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2011年4月11日 (月)

「ガンダムUC-3」

20110410  “久々に、なんだかすごいアニメを観たなぁ…”というのが率直な感想。
 福井さんの小説を読んだわけでもないし、OVAは「1」だけ観て「2」は見ていなかったし、単に夫が見ているのを横目で眺めていただけなのだけれど、それでも、作り手の“気合”みたいなものがヒシヒシと伝わってきた。
 初代からZへの系譜を正当に引き継ぎつつ、映像としてのクオリティもストーリー構成も格段に上げて、洋画のような計算し尽くされた場面転換、能のような幽玄な雰囲気、歌舞伎のような粋な台詞回し、時代劇のような殺陣の形式、日本人のいい意味での割り切れなさ…こんなようなものものをうまくブレンドして、「1」より数段昇華した作品になっている気がした。息子も夫も、「ちょっと小説と違ってるね…」なんて話しながら観ていたが、相当難しい内容に思え、よくこんなのを小説で読んだなぁ~、と感心してしまった。息子に、「意味わかって読んだ?」と尋ねるも、「まぁ一応ね…」との答え。ホントかなぁ~???
 こういう“いい仕事”を見せられると、無性にうらやましくなる。単純に、「“いい仕事”、したいなぁ~」とフラストレーションがたまるだけのことなのだが。。。
 それにつけても、“ラプラスの箱”って何なんだぁぁぁ~。息子と夫に訊いても、「そのうちわかるし、今わかっちゃったら面白くないでしょ?」とのこと。安易にネット検索するのももったいない気がして放置してあるが、やっぱり気になるぅ~。。。

 昨日は、東京都知事選が行われ、石原さんが四選。選挙自体は、古色蒼然とした感じは否めなかったけれど、ひたひたと、古い政治に“No”の声が高まり、“NewType”の政治家への期待が高まっている感じがする。この国難下、高い民意が、高い志と広い視野の政治家を選ぶようになってくるのかな……。

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