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2011年12月20日 (火)

ペンで解く数学

 息子の冬休みの宿題に、数Aと数Bの問題集がある。夏休みにも出たのだが、このレポート、すべて消しゴムで消せないペンで書くと、評価が高いのだとか。しかも、修正液や二重線での修正は不可。つまり、どこか一か所でも間違えたら、用紙の最初から書き直しということだ。
 夏休みには、このペン書きを勧めた私に対し、頑として「鉛筆でいい!」と主張した息子だったが、クラスの3分の1くらいの人がペン書きしたという事実を突き付けられ、この冬休みはペン書きにチャレンジする気になったらしい。
 しかし、始めてみるとこれ、かなりの緊張と集中を要するらしく、遅々として進まない。別紙に下書きしてから清書したり、やたら手間取っている様子。
 でも、私が夏にこの宿題を知った時は、痛く感動したものだ。心から「これはいい!」と思った。とかく消しゴムを使う息子を普段から見ていて、もっと集中して一気呵成にできないもんかな~?とかねがね思っていたもので(汗)。ペン書きしたからといって、一気呵成にできるようになるわけではないが、少なくとも注意深くペンを走らせるようになるのは確か。最初から完成度の高い仕上がりを目指して書く訓練としては最高だと思う。
 願わくば、この手の宿題は年内に済ませて欲しいところだけれど、今のペースだと年を越してしまいそう。遊びに出なければいいものを、そうはいかない中学生男子。彼のためにはいい宿題だと思うものの、カタツムリの歩みを何日も見続けるのは、辛いなぁ~

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