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2011年5月10日 (火)

映画 「岳 -ガク-」

 日曜の午後、夫婦で映画「岳 -ガク-」を観てきた。
 いやぁ~、小栗三歩さんも長澤久美ちゃんもすごくよかった!
当初、コミックスを全巻揃えている我が家としては、「えっ? 三歩さんが小栗旬じゃ、カッコよすぎじゃない?」という感じだったのだが、なかなかどうして、三歩さんの素朴なひょうきんさを上手に出してくれていた。また、2人ともしなやかでバランスよく鍛えられた身体をしていて、画面がすごく締まって見えた。
 北アルプスの山々の美しさは言うまでもなく、雪山や雲海の白に映える色とりどりのウェア類も素敵だった。昔は山人だった夫は、「ところどころ不自然なところもあったけど、逆に変なとこ芸が細かかった」と言っていた。たくさんの“山での死”を見ることになるので、陰惨な雰囲気になってもおかしくないのに、不思議と凛とした美しさがあった。野田隊長役の佐々木蔵之助さんの真摯な感じもよかったし、エアレスキューパイロット牧さん役の渡部さんはコミックスでの彼の味そのものだった。
 山は大好きだけれど、冬山はやっぱり怖いなぁ。でも、本作を観て、久々にまた雲の上まで上がりたくなった。岩壁のブランコの上、でっかい満月を背にコーヒーを飲むシーンは、コミックスでも垂涎だったけれど、実写映画では尚更! まぁあそこまではできないにせよ、山小屋でてんこもりナポリタンを食べたり、頂上で男飯(おとこめし)を頬張るくらいは、今の私にもまだトライできそう。。。この夏の涸沢は、テントが溢れるかな~???

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