6月最終日
早いもので、もう6月も終わり。
今月の自主勉はひたすら、LECの『攻めと守りの論文過去問』にトライしては写経するというものだった。そして、後半からはWeb講義で2度目の論文実戦答練の聴講。しかし、自分で採点するとどうしても10点から50点をウロウロする感じで、一向に6割に届かない。性格の“雑さ”が災いしている感じ。
LECからは早くも2012年度向けの教材資料が送られてきて、併せて短答の詳細解説も同封されていた。時間ができたら改めて解き直してみよう。
早いもので、もう6月も終わり。
今月の自主勉はひたすら、LECの『攻めと守りの論文過去問』にトライしては写経するというものだった。そして、後半からはWeb講義で2度目の論文実戦答練の聴講。しかし、自分で採点するとどうしても10点から50点をウロウロする感じで、一向に6割に届かない。性格の“雑さ”が災いしている感じ。
LECからは早くも2012年度向けの教材資料が送られてきて、併せて短答の詳細解説も同封されていた。時間ができたら改めて解き直してみよう。
先日、何を思ったか、息子が唐突に言った。
「ウチさぁ、イケメンのストライクゾーンは滅茶苦茶広いのに、カワイイの方はゴルフのホールくらい狭いんだよね」
?????
「何の話?」
「クラスのね、ほとんど全員がイケメンに感じるの。イケメンじゃない人は2~3人。」
?????
(私から見たら、イケメンは学年に2~3人もいない感じだったけどなぁ~)
「まぁ、イケメンに囲まれた学園生活、幸せでいいじゃない?」
ニヤニヤニヤ。
「女の子の方は、例えば芸能人ならどんな子がカワイイの?」
「芸能人の名前知らないし、ママに教えたくない」
(前にカルピスウォーターのCMの川島海荷ちゃんに反応してなかったっけ?)
ま、同級生がみんなカッコよく見えるのは悪いことじゃないだろう(息子の基準は皆目見当もつかないが…)。同性に甘いのはいいから、異性の基準、もっと下げた方がいいと思うけど…?
「 JIN ―仁― 」のダイジェストと最終回を観た。
時を超えたラブレター、ものすごく泣けた。
いろいろ書きたいけれど、野暮になりそうなのでヤメ。
原作の村上もとかさんと、スタッフ&キャストの皆さんに拍手喝采!
ドラマの詳細は忘れても、この感動は忘れません。
論文試験まで、残り1週間を切った。今週は、とにかく体調を崩さないように、規則正しく暮らして最終調整したいところだが、金曜日には中学の地域別保護者会がある。豪華な会場でフランス料理を頂きながらというから、楽しみな半面、疲れそうで心配。あまり気を使わず、おいしいものを食べて英気を養うつもりで参加しようと思う。
「2位じゃダメなんですか?」の議論ですっかり話題となった日本のスパコン。あのときの議論の際、私は半分賛成半分反対というスタンスで、性能アップを追及するのはいいとしても、その管理・運営には無駄遣いがかなりある、と思っていた。
でも、このたびの「京」が世界一!というニュースを聞くと、やっぱりなんとなく嬉しい気持ちにはなる。せめて活用の場では、意味のある成果・有用な結果をはじきだしてくれれば!
先々週も出張続きだった夫が、今週は「京」のお膝元である神戸に出張。詳しいことはよくわからないが、世界一スパコンを見せてもらえるかも…と言って出て行ったのだった。果たして成果はいかに…?!
