「相棒―劇場版 II 」
刑事コロンボのおすすめに従い……というわけでもないが、やっとこ「相棒―劇場版 II 」を観た。子どもの頃、コロンボ大好きだった私にとって、杉下右京さんは久々に好きなネチネチ・キャラクター。コロンボの頭脳VS頭脳的な緊迫感とはまた違った、日本独特の組織批判と人情物語に満ちた魅力的なシリーズだと思う。
それにしても、season8の第10話での共演をきっかけにした及川光博さんと檀れいさんの結婚にはびっくりした。第10話はとても興味深く観て、「なんかこの二人、ホントにお似合いだな…」と思っていたため、ドラマの延長で“よりを戻した”感満載だった(笑)。ともあれ、おめでとうございます~、末永くお幸せに♪
……で、本編の方はというと……う~む、「官房長ぉぉぉぉ~!」でした。
結局、個々の事件の右京さんの“相棒”は、亀山さんだったり神戸さんだったりしたけれど、こと警察組織の立て直しということに関しては、小野田官房長が相棒だったのかな…なんて思ったり。あまりに方法論の異なる二人だったから、相棒というには無理があるかもしれないけれど、ずっと意外に持ちつ持たれつのところがあった気がする。それでもついに。。。「官房長ぉぉぉぉ~!」になってしまったわけだ。いろんな意味で悲しい話だった。
しかし、官僚組織とか警察組織とか、ドラマはどの程度誇張されてるものなんだろう…(いや、過少なのかもしれないが?!)。とりあえず、スピード違反のもみ消しとか、そういう小さいところから始めて、少しずつ少しずつ、根気よく改革に取り組まないと、「官房長ぉぉぉぉ~!」になってしまうってことだろうか…(苦笑)。
もし次回作があるなら、今度はもうちょっと“光明”を見せてほしいなぁー。
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