2012年試験必勝法 at 水道橋
昨日の午後、水道橋LECで納冨先生の来年向け講義を聴いてきた。”必勝法”というか、結局のところ“克己法”だと思うけれど、集まった同志の方々と納冨先生から檄を飛ばしていただいた感じ。
今回の論文試験に合格した人たちの共通点として、「無難なことしか書いていないが、決してあっさりではなく、しっかりと説明ができている」ということと、「訊かれたことに対して基本事項をアレンジしながら、考えて書いている」ということが挙げられるという。解答としての判断が間違っていても、その判断に至る過程で、検討の跡をしっかり残して丁寧に書かれたものが評価が高かったらしい。言われてみれば私の場合、そのような判断をした理由や、検討の跡をしっかり残したかと問われたら、まったく自信がない。納冨先生の言葉で身に沁みたのは、「答案に対する修正力が大事」というお話。“主観と客観の溝を埋める努力が大切”ということだが、これについても私は、一度も答案添削してもらうことなく本試験に臨むという、主観一辺倒のダメダメぶりだったわけだ。勉強を始めて一年目のときに論文添削を受けてみたのだけれど、詳しい赤字が入るでもなく、ただ項目が上がっていれば○がついて返ってくるという無味乾燥な添削で、あまり参考になる気がしなかったのだけれど。。。この点に関して、納冨ゼミに入れば、2~3回に一度は先生自らが添削してくださるということだったので、とても魅力を感じたが、現状ではやはり通学は難しい。誰か、マンツーマンで論文添削してくださるような方はいらっしゃらないものか…?!
あとは、「自分が心地よい環境にいても成長はない」という言葉にも考えさせられた。無理にでも通学クラスやゼミに入れば、嫌でも拘束時間中は勉強しないわけにはいかないから、モチベーションも週ごとに更新されるのだろう。私もどうにかしてそういう時間を確保する必要があるなぁ~。せめて、自宅のリビングでリラックスしたまま自己流で勉強しているうちは、“心地よい環境”から脱却できないと考えるべきだろう(汗)。Web視聴以外の勉強は、図書館通いを復活させるか……。
他にもいろいろアドバイスいただき、リスタートのための有意義なお話だった。最後に個別相談の時間も設けていただいていたが、まだまだ相談させていただくほどに身を入れていない気がして、まずは寝ても覚めても論文のことが頭から離れないくらいの境地にならねば…!と思いながら帰路についたのだった。
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コメント
イトウさま、ご無沙汰しております。
悔しさがジワジワとこみ上げますが、ひきずっても仕方ないので、無理にでも切り替えています(苦笑)。イトウさんはゼミに入られるのですね。いい刺激が受けられそうでうらやましい限りです! どうぞ貴重な時間を活かしてがんばってください。
勉強方法やマンツーマン指導のアドバイス、ありがとうございます。「凝縮塾」ですか…。知りませんでした。今期の完成講座でも、以前のような添削ぶりだったら、お問い合わせしてみようと思います。
次の論文まですでに1年を切っていると思うと、身が引き締まる思いです。これまでは家族第一、試験第二でしたが、今期は家族と試験を同列にしていかないと…!と思っています。それぞれに置かれた環境が違うので取組具合も様々ですが、お互いに悔いの残らない取り組みを心がけて参りましょう!!!
投稿: Taraco | 2011年9月26日 (月) 10時05分
マンツーマンなら凝縮塾は電話指導してくれますよ。指導が良いかは不明です。
勉強やり方等は、受験新報に時々掲載されているので参考にされてみてはいかがでしょう?
私は落ちたので、ゼミだけでいく予定です。
投稿: イトウ | 2011年9月26日 (月) 07時54分