最近では、諸々の無駄使いを市民は厳し~い目でウォッチしているけれど、そんな世相では、情報公開が逆に規制されてしまうんだろうか。。。いろいろ見えづらいことが多い。。。
水曜日は、近所の会社に勤める友人とランチ。すっきりと晴れ渡った空で明るかったけれど、都心は今年初の真夏日だっただけあり、前日以上に暑くて蒸し蒸しするのには参った。そこここの紫陽花の葉が軒並みフニャリとしおれて、照りつける日差しに不似合な大きな花が重そうに佇んでいた。
この日のランチは、浅草橋のたもとにある「BONTE」という地中海料理のお店。オシャレなカフェのような佇まいで、店内の天井が茅葺になっていて涼しげだった。パンとサラダと飲み物はすべてビュッフェ形式のセルフサービス。ランチの3品にはメインディッシュの他に小さなデザートまで付いて、ものすごくリーズナブル! 日傘を差して現れた友人は、開口一番「暑いね~!」―――ホントに、とろけそうな暑さ。
夏の旅行の話や、会社に研修に来ている大学生の話、ハワイでの結婚式に参加がてらサーフィンする人の話など、あれやこれやで、1時間の昼休みはあっという間。帰りがけ、彼女の会社の場所も教えてもらった。毎晩遅くまでの勤務で大変そうだが、またお互いの気晴らしに、新しいお店を開拓致しましょう~♪
あ~、鬱陶しい季節。昨日はひどく不快指数が高かった。朝から雨でじとじとじめじめしていた上、気温も上がってきて蒸し蒸し。さらに、月曜の朝、定期を忘れて出た息子を追いかけて猛ダッシュしてしまったツケで足腰がガクガク(もう昔のようにはいかないなぁ)。加えて、その日の日中かなりの量の文字を一気呵成に書いたせいで、頭痛と肩こりがひどかった。
そんなわけで、全身がごりごりギクギクして気分まで悶々としていたのだけれど、クルム・伊達さんのウィンブルドンでの1勝のニュースを聞いて目の覚める思い。あ~、40歳過ぎてあんなに走れる人もいるんだから、私の筋肉痛やら頭痛は単なる鍛錬不足だよなぁ~。まぁ彼女は別格としても、私が身体も頭も運動不足なことは確か。
とりあえず、バンテリン・ゲルを首筋に塗りたくり、一時しのぎをしたのだった。。。
最近、息子がお弁当を食べずに持ち帰ることが増えた。食べたとしてもほんの一口だったり…。入学当初はきれいにご飯粒ひとつ残さず食べていたのがウソのよう。
「せっかく持って行ったお弁当、なんで食べないの~?」
最初にこう質問したときは、「いろいろ忙しくってさ」とはぐらかされたのだが、あまりにそれが続くので、先日また問いただした。
「なんで食べずに持って帰るの?!」
――すると、さすがにちょっと申し訳ないと思っているのか、「お昼休みは友達と将棋打ってるもんで…」とポソリ。
なぁるほど。わずか40分の昼休みを、友達との将棋に費やしていたとは…ちょっぴり硬派な風景。
かと思えば、「総選挙は誰が一位になると思う?」とか「グリコのCMのAKB48の新人ってCGなんだよ」とか、最近妙にAKB48の話題が多くて???。「周りにAKBファンがいるの?」と訊いたら、「アンチAKBが結構いるよ、でもアンチとしては詳しくないと批判できないからね」とのこと(爆笑)。硬派風軟派だな、こりゃ!
昨日は、先々月にお邪魔した築地本願寺の安穏朝市へ再び。高校時代の友達と待ち合わせていたのだが、なんと彼女、慌てて自転車で家を出て、スリップした拍子に全身(顔も含め)擦り傷だらけになってしまったそうで、残念ながら静養するハメに(お大事に~)。というわけで、朝市企画者の友人に、私一人が案内してもらった。
前回は福島や茨城のお野菜をいろいろ買ったのだけれど、今回はお菓子とお茶とピクルスと生バスタを買ってきた。マクロビオティックのお菓子がどれも薄味でやさしい味がした。“あまらん焼”という軽いおせんべいみたいなのが、香ばしくておいしかった。
この日のランチは、買ってきた生パスタといんげん・ブロッコリーを茹でて、オリーブオイルと塩で和えた。夫も息子も「うんうん、乾燥パスタとは違うね」と言いながらモグモグモグ。
おいしいものや珍しいものが調達できるので、またいずれお邪魔します~♪
義理の妹から、金子みすゞさんの詩集『わたしと小鳥とすずと』をもらった。その中に、「土と草」という詩があって、「これは母の心そのものだなぁ~」と感じ入った。ここで紹介しようと著作権を調べたら、Wikipediaにこんな記述が!
