行くの?
日曜日、男子2人女子3人で、広尾にある学校の文化祭へ行く計画を立てていた息子。ところが前の日に、相方の男の子が38度の熱を出して寝込んでしまったと連絡。ありゃりゃ、残念。それなら当然、息子もパスするだろうから、家族で高尾山でも行くかな?などと思っていたら……。
「行くよ。」
は? 男一人ですけど? フツー行かないよね? 行かない?行きます?行く?行くとき?行けば?行け???―――男子校に通い始めて半年、女っ気なしの中でついに気がふれたのか?! 私の頭の中であれこれの心配の種からニョキニョキと芽が伸びる。。。女の子からは、「男子一人になっちゃっても問題なし!」と温かなメールが来ていたが、これで行ったら変人扱いされちゃうんでは? そもそも両手足に花状態って楽しいのか? ペット扱いされてたりして?―――
私の心配をよそに、彼は10時前にそそくさと家を出た。
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なんと丸一日帰ってこず、6時過ぎにやっと帰ってきた彼の第一声は…
「フランクフルト、おいしかった~♪」
……なんともかんとも。文化祭会場の学校はピカピカで広く、2時半ごろまで校内で遊んでいたのだとか。その後、地元まで帰ってきてカラオケに行っていたと!!! 中学生だけでカラオケ~?!
「でもさ、カラオケと帰り道は暗くて結構怖かった」
そりゃー、そうでしょうとも。それでも、メールしても返事も返さずに遊び呆けていたってことは、楽しい休日だったということか?
「楽しかったけど、T(←息子の男友達)がいないと、やっぱり辛いわ」
そりゃー、そうでしょうとも。辛くても8時間も遊べるなんて、スゴイね。母としては、開いた口がふさがらなかったが、夫は「おもしろい体験できたね」と言って怒る風もなく。なんだか力が抜けてしまい、それ以上の追及はしなかった。滅多にできない経験だったのだろうけど、親としては複雑な心境なのでありました。
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