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2013年2月14日 (木)

きな臭い…

 近頃の世界の情勢は妙にきな臭い。12日の北朝鮮の3度目の核実験の報道を見て、その感はさらに強まる。子どもの頃や若い頃は世界情勢なんてそんなに気に留めてなかったから気付かなかっただけで、昔も今と変わらぬ不穏さは常にあったんだろうか?
 最近のニュースを見ていると、もっともっと各国政治に母性を活かした方がいいんじゃないかと思える。女性でなくてもいいし、母でなくてもいいけれど、とにかく母性的な意識を持った人、というニュアンス。ミサイル積んだトラックとともに行進する軍隊の映像などを見ると、「あーたねぇ、人間一人が大きくなるのがどれだけ大変なことかわかってるんですか?」と言いたくなる。み~んな乳飲み子で、オムツかえてもらって大きくなって、どれほどの愛情を注がれて大人になれたのか、忘れちゃってるんでしょーか? 自分独りで大人になったような顔をしている人もいるけれど、庇護がなければ簡単に天に召されてしまう赤ちゃんという存在を思えば、今そこにいるだけで、誰彼となく相当な愛情を受けていると言えるんじゃなかろうか。そんな命を簡単に吹き飛ばすような、昨今の諸々に、背筋が寒くなる。
 戦時下こそ技術革新が進むという皮肉さは、みんなが身近な人を守ろうと必死になるからかもしれないけれど、それがお互い様だということは火を見るより明らかなのに。。。どうかどうか、血迷わずに世界が平衡感覚を保ってくれますように――!

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