―――金子みすゞの作品そのものの著作権は作者であるみすゞの死後50年を過ぎており消滅しているが、作品集を出版しているJULA出版局を窓口とする「金子みすゞ著作保存会」は、みすゞ作品を利用する際には同会の許可を得るよう求めている。その理由としてJULA出版局は、著作の大半が生前未発表であったこと、ならびに未発表作品を一般に広めるきっかけとなった『金子みすゞ全集』(JULA出版局)による二次的著作権の存続を挙げている。―――
なんだか、金子みすゞの精神とは真逆の方々が著作権管理をされているような気がして、悲しくなった。というか、編集著作物の権利が素材にまでは及ばない限り、ここで一篇を紹介するのは問題ないはず…と思いつつ、面倒くさいことになるのは嫌なので断念。もちろん、作品を大切に思うからこそ、変な使われ方を予防するためにこういう強硬姿勢に出ているのかもしれないけれど、これが認められちゃぁ、法律の存在意義がないような気も…?
ほのぼのした気持ちから、一気に興ざめさせられた次第なのだけれど、詩自体はとてもいい! この詩を読んで私は、「生物は死んだら土に還るっていうけど、女は子どもを産んだら土になるのかもなぁ…」と思ったのだった。(男も、子どもができたら土の気分になるんだろうか…?)
【オマケ】 林原めぐみさんによる著作権法30条の朗読音声が話題になってる模様だが…綾波レイになりきって読んだ方がしっくりきたような…。
先週、1時間ほどかけて、法文集の「表題」を水性ペンで消す作業をした(汗)。さながら、戦中の小学生のごとし。目の前にある情報を、自らの手で消していく作業というものの空しさを体感した(笑)。
なぜこんな無為なことをしたかというと、論文を書く際に法文集で関連条文を探すとき、どうしても見出しに目がいってしまうからだ。本試験で貸与される法文集には見出しがないとのことなので(←あるそうです、私の勘違い!)、見出しに頼らない条文発掘訓練をしておかないと…ということだ。あらゆる条文をサクサクと空で暗唱できるくらいになっていれば、こんなことをする必要はないんだけれど、脳細胞の死滅激しき私に、そんな芸当ができるはずもなく。
まぁ、直前期の今頃こんなことをしている時点でアウトなんだが、論文一発目でも、試験委員の方々に失礼のない程度には体裁を整えられるようになりたいなぁ。
【訂正】 見ず知らずの方からの情報提供により、「見出しはある」とのこと!(お忙しい中ご指摘ありがとうございました) また例によってお恥ずかしい勘違い。これだから独学者はダメですね。まぁ、表題なんてなくても条文概要が頭に入ってなきゃお話にならないから、そういう意味では有為な作業だったと、日記には書いておこう(涙)。大リーグボール養成ギプスだぁぁぁ!
東川篤哉さんの既刊本を全読破した息子は、その後、『夢をかなえるゾウ』や『キミは他人に鼻毛が出てますよと言えるか デラックス』などを読んだ。読書記録のノートが返却されたのを見てみたら、なかなかに楽しんだ記録があっておかしかった。
で、今度は何を読むんだろ?と思っていたら、学校での友達との話題に上るらしき、『とある魔術の禁書目録』を買ってきてくれと頼まれた。まだ完結しておらず、既に二十数巻も出ているシリーズ。この本は以前、息子のブックソムリエールさんからも言及いただいていたが、「過激な描写もあるから、小学生のうちはやめた方がいいかも」とのご指摘に従い、買い控えていたもの。中学生になって晴れて解禁となったのだが、息子はどうも、萌え系のカバーイラストには抵抗があるのか、学校には持っていかず、専ら家で読んでいる。まだ猫をかぶった状態の彼が、学校で今読んでいるのは、マイクル・クライトンさんの『アンドロメダ病原体』。私がこっそりと机の上に、これと併せて『恐怖の存在(上)(下)』を置いておいたのを、素直に持って行った形(笑)。読みだしてすぐの感想が「あんまり面白くない」だったのは心外だが、そのうちグイグイ惹き込まれるに違いない!
こうして、当面の読書二重生活が始まった。『とある魔術』が学校へ進出するのはいつの日か?!
