているこちらも、何と声を掛けていいものやら考えあぐねてしまった。幸い、アニメ「銀魂」やら「遊戯王ZEXAL」、録画しておいた「一狩り行こうぜ!」などを見るうちに笑顔がこぼれてきたものの、就寝時も火曜の朝も暗~いまま。
 最近は、“父さんにも怒鳴られたことないのに!”状態の子が多いせいか、大きな高3の先輩に一睨みされ、大声で怒鳴られただけで、震えあがってしまうのだろう。「ママより怖かった?」と訊くと、コクンと頷き、「先輩には“ハイ”じゃなくて“オウッ”って返事しなきゃいけないし…」と頼りなげな答え。先生からこうした指導の厳しさについては事前に伺っていたため、「指導する先輩の間にも、“笑顔を見せちゃいけない”っていうルールがあるらしいし、みんな親心で怒ってくれてるだけだから、大丈夫だよ」と言ってきかせたが、思い出すたびに泣けてくるらしかった。いやはや、入学早々、こんな体育会系のシゴキが待ち受けていようとは、思ってもいなかったのだろう。大きな余震の後、「あー、これで明日休みになんないかな…」などとつぶやく息子を気の毒に思いつつも、私としてはこの洗礼は大歓迎。これしきのことでへこたれるようじゃ、これからの長い人生、到底乗り切れまい。中学生の間は、学力よりも人間力を鍛えることを優先すべきだと感じている。火曜の朝は、“我が子を谷底に突き落とす母獅子”の気分で、「行ってらっしゃい!」と送り出した。

 ――そんなわけで、火曜の夕方、息子がどんな顔をして帰ってくるか気が気でなかったのだが、この日は月曜ほどの落ち込みではなかった。運動会練習はなく、昼休みのボートレース応援練習だけだったせいか…。まだ当分ビクビクの日々が続くと思われるけれど、めげずにガンバレ

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2011年4月12日 (火)

伸び盛り

2011cake  中学に入学して1週間。日々の緊張と新しい刺激の中、過日13歳になった息子。まだまだ嗜好は“お子ちゃま”で、都合の悪いことは人のせいにするなど、幼稚な所がたくさんあるが、少しずつ少しずつ、“自律しなくちゃ”という気持ちは湧いてきている模様。
 慣れない学ランの襟カラーを留められずにいたので、「やってあげようか?」と尋ねると、「いいよ、自分でやる」と一所懸命時間をかけて留めたり、持ち物への名前付けを私がやろうとしたら、「自分で書く」とペンを取り上げたり……。
 しかし、そうかと思うと、日曜の晩になって、「8段組みの音楽ノートが必要なんだ」と、翌日使うノートの話を悠長に切り出したりもする。「だーかーらー、次の時間割の準備は帰宅してすぐやりなさいって言ってるでしょー」と、雷を落として、日曜の夜にあちこち自転車を走らせるハメに陥ったりもしているのだが……

2011hight  毎年の誕生日ごとに、リビングの柱に、その日の身長の所へ鉛筆で印を付けているのだが、12歳から13歳までに9cm強も伸びていた。3歳から4歳にかけての12cmの伸びにも驚いたが、それに次ぐ伸び幅だった。
 今後どんどん親の言うことなんて聞かなくなるだろう中一男子に向けた、先の入学式での学園長先生の言葉を、記念にメモしておこう。

「学ぶことそれ自体が尊いのではない。学べ、学べ。学んだことを人の役に立ててこそ尊いのである」―――

 そういえば11日に、この夏の国際生物学オリンピックの代表4人と、国際物理チャレンジオリンピックの代表5人が決まったようだが、すべてが男子学生とのこと。他国代表の中に女子学生は何人くらいいるんだろう???

