中学での初保護者会
土曜日、中学での初保護者会があった。講堂での全体会のあと、各クラスに分かれてのクラス会という構成。
私が家を出る直前に、巨大な荷物が届いた。これこそが何を隠そう、運動会で使用するために購入させられた“プロテクター”だ。ソファとの対比でその大きさを実感していただけると思うが、マットレスを半分に折ったような形状で、頭だけ出して上からすっぽりとかぶり、お腹と背中をプロテクトできるようになっているのだ。この他に、肘膝サポーターやマウスピースも装着するらしい。アメフト選手もびっくりの巨大プロテクターを目の前に、「どんだけ過激な競技をするんだろう?!」との素朴な疑問――。まだ身体の小さな息子がこんなのをかぶった日には、ほとんど“力士着ぐるみ状態”だな~と笑いをこらえ、学校に向かった。
保護者会はごくごくあっさりとしたものだった。
全体会では、学年旅行や運動会のお話しが主。他にもいろいろな校内の取り決めなどの紹介もあったが、カウンセラーの先生が出ていらして、「最近は、“子どもがゲームやPCに夢中で…”というご相談がとても増えています」とおっしゃっていて他人事ではなかった。
クラス会では、先生のお話しと保護者の一人一言。学校は非常に健全経営だそうで、150周年には新校舎になるかもとのこと(息子の卒業後だ…)。また理事会の構成や教員の仕事分担も非常に民主的で、教師にとっては天国のようなところだとも。組主任の先生は、高く見積もっても50歳前半かと思っていたのだが、なんともう還暦を過ぎておられてビックリ。懸案だったクラス委員決めは、難航するかと思いきや、4人の方が早くに立候補してくださり感謝感謝。遠方から通われているご家庭も結構あるようで、登校や、先輩からの校歌指導などに慣れるには、もうしばらく時間がかかりそう。先生が一様におっしゃっていたのは、「子離れしてください」ということ。失敗も勉強のうちなので、すべて自分で判断しやらせてください、と。掃除・洗濯・料理などがひととおりできる男にならないと、進路選択の幅が狭まります、とも。……。(がんばります)。
保護者会後、息子と帰る方向が一緒のお友達2人のお母さんともお話しでき、顔見知りも多少できて一安心。小学校のPTAに比べると、親同士が顔を合わせる機会はずいぶん少ない感じだったし、お仕事を持っているお母さんも、小学校の頃より多いかも?という印象だった。
行きは強い風と雨だったが、帰りは雨も上がって静かな空気。せっかくの満開の桜が散ってしまうのではと心配したけれど、辛抱強く枝に残っていてくれてホッ。もうひととき、初々しい春の気分を味わわせておくれ~。
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コメント
コメントありがとうございます。
まぁ先生方の主義はどうあれ、強烈な勧誘などがなければ私は問題ありません。いわさきちひろさんとか、好きですし(^^;;。
投稿: Taraco | 2011年5月 9日 (月) 14時17分
民主的とありましたが、この学校の教員の組織は赤(共産)なんです。党員名簿に名前のある方も数名おいでです。ご立派な運動員です。戸籍上の名前を書かされませんでしたか?これはある組織が介入しているからなんです。昔からです。
投稿: ゴルフママ | 2011年5月 9日 (月) 12時02分