SOPA、PIPA
米国で検討されているSOPA(Stop Online Piracy Act)とPIPA(Protect IP Act)という著作権がらみの法案に、非難轟々の模様。違法コンテンツがアップされたサイトを閉鎖できる権限を裁判所に与えるという部分をめぐって、抗議する人たちが多いのだという。対岸の火事では済まされない動きではあると思う。
ただ、ネット検閲だと言うのは簡単だけれど、今のネット上のコンテンツをくまなく公平に検閲するのって、相当大変な仕事じゃなかろうか? どこのコンテンツメーカーも、それができればとっくに自分でやるものの、できないから対症療法で済ませているんじゃなかろうか? 逆に、たまたま訴えのあったサイトだけに対応するなら、ひどく不公平な感じがするし。
むしろここはひとつ、違法コンテンツはアップロードできない仕組みを考えるとか? 著作権管理が世界統一基準でできれば、表向きできないこともない気はするのだけど、おとぎ話の域を出ないし、そんなことをしたら、ネット世界がひどくつまらないものになってしまうか、より裏世界が深くなる可能性大。
SFチックに想像を膨らませても仕方ないので、ここはアメリカの今後の帰趨を見守ろう♪
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