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2011年4月11日 (月)

「ガンダムUC-3」

20110410  “久々に、なんだかすごいアニメを観たなぁ…”というのが率直な感想。
 福井さんの小説を読んだわけでもないし、OVAは「1」だけ観て「2」は見ていなかったし、単に夫が見ているのを横目で眺めていただけなのだけれど、それでも、作り手の“気合”みたいなものがヒシヒシと伝わってきた。
 初代からZへの系譜を正当に引き継ぎつつ、映像としてのクオリティもストーリー構成も格段に上げて、洋画のような計算し尽くされた場面転換、能のような幽玄な雰囲気、歌舞伎のような粋な台詞回し、時代劇のような殺陣の形式、日本人のいい意味での割り切れなさ…こんなようなものものをうまくブレンドして、「1」より数段昇華した作品になっている気がした。息子も夫も、「ちょっと小説と違ってるね…」なんて話しながら観ていたが、相当難しい内容に思え、よくこんなのを小説で読んだなぁ~、と感心してしまった。息子に、「意味わかって読んだ?」と尋ねるも、「まぁ一応ね…」との答え。ホントかなぁ~???
 こういう“いい仕事”を見せられると、無性にうらやましくなる。単純に、「“いい仕事”、したいなぁ~」とフラストレーションがたまるだけのことなのだが。。。
 それにつけても、“ラプラスの箱”って何なんだぁぁぁ~。息子と夫に訊いても、「そのうちわかるし、今わかっちゃったら面白くないでしょ?」とのこと。安易にネット検索するのももったいない気がして放置してあるが、やっぱり気になるぅ~。。。

 昨日は、東京都知事選が行われ、石原さんが四選。選挙自体は、古色蒼然とした感じは否めなかったけれど、ひたひたと、古い政治に“No”の声が高まり、“NewType”の政治家への期待が高まっている感じがする。この国難下、高い民意が、高い志と広い視野の政治家を選ぶようになってくるのかな……。

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2011年4月10日 (日)

中学での初保護者会

 土曜日、中学での初保護者会があった。講堂での全体会のあと、各クラスに分かれてのクラス会という構成。
20110409  私が家を出る直前に、巨大な荷物が届いた。これこそが何を隠そう、運動会で使用するために購入させられた“プロテクター”だ。ソファとの対比でその大きさを実感していただけると思うが、マットレスを半分に折ったような形状で、頭だけ出して上からすっぽりとかぶり、お腹と背中をプロテクトできるようになっているのだ。この他に、肘膝サポーターやマウスピースも装着するらしい。アメフト選手もびっくりの巨大プロテクターを目の前に、「どんだけ過激な競技をするんだろう?!」との素朴な疑問――。まだ身体の小さな息子がこんなのをかぶった日には、ほとんど“力士着ぐるみ状態”だな~と笑いをこらえ、学校に向かった。
 保護者会はごくごくあっさりとしたものだった。
 全体会では、学年旅行や運動会のお話しが主。他にもいろいろな校内の取り決めなどの紹介もあったが、カウンセラーの先生が出ていらして、「最近は、“子どもがゲームやPCに夢中で…”というご相談がとても増えています」とおっしゃっていて他人事ではなかった
 クラス会では、先生のお話しと保護者の一人一言。学校は非常に健全経営だそうで、150周年には新校舎になるかもとのこと(息子の卒業後だ…)。また理事会の構成や教員の仕事分担も非常に民主的で、教師にとっては天国のようなところだとも。組主任の先生は、高く見積もっても50歳前半かと思っていたのだが、なんともう還暦を過ぎておられてビックリ。懸案だったクラス委員決めは、難航するかと思いきや、4人の方が早くに立候補してくださり感謝感謝。遠方から通われているご家庭も結構あるようで、登校や、先輩からの校歌指導などに慣れるには、もうしばらく時間がかかりそう。先生が一様におっしゃっていたのは、「子離れしてください」ということ。失敗も勉強のうちなので、すべて自分で判断しやらせてください、と。掃除・洗濯・料理などがひととおりできる男にならないと、進路選択の幅が狭まります、とも。……。(がんばります)。
20110409_2  保護者会後、息子と帰る方向が一緒のお友達2人のお母さんともお話しでき、顔見知りも多少できて一安心。小学校のPTAに比べると、親同士が顔を合わせる機会はずいぶん少ない感じだったし、お仕事を持っているお母さんも、小学校の頃より多いかも?という印象だった。
 行きは強い風と雨だったが、帰りは雨も上がって静かな空気。せっかくの満開の桜が散ってしまうのではと心配したけれど、辛抱強く枝に残っていてくれてホッ。もうひととき、初々しい春の気分を味わわせておくれ~

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2011年4月 9日 (土)

