母の自分史
先日、数か月間放りっぱなしの母に、「庭が大変だろうから雑草抜きに行こうか?」と尋ねたら、「庭仕事でバテ気味なのは確かなんだけど、雑草抜きとは別にお願いしたいことがあるんだけど」とのこと。
聞けば、どこぞの自分史公募に応募するべく執筆中の原稿に赤入れして欲しいとのこと。これまでにも別の公募のために書いたものを、投稿前に読んで欲しいということで数作協力したが、飽きずに投稿を続けているらしい(笑)。
ということで、海の日の半日、赤ペン片手に母の自分史を読んだ。私自身の曾祖母の話や、祖父母の若かりし日の話なども書いてあって、ちょっぴりルーツを遡る旅だった。
母の原稿を読んでいるうち、たくさんのお年寄りに自分史を書いて欲しい気持ちになってきた。大切な思い出とか甘い記憶だけでなく、辛いことや未練や恨み節までも、別視点で振り返れる日が来るものかもなぁ…と。
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