相棒 ten 、スタート
今週の水曜から、また「相棒 ten 」が始まった。初回の2時間スペシャルを録画して見たが、右京さんの孤高感がことさらに寂しく感じられたスタートだったな。
裁判制度とか、取り調べ可視化とか、また考えさせられるテーマもてんこ盛りだった。一事不再理や時効など、人的・時間的・経済的資源が無尽蔵ならば、ないほうがいいに決まってる制度が悪用されるのを見せられるのは気持ちのいいものではない。でも、今回いちばんこたえたのは、神戸さんの偽証。誰しも“身内びいき”になってしまうきらいはぬぐい切れず、日頃いかに色メガネで世間と相対しているかはちょっと考えれば誰でも自覚があるもの。でも、最も中立公正でなければならない法廷がいびつな感じがするのはどうしたもんだろう。。。検察と弁護側という対立構造って、実益と弊害、どちらが多いんだろう?とか、憲法で保障されている「裁判を受ける権利」って、ほんとに保障されてるだろうか?とか、モヤモヤとした気持ちが湧いた。
ま、単純にドラマとして楽しんでいるけれど、右京さんが“身内びいき”してしまうような事件って、今後起こるかな?…というのが、初回感想でありました。
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