短答実戦答練7

 一昨日また大きな余震があった。被災地の人たちの恐怖はいかばかりだったろう。。。東日本大震災以降、日本近海の地殻変動のイメージが何度も頭をよぎるが、長年にわたって溜まったエネルギー放出というよりは、今まさにプレートが大きく動いている印象で、一部地域よりも日本全土が心配になってしまう。パンゲア大陸の頃を思えば、海岸線が5mずれたくらいは驚くに値しない感じもするが、やはり人間の寿命という短いスパンの中で見ると大変なことだと思う。早く落ち着くべきところに落ち着いて、静穏期を取り戻してほしい。。。
 ということで、気もそぞろな上、条約と不競法・著作権の復習もまだの中、ノルマである花金模試に着手

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)
短答実戦答練3(意匠)……37/60(61%)
短答実戦答練4(商標)……35/60(58%)
短答実戦答練5(条約)……27/60(45%)
短答実戦答練6(不著)……39/60(65%)
短答実戦答練7(総合)……40
/60(66%)

やっとこ40点台に乗っかったけれど……Oh!My God!、「リパーゼ事件」の判例にまつわる基本問題なんかを間違えていた! どうも、“上位概念”“下位概念”の新規性判断がまだあやふやだ。今回は、後ろに行けば行くほど難しくなる印象のテストだった。単に復習が進んでいないせいなのか、たまたま特実意商が易しめの構成だったのか…?

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2011年4月 8日 (金)

読めや、唄えや!

 火曜の入学式以降、やや遅めの登校で始業式や健康診断などをしていた中学だが、今日からいよいよ通常授業がスタート。どんな授業が繰り広げられるのか? 息子はちゃんとついていけるのか? 友達とはうまくやっていけるか? お弁当は時間内に食べ終われるか? 体力が終日維持できるか? などなどなど、本当に心配が尽きない。まずは、まるまる2か月遊び倒してナマった頭を、ちゃんと授業では切り替えられるかが問題だ。学校からの大量のプリント類を読むのが初仕事。
 また、来週の土曜日までに、校歌と応援歌を完璧に歌えるようにするのが新1年生のつとめのようで、連日CDを聴きながら口ずさんでいる。威勢のいい曲で、傍で聞いている私も元気が出るが、言葉使いが難しく、覚えるのは結構大変そう。
 いろいろ初体験の嵐にさらされて疲れるのだろう、昨日も一昨日も、昼過ぎに帰宅してお昼ごはんを食べた後、小一時間ほどずつ昼寝していた。これからは、土曜すら登校するのだから、休息できるのは日曜のみ。本当の意味で毎週日曜日は安息日になりそうだな

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2011年4月 7日 (木)

願書発送

 息子の中学では始業式が行われた昨日、初めての単独通学に半分涙目の息子を見送り、久々に“自分のこれから”に思いを馳せた私は愕然。。。勉強はほとんど手付かず状態なのに、今年の本試まであと1か月ちょっと。その1か月ちょっとの間にも、新入生の息子関連の行事があれやこれや。落ち着いて本を開く時間はあまりに限られてしまう予感に冷や汗が出るが、仕事をしながら勉強している人はもっともっと厳しい中で頑張っておられることを思うと、落ち込んでばかりもいられない。高額の受験料におののきつつも、“継続は力”の言葉だけを頼りに、願書発送をしたのだった

20110406  私の心とは裏腹に、昨日の桜もまた素晴らしかった。澄んだ空気と真っ青な空の下、小学校の入学式の記念撮影をする親子が微笑ましかった。
 これまた私の心配とは裏腹に、ニコニコ元気に帰宅した息子。月曜日の「ナイトミュージアム2」に引き続き、水曜の午後には「TOY STORY 3」を観賞。どちらも続編なのにとてもよくできており、TOY STORYには親子して何度も何度も泣かされた。アンディも早、大学生かぁ~。息子にとってはまだまだオモチャは“心の友”みたいだけれど…

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2011年4月 6日 (水)