いつのまにか、“ねんきんネット”サービスなるものが利用可能になっていた。まだ共済とは連携されていないが、それでも以前に比べ、ずいぶん“見える化”されたと思う。これまでの年金加入記録の照会ができ、自分の履歴書管理もできる。さらに、将来どのくらいの年金を受け取れる見込みかも一目瞭然なので、安心感が違う。「ねんきん定期便」が毎年郵送されるようになったようだが、この仕組みがあるなら、ネット利用できる人はネット閲覧のみにして、その分浮いた郵便代を年金の方に回してもらいたいと思う。毎年1億人以上の人に「ねんきん定期便」を印刷・郵送する費用を考えたらクラクラしてしまうし……。
息子が成人する頃は、どんな年金制度になっているのか――、税金にしろ年金にしろ、その運用は、自分たちの面倒は自分たちでみる、可能なら次世代に余裕を回すくらいの仕組みにして、決してツケを子どもたちの将来に回すようなことだけはしないで欲しいものだ。
週明けの夫からのメール。
「今度のガンダム、
ストーリー、シリーズ構成は
日野晃博さん!!
(息子)に教えてあげて」
と来たもんだ(笑)。
まったくもってオタクな親子。それにしても日野晃博さん率いるレベルファイブ、こんなに手を広げちゃって大丈夫なのかな? レイトンシリーズで息子を虜にし、イナズマイレブンやスローンとマクヘールにもほどほどにハマらされ、(二ノ国にだけはピクリとも惹かれなかったが)、間もなくダンボール戦機……という矢先のガンダム参入! 息子の次なる野望はガンダムRPGになるのか?!
サンライズさんもついに、お父さん世代は置いといて、ガンダムエイジの低年齢化に乗り出したという感じだろうか。どんなストーリーになるのか想像もつかないが、あんまりメディアミックスとかオモチャ展開とか考えずに、純粋に心に沁みる、カルピス劇場みたいな物語にしても面白いかも~(正当なガンダムエイジのおじさま方が黙ってはいないだろうけど…)。
先の土日と今度の土日は、公開模試花盛りで、論文試験前の皆さんは必死で土日とも丸一日、ひたすら論文を書きまくっているはず。。。なのになのに私はと言えば、野暮用続きで受講できそうにない(涙)。まだ一度として、1日に4本書いたことがなく、当然本試験どおりの時間設定も未体験。あ~、焦っても詮無いことだけど焦るなぁ~。
短答後は、納冨先生の“論文式”本を読み、過去問をゆっくりとやっている。自宅での孤独学習なので、自分で書いたものを自分で採点して自分で添削している(汗)。点数はおおむね10点から50点で、模試を受けても臨場感を体感するだけに終わりそうだし、近頃は出費も多いため、模試受験は見送ろうと思っている。短答1回目もぶっつけ本番だったけれど、論文1回目もぶっつけ本番か…。真っ白になって座っているだけ、なんてことにならないように、筆力だけは上げておきたいな。
……と、そんな焦燥感はさておき、中山信弘先生の『知的財産法の未来』という本が去年暮れに刊行されていたのだとか! あ~、読みたいけどこれを読んでる場合じゃないしなぁ~……と、こちらも焦燥感。
先週は夫も忙しかったし、息子は少し体調を崩したりもしたため、「日曜は“寝てようび”でいいよ」と言っていたのだが、なぜか二人とも私より早起きして、夫などは近所の体育館に早朝スイミングに行ってしまった。息子も、まだゴホゴホと咳が出ているのに、「ビックカメラ行きたい」とか言い出すもので、急きょ“ダウンライト交換日”に予定変更。
LED電球を買い込んで、家じゅうのダウンライトをLED電球に交換。「高かったけど、これで数十年はもつ」と、夫はニマニマ。それにしても、この夏の電力供給を懸念してか、LED電球売り場はずいぶん混み合っていた。家中の電灯をすべてLEDに替えたら、少しくらいはクーラーを付けてもいいかしらん?
