楽しく登校できる幸せ
先日、息子と「キテレツ大百科」を観ていたら、八百屋のおかみさんが若かりし日、昼間は働いて、夜は定時制高校で勉強して、同じ机を使う全日制の生徒と文通していた、という描写があった。「定時制」という言葉は知っていただろう息子だが、その具体的様相をアニメで見せられて、結構驚いていた。
「昔は、勉強したくてもできない人がたくさんいたんだよ」
と言うと、ふ~んという顔。
その翌日の夕刊には、スティーブン・スピルバーグ監督が難読症(ディスレクシア)で、子どもの頃いじめに遭っていたという記事。それに加えて連日の「いじめ」報道。
その翌々日の朝のニュースでは、「識字学校」に通うおばあさんの話が紹介されていた。字の読み書きができないばかりに、いろいろ不遇な人生を歩んできた人だが、今勉強できる幸せを感じている、と。
いずれにせよ、楽しく学校に行けるのは、幸せなことよのぅ…と思うのだった。
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