日本晴れの空の下

 昨日は日本列島全国快晴の好天気。桜もちょうど見頃。そんな中、息子と二人、午後からの中学入学式へ!
 この日、私は3つの“びっくり”を味わった。
20110405_1  1つは、息子が「●組になりたいなぁ~」と言っていたら、ドンピシャの“●組”だったこと! 校門入ってすぐのところに組み分け表が貼り出されていたのだが、名前を見つけた息子自身も驚いていた。
 2つ目が一番びっくりしたことなのだが、お式の前に知人と出会ったこと。なんと、私が以前仕事でお世話になった著者さんの奥様がいらしたのだ。聞けば、息子さんの高校入学式が午前中にあったのだとか! 息子にとっての先輩第一号。新幹線通学の予定だそうで、通学範囲の広さをいきなり実感させられた。
 3つ目は、学園長先生が変わっていたこと! 環境問題にセンシティブで、ハーバードで教鞭をとったご経験もある国際派のOBの方が、この4月から新しく赴任されたらしく、そのご子息もエールを卒業されたらしい。明らかに、海外への大学進学を意識した人選。内向き志向の子どもたちに、世界の魅力を存分に伝えてくださることを願う。理事長先生からも学園長先生からも、心に沁みる素敵なお話をいただき、私としては一安心の心持ちだった。
 これからの6年間で、たくさんの友達を作り、いろんな経験をして、是非とも世界を広げていってほしい。幸い、クラスには塾での知り合いが6人もいたとかで、あまりポツネンとした感じもないらしい。初々しい男の子たちは、“カッコいい”というよりは“かわいい”感じだったけれど、あっという間に大人びてくるんだろうなぁ~。
20110405_2  この日は、入学式後に定期を買ったり写真屋さんへ行ったり携帯電話を調達したりして、帰宅したのは7時過ぎだったのだけれど、お隣さんが桜のモンブランとプリンをお祝いに持ってきてくださった。近年にしては珍しいこの時期の桜とあいまって、嬉しい桜色の一日だった。

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2011年4月 5日 (火)

入学式!

 今日から、息子も晴れて中学生
 入学式は午後1時からで、初めての学ラン登校だ。
 これまでに準備したのは、制服、体操着、カバン、教科書のみで、ノートなどの学用品はまだ。
 春休みはずーっと遊び呆けていたため、勉強は一切していない。
 宿題だった運動すら、“毎日しっかり”とは程遠いいい加減さ。
 今日の入学式後、今週は、始業式や心電図検査、保護者会などが予定されている。
 その合間を縫って、証明写真を撮ったり定期券や携帯電話を買ったりしなくては……。

20110404  息子にとっても新世界への旅立ちだけれど、私にとっても“連日弁当”の試練の始まり。昨日はお弁当おかずのレシピ本なぞ調達して、おそるおそる心の準備。果たして、初弁当が何曜日なのか、今はまだわからない。今日の初HRで、今後の予定が知らされるのだろう。おそらく今月中は、登下校や生活のリズムを掴むだけで精いっぱいになるはず。GWまで元気溌剌、新生活を楽しめるように規則正しく暮らしたい。
 ともあれ、まずは今日一日、桜満開の入学式をしっかりと胸に焼き付けて参ります~

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2011年4月 4日 (月)

イタリアンレストラン「オリ」

 日曜日、友人4人で集まってイタリアンレストランで元気の持ち寄り会。このたびの悲惨な光景の連続に、急性ストレス障害になった友人が出たり、私までもが地震酔いになったりしながら、「何をしたらいいんだろう?」とメール交換しているうち、「まずは我々が気持ちの上で元気にならないと!」と、売上の5%が義援金になるというお店でおしゃべりすることに。
 11時半に集合して、4時に店を出るまで、特にプレッシャーをかけられるでもなく、本当にゆっくりさせていただいた。フルーティーなイタリアンワインをボトル1本4人でシェアし、「OLIランチコース」と共に楽しんだ。話題はほとんど地震と原発に終始したけれど、他にも子どもたちの話や仕事の話などなど、毎度のごとくあれやこれや。震災遺児の引き受けと養育も考えたけれど、「自分の子が独立するまでは双方にとってよくないだろうね…」との結論。当面はとにかく、忘れずたゆまずコツコツと…というのが一般市民にできることなのだろう。単純計算して、復興に必要なおよそ25兆円を1億人で分担すると、一人約25万円になる。我が家は3人家族なので一家で75万。復興税などが導入された場合、この額を意識しておくのは大事かも。
 今回印象的だったのは、“運命は本当に一瞬一瞬の選択で大きく変わる”ということ。“もしもあのとき、ああしていなかったら今頃は…”という話がたくさん出て、なんだか人生が奇跡の積み重ねのように思えた。この日、友人4人が元気に集まれたことも奇跡の一つかも…と思うと、日々感謝の積み重ねでもあるなぁ…なんて、ぼんやり思った。
 この夏はクーラーのない夏になることは必至だろうから、暑くなる以前の夏休み前にまた会おう!と約束して、渋谷駅で別れた。楽しいおしゃべりでエネルギー注入した日曜日だった。