金曜日に、入学後初めて体調を崩して一日欠席した息子だったが、土曜の朝は元気に夫と二人、雨の中、家を出て行った。夫も息子も土曜日は出勤&登校なので、必然的に私も早起き&お弁当作りをさせられるのは辛いところだが、家族が元気でいてくれるのが何より! 久々に息子が熱を出したときには、こっちがクラクラしてしまった。亭主も息子も、元気で外が一番だな。
この日の午後は、息子の中学の保護者会&懇親会。4月の保護者会以来の教室訪問。この日は、夏の水泳学校中止のお知らせ(残念)と、中間考査の成績についてのお話。(この日に、中間考査の成績通知票が子どもたちに配られた!) 以下、成績の備忘録。
・赤点:44点以下
・青点:24点以下
・中間期末の評定平均が5.5未満だと判定会議ゆき
・欠点3科目以上でも判定会議ゆき
組主任の先生から、「この時期は、成績が良すぎる方が心配です。普通ならハメをはずしてサボりまくるものですから、頑張りすぎている可能性があります」というお話があって、内心強~くうなづいた。うちのドラ息子は、先生のご想像どおりの日々を過ごしているからだ。あまりの遊び呆け具合に、成績を見るのが恐ろしかった…。
その後は運動会で一緒のチームだったお子さんのお母さん方と同じテーブルで懇親会。部活や携帯や制服の洗濯や塾(やはりすでに塾通いしているお子さんもいる!?)の話など、ざっくばらんに楽しくおしゃべり。5時過ぎまでいろいろお話ししてお開きに。役員さんによると、1学期に1回は懇親会をする計画だそうで、次回は校外でのお食事会になるとのこと。楽しみ楽しみ。
……が、家に帰って、成績通知票を見て唖然。赤点こそなかったものの、国社はゾゾォ~という感じ。まぁ、ほぼノー勉で臨んだ中間考査だったから、こんなもんだろうと予期してはいたものの、やはりショックはショック。優秀なお友達に囲まれてありがたやとか、人間はテストの点だけじゃないぞぉ~!と思えばいいのだろうが、なかなかそうも割り切れない。しかし、保護者会で先生から「くれぐれも、通知票を見てアレコレお説教しないでください。子ども自身が一番ショックで、いろいろ思うところがあるはずですから」と釘をさされていたため、ググッと無理やり気を鎮め、ニッコリと「小学校のようにはいかないね」と一言絞り出して終了。息子はただ涼しい顔をしていた。こちらの顔は引きつっていたかもしれないが、我ながらよく我慢したものだ。先生が繰り返し強調しておられた“信じて、見守る”―――実践するのは骨が折れそうだなぁー。
福島の放射能土壌汚染調査で出張していた夫が、二本松の名酒「奥の松」を携えて帰ってきた。好天の中、一日中屋外で作業していたため、日焼けして体中筋肉痛だと嘆いていたが、元気そうで何より。
ベテランの方2人と一緒に、福島のあちこちの指定ポイントをチャータタクシーで回り、1か所につき5つの土壌サンプルを集めたのだそうだ。地下30cmの土を取るのに、重いハンマーでパイプを打ち込んで採るのが大変だったとか。海岸沿いの津波被害のあったところには行かなかったが、まだあちこち、地震の被害で石碑が倒れたり道路がゆがんでいたりしたらしい。サンプル採取作業をしていたら、地元の方が寄ってきて、土の様子を尋ねてきたりもしたそうで、そりゃー心配なことだろうな…と思った。
ベースキャンプだった温泉宿には、避難区域から避難してきた住民の方も泊まっていたそうで、いつになったら普通の生活に戻れるのか、本当に気の毒としか言いようがない。
木曜の夜遅くに帰ってきたのだが、金曜日は「物理学者から見た原子力利用とエネルギー問題」なるシンポジウムに参加するために、またまた出張。
この一週間はすっかり原発事故の調査や意見交換に明け暮れた夫だった。
惚れっぽい性格なので、息子が中学に通うようになり、日々学校のいろいろな側面に感動しているのだが、その中の一つが書道の授業。小学校の頃ももちろん書道の授業はあったけれど、ただお手本を見ながら数枚書かせて、いくつか注意点を指摘するという典型的な授業だったのだと思う(見たわけじゃないからわからないが)。
ところが、中学に上がったら、まずは質のいい筆を購入し、硯・筆の薀蓄を学び、それから書き始めた。しかも練習の際は、最初に先生がわら半紙に袋字で手書き印刷したポイントをなぞる形から入り、十分筆に慣れてから、半紙に全体を書いている模様。息子が持ち帰る練習用紙やお手本から私が勝手に推測しているだけだが、先生の「上手になってほしい」という気持ちが教材から伝わってきて、微笑ましく思っていた。
