近頃の読書
ここ数週間の読書。
『雪月花の数学』
息子の学校の推薦図書だったため、つまみぐい的に。西洋と東洋の美の違いを、黄金比(動的美)と白銀比(静的美)という視点で分析するという試みが新鮮だった。
『東京今昔 江戸散歩』
昨今再開発がどんどん進みゆく東京の、昔の姿をなつかしみつつ。残すべきものと、埋もれゆくものをかみしめた感じ。
『一生役立つ学ぶ力』
以前読んだ『奇跡の教室』の橋本先生の本ということで読んでみた。でも、橋本先生の書き下ろしではなく、語りおろしだったのでやや拍子抜け。それでも100歳の人の一言一言には、有無を言わせぬ説得力があった。
『三日月とクロワッサン』
以前読んだ『人生一般ニ相対論』の須藤先生の本ということで読んでみた。須藤先生の文章は人によって好みの分かれるところ。私は後半の“考察編”のような文章を書く須藤先生が好き。こういう博覧強記な人には、執筆依頼する側がもっとテーマを絞って書いてもらわないと、一冊の書籍にするには散漫になってしまう気がする。
『岳』(16巻)
一人ローツェ南壁に挑む三歩さん! いろんな人たちのそれぞれの山……盛り上がってます!
『BAKUMAN』(17巻)
今まででいちばん人間くささが出てる巻かも。少年マンガを生み出す現場は、現実でも青春してるのかなー?♪
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