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2011年4月 3日 (日)

短答実戦答練6

 目まぐるしいほどのイベント続きで、机の前に座る時間がほとんどなかった先週だが、二分割して夜なべして、短答実戦答練6にトライ。これも、まだ条約の復習が終わらないうちに手をつけざるをえなかった。結果はあいかわらずの冷や汗もの。常識だけでなんとかなる不競法に助けられつつも、40点超えならず(涙)。

短答実戦答練1(特実)……29/60(48%)
短答実戦答練2(特実)……36/60(60%)
短答実戦答練3(意匠)……37/60(61%)
短答実戦答練4(商標)……35/60(58%)
短答実戦答練5(条約)……27/60(45%)
短答実戦答練6(不著)……39/60(65%)

Score  これまでの5回の判定はCBBBC。気になるのは、母数が徐々に減っていること。相対評価の試験なので、予備校模試の母数は多ければ多いほど参照できるのだが…。まぁ参照する以前に、予備校内でさえA判定が出ないんじゃ、お話にならないか。。。次週は「総合」になるわけだが、それまでに条約と不競法・著作権の復習を終えられるのか…?!

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2011年4月 2日 (土)

麻しん風しん混合3期

20110402  桜がようやく開き始めた。そぞろ歩きが本当に気持ちよくなってくる季節。ついに息子の交通料金が大人扱いに。そうはなっても、まだ母子手帳持参の予防接種は続く。“半分大人、半分子ども”の微妙な感じ。そんなわけで昨日は、「麻しん風しん混合3期」の予防接種を受けに小児科へ。先生に、「おかげさまでこの春から中学生になります」と言ったら、「そうかー! 30、40のおじさんになっても、ここに来ていいからね」とのこと。初診が高校生未満なら、内科に関しては先生が一生診てくださるとの心強いお言葉(笑)。今度からは息子も一人で通院できることだろう。
 この日は、注射の後、先の卒業式の日にお花を届けてくれた下級生たちの家に、お礼のクッキーとキャンディーを届けた。これにて、息子の“感謝週間”もほぼ終了。週明けの入学式から始まる怒涛の中学生生活に備えて、春休み残り3日はのんびりと静かに過ごさせようと思う。

 ところで、先日友人から、ご主人の勤める外資系の会社では、アメリカ本社から東日本大震災の被災地へ1千万の義援金を寄付してくれた上、個人で寄付した場合でも、それと同額を会社からも寄付してくれるのだという話を聞いた。さらに、その個人寄付の上限がなんと1千万なのだとも! 痛く驚愕してしまった私は、息子に、「うちもこういう会社を見習って、お金を使うたびに、それと同額の義援金を送ることにしよっか?!」と言ったら、「無理。それじゃ生活費、倍になる…」と、いたってクールに分析。我が家の家計を熟知してるんだかどうなんだかは知らないが、火の車状態ではできない行為だなぁ~と実感させられた。身の丈の範囲で細々とがんばります

【今日のTV】
・食彩の王国の“かつお節”、すごくよかった!
・「ケロロ軍曹」最終回…お父さんお帰りなさい~!
(先日最終回だった「遊戯王5D’s」もなかなか感動モノだった!)

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2011年4月 1日 (金)

卒業&新入学お祝いランチ

20110331  年度末最終日の昨日は、両実家を中国料理のお店に招いての昼食会だった。入院中のおばあちゃんは残念ながら参加できなかったが、その他6名で、眺めのよい個室にて。陰日向に応援してくれる両実家へ、我が家からお礼の気持ちを伝えるのが主眼だけれど、その他、夫側のおじいちゃんの78歳のお誕生日やら、私の実家の両親の47年目の結婚記念日やら、いろんなお祝いも兼ねた。久々にコース料理を食べたもので、後半ですっかりお腹いっぱいになってしまったが、一品一品をゆっくりいただいた。息子に、「何が一番おいしかった?」と尋ねると、「北京ダック!」と即答。このご時世に贅沢すぎる会食だけれど、意識的な消費を通して、少しは元気のない街のエネルギーになったろうか…?
 帰りに入院中のおばあちゃんをお見舞いして、夕方帰宅。おじいちゃんおばあちゃん、ありがとうございました~!

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