「フェルメールからのラブレター展」
先の土曜日、息子がフリーになったため、久々に家族でお出掛け。友達とは遊ぶ計画ばかりで一向に美術館レポートの話が進みそうにないので、とりあえず1つは行っておこうということで、渋谷Bunkamuraの「フェルメールからのラブレター展」へ。
今回は「手紙」にまつわるフェルメールの作品3点が目玉だったが、やっぱりフェルメール、好きだ~。科学的な修復後初の出品とかで、フェルメールブルーの再現が見どころ♪ 多くの人に人気があるフェルメール、皆さんはどんなところが好きなんだろう? 私はなんというか、空気感?…何もないところの空気感と陽射しの臨場感?…そんなところに惹かれてしまう。息子は、フェルメール3点の中では、「手紙を書く女と召使い」がいいと言い、他の作家さんでは、ヤン・ステーンの「生徒にお仕置きをする教師」と、ヤン・デ・ブライの「アブラハム・カストレインとその妻マルハレータ・ファン・バンケン」というのがいいと言っていた。人物の表情で好き嫌いが決まっている感じ。また、メール慣れしてしまった彼にとっては、手紙を書くという行為がかなり面倒に思えるらしいのが可笑しかったのと、絵のモチーフになっていた“トリック・トラック”という遊びがどんなルールなのかに興味をそそられているらしかったのが面白かった(笑)。今回の収穫は、息子が初めて、カタログレゾネに目を通したこと。注目絵画の部分だけだけれど、人の論評(しかも絵画の)を読むのは初めてだったかも。修復に関しての部分が特に面白い気がした。
たまには家族で美術鑑賞もいいな、と思いつつ、その日はまたテクテクとひたすら散歩して過ごしたのだった。
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コメント
Antonmamaさん、こんにちは♪
あぁ~、それは残念でしたね!
でもBunkamuraは高い!
多くの美術館や博物館が、中学生くらいまでタダなのに、
Bunkamuraは中学生でも500円で、お財布には
優しくないなぁ~と私も思いました(^^;;;。
投稿: Taraco | 2012年2月14日 (火) 05時19分
実は今日渋谷に出たついでにフェルメールを見ようとBunkamuraまで行ったのですが、前情報なしにいきなり行ったものですから「3枚を見るのに入場料1500円!?」と勘違いしてしまいました。そして入るのを止めたのです。
…他の絵もあったんですね。
あぁ、貧乏性は損をする(T_T)
投稿: AntonMama | 2012年2月13日 (月) 21時52分