で、先日持ち帰った「天空」という文字の左右払いが素晴らしくてウットリ。
「ほほぉ~♪、払いがとってもいいじゃない!」と褒めたら、
「でしょ?」と当然のような顔。
それにしても、授業でこの「天空」の文字を見たときの息子の反応の方が心配だった。「天空」とくれば「ラピュタ」、「ラピュタ」とくればすぐに「目が!目がぁぁっ!」ともがき苦しむゼスチャーをお約束のようにする息子なので、教室でもそれをやったんじゃないかと思うと冷や汗が出た。ま、そこまでお調子者じゃないか。。。
かと思えば、先日珍しく自分から、「あ~、今日はものすごく面白い授業があった」と言うから、「何何なに?!」と興味津々で尋ねたら、「延々とゲームの歴史について先生が話してくれた」とのこと。「ボクが知ってるのなんて、ゲームの歴史のほんのちょっとだよ」と偉そうに言っていた(笑)。息子にとっては最高に目の醒めるような授業だったんだろう。今は亡き梅棹忠夫先生は、「21世紀は専ら娯楽産業がその主役となる」と予言したとか。息子がゲーム業界に関心を持つのも無理からぬことなのかな…? ある生徒さんが、「先生、今の話はテストに出るんですか?」と質問したら、「こんな問題が出るのは“オタク検定”くらいだろう」とおっしゃったとか。こういう授業が不思議と、後々まで記憶に残るもんなんだよなぁ~♪
他にも、「いつも手が震えてるおじいちゃん先生がいて、倒れるんじゃないかと心配で心配で…」と言っていたこともあったっけ……。いろんな授業が受けられて、うらやましいぞぉ!
【!】……と、暢気なブログを書いていたら、今朝一番に息子が熱っぽいと言う。測ってみたら37度超え。精勤を狙って頑張っていたのに可哀そうなことだが、入学後初欠席となってしまった。早くよくなりますように――!
昨日ついに、平成23年度の弁理士試験短答合格基準点が発表された! 例年とはずいぶん受験者層も周辺状況も異なる中での短答だったが、基準点は去年と同じ39点。三度目正直でなんとか第一関門突破。これで、関連業界でアルバイトくらいはさせてもらえるだろうか…?
(基準点履歴)
平成14年:40点
平成15年:36点
平成16年:39点
平成17年:41点
平成18年:37点
平成19年:39点
平成20年:39点
平成21年:37点(自身は25点:合格者数1,411名、合格率19.2%)
平成22年:39点(自身は38点:合格者数899名、合格率13.8%)
平成23年:39点(自身は46点:合格者数1,934名、合格率30.3%)
これにて晴れて論文試験の勉強に本腰を入れられる! 短答免除の猶予は平成25年まで。息子が高校生になるまでに論文(必須)&口述両試験を通過できればいいことになる。勉強の取り組み具合からすると、この夏は様子見受験になりそうだけれど、法改正や試験制度改革を考えるとスタートダッシュしておくに越したことはない。大震災で被災して、受験さえままならなくなってしまった人のことを思ったら、ヘラヘラやってる場合じゃないし。以下、論文試験の概要だけリマインドしておこう。
■論文試験概要(必須科目:7月頭:10時~17時まで7時間拘束)
・特実:大問2題を2時間で、A4判8枚
・意匠:大問1題を1時間半で、A4判4枚
・商標:大問1題を1時間半で、A4判4枚
■合格基準
必須科目:得点の合計が、満点に対して54%の得点を基準として工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であること。ただし、47%未満の得点の科目が一つもないこと。
論文必須試験まで、あと24日!!!
短答試験の結果がいよいよ今日発表になる!
落ち着かない結果待ちをしつつ、ゆるりゆるりと論文試験の対策を進めていたが、まだまだ笑っちゃうような見当違いの答案構成をしたりして、思うようには捗らない。大して分量をこなしているわけでもないのに、右手の中指第一関節あたりにペンだこの兆候ができて痛い。筆圧が高い方なので、ちょっと続けて文章を書くと、すぐに痛くなる。もっと楽にペンを滑らせる手法を編み出さないと、到底1日4通は書けそうにない。
本質的な内容以前に、いろいろ気になることも山積。
・貸与される見出しのない法文集はどのくらい見づらいのか?
・どの程度のミミズののたくり具合まで許されるのか?
・「門」構えや「第」等の省略文字旧字の使用は許されるのか?
・行書風の崩れ字でも読んでもらえるか?
