『宇宙兄弟』
この春から放送されているアニメ、「宇宙兄弟」が面白い!
コミックスの人気を聞き及んでいたので、いつか読みたいと思っていたら、読む前にアニメ化されたため、アニメ視聴が先になった。
兄弟っていいな…、憧れって大切だな…、人間って楽しいな…、、、そんな風に思える作品。
宇宙とか自然とか、希有壮大なもののことを考えると、自分のちっぽけさを実感もするけれど、一つ一つの存在の奇跡も感じて、世界がとても愛おしくなる。この物語のエッセンスも、そんな大きく温かい視点に立っているところがネックで、別に“宇宙”じゃなくても、“鉄道兄弟”でも“化石兄弟”でも“野球兄弟”でもよかったんだろうと思う。ヒトの繊細さや温かさがさりげなく丁寧にやさしくコミカルに描かれている感じ。兄の脱力感が特にいい(笑)。とはいえ、地球を飛び出しちゃう時点で、そのスケール感や極限感は並みのドラマと比べたら“宇宙と地”!
アニメに引きずられ、我が家ではコミックスもついに導入! 家族で17巻まで一気読み! JAXAが実施する宇宙飛行士試験の内実やNASAでの訓練など、知らないことが多くてすごく面白かった! そしてまた、マンガの偉大さも痛感。読んでるだけで酸欠になりそうな緊迫感! 実写よりも抽象的で、文章よりも具象的な、マンガとアニメのこの立ち位置がたまらないんだよなぁ~♪
今週末からは実写映画も始まる。息子を連れて観に行きたいけれど、行く時間が取れるかな? ともあれ、コミックスは全員でフォローいたします~♪
(現在、国民一人当たり年間約3000円分の税金を投入している宇宙開発を、年間1万円まで上げると、日本が火星一番乗りできるかも…という話が、ある人のブログで紹介されていた。不景気で技術不信のこの時代、NASAとかJAXAはなかなかに厳しい風を受けているんだろうなぁ…)
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