ドイツの気圧命名権ビジネス
先日「日刊知財」を読んでいて、楽しい記事を見つけた。ドイツでは毎年秋に、翌年に発生が予想される高気圧(約50個)と低気圧(約110個)の命名権がまとめて売り出され、例年ほぼ売り切れになるのだとか(笑)。日本では最近、イベント会場等の命名権を買う企業が話題になるが、ドイツの方は、高気圧が約3万円、低気圧が約2万円という安価さもあって、個人で買う人もいるのだとか。頭文字Aから順に天気図に登場し、ZまできたらまたAに戻ってを繰り返すらしい。下手なCMより、気象予報のニュースの方が頻繁な場合もあるから、意外に有力な宣伝効果がある気がするが、1年分すべて1企業で買い占めて、AtoZの商品名とかで埋め尽くすようなことはないんだろうか? 以前、徳島の日本人男性が「Takashi」という命名権を買ったこともあるとか。私も来年の低気圧の命名権でも1つ買って、「Taraco低気圧」でも発生させてみようかな(笑)。なんか超巨大に発達して、各地に被害をもたらしちゃいそうだな。
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