もちろん、楷書で丁寧に書くのが一番なことくらいは重々承知だが、短い時間である程度の文字量を手書きするとなると、どうしても字は崩れ、乱れ、ミミズのようになってくる。つくづく「日本語は縦書きすべきだなぁ~」と実感させられる(縦書きだと、ここまで手の負担がないような気がするのだ)。
ともあれ、今以上にペンだこを成長させられるか否かは、今日これからの結果次第! 粛々と発表を待つしかないな。。。
昨日の朝、日の出時刻を少し過ぎた頃、朝食とお弁当準備のために起き出した私。まだ寝ぼけ眼でキッチンの流しの前に立つと、ぼやけた視界の片隅でササッと素早く動く1つの影…!
出た~~! 黒光りするG!!
一気にアドレナリン噴出! 遠くの殺虫剤を取りに行っている余裕はない!
咄嗟に、目の前に置いてあったキッチン用の「アルコール除菌スプレー」を握るや否や、Gめがけて連続噴射!
突如の興奮に、自分の目が綺羅星のごとく執拗になっているのを感じながら、仰向けになって足をバタつかせるGに対して続け様に怒涛の流水攻撃! シンクの排水溝に流されゴミ受けメッシュにキャッチされたところをすかさずポリ袋で捕獲。ギュギュッと口を絞って死闘完遂……
この間、約1分ほどだったろうか? 週の頭に一気に覚醒させられ、後から起き出してきた夫や息子に、鼻息荒く自身の武勇伝を披露した。夫は「へぇ~、除菌用スプレーくらいでも効くんだね」と感心していたが、スプレーに感心するんじゃなくて、健気な私に感謝しろ~~! 息子などはまったくの無関心で一言の感想もなくただただ眠そうだった。
暑くなってきたなぁ~と思ったら早々にお目見えするとは、なんとも精力たくましき初物G……私だって、好きであなたを退治しているわけじゃないんですのよ~!。合掌。
日曜日は、福島の土壌調査に出る夫の下準備に付き合って、長靴を買いに、近くのショッピングセンターまで家族で散歩。曇りで気温はそう高くなかったが、歩き始めるとすぐに暑くなった。
土壌の放射能汚染調査のどういうシチュエーションで長靴が必要なのかよくわからないが、必須アイテムにリストアップしてあるのだそうだ。27cmの黒いゴム長靴は、それだけでも相当なお荷物。他にも、マスクや軍手や、普通の出張ではありえないような装備要請。
行きも帰りも歩いて電車代を倹約し、途中の公園でひと遊びしたりして、私も運動不足解消。息子は富士山のお中道を歩いてきたばかりだというのに、疲れも見せずにテクテクと歩いていた。今週の息子は通常授業、私は土曜日に中学の保護者会と懇親会があるものの、概ね静かな一週間。長靴の出番がない好天続きだといいなぁ。
金曜の夕方、息子が2泊3日の学年旅行から戻った。ずっしりと重いリュックを渡されてびっくり。「あれ? 行く時よりずいぶん重くない?」と尋ねると、「おみやげがいろいろ入ってるからね」とのこと。恐る恐るあちこち開けてみると……
5kgはあろうかというヒノキの切り株が出てきた! 木のいい香りが立ち上る。
「フィールド・アドベンチャーのスタッフの人が持って帰っていいって言ったから」――
どうりで重いわけだ! また、ドロドロに汚れたレイン・ウェアと靴下・軍手などが一緒クタになって、大きなゴミ袋に入っていた。
「寒かった?」と訊くと、「ずっと動き回ってたから、寒くなかったよ」
「ホテル、きれいだった?」と訊くと、「メチャクチャ狭かった」
「写真、いっぱい撮った?」と訊くと、「少しだけ撮った」
―――訊いたことに最低限しか答えないので、旅の様子はほとんどわからなかった(笑)。持って行ったカメラのデータを見てみたら、ホテルの部屋の布団の上で、バタバタと足を上下させてもがく友達や、廊下で踊っている友達が、アニメ風に連写されていた。変なものばかり撮られていたが、1枚だけ見事な富士山が写っていて、辛うじてどこに旅行したかがわかる一葉。
