文化祭でひやひや
日曜月曜の文化祭を控えた土曜の夜は、興奮して眠れなかったらしき息子。各係ごとの打ち合わせメールと、来場予定の小学校時代の友達とのメールが飛び交ってもみくちゃになっていた。夜、友達の一人から電話がかかってきたのだが、小学校の頃にトレードマークだった甲高い声が一転、低いダミ声に変わっていて、最初は名前を聴いても誰だかわからないほどだった。この時期の子どもの成長には目覚ましいものがあるんだなぁ~!
昨日は、そんな息子の文化祭へ、義理の父をご案内。若者の活気に当てられない程度にあっさりと、孫の学び舎を見ていただくつもりだった。11時に待ち合わせて息子のクラスの出し物の場所へ行ったが、知り合いのお母さんとおしゃべりしたりしながら待てど暮らせど姿が見えない。クラスメイト君に尋ねたら、「今、オバケやってます」とのことで、おじいちゃんと私という謎の即席ペアで幽霊退治に行くことに。暗闇の中で銃を構えたら、いきなり息子が登場。「あ!いたいた、ほら、おじいちゃんが来てくれたよ!」と声をかけたのに、ほとんど他人のフリ。ひたすら自分の仕事を忠実にこなして、挨拶するでも会釈するでもなく、やり過ごされた!
ひぇぇぇ~、なんちゅう他人行儀な! おじいちゃんはさぞやショックだったのではと冷や汗をかきながら、暗がりから表へ出た。「もぅ、ホントに愛想なしでスミマセン」と平謝り。おじいちゃんはハハハと笑って、「まぁあんなもんだよ」と言ってくれたが、内心大汗。小さい頃から愛想なしで、友達や知人の前でも平気でふてくされるドラ息子に、何度肝を冷やしたかしれないが、中学生になってもまだ社交性の身についていない様を目の当たりにして、頭を抱えてしまった(涙)。
その後は、おじいちゃんと二人で講演会を聴いた後、文化祭は早々に抜け出して日本橋の三井タワーへ移動し、イタリアンをご馳走になった(千疋屋は激混みだった)。息子の顔を見せてお蕎麦でもご馳走するつもりでいたのが、逆におもてなしされてしまって恐縮至極。思春期で無愛想に拍車のかかった息子にひやひやさせられて、文化祭を楽しむ余裕はまったくなく、写真を撮るのも忘れていた。おじいちゃんが、気にする風もなく帰っていかれたのがせめてもか。。。息子にはもうちょっと、感謝の気持ちってやつを教えないと。
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