花さそふ…
息子が百人一首を覚えている。学校の授業で“かるた取り”をするらしい。小さい頃に買ってザッと読んだ『ちびまる子ちゃんの暗誦百人一首』という本を再読しながら。。。
コミックスの『ちはやふる』は愛読しているものの、個人的にはどうも、競技かるたと百人一首はあまりにも雰囲気がかけ離れていて、もはや別物という印象。
写真の本のまえがきで永六輔さんも書いているとおり、百人一首は、ひらがなが読めるようになった小さな子が、意味もわからぬまま音を楽しんで丸覚えするくらいが丁度良いような気がする。中学生男子が意味を知ってするには、小恥ずかしい感じ(笑)。切々とした恋の歌や、自然を愛でる歌は、大人が人知れずひっそりと読んで鑑賞する姿こそふさわしい。ちなみに、息子が気に入ったのは「天の原 ふりさけ見れば 春日なる…」という阿倍仲麻呂の歌だそうな。
すでに身を焦がすような恋をするでもなく、風光明媚な景色をゆっくりと眺めて物思いに耽る余裕もない私としては、共感できるのはこの句くらい(汗)―――
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
ふりゆくものは わが身なりけり
ところで先日、息子から英語の質問を受けた。
「どうしてmyself とか yourself とかの一人称二人称は my とか your の所有格+self なのに、三人称は himself とか themselves とか目的格+self なの?」―――
ひぇぇぇ~、わかりませーん!
「語呂が悪いからじゃない?」
とか適当なことを言ってGoogle先生に質問。ネットにはそれらしい答えもあるにはあったが、結局正確にはわからずじまい。言葉は生き物だからねぇ。
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