このあとも、「チョコを入れたカレーは不味かった」とか「ベジタリアンがいるかと思えば、野菜が全然食べられない人もいた」とか「フィールド・アドベンチャーでチーム優勝して賞品もらった」とか「バスの中で聞くようにアニソンのオリジナルCDを作ってきた人がいた」とか「ご当地アイルーを買ったはずなのに入ってない!」とか「みんなお風呂は行水だった」とか「ほぼ徹でポーカーとか大貧民した」など、ポロリポロリと思い出話がこぼれ出して、そんな1ピース1ピースをジグソーパズルのように思い描いた私だった。2日目のアクティビティを思い出しては「た~のしかった~♪」としみじみ言っている息子が笑えた。まぁ、楽しんだようでよかったね~。
息子が学年旅行に出ていた2泊3日のうち、1日目の晩は、夫とスペイン料理屋へ行ってのんびりディナー。2日目の晩は、見る暇もないくせに録り貯めているアニメのいくつかを鑑賞三昧。子どもが不在だと、どうも食事作りは手抜きし放題だし、生活も規範からはずれがち。普段の親というものは、子どもに小言を言いつつ、自らを律しているのかも…。
で、久々に腰を据えて観たアニメのいくつかは…サンライズの「Tiger & Bunny」、大学生に大人気らしき「シュタインズ・ゲート」、岡村天斎監督の「青の祓魔師」、河森正治監督の「創聖のアクエリオン」など。なんだか、脂の乗り切った人たちが頑張っている印象。「岡村監督作品は不思議と感情移入がスムースだな~」とか、「ギョギョッ! 河森さんのアクエリオンって、EVOLなんて新作が出るんだ!」とか、新鮮な感想や驚きでちょっとだけアニメ情報を更新。ゴールデンタイムの王道アニメは、いまだに息子と一緒になってずいぶん見ている気がするが、深夜枠の大人向けの方は、もうさっぱりわからない。映画にもアニメにも飢えてはいるものの、睡眠時間を削ってまで見る体力もなく、、、(涙)。
息子も無事に帰ってきたことだし、再び襟を正して、早寝早起き朝ごはん&弁当の日々に戻ります~。
昨日午後の衆院本会議にて、内閣不信任決議案が否決された。
貴重な時間をこういうことに費やして、何かが良くなったのかは疑問。傍で見ていると、各種宇宙人に政界を引っかきまわされているようにも感じられる。歴史上の権力闘争ウォッチが好きな人にはたまらない局面かもしれないけれど、フツーの市民にとってはいい迷惑。与党でも野党でもいいから、野次を飛ばすエネルギーを、政策検討の方に振り向けて~!
5月末日に、LEC梅田駅前校の江口先生の「とにかく気合! 短答発表までの過ごし方!」という動画を観た。これがまぁ、本当に気合の入る講義で、おもしろいわ為になるわ、すごく元気の湧いてくるお話だった。先生ご自身から溢れ出るエネルギーに触れるだけでも為になると思う。勉強がなんとなくダルダルになっているときは、何度でも観たいと思った(先生に言わせれば、「そんな暇あったら勉強せぃ!」ってことになるんだろうが…)。まだご覧になってない方も一度は是非!
衣替えだというのに肌寒い朝だが、今日から2泊3日、息子は中学の学年旅行。お天気はあいにくな感じで思いやられるが、サバイバル感は増すかな? 1学年の人数が多いので、手を変え品を変え、いろいろな組み合わせで活動して顔見知りを増やすようで、行き帰りのバスはクラスごと、宿泊の部屋もクラス内での班分けながら、飯盒炊爨は各クラスの出席番号が同じ者同士の班、中日のアクティビティは、移動も活動も抽選で決まった班と、学年入り乱れ。息子の場合、人と打ち解けるのにすご~く時間のかかるタイプなので、どんな顔して帰ってくるか、ドキドキの3日間。
とはいえ、今日は終日かけてのガス給湯器取り替え工事。12年使ってきたが、ついに釜が割れて水漏れするようになってしまったのだ。最新のecoジョーズへ取り替えることにしたが、どれくらい熱効率がよくなるのかな~?
そんなわけで、ここ数日は入浴にも不自由する生活だったのだけれど、2泊3日の旅行中、息子が泊まるホテルは温泉付きだそうで! う~らや~ましぃ~
【追記】 5月31日、特許法等と不競法の改正法案が衆議院で可決していた。。。来年の4月1日までに施行されるのかなぁ。。。
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