宿題点検
昨日は部活を休んで、夏休みの宿題の総点検をした息子。簡単な生活記録を書き、2学期の目標を書き、下書きしてあった英語プリントの解答を清書。どれも素っ気ない取り組みで心配になる。「口出ししないで」と先生には釘をさされているものの、毎度毎度心労がたまる感じ。2学期の目標など、広~い記入欄に一言、「体力作り」と書いてあった(汗)。なんだかなぁ~…とあきれつつも、人のことは言えない自分がいる。
先日の嬬恋旅行中、私の母が息子に尋ねた。「ねぇ? ママさぁ、猛勉強してる?」―――キョトンとした息子が「え? どういうこと?」と訊き返し、母は重ねて「だからね、夜中まで必死で勉強してるかってこと」と問うた。息子は平然と、「勉強してるとこなんて、見たことないよ」と答えたので、さすがにちょっとバツが悪かった。「家族がいるときは勉強しないようにしてるからね」と慌てて言い訳したが、振りかえれば、家族がいなくてもしてなかったような気がしないでもない…。(「口述アドヴァンステキスト」を1周だけは読んだ)
ということで、私の2学期の目標は……「毎日欠かさず勉強する」……(息子と大差なし…)。
ところで、息子の宿題の中で私が驚いたのは、数学A。先生から評価基準が示されていたのだが、「問題も解答も、すべて消しゴムでは消えないペンで書けば最大評価」とあった。つまり、書き損じや計算間違いなどをせずに、一気呵成にミスなく書き切ることを目標にせよ、ということだ。まるで、今私が挑戦中の論文試験のごとし! 「これはいい!」と痛く感心した私は、ひたすら息子に「ペン書きしなさいよ!」と促したのだけれど、結局鉛筆で、何度も消しては直してやっていた。傍で見ていると、息子はとにかく書き損じが多い。何度も何度も間違える。そうかと思うと、やたらと暗算で途中式を吹っ飛ばす。こういうやり方は、中学以降の数学ではマズかろう。「冬休みの宿題では、ペン書きに挑戦してほしいなぁ~」と心ひそかに願うばかりの母である。
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